2010年12月31日金曜日

おおみそかにみそがつく

大晦日も新年も特別なことはやらないんだけど、今晩はちょっと良いものを食べようとカキ鍋の用意をしていた。


カキが安かったからだけど。


で、カキ投入して、蓋して、火消して、おこたの上を整えていたら鈍い爆発音がした。


なにかと思ったら蓋割れてた。


 


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がちょーん


 


ガラス片が鍋に落下。


えー出来たてのカキ鍋がー


冷蔵庫何もないよ…もう寒い中お買い物行くのイヤだよ…ていうかお金ないよ…


一年の最後にやってくれるわ、な出来事であった。


心を落ち着かせるために写真撮っちゃう。


 


厄落しだと思うことにする。


 


3年くらい前の年の瀬には部屋着の袖に火が走ってびびったこともありました、お台所の事故が多い季節だわ。


衣服の表面の毛羽に火が着いてパッと拡がる現象、「フラッシュスプレッド現象」と云うのだとハシヤンに教えてもらったっけ。


気を付けてても事故は起こるなあ、怖いもんです。


 


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ねねむさんって若い頃の広末涼子に似てる気がするー。


それはともかく重いからのいてー。



2010年12月27日月曜日

トシワスレ

そいや、こないだ、「あなたはたまにハイジよりキツイことを言うね」って言われた。


えっ「死ねばいいのに」とも「死んでしまえ」とも言ってないのに、むしろ「死なないでください」って言ったのに。


正確には、「死なないでください…ウチでは」って言ったわけですけど。


いや別にウチの外でなら死んでも構わないって意味じゃありませんよ、そうゆうことじゃありませんのよ。


 



 


あ、富永一朗漫画館って亀山にもあるんだ。


亀山とどんな縁があるんだろう、富永一朗は京都出身。


 



 


M-1、濃いい顔(×2)で白っぽい間のスリムクラブがしばらく頭から離れなかった。


漫才というよりコントだとは思う、が個人的には無問題、M-1の採点基準に「コント減点」はあったのかなあ。


 



 


冬らしい冷え込み。


 


スーパーもデパートも26日からは一気に迎春用品一色、さぞかし棚卸に半日休みが欲しいとこだろうなあ、クリスマスからたった1週間で元旦ってなんてせわしいスケジュールなのよせめて2週間は離してよって昔のっちが言ってたっけ。


お仕事納め近づく、しかしそれは普段以上に過剰に作業量が増えるということなんである、ホントに年末年始休暇って必要なんか。休日出勤して静かな執務室で残務処理したいよ。


 



 


この日々は傾斜している、転がる、加速する、引き寄せられる、真っ直ぐでも一定でもありません。


目が合うと笑う、笑った顔を見ると警戒解除してしまう、北風より太陽のがドSですね。



2010年12月26日日曜日

ぱん

これは見事な最期のパン。昨日のリツイート第1位。


http://yfrog.com/h7xczrhj


一目見たときのインパクトで笑い、「お店最後のパンだからチョコたっぷり入れてあげよう」的なサービス精神(の失敗)を想像してまた笑った。


パン屋さんの余生に幸あれ。



2010年12月24日金曜日

にくぱい

3勤1休くらいだと少し楽かな。


飛び石のお休みは大好きだ。


 


所謂「天野組」の面々に呼ばれて、ぱうぜ20周年祝いに遅ればせで駆けつける。


本気を出すと凄いけどメッタに本気を出さない加藤さんの本気のきりたんぽ鍋。うまー。


トトちゃん作の肉パイも美味だったそうだが、駆けつけたのがもう遅かったのでありつけず。またの機会に。


しかし「肉パイ」ってなんかこう桃色妄想を呼ぶ響きだ、「肉」で「パイ」とくるか。にくぱい。


「ふわふわマシュマロサンドのエンゼル・パイ」のフレーズが無限妄想をかきたてて鼻血を噴きそうになる男子中学生スピリットですな。魂は常に前かがみ。ある意味、男らしい。


 


はまじが舞台デビューの夢見たとかで、舞台絡みのせっぱつまった夢の話など。


リアルに心臓に悪いのは役者より制作方面だった気がしますが、悪夢はだいたい役者の立場で見るな。


イムコウと必死でセリフ読み合わせてるところに初日中止の連絡がくる夢とか。辞めてもそんな夢を見る夏。


あと昔は大量に台本の差し替えが来る夢も見たな。夢じゃないじゃんってか。


いい夢もみたよ。あんまりよく覚えてないけど。自分の出てる芝居が文化庁後援でヨーロッパ公演行くことになって空港で読み合わせしてる夢とか。


良い夢でも悪い夢でも結局読み合わせしてるのね。まあ、登場人物がみんな笑ってたから、いい夢。


最近見た芝居絡みの夢っていうと受付やっててご来場いただいた久保じいにお帰りいただく夢かな。出禁じゃなくて満席で。


そういえば「次回作の記録ビデオを入手した」っつって未来のDVDを皆で食い入るように見る夢ってのもあったなあ、IKILLの直後だったかなあ。


「段取りは?」「この後の転換は?」ってなんか切実でした。


 


ゲゲゲの女房映画版今やってますね、寺ちゃん出てるやつ、クドカン主演の。


しかしまだ誰も観てなかった、わたしも年内はキビシイ、DVDで観るかな。


瀬々敬久監督の新作もシネマテークで上映中、観たいけど体力がもたない映画館での4時間超え。


映画つながり、


こないだ、維新派舞台部が映画のセット作りに名古屋来てる噂を耳にする。その数日後新聞で、円頓寺を舞台にした映画の撮影の話題を読んで、「あ、これかな」と思った。ドンピシャ。


現場に手伝いに行ったハイジさんからなかなか激しい動画を見せてもらう。維新派舞台部は…分量っていうか重量っていうか、こう、スケールが違う…丸太ドカドカ。


 


大瀧詠一、南沙織、森山良子聴いて、ほどほどの宵のうちにどろどろの酔いで散会。


酔ってどの程度記憶が残ってるもんかと思えば、田岡さんもハイジさんも先週のぱうぜでカトハゲさん来たこと覚えてなかったって言う。ああ。そうですか。酔っ払いって素晴らしいわ。


「富洲原で呑もう」って言ってましたよ、もう三重ローカル過ぎる、「おまえどこ中よ?」がここにも。


2011年は三重の年、榊原温泉でゆったり湯治もいいですね。



2010年12月20日月曜日

めいぎゅう

日曜、母が来る。


わざわざ津の朝日屋まで行って買い求めたという松阪牛のステーキ肉をいただく。


そうか朝日屋は「名牛まつり」の時期か。


なんか最近寄ると触ると三重ローカルな話題が満載だ。


時代は三重、なのかもしれない。


いよいよヤジキタをお伊勢のお膝元へ持っていく時期か。



大根の葉よりも速く

なんか


大変やわな


 


いくら繁忙期だからって座学明けたらすぐ実データ渡して「さあ処理して」って言うのは堪忍してくださいよって面接で念を押したのにい。


ハードはいい、システムもいい、問題はローカルルールなんだってば。


 


眠りが浅くてしんどいが溜まる平日、2時間残業しても20時前には帰宅できるのが幸い、そういえば同期も基本「通勤時間が短い人」が採用されたな、人が休んでる時に働けばお金が貯まるの法則、いいのです今はお金を貯めることが第一の目的なのすから。


ノーブレスで100m競泳みたいな一週間、ひーはー言ってやっとのこと金曜に漕ぎつげ、連日残業でも保留案件ばっかり増え続けてスッキリしないまま申告時間オーバーで終業、ごはん作る気力なく駅近くのカフェでハンバーグプレート。半睡半醒ですこしボーっと過ごす。おうちに帰りたくない病やね。


帰り道メールに気づいて返信、うち着いてコート脱いではーってしたとこにぱぴおかさんから着信、ハイジさんとぱうぜ着いた旨、電話から伝わる酔いつぶれ感。


とりあえず合流するけどもう眠い、棚で南沙織のレコード探してたハイジさんがPhewの『終曲』発見する、なんでもあるなホントにこの店は!おかしいよ!


ぱうぜのレコード棚の一切合切マニアに売りつければしばらく遊んで暮らせるんじゃないかと、皮算用する俗な胸。


出すとこ出せば一財産だけど出さない、本気になれば凄腕だけど本気にならない、そんな「とっておきすぎて世に出ない」みたいな話でこの周りは一杯、残念なと言うべきかだから良いと言うべきか。開けてはいけない箱のような、箱の猫は生きてるような死んでるようなみつしりしているような、開けない限りすべての分岐の重ね合わせ。


ヒトゴトのように言うているが、「潜在能力ありそう」とおーしまさんから、そして「絶対何かやるべき人」と団長から言われた私も、期待値高いまま発芽しない永久休眠種子みたいな奴。この年で能力が潜在してたらまあ芽出ないよ多分、普通。


Phewに衝撃うけて笑ってるうちにハゲの加藤さん来店、「あっカトハゲさんだ」「あのねハゲは保険適用の病気なんだよ、君たちにも無関係じゃないんだよ」、そうか加藤さんは頭皮の毛根の病人なのか。


「で何、柏さんはこの人達に呼びつけられて来ちゃったの?あのね、嫌なことはイヤって言わなきゃ駄目だよ」「ははははは」、イヤなことをイヤと言って聞き入れていただけるかどうか、イヤよイヤよもヒトミゴロ。テリトリーは、守ってくれてるんじゃないかな。


お酔いで理屈の合わなくなった田岡さんととんでもなく辛いマーラー麺で酔い醒まして帰宅。


 


年末のせわしなさに加速がかかる、やだやだ、あと○営業日しかありませんとかどんどんカウントダウンする、リミット超えたらなんだっつうのよ、「このままじゃ年が越せない」幻想、いっそ0時越えたらバッサリ消えちまったらいい、消えたやつらはみんな年越しの関所で留め置かれてるのよ。



2010年12月14日火曜日

コーカフコーカ

あ、まちがい、Mountain Ocean Sunって書いたつもりでMountain Ocean Seaって書いてた。モスバーガーのMOSの由来。


MOSってローマ字で書くとどうもMicrosoft Office Specialistの方みたいでなあ。


 


寒くなってからノートPCをこたつの側に移動したので、スキャナーが遠いです。


そういうわけで中日の連載切り抜きが溜まってます。


中日新聞Web版ってあるんだけど件の連載はWeb版には掲載されてないのよね。中部地区以外の人はちょっとお待ちください。


 


調子が良いのか悪いのかこんなもんなのかフツーなのか意外とすごいのかよくわかんない日々、フツーなのかなあ。


できひんことができるようになったり、へいきだったことがへいきじゃなくなったり、生きてるとじわじわじわじわ変化するのです。生きもんじゃなくてなくてもそうか、じわじわじわじわ日の狂いがいつか目につくように。


 


このごろはなんだか弱みが増えていくようでイヤです。へいきだったことがへいきじゃなくなったり。


 


はやく終わらないかなと思う月曜、仕事が、夜が、ウイークデイが、12月が、今年が、なんやかやめどいこと全部が、はやく終わって世界練直しの時が来ないかな。



2010年12月13日月曜日

ひなたねこ

騙されて咲く室の梅、じゃなくて、お外あったかいよの言葉にうかうかと出ると日向、燦々としとるのだけど、der Altweibersommer(老婦人の夏=小春日和)とかや、あったかさもなにやら儚い。


12月。


いつのまにか銀杏散り果て、サザンカの花咲き、今日から3週間目覚めちゃ駄目だよbaby、もう今年も残すところ3週間を切っていた。


 


何にも感じないでいられれば楽なのにとも思う。


つかのまの麗らかな陽射しに翻弄される老婦人である。



2010年12月12日日曜日

まなざしの記録

土曜、雲多い。


昼、松坂屋美術館「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」へ。


先日たまたま通りかかった金券屋でチケットがたいそう安くなっていて、「このお値段なら観に行こうかしら」と購入。


ちなみにその後別の金券屋数軒を冷やかしてみたけどここは群を抜いて安かった。だって元値の1/3よ。


デッパートメントストーアにお出かけなんて久しぶり。


ミュシャの絵を観ると「あ、ひさうちみちお」と思い、エゴン・シーレと聞けば中川さんを連想する、ううん前後関係が逆だ、こっちがオリジナルだ、とわかっていても流麗なレタリングみると「資生堂」が浮かぶし。


ミュシャわりと好きなんす。ミュシャの描く女の人って腰まわりも太もももばーんと張っててあごのラインも丸っこくて意外とおばはん入ってる。そこが嫌いになれない所以だ。「おばはん入ってる」わけじゃなくてギリシャ女神像とかの肉感的イメージなんだろうけど。(スラブ美人の標準体型なのかもしれんが。)


ポスター芸術展なのんで、文字デザインとか構成がすごいかっこいいの多かったです。タイポグラフィってんですか。文字は面白いね。アール・デコの旗手カッサンドルの「北極星号」が素敵でした。


作品数は130点あって結構なボリューム。


美術館出口のミュージアムショップでは、この展覧会のために松永真をはじめ何人かの人気グラフィックデザイナーがデザインしたオリジナルグッズが販売されててこれも結構おもろかった、買わなかったけど。


画面比1:3くらいの縦長ポスターを二分割してデザインしたポストカード(上下バラ売り)とか、やるなと思いました。


サラ・ベルナールの上半身と下半身、さああなたはどちらがお好き?


