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2009年10月20日火曜日

第三週末

もやっと参上、もやっと解決。快傑モヤット登場。


ヤだそんなん。


 



そろそろバタバタっと忙しくなって、久々に週末がポカンっと空いて、と思ったら栗ちゃんから「明日用事で名古屋行くから一緒にランチ食べて遊ばない?」とメール、ちょうど大須で天野天街萬華鏡展が開催するとこだったので「もし東京で見てないんだったらそれ行こうか?」「行きたい!」てな感じで観音さん集合、おされランチ、それからプシュケ。身内ばかりが集まる展覧会であった。


天野天街万華鏡002a.jpg


 


ごはん屋さんやギャラリーでのんびりしながら、「今どきの若い子」のコミュニケーション能力とか読解力とか、そんな話を聞く。栗ちゃんは表現の現場で飯食ってる人なので読者の読解力低下はとても切実な問題。大変らしい。


日本人向けの「日本語検定」が必要かもしんないね。どの程度の文章が読みとれてどの程度の文章化ができるかの目安として。条件付きの構文の後半部分しか読みとれてないとか、単語にしか反応してないとか、そんな人多くなったもんね。


しかしネットもメールも文章なのに国語力がないってすげーよ。じれったさにやり切れなくなったりしないのかなあ。ゆとり教育実施で一番授業時間減らされたのが国語なんだけど、その結果が今の形で出てるならお気の毒な話だ。


栗ちゃんの分析によると、自分の気持ちを言語化するのが苦手、判断理由を尋ねられて「なんとなく」と答える、情報だけは大量にあるので何かを選び取っただけで「表現した」「創作した」気になる、とゆうのが今の十代の特徴なんだそうで… そりゃまた独裁者の出現にうってつけなメンタリティだこと。国家の策略か。


十代に限ったことでもないかもしらんけど。もうなんかこの頃「なんとなく」で生きてるし。言語化するのめどいし。他者と討論とか意見のすり合わせとか逃げ出したいほどだし。それでも情報だけは容赦なく大量に更新されてくし。自分に不都合がなければ社会統制も独裁もありかもしんない、くらいの無気力さ。もうどうでもいいや。


 


あー何か書こうとすると暗くなる、やだやだねー。


 



 


週明け、おーしまとのりぴーから同時にしずちゃんの個展のお知らせ届く。


 


 早川司寿乃原画展


 11/1~18、栄・ラシックの旭屋書店にて


 


これまでに描いた文庫本の表紙の原画展とのこと。さらに、 


 


 しずちゃんの文庫も出ます。


 「いつも通りの日々」ポプラピュアフル文庫より。


 むかし、コミック・ファンタジーに連載していたやつを


 選んでまとめたもの。描き下しもちょっとあるそうな。


 


 


とのこと。


もう11月になるのか。一年は早い。



2009年10月19日月曜日

変形

身辺整理、細かいところで時々ストップ、再開、どこまでやったかわかんなくなってキーッ、そして続行。


 


特殊サイズのチラシは保管するときおろろってする。


シモジマでB4ファイルが特価になってた。ありがたい。


 


サカナチ.jpg


花園カノンソロダンス『サカナチ』チラシ、B4タテ半分サイズ。田岡画伯。


こんなに文字情報少ないのに「ずうどん」って。珍しい誤植。


 



 


維新派『ろじ式』はにしすがも創造舎で観るのがオススメとのこと、ハシヤン&岩村君情報。


東京か…


忙しくなったりモノイリになったりの時期だけど維新派は観ておきたい。


あのへんとかそのへんの方々はもうチケット押さえて予定組んであるそうで。


どうすっかな日帰りできるかなあ精華も捨てがたいなあ。


 


チケット4500円って聞いて「安い!」と思う、それは維新派だから。


 


2月の「松本雄吉初の外部演出」ってやつもすごく気になる。



2009年10月2日金曜日

仮チラシとか

昨日に引き続き、昔の仮チラシ。


本チラシの原画をコピーして使ったり、文字情報だけでまとめたり、仮チラ用にイラスト用意したり、仮チラシもいろいろ。


面白いね。 


 


御姉妹.jpg


『御姉妹』仮チラシ、イラストはZUN。


 


スーベニール.jpg


石田佳代子ファッションショー『スーベニール』仮チラシ(本チラシはポストカード)


かよちゃんの「佳代子」の字がなんでか媒体によってまちまちだった記憶がある。 


ルッコラの会1.jpg


ルッコラの会『極楽鳥には足がない』文字情報のみのチラシ。これの本チラシを見てない。あったはずだとは思う。


 


ルッコラの会2.jpg


当パン表紙。


天野さんの外部演出で、傑作の誉れ高いが諸事情で再演が難しい演目はいくつかあるけど(『夜叉ケ池』とか)、


これも平日一回だけ(しかも多治見)で終わらせるのがもったいないほど面白かった。


田楽座の人たちの演奏による生田楽が入ったり。 


ルッコラの会3.jpg


 


ルッコラの会4.jpg


 



