2010年10月12日火曜日

趣味の時代

IPAの試験も近いというのに、あと会社見学とりすん本番も近いというのに、具体的な対策がほぼ手付かずだぞ、いいのか。


いいわけはない。今すぐやれ。存外忙しい10月だぞ。


映像オペレーターはまあなんとかなりそうだそうで、8割方油断しててもいいとのことではある、いちおう。


急遽プロジェクタの台数増やすことになったとか遠隔操作の人手が絶対的に(腕の本数的に)足りないとかゆうことでもなければ、たぶん。


でもその万が一に備えて黒シャツは用意しておく。


 



 


最近たてつづけに、別の場所で、別の人から、辻潤の名前を聞いたわ。


辻潤、ざくっとした略歴くらいしか知らない。


同時代の未来派やダダは昔ちょっと囓った。


学校の演習で近代詩オノマトペが課題だったときに平戸廉吉を取り上げた。日本未来派宣言の詩人。


夭折の人で、当時資料がほとんど手に入らなくて困った。同時代への影響はあったと思うんですけどね。高橋新吉とか草野心平とか。


公立図書館ネットワークを調べてもらったけど、死後一冊だけ出てる詩集の復刻版も置いてなかったな。


 


さて今なら平戸廉吉や未来派、ダダの資料も探しやすいのかしらとフと思い、インターネット検索してみた。


なんと新本在庫があった。やっぱり京都の三月書房かよ!(マニアの聖地)(辻潤ファン注視の店)


あとネット情報で「G.G.P.G.(ゲエ・ギルギガム・プルルル・ギルゲム)」が2007年に復刻されてたことなども知る。


いやあ、インターネットってすごいわね。20年前なら何日もかけて足で調べて、詳しい人に聞き込みしなきゃ入らなかったような情報や付随する情報が何の気なく探しあてられて。


ポチってすれば購入も可能ですもんね(注・三月書房は通販専門書店ではないがメール対応してくれるらしい)。


それをもって「今時の学生は楽しやがって」とは思わない。


問題は浮いた時間でどう駒を進めるかってことでしょう。


昔っから資料を探し掘り出すだけでひと仕事終えたような顔をしている人はいた。そこから発して思索研究してこそ学問。むしろハードルは上がってるぞ、がんばれ今時の研究者。


 



 


あっ。


わたしの手違いじゃなかった。


CS4はチルダ+ドラッグでのパターン変形ができないのか。


それはちょっと不便。


 


After Effectsとタイトルに入ってればあのクソ高いリファレンス本を端から購入してしまうはまじであるが、映像にかける出費ではそんなん氷山の一角だった。


「もしかしてグラボもいいやつ積んでるの?」


「うん、3DCADやる業務用グラフィックボード…」


「…いくらくらいするの?」


「20万…アホじゃんPCもう一台買えるじゃんって言われる」


ひいいいい。


「でもいいグラボにして画像処理がちょっとくらい早くなっても書き出し速度はCPU性能にかかってくるから、全体にかかる時間はあんまかわらんかったんだわー」


ひいいいい(泣)。


そういうわけで、はまじの歯がいつまでも入らなくても、ああ何かまた別のところに投資してるんだなと思うですよ。