 


面白かった、でも、同じアール・ヌーヴォーや昔のグラフィックデザインにしても、ガイジンのより日本人の作品の方が好きだなーとつくづく思った。中沢弘光とか杉浦非水とか、色遣いや背景の省略の仕方がしっくりくる、浮世絵的なのかもしんない。総じて省略の巧い絵がすごく好きだ。アール・デコの方が好きなのね。続けてアール・デコのポスター展もやらないかな。


 


それから桜山、田岡組&モッチーと待ち合わせて博物館。


このメンバーで美術館ツアーに行くようになったキッカケが、以前博物館であった「寺西二郎の見た昭和」展会場で偶然皆出くわしたからと聞いて笑う、だって私も寺西二郎展行ったもん。オージャを呼ぶ写真展か。


たしかあの時図録がたいへん安かったと記憶している、出品作品全収録の写真集が800円前後だったんじゃないかな、迷わず買った。平成17年11月とあります、百ヤジの後ですね。


さて本日は「名古屋タイムズの見た名古屋」展、二度目の来場。一回目のとき飛ばし見したとこをじっくり舐めるように観賞。


特に、大須、代官町、大曽根、車道、南大津、笹島等の古い地図の解読を飽きずに。昭和二十八年頃に連載された、記者様のルポ混じりの手書き地図、名古屋商店街絵図。


じっくり地図を解読すると今も残ってる店舗も載ってるし、馴染みのある場所なら今は無きあの店この店を思い出しながら探すのもまた楽し。


昭和二十八年大須、観音さんの裏手に「百老亭」「房島屋」「宮田楼」、門前町の通りに「まからんや」「ウラシマうどん」、そして七ツ寺宝蔵の前に「木の実」あり。うおうおうお。


そんで、またさらにそこに「もったいない広い空き家」とか「死んだ子犬が捨てられていた」とか、記者様の主観や取材したときたまたまでくわした些細なモノが細かに書きこまれてて、小学生の社会科の宿題並に雑多な情報でいっぱいの地図、それがすごく面白い。


シリーズで続いたところを見ると、当時の名タイ読者にもこの地図のファンが多かったのではないかしらと。


 


これはスナップ写真を見る楽しみに似ているなと思う、スタジオポートレイトの計算された記録ではなくて、その場その時を早撃ちに記録するスナップショットが写しだす生活感。街を歩く記者様のまなざしの記録。


「人間の生活をとりあげたものは、どんな写真でも報道」とスナップ撮影の名手・木村伊兵衛は言うたそうな。鍵は「生活」かのう。寺西二郎の写真にしても。


 


というわけで、今回はほとんど地図だけに焦点を絞って鑑賞して、そんでも田岡アート観賞ご一行様とほぼ同時に会場を出たので、どうやら自分はこの手のものを見るのに相当時間かかるのだなと知る、新聞切り抜きも展示されてると読み出しちゃうしな。2回見に来てちょうど満足です。で腰痛い。


 


その後、昭和な商店街・滝子で飲み。どのお店でも極めて安い昭和価格、滝子バンザイ。


2軒目、メニューにハンバーグ350円などもある食堂&居酒屋、ご店主(おじいちゃん)の「ポテトサラダ2コ出しちゃったヨ」をはじめとする可愛らしいお言葉の数々にズッキュンされる一行。


6人で和洋取り混ぜ食べ、焼酎をほぼ一升あけ、それでひとりあたま1000円ちょっとというアゴの外れるお会計でした。ミ、ミラクル。滝子マジック!


 


柏オーダー、チキンライス


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「グリンピースじゃなくて枝豆が乗ってるんですね」と言うて田岡さんに頭はたかれる、それは触れてはいけんことでしたか、これは不調法つかまつった。


でも枝豆チキンライス旨いです、紋切りな言い方で申し訳ないが懐かしい味ですわい。


お刺身盛り合わせの可愛らしい盛り付けに田岡さん「箱庭みたいな盛り」と。うん、なんでか、ジョセフ・コーネルの箱を連想した。


 


燐光群の話をしていてハイジさんがはらたいらと言えば竹下景子のことだなと、すっかり自動変換モードになりました、はらたいらさんに300点。


ワタナベさんと田岡さんが同郷なので「おまえどこ中よ?」的な会話、とかなんとか傍で寸評しながら聞いてるモッチーとわたしも同じ高校出身で「モチヅキセンパイ」なのだった、部活も一緒だったがほとんどタテの交流のない文芸部だったのでリアルに「モチヅキセンパイ」とは呼んでいないな。


 


3軒目、いろいろギモンの湧く寿司屋、なぜこの店名、なぜこんな量多い、なぜこんな安い。そして時々現れる学生たちはどこへ消えて行くのだ(2階があるのかも?)。


4軒目、ぱうぜに一瞬。瞬没。ぶくぶくと眠りに沈む。


ぱうぜ出て寒さで目覚めて坦々麺でシメて帰宅。


しかし12時台。


時間の感覚と時代の感覚が狂う一日でした、楽しかった。


またいい企画展があるといいな。



2010年12月2日木曜日

しはす

明け方前、小指のつけねが痒くなって夢うつつにぼりぼり掻いてた。


半睡状態ながら「かゆいなー」と意識した頃、耳元を「ぷい~ん」とかすかな音がよぎっていった。


マジか。


驚きと怒りのようなものでめっちゃ目ぇ覚めちったよ。


12月よ12月。堪忍してよ。


越冬モスキートの魔の手は伸びる。


 



 


お勉強はたのしいな。


もーずっとこのままお勉強だけしていたい研修生。


ITパスポート取っといてよかった。対策べんきょ役立ってます。


やっぱ基本情報も取る。擬似言語やるよ。


 



 


毎日猛烈に眠い。


今日は蚊に起こされて眠い。


夜ご飯食べたらすぐ寝るんだと思いつつ、まだ10時前だしって思ってついIllustrator立ち上げ。


反社会的な絵を描くつもりがなんかふつーにふつーの絵を描く。


また時間ができたら刺繍とか細部を描きこみます。


 


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なんでかハナヨメさん。


 



 


モスバーガーのMOSは"Mountain・Ocean・Sea"の頭文字だげな。


セルジュ・ゲンスブールの歌のタイトルみたいだな。


ああ、そりゃ"Sea,Sex&Sun"ですかそうですか。


Earth,Wind&Fireにも似ている。


それ言ったらearth music&ecologyにも似ているかもしんないな。


 


英語に極端に弱いおばちゃんかい。


 



 


終わり方を考える時期ですね。


泣いてもだめね。せつないね。


 


12月はキライ、せわしくて。


 


どなたに会っても「忘年会行く?どうする?」が時候の挨拶な季節になり申した。


わたしなんか所属してるグループが極端に少ない方だと思うのに、それでも3、4件の連絡が来る。


お付き合いの多い人なんかもう忘年会のハシゴ状態なんだろうな。連日忘年会とか。


そんなに忘れたい?



2010年11月29日月曜日

冷えてきた

週末、美術組+はまじの飲みに顔出す。


合格お祝いありがとうございました。


1、2杯飲んだとこで即効ねむだるさんになってしまい、まだ8時前・はまじ未到着のうちに帰る。


猛烈ねむねむ。


 


もう12月になるのね、珠ちゃんライブに燐光群に原さんの能楽堂マクベスにカトチライブに、いろいろあるある師走ね、いくつ行けるかしら。


維新派東京はどうにも無理。


「燐光群、あの人でるんだよね…はらたいらじゃなくって…」


「竹下景子?」


ああっそういう連想か、カケラもわからなんだ。


 


翌、青空の真昼間、スーツ姿のはまじと博物館。「名古屋タイムズの見た名古屋」展。


昭和30年代の邦画タイトルのセンスにハート鷲掴みにされました。


『稲妻奉行』『怪力類人猿』『チョップ先生』『無警察』『怒号する巨弾』『囁く死美人』、等々。


あと古写真多数。地元大衆紙なので撮影場所も北区柳原とか東片端とか馴染みのある土地で、わたしが子供の頃はまだ少しこんな面影あったなーと懐かしゅう。


 


展示のパネルにあったような昭和の喫茶店に入ってコーヒー。桜山あたりも不思議な時間の流れ方をしている。


それから場所移して昭和な立ち飲み屋へ。


最後はぱうぜ。


このあたりからまたねむねむさんに襲われる。


金子さんが花祭り行ってきたという話の途中くらいまで聞いて寝落ち。


三上敏視さんにお神楽習う花祭りツアー行きたかったぜ。


で、目を覚ますとくしやんがドラッカー批判、じゃなくて、例の『女子マネがドラッカーを読んだら』本ブームを熱く批判していた。


それとなんでか目の前に野坂昭如ライブアルバム「不浄理の唄」があった、どういうシンクロ?半径3メートルで野坂ブーム?


ぱうぜさん行くとびっくりするようなレコードがあってほんとびっくりするぜ。


あと一時間くらいで始発、はまじ一旦うち来る、ねねむさんがイガ栗のようになって威嚇していた。野獣にテリトリーは譲れないよね。


このごろ思う、テリトリーをわきまえない人を本能的に敵と感じる、わたしもまたねねむさん並のどーぶつであるな。


 


冷えてきた、末端に血の気がない、薬用酒購入。


お湯割りにして飲んで寝て、夜中カナシバリに遭う、おかげで寝不足。


 


ミュージアム関係。


産業技術記念館で「棟梁 堂宮大工の世界」展開催中、これも行きたい、5時閉館なので行ける日はすごく限られる。


松坂屋美術館ではアール・ヌーヴォーのポスター芸術展、こっちは少し開館時間が長い、金券屋でチケットお安かったので買っちゃった。


いろいろあるある師走、いくつ行けるかしら?



2010年11月24日水曜日

あやまりあらため

すません間違った。


 


「昔、田村の帝と申す帝おはしましけり」(『伊勢物語』七七段)、


のパターンだ、


この場合「申す」は「世の人々がその御名を申し上げる」という意味合いらしい。


「オオスミと申す女の先生」の語法は正しい。です。余計なことを書いて要らん恥を書くことであるよ。冷や汗。



ホーム

ヤボ用で出る。


いい天気。


 


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なんかかわいい。


 


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なんか黒蟻っぽい。


 


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ヒマだったんで伊勢鉄道にちょっかい出して車掌さんに「また機会があったら乗ってねー」と声かけていただく。


 


田舎の夜は早い。


東の空に浮かぶ月はコンビナートのオレンジの灯りより赤い。


 


月が鏡であったなら


恋しあなたの面影を


夜毎うつしてみようもの


 


鼻歌が異常に古いってか。昭和11年、渡邊はま子のヒットソング「忘れちゃいやヨ」ときたもんだ。


月が鏡であったなら、とは思わないけど、目がカメラだったらなーと思うことはあるよ。


何故うつしたいのか、もっともらしい理由はあるようでない。


♪忘れちゃいやヨ、忘れるもんですか~ってね。



2010年11月23日火曜日

はい、珍しくガツガツしてますよ。


いつも通りぽえーっとした顔してますのであんまり野心や野望があるようには見えんようですが、そら仕様なので仕方がない。


目標があるので目的に適うことなら形振りかまいませんのよ。多少のえげつなさだって「努力」のうちだ。


自分の中でGOサインが出てるのでたいそう気分がよい。


 



 


11月の台風のせいかしら、キャベツが高いわ。しかも巻きが春キャベツ並に緩いわ。


この頃は白菜が安いので白菜よく食べる。常のキャベツポジションを奪取。


和風によし洋風によし、鍋によし炒めてよし蒸してよし。


 


個人食料品店でエゴマの葉を見切り大安売りしてた。1袋10枚入りのエゴマの葉が7袋まとめて28円。なに28円って。


もちろん買う。晩ごはんのメニューを急遽お豆腐チゲに変更。


2袋は残して残り5袋分50枚をチゲに投入。残した1袋は醤油漬けに、もう1袋は明日エゴマチャーハンにする予定。


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エゴマ大盤振舞い。


エゴマも大葉もネギもパセリもセロリも香菜も、香味野菜はなんでも好きだ。


見切り品だから傷んでるのかなーと思いきや、なんのなんのピンピンの新鮮野菜。仕入れすぎたんか?