児童対象劇で客席にはこどもがたくさん来てて、天野さんの手品めいた仕掛けにたいそう沸いていたけど


「わけがわからん」とて上つ方のお気に召さなかったらしいという噂であった。


 


仮チラシではないけど


ぼんぼり1.jpg


『春のぼんぼり』チラシ。これバリエーションが多くて結局ぜんぶで何種類あったのか知らない。 


ぼんぼり2.jpg


チラシ・バリアント。


当日の進行表も出てきた…モノモチいいなあ。


こうゆうものの常として、第一回がいちばん混沌としてて面白かったかな。


どこをどう間違ったか大真面目な詩吟の会の発表とかエコロジーを語る小学生とか出てきて。


面白いっていうか、つまり、うぞむぞ。玉石混交というかノルかソルかというか。


 


 


これはチラシじゃないけど。


銀玉.jpg


名芸大の大学祭に呼ばれたときのパンフ。


実行委員が過去の公演チラシから切り貼りして作ってくれた。


田岡さんが文字原稿書いたら「酒井久美子」が「漂井久美子」に、「早川司寿乃」が「早川司寿B」に誤植された次第。


この直後、今度は『少年の玉』本チラシで「天野天街」が「大野天街」、「劇場主」が「劇場王」、「オブジェ」が「大ブジュ」に誤植されたという。


誤植ネタに事欠かない秋でした。田岡さんがしばらく「俺の字ってそんなに汚いかなあ…」と気にかけていた。


この出来事が翌年『御姉妹』のカメの決めセリフ「誤植です」に繋がった、のかもしんない。


(名前が「柏ナヲミ」になっている。すうどんが「ナヲミ」にしたがっていた。でも私はこの頃なんでか「ヲ」がイヤだった。今見ると、別にナヲミでもいーんじゃないの、と思う。)


 


*


 


今日は『空気人形』観てきた。レディースデイを待ってたら、そうか、1日と重なったか。映画の日だ。


目的はペ・ドゥナです。


ペ・ドゥナの挙動のそこはかとない不自然さってなんなんでしょう。はまり役だと思います。


キグーにも田中君が同じ回観てて、終演後栄まで一緒に歩きながら「僕もペ・ドゥナ狙いなんですよ」「あのいろんなことがギリギリな感じがハラハラしていいんですよね」など。


そうね、いろんなことがギリギリで妙にリアルな感じがします。言葉や所作のたどたどしさも。ぴちぴちにお若くはないことも。きれいだけど爆乳ではないおっぱいも。


「かわいい」の原義は古語の「かはゆし」、つまり「面映ゆい、恥ずかしい、黙って見ているのがしのびない、気の毒だ、ふびんだ、いたいけな様子が愛らしい」という意味ですが、ああまったく、いみじうかはゆし、と思う。


 


あ、南極料理人はDVDで観ます(田中君がメイキングを撮ってる。ライトフレアと被ってた極寒地での撮影というのがそれだった)。




2009年9月30日水曜日

かたす

脇目も振らずに大掃除してました。「おお掃除」ってか、「だい掃除」。大バーゲンみたいなニュアンスで。


もってけドロボー。45リットル可燃を7袋くらい出したよ。


 


いや脇目も振らずに言うても、人生初めてブルーベリーチーズケーキなんか焼いて「おぐまをその気にさせる会」に持ち込んで皆して呑み食いしつつ百ヤジのビデオ(小森氏編集版)のノーカットバージョン鑑賞してそのままおぐま家に泊まったり、


バル芝居観て偶然トンちゃんと会場で一緒になってシルビアでおしゃべりしたのが楽しかったり、で毎度のことながらまたしてもお互い現住所教えるの忘れたり、


町内の男子校の学園祭が地域住民にも開放されてることを知って覗きに行ったり、その帰りに地元商店街で超特価テレビ台を買ったら心配した店主が車で配達してくれたり、それなりの脇目は振っていたのだった。


 


「整理整頓」とかなまぬるいこと言ってるから要らないものを溜めこんだままになるんだ、もういっそ遺品清掃業者になったつもりで「基本、捨て」の構えで臨んで「あっ奥さん、アルバムが出てきましたけどどーしやしょう?」「そうねーアルバムは残しといてくださる?あと愛用の茶碗と箸も供養するから残しといて」みたいなノリで、と、押入れの中のものバンバン捨てました。時折「奥さん、こいつぁひょっとして記念の品なんじゃ…」とか小芝居差し挿みつつ。


押し入れの中は少しスッキリした気がします。しかしこいつは四次元ポケットです。捨てても捨ててもまだ出てくる。


容れる方はすぐ限界くるくせに出す方は無限。そんな四次元ポケット嫌。収納としてまちがっとる。


というわけで捨てるばかりのだい掃除で、部屋の中が綺麗に片付いたかっていうとそこはもう全然変わらず。押入れと天袋とタンスの中とベッドの下が綺麗に片付いたんですが。


で、捨てもひと段落して、現在紙物整理に入りました。芝居や御能、ライブのチラシとかパンフですね。あとオージャ関係のチラシとか過去公演の資料。


制作部や助成金やってた時期のは公演ごとに几帳面にファイルしてあるんだけど、それ以外のがだばーっと。オージャの公演のもそれ以外のもいっしょくたにドキュメントファイルに突っ込んでいくっていうふうだったから。


