騙されて咲く室の梅、じゃなくて、お外あったかいよの言葉にうかうかと出ると日向、燦々としとるのだけど、der Altweibersommer(老婦人の夏=小春日和)とかや、あったかさもなにやら儚い。
12月。
いつのまにか銀杏散り果て、サザンカの花咲き、今日から3週間目覚めちゃ駄目だよbaby、もう今年も残すところ3週間を切っていた。
何にも感じないでいられれば楽なのにとも思う。
つかのまの麗らかな陽射しに翻弄される老婦人である。