エゴマの葉は鉄とカルシウムが豊富だそうです。


お天気が良かったらもう一束(70葉)買うてエゴマ好きの文子さんに届けるのであるが、雨なので、独り楽しむとする。


自宅でこんなゴマチゲ三昧できるなんて贅沢な。28円だけど。


旨うございました。あたたまりました。冬はええね。


もうしばらくで貧乏返上できるから、ほしたらまた絶品チゲの店でマッコリのみましょう。ね。


 



 


敬語は難しい。ああゆうのは理屈より耳で覚えるもんなんだと思う、外国語と一緒。


以前、ビジネスマナーの講習で


  お客様がお土産を「くれました」


の「くれました」の部分を敬語(尊敬語)にしなさいって問題が出た。


講師の先生が仰るに、この問題なぜか20代の人は全滅なんだってさ。答えられないんだって。へー。


正解は「くださいました」。


くださる、くだされもの、確かに遣わない言葉になってるのかもしんないね。「いただく」はよく聞くけど、こっちだと主語が自分になるな。


 


しかし敬語が不得手なのは現代のワカモノに限ったことじゃないですよね。


太宰治の『斜陽』の冒頭部分にお母さま自身が「お母さまがいま何をなさっているか、あててごらん」とかや言いなさる描写がありまして、自分の行為に対して「なさってる」と尊敬語を遣っている、この自敬表現はどうしたもんかと。


なにぶんにも華族の出で浮世離れしたお母さまですのんで、自分に「なさってる」とか言っちゃう設定なのかもしんない。単に作家のうっかりかもしんない。


あがたさんの「乙女の儚夢」の中の、あれは何の曲だっけ、「学校で一番好きな先生は、オオスミと申す女の先生なの」という語りが入る、うん、「申す」は謙譲語ですので「オオスミと仰る」だろうってツッコミたくなるんだけど、女学生が慣れない敬語でたどたどしく綴った初々しい文章という設定なのかもしんないなーって一応ウラを読む。


 


 


あとね、マナー講習・その他の研修でよく耳にしてそのたんびに気になること。


「お客様のお話はよくききましょう。この『きく』は『聞く』ではなく『聴く』です」とかなんとか、わざわざ板書して強調なさるのね。


しかしお言葉ですが、孔子『大学』に曰く、「心焉に在らざれぱ、視れども見えず、 聴けども聞こえず、食らえども其の味を知らず」、つまり「聴く」というのは心がここになくてもできる身体面の動作で、「聞く」というのは心の作用が必要だと。


そういうことでいうなら、聴くだけではイカンでしょう、お客さんの話はよく聴きかつよく聞かないと。


というかわざわざ漢字に直す必要はないんじゃないかと、日本語には「きく」という偉い言葉があって深い意味を含んでいる、それをわざわざ通り一遍の知識で漢字に直すとこっちですとか言い出すから間違った知識が拡大再生産される。これ今までに3名くらいのマナー講師から聞かされてるんすよ、毎回板書付きで。


こちらもオトナなのでその場で「お言葉ですが」と瑣末なことを言い立てやしませんが、間違った知識で諭されるのはあんまり気分のいいもんじゃありません。これって普段遣いじゃない字のほうが丁寧に感じるって類の錯覚だよなー。


 


そろそろ物言わざるは腹脹るるとかで臨界なので書いちゃいましたよ。言葉は貨幣と一緒、良貨を駆逐する悪貨もまたありと思うているが。



2010年11月22日月曜日

前方よし

IP合格しました。


あといくつか良きこと、立て続けに。よっしゃあ。幸先よし。とてもよろしい。


悪いことが団子で来た後にはちゃんと良いことが団子で来ます。


「抜けた!」って感じがしたな。低迷期を。


そう感じた日のうちに立て続けに良い連絡がやってきたので、直感は当たってたってことで。


さあもっとがんばれ、俺。



いし

化石の葉、化石の魚、化石の水、化石の光。


時間の珪化。かたく。堅固に。


骨なんかは脆い。もっと堅固に。


おきかわる。


 


「いとしいひとよ、ぼくの幸福感だけは残りつづけるだろう。(※)


重なる層を払って再び晒される。


 


だれもいない。なにもない化石の森の、珪素のひそやかな賑わい、


と、残りつづける幸福感。


 


 


※ ウラジミール・ナボコフ「ロシアに届かなかった手紙」からの引用


 



2010年11月16日火曜日

トマレコウマレ

YouTubeで野坂昭如の「マリリン・モンロー ノー・リターン」聴いてから寝た。


今日、いちんちじゅう、脳内BGMが「黒の舟唄」と「マリリン・モンロー ノー・リターン」のマッシュアップだった。えーと、アナーキーな感じやね。


 


 


おばあちゃんていうと着物でコメカミに膏薬して囲炉裏端でそんでもって知恵袋満載みたいなステレオタイプなイメージがどうしても浮かぶんだけど。


考えてみたら今やもうフネさんじゃなくてサザエさんの世代が「おばあさん」なのよねえ。アプレゲールってんですか、戦後の新しい価値観を持った世代。


おばあさん像も時代と共に変わるわよね。そらあたりまえよね。自分も年取ってるんだもの。


 



 


中日新聞、連載第七回。


 


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クリックで読みやすくなります


なんか全員妙にかしこまってませんか、なんではまじ正装なんですか。


どこに出しても恥ずかしくない写真なんて恥ずかしいです、ちんこくらい出しやがれ。いやいいですけど。


親に見せて喜ばれそうな記事でどちらさんもよござんした。華もあるし。


 


各種劇評に「完璧なスタッフワーク」などとほめそやされるわりに、インタビューとかに引っ張り出される機会はまれな人たちですね(ソロ活動を除けば)。


「天野組」なんて呼ぶのは余所の人、流山児さんとかアウェーでの呼び方で、日ごろ天野組なんて言わないね。団子先生、よくも悪くもボスらしい行動しないしな。「田岡組」とは言う。


 


しかし改めて、ハイジさんちびっこいなあ。こんなちびっこいロングヘアの女の子に「美術製作です」って言われたら、なんかこうモビールみたいなラブリーなオブジェでも作ってるのかなーって思う、今わたしが他人なら。実際は超ガテンの木工土木系なわけだが。惚れるわ。


 


誰か他の人も言ってた気がするけど田岡さんの美術って箱庭っぽい、あと標本箱とか、1/1スケールなのにミニチュアな錯覚する。


立体的な構造のせいかなーとか、わさわさ(蔦)のせいかなーとか考えてみるが理由はわからない、わさわさツタツタ。


 


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りすんとんぼ


 



 


とまれこうまれ11月も半ばまで来ましたな、あともういくつ寝ると?


IPAの合格発表もいよいよ今週木曜です。


 



2010年11月15日月曜日

日曜日

今週の新刊案内欄。


『オスは生きてるムダなのか』池田清彦著、角川選書刊。


メスだけで単為生殖する生物はいてもオスだけで単為生殖する生物はいないことから「ではオスはムダなのか?」という視点で語る生物学入門、だそうな。


まあカマキリみたいな例もある、アンコウみたいな例もある。すべての男は消耗品であると書いたのは村上龍。


しかし予算審議と違って生物界じゃムダっていうのは淘汰の理由にならないようですよね、おかげさまでこんにちも生物界はバリエーション豊かでデコラティブというか、うぞむぞがわさわさしてます。その方がおもろい。人間界も。


 


なんかかんか考えたけど省略&飛躍。


 


男と女の間には暗くて深い河がある。Row & Row。とつぜん野坂昭如。


かなりいろんな人が歌ってるけどやっぱりお若い頃の野坂昭如の歌唱が一番胡散臭くて好きだな。「マリリン・モンロー ノーリターン」も。


男共漕ぎやがれ。Row & Row。


この世はもうじきお終いだ。Row & Row。


 



 


タマネギ安かったのでハヤシ作る。


ハヤシとカレーはいっぱい作っただけおかわりしてしまうのであんまり日を稼げないのであった。


 


久米宏の『新ニッポン人の食卓』視る、現代の主婦層が調理をしない原因をさらにその親の世代の生い立ちまでさかのぼって考察する2時間特番。


スタジオの論調は明らかに「今どきの主婦は旦那や子どもにレトルト食品食べさせてるんですよ、嘆かわしい」ってふうなんだけど、テレビ的には産業への目配せもあるんでしょう、冷食・コンビニ惣菜業界の商品開発のようすを取材したりしてそれはそれで肯定的に流してるんで、番組全体をみたときにすげー中途半端な感じだった。


便利な世の中になりましたねえって受け入れちゃうのか、こんな手抜き許せませんって糾弾するのかどっちかにしなよ。それかもっと淡々と進行するか。久米宏ってすごく確証バイアスかけにかかるよな。


ご家庭の味が断絶してるって話は面白かった。


子どもが親から料理習う時期なんて夕方から家にいられる中学高校のうちしかないと思うけど、そんな時期には親も家事手伝わせるより「勉強しなさい勉強」だし調理くらい家庭科で習ってるだろうって親は考えるし、なにより忙しい調理タイムに狭い台所でもたもたされると邪魔くさいし、教える機会マタハ教わる機会がないんだろう、うちがそんな感じだった。


母が勤めてたからご飯たくのは自分の担当だった、でも母からすすんで料理教えてきたことってたぶんそんなにない。こっちから「これってどうやって作るの」て訊くことはあったけど言葉で説明してもらうばっかで並んで台所に立つことは無かったんじゃないかなあ。


母の味と言うと一般には「肉じゃが」「味噌汁」などが挙がるそうですね。わたしが受け継いだ「母の味」は松前漬だな。母方のばあちゃん家から続く味。あとけんちん汁と。


あと家庭の味ってことで思い浮かべるのはさつまいもの天ぷらです。もう大皿に天高く積み上げられたいも天。おやつにもおかずにもなる。


いもの天ぷらなんてお店で食べるようなものでもないし、というより皿いっぱいのいも天なんて出す店ないし。自分は作らない。まさに母の味。



2010年11月14日日曜日

秋映

金曜、珍しく電車通勤。


地下鉄に乗ったら隣のOLさん風の女子二人がカードを手になんか話してる。


なにかなと思ってひょっと覗いたらカジタのショップカードだった。お店の場所の説明をしていた。


吹きそうになったっす。


「でね、奥さんが作るケーキもすっごいおいしいの!」


「日産の角を上ってったとこだよね?わかった今度ぜったい行く」


「それがね、夫婦で年に一度パリに行くらしくって、前わざわざ行ったのに二週間お休みしますって札が出ててさー」


「二週間休んでもお客さんが離れないって自信があるんだろうねー」


いやあ、好きなことをやっているだけだと思います。店にしろ旅にしろ。


 


カジヤンコーヒーが口コミで女子に大人気ってのは知ってるけど、こんな偶然人気ぶりを目のあたりにするとなんか笑える。すげー。


誇張じゃなくギョーレツのできるコーヒー屋になってるのよ、美味しいけどさ並んでコーヒー飲みたいもんかね。せわしないな。


 


偶然隣り合わせた知らん人たちがカジタの話をしてるのを耳にしたのはこれで二回目。


前の時はおばさんグループで、なんかカジヤン本人の噂で盛り上がってて、


「奥さん可愛いのに旦那さん無表情よねー」


「でもね、あのマスター若い頃バンドやってたんですって」


「ええー、じゃ無愛想に見えるけど実は熱くウオーッてやる人なのねーきっと」


いや、当時を知ってるけどステージでもまったくあのまんまのテンションでしたぜ、と言いたくてムズムズした。


しかしグルメおばさんの情報網はすごいな、バンドやってたとかどこで情報得てるんだろ。


 



 


ちらっと時計を見て「ああまだ10時だな」と思うか思わないかのスキに、モーレツに眠くなってすこーんと寝る。


よく食べよく眠る一日。健康ですじゃ。


シメサバ美味しゅうございました。タコぶつ美味しゅうございました。ナオミはまだまだ食べられます。


 



 


「舞台に映像を融合させた驚きの幻想的なステージ」とのフレコミのロベール・ルパージュの舞台、今東京芸術劇場でやってるのな。


ダイジェストビデオじゃよくわかんないんで生で観たいけど東京しかやんないんだな。


西洋人が思い浮かべる東洋のイメージが全開になってる感じがちょっと可笑しい。


 


ノゾエ征爾さんとこのはえぎわの新作タイトルが『ガラパゴス』なのね。


2010年の小劇場界はガラパゴスが熱かったらしいってことで。


 



 


やっとこ冬支度。


ホットカーペットの上で猫とろける。メルティキャットと名づけてやろう。


 


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冬のあったかドリンク、缶なめこ汁。


具に豆腐ではなくなめこをチョイスするところがにくいです。


豆腐だと飲み口に大量にひっかかりそうだもんなあ。


世界初の缶煎茶を出した伊藤園のチャレンジは今も尚続く。



2010年11月11日木曜日

ひえてきた

さて先方の都合で始業が半月ずれ込んだため来月半ばまでなかなかハードピンチな懐事情であります。


しかし、冷蔵庫の残り物で今週いっぱいもたせないといけないなーと思っていたところ急に母から電話きてうなぎごちそうしてもらったり、はまじからエクセル初歩講座頼まれて晩ごはん奢ってもらったり、なんだかむしろ普段より食事情に恵まれています。有難いことじゃ。