よくまあ古いもんもちまちましたもんも捨てずに取ってあるもんだわ。オージャカンおたくで天野ファンだからさ。何年も何年も、押入れに巨大な鼻糞玉をこさえるよにせっせと溜めていたんですね。たとえが悪い。


田岡さんは昔の文集くれるし、ごりんは80年代昔写真のデジタルアーカイブ中だし、なんかそうゆう、懐古の星周りかしら。


 


意外なもの、覚えのないものも出てくる。


 チャンバラヤン原画.jpg


チャンバラヤンの原画コピーですね。なんであたしが持ってるんだろ?ももちゃんがくれたんだったかなあ?


  


20024.jpg


 


この絵に至っては何に使ったイラストかも覚えがない。千石で天野さんからもらって「すごくイイ!」って言った…ような気がするが。


夜行のカットとかかなあ?萬華鏡に載ってるかなあ?


 


この辺は21世紀入ってからのだからそんな昔のじゃない。


 


もすこし遡って、 


 


Scan20025.JPG


『香ル港』初演仮チラシ。1992年春頃配布。


チラシの写真、一番手前の白いセーラー襟の女の子、カトチですね。カトチ・ずん・石丸さん・英子さん・姫子・智恵子かな。シードホール『カオルミナト』の舞台写真だな。


下の図は高丘の初期舞台プランかな。松生やすつもりだったか。日本海側の京都の入り江の家みたい。勝手口の階段降りると海。


仮チラシって結構面白いよね。


  


香ル港.jpg


香ル港チケット半券。チケット用オリジナル手書きイラスト時代だ。アマノテンガイ画伯。


 


 


Scan20027.JPG


これは『御姉妹』初演(1988年)のDMに使ったオリジナルのガム包装紙。


クールミントガムの外側の包みを外して、このオリジナル包装紙で巻き直して、公演案内文とチラシと当日精算券とガム1枚をワンセットにしてDMに封入。


昭和の昔、紙芝居観るのにガム買ったでしょ、あの発想です。ガムのおまけが紙芝居なのか、紙芝居のおまけがガムなのかわかんないけど。


芝居の中では「十日間製菓発売のトノサマチョコおまけ興業にお越し下さいましてありがとうございました」とやっていた。


十日間製菓が灯火管制下にかけてあって…て解説したら野暮ですね。


 


しかしDM総数が少なかったとはいえ、一枚一枚ガムを包み直して封筒に入れるなんてそんな手間なことをよくやったなー!マッチラベル貼りに匹敵するぞ。


こーゆーのまたやりてえなー!(ドM発言)


いや、DMの段階から芝居が始まってるっていいなーと思って。


 


ちなみにガムからひっぱがされちゃったクールミントのペンギンちゃんは  


御姉妹.jpg


ちゃんとチケットの中に居るのです。


 


『御姉妹』の案内文は保管してなかったけど、この頃の公演案内文好き。 


R自由ノ人形.jpg


けんちゃんの文だなー。ノン・シルヴァ.jpg時代下って、ノンシルヴァ(1994年)。


これは誰が書いたんだろう。けんちゃんのような気もするけど真似たハト坊って感じもする。


田岡さんの声で読んでもらいたい。ラムネポン。


 


 


エンジェル.jpg


『エンジェル』(1986年)チケット。早川司寿乃画伯描く。


 


磁石姫.jpg


東京黄昏団旗揚げ『磁石姫』(1987年)チケット。田岡一遠画伯描く。


 


チラシもそうだけど、ご案内、チケット、DM、こうゆう「公演本番に至るまで」の細部のモノ&コトがもともと好きなんだな。


お客さんと劇場までの道のりに玉砂利を敷き詰めていくような…というか…芝居の空気とか公演のワクワクとかがこうゆうとこからじわじわ始まってくような…


特に天野さんのやることってそんなのがすごく合う気がするんだよねー。メタネタっていうだけのことじゃなくて。ぴあチケットより手描き画チケット。DTPより活版印刷。背もたれ椅子席より平ベンチ。鉄筋より木造。ガーデニングより坪庭。スーツより着物受付(←自己弁護)。


こやって羅列してくとただのアナクロ趣味になっちゃうな。それとはちょっと違うんだ。時間のフラクタル構造で古いもんの細部に分け入ってくと最新鋭と相似形だったりする、ような。既知は未知なり。T2ファージが極めてメカっぽいみたいな?


まあいいや、とにかく、オージャカンの公演、天野さんの芝居にお客さんを引きこむオージャカンらしい触手があるとすごくいいなって思う、制作がどうとかってことだけじゃなくて、全体、というか、個々の触手…


 


さあて本線に戻って書類仕分け続行するか。


またなんか出てきたらあげる。