捨てる神あれば拾う神あり。


あれもこれも裏目に出てにっちもさっちもいかなくなって精神的に逼迫するころに、ちゃんと、なんとなくうまいこと救いの手やら抜け道やらが与えられて、そんでなんとかやってこれています。


茨の道のサービスエリアみたいなもんかな。


有難いことですじゃ。


 



 


情報処理のおべんきょを続けようかどうしようか、目標は基本情報技術者の資格で、別に資格マニアでもないし仕事にそれほど有利な資格でもないけど、好きなことの試験ってそれなりにおもしろいし、なにより「ITパスポート」っていう資格名称がすごい胡散臭くてとても国試とは思えないうえに世間にまったく浸透してないのでもういっこ上の資格取ろうかなあ、っていうなんじゃーそりゃーな理由。


午前の試験はいけそうなんだけど午後がたぶん厳しいなあ。試験対策みたいな勉強をするよりなんでもいいからプログラム覚えると午後は簡単ですよと人は言うが簡単なプログラムを修得するのが大変なんじゃとも思う、素人にもとっつきやすい言語ってあるかしら、よんじっさいのHello World。


 



 


二人で歩いたうれしさに イクツモアルイタ♪


 


すっかり冬です、自転車のハンドル握る手がつめたい、寒い寒いと言いながらそれでもいつまでも自転車で走る。



2010年11月10日水曜日

中日記事

連載第六回。


うにもみインタビュー。


 


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南伊勢のシルエットクイズ正解。


 


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海風強かったっけな。18年前か。



2010年11月8日月曜日

おいせ

昼休み、笈瀬通に寄った。この道はお伊勢に続く道。


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通りがいつのまにかかっぱ商店街になっていた。


 


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こんな河童像まであった。


笈瀬川で溺れた子どもを河童が助けてくれたとかなんとか。そら知らなんだ。


 


お伊勢で河童といえば、昔、皆で南伊勢に旅行したときに河童の橋があったのを思い出した。


川は伊勢路川、橋の名を伊勢路橋という。


お伊勢の河童は良い河童と相場が決まっているのだろうか。


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伊勢路橋の河童 1992年5月


 


ついで


南伊勢旅行の帰途、二見神社付近で


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シルエットクイズな一枚



2010年11月7日日曜日

りすんおぼえつづき

中日夕刊。


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今回は、珍しく、安住さんとほぼ同意見ですわ。


 


りすん観たときの抜けなさについて引き続き考えている。


抜けない。スポンといかない。何も悪くないのに。


結局思い当たるのは「ファンのよくどおしさ」なんだった、ファンって自分のことだけど、天野さんの芝居が好きでずっと観てきてて、手法にすっかり慣れきってて「もっと目新しいことを」って欲望しちゃうんだよなどうしても。


でもそのせいだけでもない。


りすんはすごく真面目な演劇化だと思うけど原作を尊重しすぎて遠慮してるようにも思えた。


ヤジキタのふりだしの畳なんか確かにしりあがりさんのネタでありつつ天野さんの芝居になってて、ループもメタも団子先生の自家薬籠中の手法でやり口は解ってるのにドキドキした、ヤジキタの場合はあの原作をどうやって二人芝居にするのかってところで大胆に手が入るのでそれが良かったのかもしれない。


 


原作小説だと、隣の聴者のドナー候補者がお隣さんとは結局不適合で、主人公と型が一致して骨髄提供するという運びがあるけどこのへん芝居では省略しましたね?その話題ないよね?


聴かれ書かれている主人公がシノプシスとクォーテーションのオモテに出るのには聴者の消失、死が必然的なわけで、でも演劇では聴衆Audienceを消すわけにも殺すわけにもいきませんし、そうするとやっぱり朝子を殺してソトに出すよりしようがないのかなあ、とエンゲキの限界を思ったり。


アクティングエリアと客席の堺に出演者がずらりと並んでエンゲキの結界を作ってるようで。客席は絶対安全圏なのでおびやかされない。


その絶対安全圏の感触とリアルなエンゲキにおけるリアルでしょってのが繋がるんだよなー。なんだエンゲキじゃあしょうがないやー。


無いものねだりなんだけどさ。


 


話変わりますけど


「すわ」って日常口語で使いませんね。


すわ一大事、とか、すわ火事か!とかの「すわ」。


新聞の見出しではまだ見ます。



小春日和

土曜日、よいお天気だったので飯田街道散策。


菊里町から吹上までずんずん。


飯田街道もこのあたりの区間は駅から少し距離があるせいか、ひなびててええ佇まいのお店が並びます。


まだまだ金木犀も香ります。


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もうやってないのかな、歯医者さん。


 


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お茶屋さんのちゃっきり娘。


 


えー感じのごはん屋さんや飲み屋さんもあるんだけど、このあたりには出かけないもんなあ。ついでがないというか。


 


どうも最近体調と気分が連動してよろしくなく、歩いてると時々下腹から下肢にかけてひきつり痛む、心当たりはあるよーなないよーな。


前から何回か卵巣の腫れを指摘されているので場所的にそれかなと思う、だいたいほっとくと二週間くらいで元に戻る。


お腹の違和感が気になるせいでか昨夜は「おめでたですね」と受胎告知される夢をみた、買ってもいない宝くじが当たったような気分でしたわ。


ぽかぽか陽気の昼下がり、ゆっくり歩き歩き、休み休み、飯田街道はそうゆうのに丁度よい。


途中でケーズデンキに寄ってそのまま嵌ってしまい、散歩終了。


 


夜、長久手の流山児観劇チームから飲みのお誘い、イワヲさん七緒さんも一緒とのこと、調理の真っ最中だったのでキリをつけてもたもた出じたくしてたら散会してしまい、


結局タピオカさんトトちゃんとぱうぜ。


ごはん食べてビール飲んだらダルさ噴出。すぐに退散。


月曜、ぱうぜ20周年だそうです。



ドーム前イオンで

こないだ母と買い物行ったら。


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ピカチュウがいた。


なんでかピカチュウ見るとはまじを連想する、なんでだろーと思って思い当たる、


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これか。


 


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同じ日に見かけたドアラ焼き。


 



 


海自。映像流出。


「映像の世紀」ってこうゆうことだよなー、と思う。


 


そういや。


ひのもとおにこの発想にはなにかこう脱帽しました。呆れた、ともいう。「萌萌日本鬼子」ってあなた。


萌えは個的なものと思っていましたが、政的イデオロギーにまで発展する日も遠くないかもしれません。


発展かどうかもわからんが。



2010年11月4日木曜日

純喫茶ユミカ

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ひなびた喫茶店、ユミカ発見。


友三香。


字が違うけど。


 


田岡組メンバーはみんな名前がかっこいいと思うの。


一遠、祐美加、矢映子。


まず一発変換してくれない名前ばかり。


祐美加と矢映子なんてAKBとかにいそうな。いやAKBしらんけど。



2010年11月1日月曜日

11月

日があるうちは汗ばむくらいなんだけど夕方以降ガクッと寒くなる。


この落差に風邪引くのよね。


 



 


ARATAがテレビドラマ出てるのね。見る。先週はなんで見逃したんだっけ。あ、りすんか。


わりと好きな役者さん。で、偶然かもしれんけど重い役をやってるのしか見たことがない(青い車、実録・連合赤軍、空気人形)。


そんでもって今回は死刑囚役だった。


なんだろう、陰のある役しかやらせないっていう事務所方針かしら。


 


裁判員制度導入の折タイムリーな題材かつ定評のある漫画が原作とはいえ、お茶の間ドラマに死刑囚ものをもってくるとは思い切ったなテレ東。


 



 


中日の三田村記者の短期集中連載第5回。


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毎回は書かないけどクリックで拡大しますよ


 


前列の出演者がみんな白い衣装を着てて囲むスタッフがみな黒いのでものすんごい周辺減光してるみたいな絵。カメラマン泣かせな。


ゆきこさんが衣装としか思えないま白いワンピース着てて、いま写真で見ても出演者と見紛うわ。


はまじじゃなくても見せパン履いてるかと思うわ。



2010年10月30日土曜日

四十惑惑

しじゅうワクワク。


いやいや。


まどってばかりですわ。


まよってまどって。人それを迷惑と呼ぶ。


半溶けどころかもうとっくにぐにゃぐにゃのスイスチーズみたいな脳に成り果てているのではないですか。


 


最適の半溶け加減、最適のなまぬるさはほんのわずかな時間しか存在しないのです。あとは冷えるか熱くなるか。


このくらいのかんじでいつまでもいたいよね、沸きたくないのですぬる湯でいたいのですなのに焦れているのですそれで煮えてしまうのです。


煮えるぬるま湯。なんでしょうかそのアンビバレンスな状態は。物理的には気圧が低いと考えられますが。


 



 


むかし、北の新地あたりに、中年の女性がひとりでやっている酒亭があった。この店の酒の肴は伊豆から取り寄せたワサビ一品で、摺りおろしたワサビをなめながら、酒をのむ。

池波正太郎『むかしの味』


 


ううん。渋いですね。お店は「ひとり亭」という名前だったそうです。名前も渋いですね。


ハイジさんがワサビなめながら酒を飲む派でした。おっ渋いねおねいちゃん。しかしグラスふちにワサビを塗ったくったハイジさん作のカクテル「バンビー・パンチ」は渋さの対極にあります。


 



 


美術チームプラスはまじの飲みに呼ばれる、KUDANスタッフチームは仲良いわねえ、がもう泣けるほどしんどかったのでちょっと休んで夜半に参加。


着く頃にはもちろん全員すっかりお酔いでゴキゲンさんでござんした。


「次はもう3月まで芝居ないのか…寂しいよ~」


8月からの怒涛の舞台漬けをやっと終えて疲労コンバインも覚めやらぬうちにそのような発言が出るとは、やはり幹事長は只者ではないと思いました。凄いです。敬意を覚えます。



2010年10月29日金曜日

おぼえ

りすんおぼえ、また会ったときに覚えてたら言うけど忘れるんで書きつけとく。


ヒヒョーやヒョーロンがしたいわけじゃないのでできれば直接話したり狙いを聞いたりしたいのよ。はまじにはちょっと言った。


 


奥の壁面と三方のカーテンとで閉ざされた白い四角な立方体で、お骨箱みたいな舞台でしたね。


で、カーテンが開いたとき三方向が抜けているから開放感があるかっていうと、トイメンに人の顔があるんでぎゅっと寄せ集められてる感じがすごいした。(入り口そば脇正面にて観劇)


あたりまえだけど皆凝視してるし。耳ある壁に目ある障子となりて。


 


「三面舞台だと映像の光が直接目に入って煩わしい」とじい。同意見。


文字の上のわたしたちをわたしたちの上に投射するっていう狙いなんだろうなあ、と、意図や意味はわかるけど効果はわかんない。プロジェクタと照射対象(客席)も近いし観る目と投射物(客席)も近いし。映像的にはもっと広い空間のほうがいいんだろうな。でも広くなったらこの「聞き耳を立てている」感じは薄れちゃうんだろうな。


 


原作をとても真面目にまっとうに演劇化した演劇だと思いました。


原作からもう少し逸脱したらもっと面白かったかもしんない、真面目すぎて息が詰まる。


群舞はないほうがよかった。イメージも繋がらないし。たとえばペアの踊りならまだ繋がるんだけど。


原作は生死不明、どっちともとれるラストで、天野さんのは生きてると解釈するのは困難だなあ。オモテとソト。ああ外ってそういう、出ちゃいましたか。


舞台上の物がとっぱらわれて終わるKUDANスタイルだけど受ける印象はぜんぜん違うな。がらーんっていう感じがしなくて。視界に人の壁があるせいかな。いや、劇終のカタストロフじゃなかったカタルシスが無いんだ。なんでだろう。


 


団子先生の芝居はいつも「リアルじゃねえなあ」をめぐる冒険という気がします、リアルじゃないのは演劇だけじゃなくて今こうして観とるここ、こっちもなんだけど、


今回はなんかふつうにリアルを目指すお芝居だった気がします。目指したかどうかは訊いてないけどそう見えた。あんなにメタフィクションやっててもそう見えた。


 


どうしてそう感じたかどうして思ったか、「感じるな考えろ」、もう少し頭で考えます。考えないと馬鹿になります。



2010年10月28日木曜日

歌とか腰とか

昨夜のはまじとの歌謡三昧で思い出した、


YouTubeに細野晴臣とUAのデュエットする「夢見る約束」映像がありますね。元はテレビ番組かな。


http://www.youtube.com/watch?v=7tAUhPLgYqo


非常にカッコイイ。大人や。


そして楽器の紹介しか入ってないけどダクソフォン、(維新派の)内橋和久さんがバックですな。


 


たぽんぴゅー、ひらがなで書くとより一層とんまな字面。


『アサッテの人』、アサッテ語を読んだときにジューシィ・フルーツの「十中八九NG」が頭の中に流れた。作曲・近田春夫。


じゅっちゅーはっく、じゅっちゅーはっく♪


サビのリフレインで十中八九がゲシュタルト崩壊。


拗音・長音・促音・破裂音の組み合わせがお口まわりに楽しい単語なのであろう。


カッコつけたいお年頃のときにスキあらば使ってみたくなる言葉でもあった。しかし十中八九って。そんな中高生いやだな。


 


そうか本もってって諏訪さんにサインもらえばよかった。記念に。


 



 


ただの寒さのせいならいいんだけど、先週から腰痛復活、悪いことは重なりますな。


寒いと痛むのでお部屋を冬仕様にしたいが力仕事で腰にトドメ打つ最悪の事態を避けたく、おふとんにくるまって一時しのぎ。


暖かくなるまで目覚めたくありません。



2010年10月27日水曜日

ぱうぜる

楽日翌日バラシだったらしい。


バラシ後のはまじから呼び出しかかってぱうぜ。


今日はさすがに皆さっさと帰宅してゆっくり体を休めるかと思いきや、はまじくんは元気ねえ。


いやー一歩外でたら冬かと思うほど寒くて一旦引き返したよ。コートを羽織りに。


前半はりすんのスタッフサイド話とか聞く。


差入れたおやつ袋の中身は1ステージで無くなったと聞いておどろく。てかおののく。はまじくんはスイーツ派ねえ。


後半はあがたさんのライブ音源聴いたり大瀧詠一三昧とかしてました。


Kというイニシャルだったね、どうしてまあ永遠のマドンナKはこんなにもこんな名曲なんでしょう。


あとこないだのライブの清怨夜曲はやっぱり隣のおっちゃんと「ぅおっ」って感嘆したくなるイントロで。アルバムで聴いてたときはそんなに好きな曲じゃなかったんだけどなあ。


それから大瀧詠一歌唱のさらばシベリア鉄道はどうにもこうにもクる曲です。聴くたびにキューッと息が詰まるですよ。


 


そんなはまじ青春の歌謡特集をやってるうちに夜が明けましたよ。


なんだこの寒さは。



中日記事(天野特集連載第3、4回)

中日・三田村記者の連載記事。先週と今週分。


ガラパゴス・りすん密着取材。


 


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個人的には遅筆そのものについては文句言ったことないですよ。


ただ遅筆にまつわるいろんなことで遣り切れないことがあるんだな。


問題はその遣り切れなさとどう折り合いをつけるかだな。



2010年10月26日火曜日

月楽

りすん楽日、受付手伝いと観劇。


小雨。秋雨。体調不良。


 


原作読んで、「りすん」(Listen)ていうか「りとん」(Written)だよなあ、と思った、小説、文字の上のことなので。


書かれてるのわたしたち?メタフィクション、エッシャーの絵みたいな。


 


原作を先に読む楽しみ方もあるけど、どうもなんか上演中に時間配分が気になっちゃってダメだったな、わたしの場合は後から読んだ方がいいタイプのようだ。


 


神奈川からイムジイ、ゆきこさん、大阪からは岩村くん来名。


愛ちゃんと久しぶりに会った。


ぱうぜ加藤さんご来場。


 


打ち上げで主にイムジイと喋って、今日は早々に帰宅。


秋の雨で寒くなったせいか、いろいろあるせいか、どうにも不調。


「しんどい」が口癖になって一人でいるときも行動の句読点のようにしんどいしんどい言ってしまう。


ここらで転調したいところだが。



2010年10月25日月曜日

いたずらは勘弁

「おかしをくれないといたずらするぞ」


うーん、はまじに言わせたい言葉。


ハマジマさん、本番中に飴ちゃんが切れると客席をすこんぶ臭くするというイタズラをしなさるからな。


(ガラパゴス本番中にはまじのおやつの飴ちゃんが切れる→えみちゃんから差し入れでもらったすこんぶを食べようと思い立つ→箱を開けた途端にすこんぶの匂いが周囲にぷ~んと→大慌てで箱閉める)


はまじへの差し入れに臭わないおやつセット作成。


 


役者とスタッフでずいぶん違うなあと思うものに、本番中の行動、がある。


昔はじめて受付やったとき驚いたのが、開演後に結構スタッフさんが劇場の外に出てくることだった。


しばらくオペのないシーンを狙って、外で一服とか、強者になるとコンビニいてきたりとか、いやはじめてのときは焦ったよあれは。


役者は出番ないときも裏に控えてるか楽屋に戻って台本読み返すかしてるじゃないすか。


本番中におやつ食べたりもしないなあ。食べてるの見たことも無いなあ。


スタッフさんは狭いオペ室にずっといると酸欠っぽく集中力がなくなったり眠気がきたりするんだろうな、たぶん。


それできっと外の空気吸ったりおやつで血糖値上げたりする必要があるんだ。と思う。


 


楽日前日に『りすん』全体打ち上げ、まだ観てないので気が進まないながら誘われて顔出す。


気が進まない内訳 ・ネタバレこわい ・たいして手伝ってない ・まだ観てないのに打ち上げ来てるの?と言われる


「えーっ、まだ観てないのに打ち上げ来てるの?」と団子先生に言われる、ええ悪うござんすね、楽日しかチケット取れなかったんですよ。


久しぶりにしのやんの顔を見れて近況聞き、あとはつんと「稼ぐ手段」の話したり。終身雇用の向いていない人種てのがありますよね。


東京からずん君、バッシー来ててなんのかんのお喋り。


なおちんの新愛称「バンビちゃん」に決まる。


大入授与式、それから、アサッテが誕生日の諏訪さんの誕生祝い。


 


そんでトモヒロさんから楽日の受付関係手伝い頼まれる。そうきたか…


 


お酒のせいか、夜半、軽く頭痛復活。しんどい。



2010年10月23日土曜日

行状記

不調。


寝付けない。


今晩は田岡さんから宿泊予約あるのかなあどうかなあって待っちゃって寝付けない。


うそ。


なんやかんや考えて寝付けない。


なんやかんや、という。


ストーカー的なことはその後特に進展なく、まあ今のとこストーカーと言えるかどうかぎりぎりくらいのレベルの非常識で自己中な人なんだけど便宜上ストーカー呼ばわりしておく、今後もグループでのしがらみつうかお付き合いはあるので参ったなと思う。


友達が本物ストーキング被害に遭ってたというトトちゃんの助言は「共通の友達がいるなら、こういうことがあって困ってるって知らせておいた方がいいよ」とのこと、そういうもんか。


人を巻き込むのも気が引けるけどエスカレートされる前に対策は考えなくちゃいけない。


そうゆうめどいことがこちゃこちゃこちゃこちゃ、揉めるよーな揉めないよーな、と、あと、実家から健康問題で心配な連絡あり、今は何もできることはないし何も期待されてないけど、


家人も「心配しなくていいよ」とは言いながら毎日メールを寄越すのでそのことについて考えざるを得ないわけでして。


 


毎晩よう寝られんで寝返りの辛気臭さ、熟睡したく久しぶりに薬服んで、意識が無くなる前に理性の方が消えてくれてしまい、真夜中に引き出しの整理整頓を何時間もしたり(しかも翌朝検証したらAの引き出しのものをBの引き出しに移しただけで全然整頓になってない)、明け方にmixiの設定いじくりまわしたり(何故かパスワードを変更したらしい)、どうやったのかトモヒロさんのアカウントを見つけてマイミク申請したり、さらにあっちこっちの知人に電話しまくってたようだ。6時前に。ひい。消えてしまいたいわ。


そんでそんだけやりたい放題やって気が済んでぐっすり眠れたかっていうと、次第に猛烈な頭痛がおきて夜まで布団の上で頭抱えてうずくまってた、という、もう、お粗末で、あらゆるものが莫大に無駄な感じなのだった。死ねばいいのに。


 


イイワケをしなくていい行動ができる人間になりたいと思いながら、こうして、愚痴と言い訳の入り交じった日記を書かずには休まらんような行いを繰り返しています。はあ。イケマセン。しんどい。



2010年10月22日金曜日

赤味噌フォンデュ

ぐっつぐっつぐっつぐっつみっそおっでん~♪


二日目のおでん。


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チョコレートフォンデュです。


うそです。


 


でも「味噌」だと思ってかかるとかなり甘いです。


他地方の人が味噌カツにたじろぐのはその甘さのせいだったりもするらしい。


手元が狂ったんかと思うくらい砂糖入れます。みりんも。


だからチョコレートフォンデュだと思って食べても大差ないかもしんない。味噌だけど。



2010年10月21日木曜日

おでん、りすん

夜中のバラエティー番組に「つる軒」のご店主出てた(2代目?)。


一日一組だったか二組だったかしかお客とらない味噌炊きおでん屋。


実は近所でときどきお店の前通る。冬の夕方なんかいーい匂いしてるんだ。


というわけで鍋いっぱいの味噌炊きおでん作る。「味噌炊き」とわざわざ書くのは、出汁で炊いたおでんに味噌ダレかけたタイプの「味噌おでん」と区別するため。


どて煮に近いですかね。八丁味噌でがっちり煮こんで。


赤味噌嫌いな方にはとことんイヤがられる一品でしょうな。具材がことごとく赤味噌色、赤味噌味。


炊きたての白ごはんと一晩炊いたおでん、旨ー。


 



 


あー、りすん本番ですな。


仕込み初日の真夜中に映像部の見舞いに寄った、なんか男衆が累々と二階に打ち倒れていた。


はまじ過酷そうだったので甘物の差し入れだけして、夢さんとちょっと喋って帰った。


 


先日マルシンで、どっかの金券屋にりすんのチケットが大量に?出回ってたという話を聞いて


「それって元値より高くなってた?安くなってた?」というのが一番気になったカシワであった。


だって高くなってたらすごいじゃん、プレミアチケットとかゆって。七ツ前にダフ屋出たら面白いじゃん。


他の方々は、出所を気になさっていた。「金策に行き詰まった二村さんが金券屋に売ったんじゃあ…」とな。


ふつーに考えたら、前売り買ったけど行けなくなった人が委託販売したんだろうけどね。つまんないオチだなそれ。


 


以前ヤフオク覗いたら大人計画やKERA・MAPあたりのチケットがえげつない値段で出まわってましたわ。


あの手のダフ屋行為って、今は規制されたのかしら、まだ野放しなのかしら?


 


そいやりすん、西島大介氏が来はるそうですね。夢さん情報。サインもらっといてください。


 



 


夜中のトーク番組にゲストで金子國義出てました。老けましたねえ。さらにゲストのゲスト?で金子國義ファンとして緒川たまきちゃん出てました。相変わらずかわいいわねえ。


二人が組み合わさると浮世離れに拍車がかかってなんかもう。ファンタジーの世界の老王子様とお姫様みたいですな。


 


話変わって…


知り合いの中で「赤色エレジー」のサチコのイメージに一番近い人って、カマチカだわ、わたしの場合。


肩が細くって横顔が涼しげで。


異論はありそうだ。



2010年10月18日月曜日

試験、片付け

IPAの情報処理技術者試験。受けてきましたよ。ITパスポート(略称IP)。


マークシート試験なんて何十年ぶりだろ。


IPの受験会場は老若男女入りまじっててカオス、と聞いていたけど、見渡すかぎり高校生or専門学校生って感じだった。地域によるのかしら。


生年月日のマーク欄の頭二桁が「19」と「20」とあって、「2000年生まれが受験する時代か!」って感慨深く思いました。


受験資格不問ですんで、たまに小学生合格者とか新聞に出ますわなあ。司法試験もそうだっけ。


 


参考書に載ってなかった略語が出ると焦りすぎます。


これは上級受験者でも同じようで、高度試験(NW)の方に出た「ZigBee」一単語で冷静さを失いかけた人は多いと聞く。


「ZigBee」で24時間以内にアップされた日本語のブログを検索すると、皆さん一様に「知らねえよそんな規格!」と受験時の焦りを綴っていらはる。


 


100問も解いた記憶がないよ。中問は構えてたより平易だった、助かった。しかし全体的になんかこう、すごく合格点ギリギリな感触。


家で公式解答例と照合したらなんとかかんとか本当にギリギリで合格要件を満たしてるっぽい。


いや正式に合格発表が出るまではひやひやだけど。マークがズレてたりとかねえ。


初の国家試験挑戦、初の国家資格が取れるといいなあ。さあ次は基本情報技術だ(ぇ。


 


IP試験は午前の部だけなので、昼からはうりんこへ。


作業場のお片付け手伝い。来たときよりも美しく。


頭を使ったあとはちょっとだけ体を使うのです。


 


仮仕込みした舞台をちらっとだけ覗く。


 


明日から仕込み開始なのです。早いもんだ。



2010年10月15日金曜日

いの中

今日は朝から企業見学&面接。


大門の日赤病院が極綺麗になっててびっくりした。いつのまに。


綺麗なだけじゃなくてあらゆるものが院内で購入できるイキオイでした。コンビニ、ATM、ウィッグ屋さん、介護用品屋さんなどあり。


こうゆう面の利便性が格段に違うから入院するなら大病院かなーって思うですよ。


看護する家族もこまこましたものの買出しとかが案外大変なのよね。


 


面接の後、大門ピアゴ界隈をちょっと散策。


20年くらい前このへんよくデートで散歩したなあ。赤線時代から残ってる特殊建築物件が軒を連ねてて面白くて。


料亭や旅館に転業して営業してたお店もけっこう廃業して空き家が増えたご様子。


昔からの遊郭っぽい建物が改装されてデイサービスセンターになってたりした。時代だ。


お若い頃通いつめたおタナに今また日参することになったご老人もいることであろう。要介護色懺悔。


 


そのあと東職安へ。


出物はありませんか。


どういうのが出物って、実務経験不問年齢不問の正社員かな。


ねえよそんな。


 


職安からてろてろ坂を降ると猪子石中学、略していのちゅう。出身校。後輩たちの下校姿など見やる。自分の世代に比べて通学カバンがフリーダムだなあ。


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わたしが小学生の頃からある美容院看板。じょっきんといっちゃってます。


さらに坂を降りると住宅街の真ん中にうりんこ劇場、作業中の美術チームをてぶらで見舞う。


だって田岡チームに歓迎されそうな差し入れってビールくらいしか思いつかないしいくらなんでも作業場にビール持ってくのははばかられるし、


と思ったら先に「缶詰のオイルサーディーンと冷えてないキレートレモン」という凄い差し入れをした強者がいたげな。作業場でオイルサーディーンをどうしろと。


 


「この辺、パンダラーメンの隣の中華料理屋旨いですよ」


「四川楼?俺ら今日行ったとこだよ。あそこ寺十のお気に入りでさ」


あら、さすが寺ちゃん食通演劇人。


四川楼の台湾酢豚が旨いんですよ。


角切り豚の唐揚げにネギのみじん切りと黒酢をジュワッとかけた酢豚。


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これは去年の写真


 


「もし家にストーカーが来たら俺がちんちん出して追っ払ってやるよ」と田岡さんが言い、ハイジさん「ちんちん出すのも困ったもんだよ」、わたし「ストーカーよりはまだ田岡さんのちんちん出しの方がマシかも」、


田岡さん「今さり気なく『田岡さんの方がマシ』って言ったね」と揚げ足を取りなさる。


だって世間一般から見たらストーカーも泥酔全裸田岡も変質者という点でほとんど変わらないではないですか。


毒をもって毒を制すってか。オキシジェン・デストロイヤー並の危険兵器だ。


 


美術班と別れて一社駅まで歩く、カジヤンコーヒーの前を通ったがお休み。


カジタはコーヒー通の間で隠れた人気店になってるようで、それがいいのか悪いのか、人気というものについて考えさせられる。


 


サールナート寄る。


ちょうど、ファイブリズムズダンス認定講師のアン・マリー・ホギャさんがいらしてた。


カナダから来日して今日・明日・明後日と名古屋でワークショップを行うとのこと。


なんというか、俗に言う「オーラの出てる」人だなあ、普通に歩いててもあたりにパワーが張ってる感じの。


ワークショップ誘われる。この二日ずっと家に閉じこもってお勉強&PC作業続けてて息抜きに突然リビングで旋回舞踏はじめたりしてたのですごく参加したい。ただ日程が厳しい…


その後、ご店主とお客さんとで長話。


 


一旦帰宅、カレー作り。



2010年10月14日木曜日

ライフ・スタイル

忙しい時ほど更新が頻繁になるタイプです。


1日(24時間以内)2回更新状態になりつつあるので、mixiの外部ブログ設定外しました。


リーダー設定のままだとマイミクさんのタイムラインがカシワのアイコンで埋め尽くされてしまうんで…


 


なんで書くんだろうねえ、ちょっと目を休めればいいのに。


脳の息抜きかしら。


 



 


ぶっ通しでPCに向かった後、疲れて一休みしてた昼下がり、はまじから電話。おしゃべりしたいモードだった模様。


だるだる様だったのではまじトークにあんまり付き合えず。すません。


「また新曲おねがい」


「へ?」


「カラオケの」


じゃあ「夏の黄金比」歌いたいからはまじまさん男声コーラス担当お願いします。


ファンの間でも賛否両論のコーラス部分ですね。わたし好きだけど、「なんか気持ち悪い」って言う意見もわからんでもない。


 



 


てろんと溶けかけのアイスクリーム、皮に口つけてじゅるじゅる吸えるほどの熟柿、黒星で埋め尽くされたバナナ。


賞味期限ギリギリで翌朝には腐りはじめてそうなタイミングが一番甘く匂いますな。


そして、そんな熟々が堪らないという「半溶けマニア」も一部にいらっしゃいますな。


 


うん、間もなく腐りだすんだから、いっそ思いっきり甘く匂ってやろうかとも思うですよ。


熱帯のまとわりつくよな匂いの果物みたいに。


 



 


「初音ミクsingsハルメンズ」発売が近づいてまいりました。


こないだから日記タイトルをハルメンズの曲名にして個人的に祝賀ムードを盛り上げております。


ミクアルバム、なにげに選曲がすごいな。


「私ヤヨ」をカラオケで思いっきり歌いたい。



2010年10月13日水曜日

暗いところへ

あっ


オージャやKUDANチームとカラオケ行った時の全体の傾向に思い当たる。


「英語の歌詞の歌をうたわない」


そういえばKUDANチームはあんなに海外公演やってるのに全員英語が不得手って誰か言ってたな。


 


先日はふみちゃんの演歌とケッケさん(※不参加)の平沢を聴けなかったのでちょっと欲求不満。あとねはまじのサルビアの花とか。


 



 


デザイン系サイトに載せたiPhone4用の壁紙がDL50回超えた(Pixivではない)。


そんなたいしたDL数じゃないけど意外とコンスタントに落とされている。


デザインといえるかどうかのシンプル壁紙なんだけどアイコンが見やすくて実用性は高いと思うんす。


こないだの無限モニタのネタ壁紙ですけどね。


白黒4種合わせると今140ダウンロードです。誰か使ってくれてると思うと楽しい。


 



 


酔っぱらいの言いっぱなしナイト。


「どーもー、ストーカー田岡でーす」


今その冗談に笑う余裕はないです。堪忍してください。


タオーカーと命名。


「もうね、死ねって感じですよー。死にやがれー」


しにやがれ寿と命名。


 


なんだか難儀があって暗くなってたところだったのでタイミング的には救われましたけどね。


のっちも遠い市川でありがとう。


 



 


他はどうでも、お前は違う、っていうどうしようもなさ、やるせなさについて考えてて、天野さんの昔の(初期って表現していいのかしら)作品のことを思い出した。


ひいきされもんのアンタにはわからんでしょうけど、とか、おまいはアッチ、とか、


天野さんのあの頃の本ってなんでもない言葉なんだけどものすごく切なく響くセリフがポンとあったな。


あの感じって今はないな。


なんであんなに切なく感じたんだろう。


モチーフはそんなに極端に変わってないと思うんだけどな。被差別は永遠にモチーフのひとつなんだろうし。


十何年か何十年ぶりかで本公演観にきた知人が「今の舞台は死んでる人が一人もいないね」って言ってたっけ。


天野さんの書くものややり方が変わったのか、当時の役者の与える印象だったのか。相乗か。


それとも「時代」的なことだったのかなあ。そういうこともあるかもしんないな。



2010年10月12日火曜日

趣味の時代

IPAの試験も近いというのに、あと会社見学とりすん本番も近いというのに、具体的な対策がほぼ手付かずだぞ、いいのか。


いいわけはない。今すぐやれ。存外忙しい10月だぞ。


映像オペレーターはまあなんとかなりそうだそうで、8割方油断しててもいいとのことではある、いちおう。


急遽プロジェクタの台数増やすことになったとか遠隔操作の人手が絶対的に(腕の本数的に)足りないとかゆうことでもなければ、たぶん。


でもその万が一に備えて黒シャツは用意しておく。


 



 


最近たてつづけに、別の場所で、別の人から、辻潤の名前を聞いたわ。


辻潤、ざくっとした略歴くらいしか知らない。


同時代の未来派やダダは昔ちょっと囓った。


学校の演習で近代詩オノマトペが課題だったときに平戸廉吉を取り上げた。日本未来派宣言の詩人。


夭折の人で、当時資料がほとんど手に入らなくて困った。同時代への影響はあったと思うんですけどね。高橋新吉とか草野心平とか。


公立図書館ネットワークを調べてもらったけど、死後一冊だけ出てる詩集の復刻版も置いてなかったな。


 


さて今なら平戸廉吉や未来派、ダダの資料も探しやすいのかしらとフと思い、インターネット検索してみた。


なんと新本在庫があった。やっぱり京都の三月書房かよ!(マニアの聖地)(辻潤ファン注視の店)


あとネット情報で「G.G.P.G.(ゲエ・ギルギガム・プルルル・ギルゲム)」が2007年に復刻されてたことなども知る。


いやあ、インターネットってすごいわね。20年前なら何日もかけて足で調べて、詳しい人に聞き込みしなきゃ入らなかったような情報や付随する情報が何の気なく探しあてられて。


ポチってすれば購入も可能ですもんね(注・三月書房は通販専門書店ではないがメール対応してくれるらしい)。


それをもって「今時の学生は楽しやがって」とは思わない。


問題は浮いた時間でどう駒を進めるかってことでしょう。


昔っから資料を探し掘り出すだけでひと仕事終えたような顔をしている人はいた。そこから発して思索研究してこそ学問。むしろハードルは上がってるぞ、がんばれ今時の研究者。


 



 


あっ。


わたしの手違いじゃなかった。


CS4はチルダ+ドラッグでのパターン変形ができないのか。


それはちょっと不便。


 


After Effectsとタイトルに入ってればあのクソ高いリファレンス本を端から購入してしまうはまじであるが、映像にかける出費ではそんなん氷山の一角だった。


「もしかしてグラボもいいやつ積んでるの?」


「うん、3DCADやる業務用グラフィックボード…」


「…いくらくらいするの?」


「20万…アホじゃんPCもう一台買えるじゃんって言われる」


ひいいいい。


「でもいいグラボにして画像処理がちょっとくらい早くなっても書き出し速度はCPU性能にかかってくるから、全体にかかる時間はあんまかわらんかったんだわー」


ひいいいい(泣)。


そういうわけで、はまじの歯がいつまでも入らなくても、ああ何かまた別のところに投資してるんだなと思うですよ。



フリートーキング

昼間、ぶり返した夏日。


母にお誕生日祝いのランチ奢ってもらう。


三連休最終日、どこ行ってもすごい人。


 


帰途、家つく直前に着信ある。


本日よりタタキ開始の舞台班から「珍しくこのメンバーでカラオケ行くので合流しませんか」と、へー。


そりゃほんと珍しい展開なので参加する。


メンバー、田岡さんハイジさんトトコ、なおちん、はまじ、遅れてカシワ、さらに遅れて(呼びつけられて)ふみちゃん。


 


着いたら田岡さんが「キットキット!遠く遠く!」うとてた。ハイジトトコがすごく可愛い女子歌、PUFFYとか歌いなさり、はまじが懐かしの昭和歌謡を超絶熱唱なさり、


なおちんがブルーハーツ、ふみちゃんがいい声で遊佐未森やもののけ姫など、それぞれの得意分野を歌うて、なんか笑わかされどおしだった。


カシワ、相対性理論に初チャレンジして「どういう歌なの!どういうことなのこの歌詞は!」とおじさんたちを騒然とさせる。意外と知られていないな、きーみーにーほらLOVEずっきゅん♪


あとはまじと「夢見る約束」ご唱和したり田岡さんと「蒲田行進曲」歌ったり。ふみちゃんからのリクエストで戸川純(てかハルメンズ)とか。


ふみちゃん、「平沢進が聴きたい!誰か平沢進歌って!なんだっけあの歌、白…」「ああ、『白虎野の娘』?」「…カシワ、曲名検索しても『白虎隊の歌』しか出てこないよぅ…」ありがちありがち。


しかし平沢歌いこなすのは身近ではケッケさんしかいないでしょう。


そいや今敏監督の出棺の曲が「ロタティオン」だったそうですね。"パラレルに行く船団にすべての君の日を乗せて"。参列者号泣の葬列だなそれは。


 


平沢つながり。テーブルの上のけいおん!フィギュアは、お店の備品かと思ってたら田岡さんがゲーセンでゲットした品だった。


「どうするつもりで取ったんですか…これ平沢唯ですか?」「んー、秋山澪って書いてあるよ」…その後どうやらはまじがお持ち帰りになったようだ。


 


歌うごとに消費カロリーが表示されるカラオケ屋さんでした。


歌より笑いでカロリー消費しました。ひい。


ハイジさんがアクビ娘、というのは発見でした。田岡さんがバカボンとかスヌーピーとかいうのはわかってたけど。


 


ああはまじが「悲しき願い」、みんなはまじが悪いのさ♪を歌ったから、ご返歌で「星の流れに」歌えば良かった、こんなカシワに誰がした。政治のせいにでもしとこうかな。



2010年10月10日日曜日

私ヤヨ

ちょいとモヤモヤ思うことあり、のっちと喋りたくなって電話。


したら名古屋にいた。


あらっ奇遇、じゃあよかったら会ってだらだらトークを聞いていただけませんか、ってことで落ち合う。


なんというか、こう、適度な共感と適度なおもしろがり、そして適度な距離感を持って話できそうなのがのっちだったのよ。


で、話して、笑って、スッキリした。


ありがとう。


面白い話も聞けた。


いろいろあらぁな。


あたりまえだが、いろいろあらぁな。


 



 


せっかく教わったアプリケーション操作を忘れないようにイラストを描き始めましたが、ちょっとハマッてきた。


おもしろいわこれ。


デザイン用途じゃなくてイラスト制作用のテクニック集ムック買っちゃった。この手の本高いのに。


いや、After Effectsとタイトルに付いている本はすべて買い揃えているハマジマさんに比べればこの程度のことは。


ハシヤンにあきれられたらしいですな。「この3冊を押さえとけばあとはいらないのに」って。


 


ツールが内容に影響するということはあることで、


切り絵で背景のない絵ばかり描いていたのがデジタルで描いてるうちにだんだん描きこみたくなってきて、


でも画力も配置のセンスもツール的な技術もぜんぜんおっつかない、という状態。


デジタルイラストで空間恐怖症なみにびっちりスキマを埋めてる構図をよく目にしますが、あれも、ツールに決定された方向なのかなあ。


 


こないだ自転車描いて、真横から描けばまだいいものをパースつけたもんだからもうひいいってなって、


その後直し続けて今こんなかんじ。


jitensha_03.jpg


パターンブラシ作成とかちょこっとずつ応用ができるようになってきました。


地道に一歩ずつ。


 



 


夜中に映画「人のセックスを笑うな」やってた。


あがたさんが主人公の旦那さん役で出てるんだっけ。


ちょっと見た。


歌うようなセリフ回しですね。


いつもと同じ感じですね。



2010年10月9日土曜日

秋晴れのち秋雨

んむむ。


『りすん』スタッフで参加するかもしんなくなった。


映像部から打診があった。


まだはまじも手を尽くして人を探してるのでイイ人が見つかるかもしんなくて、


で、こっちは、イヤってこたないんだけど楽日25日に仕事が入る可能性があってもし入ったら日をズラせない仕事で、


それで諸手を挙げて「OK、やります!」って言えない状況、という。


さあどうなる。


運を天に任せて。


 


んで、夜、りすんスタッフとぱうぜで合流、はまじから状況聞いてだいたい把握。


もしやることになったらほぼ10年ぶりのプロジェクタ蓋です。キッカケ合わせられるのか?勘とか息とか反射神経とか集中力とか、大丈夫か?ひやひや。


 


さて。


先日トトちゃんが「カズトオのトビキリ画報」を知らないと言ってたので手持ちのバックナンバーをコピーして持ってったら、


田岡さん慌てる慌てる、ぱうぜカウンターが蜂の巣をつついたような騒ぎに。


「えらいもん持ってるなアンタは!」


えー、こないだ話のタネにしてたのは田岡さんご本人じゃありませんか。さては現物が存在しないと思って油断していらっしゃいましたね?


地方情報誌とはいえ一般に流通してた雑誌に掲載されてたんですから、マニアが保存している可能性だってあるんですよホレこのように。


で、トビキリ画報コピーは田岡さんによる破棄・隠蔽をおそれたハイジさんに召し上げられました。


まあまたじっくり。田岡さんのいないとこで。


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カズトオのトビキリ画報。


クロスワードとかイラストパズルとかなぞなぞとか、出題は天野天街、イラストは田岡一遠。


クイズの答えをハガキに書いて編集部宛に送ると正解者に抽選でオリジナルTシャツが当たる懸賞ページでした。


「カズトオの水晶占い」付き。


ところで「先月号の答 正解はアカツカフジオ、シガナオヤ、ヘンミマリでした」…先月号のお題が知りたいよう。


(お金のない学生時代だったので毎号欠かさず購入していたわけではないのでした、残念)


 


「名古屋プレイガイドジャーナル」をリアルタイムで読んでたギリギリの世代がわたしくらいかなあ。高校生の頃でした。


たぶんトトちゃんやハイジはまだ小中学生だった頃よね。そのお年頃じゃまだ情報誌は見ないよね。


コンパクトで見やすくて意外とインタビューや短評・コラムが読みであってすごく好きな雑誌でした。


でも「ぴあ」が中部進出した影響で廃刊しちゃったのね。


その「ぴあ中部版」が今年休刊ですもんね。時代の流れか。


 


さてお誕生日のサプライズをやられても自分の名前が歌われるその瞬間まで自分宛のサプライズだと気がつかないという性質です。


ええ、今回も「ハッピバスデイ、ディア、わしわし」と聴くまでぜんぜん自分のことだと気がついてませんでした。


geccaの焼きたてのバースデーピザを頂きました。美味しゅうございました。嬉しゅうございます。


 



 


ねねむさんにちょっかいを出す。


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凶悪な顔で咬まれる。


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「ねねむさん…今のは甘噛みじゃなかったね…?」


「いやあねえ、愛咬ってやつよ愛情表現なのよ」


取り繕うように噛みあとをなめるねねさんであった。



2010年10月7日木曜日

10月の帝国

お祝いメッセージありがとうございます。


いちびって通りがかりのこじゃれたカフェ&バーに入っておしゃれサンドイッチとワインなんか頼んじゃいましたよ。


さらに通りがかりのフランス菓子屋さんでカラフルな焼き菓子買っちゃいました。


築40年、おめでとう俺。


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マカロンのラスク。


フォト素材集かカメラメーカーの作例モチーフにでも使われそうなビビッド&カラフルな菓子だこと。


 


おしゃれカフェは仲田の交差点北、はちやリハビリセンターの向かいのpeacenik(ピースニク)というお店、後から知ったけどキッシュがご店主のオススメだったらしい。


 



 


結城座のHPに載ってた少女仮面の舞台写真の甘粕大尉は井村さんじゃないそうです。再演の写真で似てるけど別人だそう。なーんだ。


「僕はもっと美しかったです」とのこと、そんなこと言える60何才日本男子がどれだけいるろうか。


 



2010年10月6日水曜日

燐寸ちりばめ

Koさんの返歌。


そうですか甘粕大尉役は黒テントじゃなくて結城座でしたか。


っていうか結城座版『少女仮面』(作・唐十郎、演出・佐藤信)ってアングラ演劇のいわゆる「伝説の舞台」ってやつじゃないすか。


えっこの舞台写真Koさん?


うひゃー。35年前の勇姿ー。うひゃひゃひゃ。なんか笑う。


 


年表で知る、結城座で『ヴォイツェック』もやってたんですね。観たかったなあ。20年早く生まれたかった。


 



 


突発的喫煙者支援キャンペーン。


値上げに負けるな。


まあわたしは吸わないんですけどね。


 


煙草と燐寸


 


マッチ好きだ。


形も匂いも容器も。


下北沢のマサコや藤が丘のククルクク・パロマ、もうなくなっちゃったお店のマッチもいとおしい。


 


子どもの頃初めて図書館で読んだ絵本がマッチ箱の商店街のお話だった。


夜が来るとマッチ箱たちが開店する話。


マッチ箱にはなにかそういう、ちっちゃい魔法が籠ってる感じがしますね。



2010年10月5日火曜日

10月

寒いのでねねむさん密着。


あんかにされているのはどっちだ。


 



 


月曜の中日夕刊、三田村記者の連載記事がちょうど諏訪さんと天野さんの話題だった。


中日記事


 


連載初回はこっち


中日記事


 


「りすん」を盛り上げようとしてくれてますねえ。有り難い有り難い。


 



 


なりゆきが、


事態がどう解かれるのか知りたい、


行き着く果てが知りたい、


ってゆう好奇心のためだけに降りられない。


そんなこともある。


ピンポンダッシュの逆の心理だな。



2010年10月4日月曜日

食堂でライブ

めまいしたりPCに向かい続ける気力に欠けたり風邪ぽくて不調であった。


そんなふうでピリピリ気が立ってるのが伝染したのか、いつもは淑女でびびりなねねむさんが急にシャーとかフーとか言いだしてびっくりした、けしかけたり挑発したりしたわけでもないのに。


田岡さんが咬まれた。


気が立ってる女子に近寄るもんじゃありません。ええ。


 



 


はまじからあがたさんライブどうするー?行くー?のお電話。


そうか今日だったか。


ライブハウスじゃなくて飲食店でのアコースティックライブ、混むのかなあどのくらい周知してるのかなあ、どうだろうねえ、予約なしで入れそうかねえ、どうだろうねえ。


場所は飯田街道沿い、菊里町交差点からきてみてやに向かってちょっと行ったあたり、うーん近い。


お金ないし体調悪いしでも聴きたいしお酒だってちょっと飲みたいし、どーしよっか迷い迷い、絵を描いてるうちに6時、よし行くだけ行ってもしいっぱいいっぱいですって言われたらDufiでワイン飲んで帰ってこよう、とて小雨の中出かける。


菊里町近くのなんとか食堂…間違えて新栄三丁目食堂に行っちゃいました…そんなやつぁいねい…と一人小咄ながら、駆け込みでお店着いてうまい具合にひとつ空いた席あり、着席。


 


港のロキシーから始まって3曲ほどギター一本ひとりで歌って、それからコントラバス奏者加わって11月に出る2枚のアルバムから新曲いくつか、そして新旧とりまぜ演奏。


あのねイントロで反応して「これを演るか!」ってついつい「おっ」とか声を出しちゃったりする曲が隣の席のおじちゃんと完全にかぶっててね、


具体的に言うとサルビアの花とかラ・ジュンバから清怨夜曲に移るとことか、あと風立ちぬで失笑とかですね、なんだかおじちゃんと握手したいほどの気持ちになりましたよ。


「こうきたか!」「ここでこの曲がくるか!」っていうのもライブの大きな楽しみですね。このコードは、さあどの曲だ?とかって思いめぐらせてね。


ちょっと長めの前フリからKに入ったその最初のフレーズ、「Kというイニシャルだったね」で隣のおじちゃん「うおっ」と小さく叫び、客席前方では諏訪(哲史)さんが頭を抱える姿が見え、諏訪さんの隣ではまじがきゅーっていう顔をしていた。そしてわたしもうわーって思って心臓きゅーってしてた。永遠のマドンナK。きゅーっ。


ライブ後聞いた話だと普段ライブではやらない曲らしいですね。


Wコールで最後は大寒町で終了。


 


ライブ終了後、諏訪さんに自己紹介とご挨拶。


「『りすん』(の舞台)、学生たちに薦めてますよ」「あ、今は淑徳で教えてらっしゃるんでしたっけ」「そうです、そういえば淑徳の角田さんって…」「前の夫です、すみませんお世話になっております」「えっ」


…どうも最近このパターンが多い。淑徳がらみの元学生さんやなんかと知り合って、向こうは「ああ少年王者舘といえば角田教授が関係してるんですよね、お知り合いですか」「お知り合いっていうか別れた亭主でして」「ええっ」っていう会話の流れ。


もうなんか面倒になってきたし「知ってますよ、劇団の大先輩です」とか(←嘘じゃない)テキトーに流すこともありますが、オージャ関係者にそんな小芝居目撃されるのは小恥ずかしいので今日は有り体に…


諏訪さんはずいぶんビビッドに驚きなさって、「角田さんってモテなさそうだから絶対初婚だと思ってたのに!いや前のご主人のことをこんなふうに言っちゃいけないか」「いやいやいや、ああ見えて華麗なるパートナーチェンジをなさってるんですよ実は」的なお話を。イケナイ教授ゴシップ。はい「いけないルージュマジック」の替え歌で。古い。


今は知らんが昔はバルも相当なあがたフリークで、それこそ永遠のマドンナKでぐっときちゃう人だったので諏訪さんと趣味は合いそうなもんだが。


 


で、お片づけ終えられたあがたさんも交えて「なんでアルバムタイトル(仮)が『沢尻エリカブルー』なんですか」的な質問タイムなど。


「りすん」公演の頃はちょうどアルバム制作の追い込み期にかかってて御覧いただけないそうで残念。


「今日天野君は?ライブ終わった頃に顔出すかもって言ってたけど」「10時までうりんこでりすんの稽古なんで…たぶん来ないですね」「田岡君は?」「田岡君は今三重県住まいなんです」


ちゃんとライブに足を運ぶ義理堅いファンは界隈でははまじ君くらいなんです、…。


 


近代文学に関する講演で辻潤を取り上げた諏訪さん、まずは聴講者に辻潤の説明からしなきゃってんで講演会の最初に「函館ハーバー」を流したという、うん、ええ話や。


わたしの頭の中では、辻潤といえば伊藤野枝(嫁)→甘粕大尉(嫁殺し)→井村昂(黒テント時代に甘粕大尉役を演ったらしい)、というつながりで最終的にKoさんにたどり着いてしまうのであった。あれ?


 


 


「りすん」ももちろんノータッチでただうわさ話を聞く立場ですが、筆的に順調なご様子でたいへん良うございますな。


ハード面であまり順調ならざる話も小耳にしますが、こけつまびろつでも興行的に上手くいって最終的に帳尻が合いますようお祈り申します。



2010年9月27日月曜日

覚書

http://www.youtube.com/watch?v=UbM71MO3nBE


『和田誠ただいま制作中』 渋谷 たばこと塩の博物館 11月7日まで


 


 



2010年9月20日月曜日

夫人自転車

今池界隈を散策中、小料理屋か飲み屋のママであろう着物姿のおばちゃんを見かけた。


そんなことはめずらしくないが。


おばちゃんは自転車を漕いでいた。


やるなあ。


スポークとかに着物の裾からまんないのかなあ。


敬意と驚きをこめてこの一枚描く。


 


お転婆


絵は小径車を描いたけど見かけたのは正統派ママチャリでした。もちろん、というか。


 



 


最近の驚き&がっかり。


昭和初期の西洋建築がステキだったり不気味だったりしてとにかくお気に入りだったカツラギ医院が取り壊されていた。


えー。


いつかあの真夏でもひんやりしている待合室や横溝正史的雰囲気のはんぱない診察室を写真に納めたかったのに。


在りし日のカツラギ医院


わりと最近外壁塗りなおしたり看板新調したりしてたのになー。


いつまでもあると思うな、ということですか。



2010年9月19日日曜日

夢で逢いまショー

夢に久保じい出てきた。


なんかの受付をやってて、もう中は開演してて、「今から久保じい来るらしいんだけど今日は超満員だから無理って言って」という伝言がまわってきて、


そうか来るのか、もうちょっと早かったら融通きいたのになー惜しいなーとか思ってるとこに久保じいが来て、


珍しくスーツ着てあいかわらず「ヨー」とか言って、


「ごめん久保じい、もう始まっちゃってて中いっぱいいっぱいなもんで入ってもらえんのだわ」と言うと


「そうか、じゃまた明日来るわ」と、たぶん名古屋弁で、あっさり引き返しなさり、


うん、明日なら平日マチネでガラガラだから楽勝よ、せっかく来てもらったのに悪いね、と角まで見送った。


ただそんだけ。


久保じい来たけど追い返す夢。


えー。


ご存命ならそろそろ喜寿あたりか?トリエンナーレ関係でご活躍されてたろうな。見慣れないスーツ着て。


 



 


急に肌寒くなったせいか猫がくっついてまわります。


すげえにゃーにゃー話しかけてきます。


顔が怒ってます。


寒くなったのはおばちゃんのせいじゃないのよと言ってもわかってくれない。



2010年9月16日木曜日

絵とか

そういえば白っていつ出るんだろうね?


もう発売日決まったのかしら?


iPhoneネタ壁紙白.jpg iPhoneネタ壁紙2白.jpg


白バージョンむずかしい


 


 


ところで。


イラレ(CS4)にプリセットされてるシンボルで、使う機会はなさそうだけど好きなやつ↓


原始的.gif「原始的」


レトロテレビ.gif「レトロ」


 



 


Flash講座のご案内をいただいて悩み中。


開講場所は近いし時間はあるんだけど…だけど…


 



 


やたらツヤツヤキラキラしたゼリーみたいな3D風アイコンを描きながら、そーいや昔ペーター佐藤は好きだったけどエアブラシ系スーパーリアリズムは好きじゃなかったこと思い出す。空山基とか。


瞳ギラギラ唇つやつやストッキングラメラメみたいな質感のむちむちお姉さん系イラストですね。


ドイツのスーパーリアリズムイラストレーターがその後ハードSMイラストの世界の第一人者になったとかって話を聞いて、なにかとても納得したもんだった。スーパーリアリズムには肉食がよく似合う。


 



 


一週間が早い。


いっそ目覚めたら十年くらい経っててもいいのに。



2010年9月15日水曜日

アセ、アメ、アキ

今宵はiPhone4用のネタ壁紙作ってた。


iPhone_Wallpaper.jpg iPhone_Wallpaper2.jpg


Wallpaper for iPhone4 960*640px


iPhoneもってないけど。


こないだえーちゃんからiPhone4にしましたメールが来てとてもうらやましい。


去年の末にiPhone(その頃は3GS)に変更するつもりでそれまでのキャリア解約してビックカメラのSoftBankカウンターに臨んだのに、


いざ契約って瞬間にヤになって止めてしまった。


4白が品薄じゃなくなってお金に余裕ができたら今度こそ乗り換えるんだ。死亡フラグって言うない。


 



 


豚肉いっぱいと白飯たらふく食べた夜、汗掻きすぎて目覚める。


翌日は小雨降って風あって涼しいのにもかかわらず汗掻き続け、やっとおさまるころ熱も平熱に戻った。


ひーふー。


なんとか夏の病も過ぎ去ってくれたような気がします。


 


念願の金魚印冷麦食べる。


うまい、うますぎる。


そうだ冷麦ってこういうものだった。


 


もうじき、夏痩せを取り戻して余りある食欲の秋がやってきます。


季節のある国ってすごいわー。



2010年9月13日月曜日

だしてた

熱が。また出た。


 


しかし昼夜焼肉丼。


「夏バテは肉を食って治せ!」ってハイジさん言ってたし。


もう身体の半分くらいがモーニングのトーストと玉子で構成されててやばいし。


特売の豚スライスともやしで豚焼肉丼、旨うございました。


 


枝豆ブームは去りました。


なんだったんだろうあの偏執的な枝豆欲は。


そのうちずんだ排泄するんじゃなかろーかと思ったさ。


 


無理くりベッドマットをベランダに引っ張り出して天日干し。


ついでにベッド下の大掃除。


なくしてた長嶋有の文庫本発掘。


 



 


photoshopさんに比べてとっつきにくいと評判のillustratorさんと、やっとこの頃打ち解けてきた気がします。


絵の上手い下手はおいといて、理屈や効果がだいたい腑に落ちたぞと。


まだ予想通りにいかないのはパスファインダの「刈り込み」「型抜き」あたりです。


あれ?なぜこうなる?って焦る。単純図形はいいんだけど、ちょっと入り組んだ複数のパスとか。


 


以前リアルトレース挑戦でケータイ描いたとき、→リアルケータイ


「写真切りじゃなくてパスで超リアルに描かなきゃいけない事態ってどんなんだ?」と思いながら描いてましたが、


ハマジ的にはそれもやりたいことらしいです。パス保持したままAfter Effectsにもっていって加工したりしたいらしい。ああそういう。


 


着物描くのに、和の色のスウォッチ作りたいなーと思って検索したら、日本の伝統色のスウォッチパレットファイル配布してる人がいてた。素晴らしい。


RGBの色指定値だけでもわかればめっけもんと思っていたので望外の喜びでござんす。


和色は名前も風情があっていいですね。「蘇芳(すおう)」「縹(はなだ)」「利休茶」「洗朱(あらいしゅ)」「若竹」などなど。芸者さんの名前みたいだ。でもないか。


 


結構久しぶりに絵を描く日々だなあ。


わたしね、昔、ペーター佐藤が好きだったのよ。


エアブラシスーパーリアリズムの近未来シリーズの頃じゃなくて、パステルポートレートの時期。ミスドのパッケージに採用される直前くらい。


画集に載ってた黒一色で描かれた山口小夜子がものすごく美しくて感動してね、白と黒さえあればこんな絵だって描けるんだって、


デッサン用の鉛筆でスケッチブックに模写しまくったのね。中学生のときかな。


その恥ずかしいスケッチブックは実家の引越しの時に処分してるはずです。


 


白と黒がいちばん美しい色の組み合わせだと、今でも思う。


 



 


ブルースカイが構成作家をつとめる「シャキーン!」を、たまに見る。


「一日(ついたち)」「八日(ようか)」「二十日(はつか)」で三三七拍子、という小コーナーがあった。


リズムに合わせて「一日、八日、二十日」を読み上げるだけのゲーム。


 


クリアできませんでした。


ナオミさんじゅうきゅうちゃい、「八日(ようか)」は未だ鬼門です。



2010年9月11日土曜日

ぬってた

絵を。引き続き描きこんでました。


コスモス畑でノースリーブってこたあないだろうおねいちゃん、と思いながら描いていたので、とりあえず、着物にしたり。


不安和服


 


あと、やたら塗ってみたり。アニメ調ベクター塗り。


不安和服


 


色なしだとどことなく林静一、というか赤色エレジーな感じがしますが、色がつくと別物ですね。


 



 


台風一過そして吐き気。夏バテもラストスパートって感じです。


 


例年、9月は早起き。5時6時に目覚めて二度寝も出来ずにごそごそ起きだす。


朝の涼しいうちだけ食欲がすこしあるので、7時になるのを待って喫茶店のモーニング行ったり。


裏道の、住宅街のまんまんなかに喫茶店があったりして面白いです。


先日は駅近くの一度も行ったこと無いひなびた喫茶店に入りました。


この地で営んで50年、といった風情の70がらみの老夫婦がご店主でした。


お店とともに育ちました、といった風情の50代くらいの息子さん?が後からいらっしゃいました。


旅先にいるような気分になりました。


 



 


『りすん』も動き出してるようです。


『シフォン』と『ライトフレア』をやってよかった、あれで新しい発想が出てきた、と団子先生が言ってたとかなんとかいう噂を小耳にはさみました。


今思えば昭和のバカップルシリーズの序章だったなとかそんくらいしかわかりませんけど、


KKさんもそれを聞いたらいくらか報われるだろうと思いました。



2010年9月8日水曜日

蒸す夜

電子体温計が室温を計測しなさった。


居間、34.4度ですと。


それって暑い?


今すぐエアコンつけやがれな温度?


 



 


こないだの落書きが図形ツールとパスの変形・効果だけで描いた絵なので


こんどは逆にペンツールだけ使って描く。


ちゃんと下絵描いてさ。


秋の花、コスモス。


 


不安


 


そして笑顔に飽きて不安な顔を描く。


秋のメランコリってやつですかい。



2010年9月7日火曜日

いいしあわせ わるいしあわせ

と、いうわけで大矢知の金魚印冷麦購入。


二束で478円のお高級品ですじゃ。


RIMG1202.JPG


推奨茹で時間が100均冷麦の倍ある(裏面の調理例に8分とある)。


茹で時間は麺の「腰」に比例するだろか。


 


あと麦茶がなくなるので次のお茶っ葉買う。


最近は煮出し専用の香り高い「丸粒麦茶」を愛飲してましたが、ちょっとだけおもむきを変えて京番茶にした。


夏の冷やし京番茶も燻し香と苦味がいいですよね。


大衆食堂のテーブルに黄金色のやかんでどんと置いてあるイメージだな。


汗かいたやかんの下には布巾敷いてあって。


 


まだ食卓は夏の趣きです。


 



 


夏前。


別れ際、桑山さんに「幸せになってください」と真顔で言われた。


以来。


時折思い出して幸せってなんだろうなーと思う。


今の望みは安定雇用確保しか思いつかないけど。


きっと、どうでもいいことを仕事にしたら「こんなことこの先延々とやっていかなきゃいけないのか…」と愚痴り、


好きなことを仕事にしたら「好きなことを飯の種にするもんじゃないわ」と言って嘆くのであろう、性格的に。


だいたい自分のパターンなんかわかってるわよ、何の職に就いたって息吐くように不平不満が出てくるのよ。


ま就業不安は除くとして。


どういうのが幸せって、今、わりと幸せよ。


行きたいところに行けて。やりたいことをやろうとすることもできて。会いたい人に会えて。猫もいて。


良いしあわせではないかもしれないけど、足りているよ。


それだけでは駄目なのかな。


 



 


「生きてゐますことはこんなに切なくうれしいものですのに。あたくしの丈夫なきゃうだいたちのいくにんかはもうこの世界にはをりません」というたのは草野心平、「聾のるりる」の一節。


生きていますことは、ええほんとにこんなにも切なく嬉しいものですのに、わたしの大好きな人たちの何人かはもうこの世におりません。


 


こんなご時勢ですし、ただ長らえることがきっと嘉すべきことかどうかよくわからなくなってきて、


「長生きしてください」と言うのもためらってしまいます。


でも置いていかれるのはもう真っ平御免です。なるべく長く生きてください。