2013年12月29日日曜日

全裸変顔

名鉄ナナちゃんがえらいことになっていると聞いて行ってみた。たしかにえらいことになっていた、その3。


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なーなーちゃーん。


この顔で全裸かーい。


どてらとか半纏とか着せてあげたい。


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横顔もえらいことに。


お面じゃなくてちゃんと一体化してるんですな。


 


齢40にして突如いぢられキャラ化したことについてナナちゃんは何思うかしら、


「おいしい」と思っていてくれるかしら。


 



 


この年の瀬に膀胱炎発症、ええーっ。


痛ーっ!


抗生物質でケロリと治るのはわかっているけど、この時期休日診療所なんか行ったら長大に待たされた挙句待合室感染するんだろうなあ、イヤだ。


暖かくしてお茶いっぱい飲んで薬局で買った漢方服んで気合で治す予定。


数ある痛みの種類の中で膀胱炎の痛みがいちばん苦手よ、あの、粘着質な、痛みがスライム状になって下腹に貼り付いてるような痛み。


とほほ。


 



 


28日になってもシュトーレンが20%引きにしかなってないよ…


半額になったら買おうって思ったのに…


あてが外れてしょんぼり。


 



 


竹内郁雄氏が持論として「プログラミングは所詮言語を使う作業なので、数理的能力も重要だが、それに劣らず言語能力が重要だ」と書いていた。


(http://cybozushiki.cybozu.co.jp/?p=13960 『ハッカーの遺言状──竹内郁雄の徒然苔』)


なるほど。しかし近頃我思う、言語には数理的能力が必要ではないかしら。


「論理的推論」と「論理の飛躍」との違いがわからない人と論争する虚しさ、あれに相応しいのは「日本語の勉強しなおしてこい!」よりむしろ「数学の勉強しなおしてこい!」ではないかしら。


思考とは計算ではないかしら、哲学とは数学ではないかしら。幾何学者が「思う我」を発見したり、0を発見したインドで哲学が発展したのは、思想と数学の相関関係を端的に表しているといえないかしら。


高等数学なんか社会に出たら何の役にも立たないよねーとか言ってごめんなさい、と学生時代の過ちを悔い、


文章やプログラムを書き詰まりながら、「ああもっと本腰入れて幾何や代数をやっておくべきだった!」と思う今日このごろ。後悔四半世紀先に立たず。


 


というか証明問題なんかあんな得意だったのにもうなんにも覚えてないもんな、あんだけ手間ひまかけて結果身につかない素養って虚しいな。


 



 


近頃おこ成分20%増しのねこが腕から降りなくなったので今日はここまで。



2013年12月28日土曜日

北風ぴーぷー

ぴーぷーかむとぅげーざー、あいのーうたー。


 


ぴーぷーですよぴーぷー。


ぴぷかむですよ。


自由を歌っちゃいますよもう、あまりの寒さに。


元ネタ知ってる人が限られてたっていいんです、もう、やけくそになるくらい寒いんです。


 


雪がちらつくのを喫茶店の窓から眺めながら「雪ですねー」とか言いながら、「外出たくねえ…」と思ったのです、ウィンター・バス・ストップにはちと遠い。


 



 


推しメンではなかったにせよのぶなりの引退がちょっとさびしい男子フィギュア界。


コミカルで軽快な演技が持ち味でキャラかぶる人がいなかったからね。


そして本番運になんか恵まれない人だったね、ネット上では「一向宗徒の呪いだ」と茶化されるほどに。


 


そしてやっぱり推しメンではないんだけど高橋大輔のソチ出場発表の瞬間のおばさまたちの悲鳴(歓声)、すごかったね。


あ、やっぱり、そういう層に人気なの?ってちょっと思った。ワイルドでセクシー、みたいなのが、似合うよね。


カルメンのハバネラとかキャラクターに合いそうよね、あとフラメンコのシギリージャの曲調とかね。変拍子の似合うスケーター。


 


それからやっぱり羽生君のソチ行きが嬉しい、あの演技を見る機会がもう1回増えたことが嬉しい。ふへへへへ。


 


2014年かー。


サラエボオリンピックのトービル・ディーン組の伝説から30年かー。


おばちゃん年取るはずやわー。


羽生結弦も高橋大輔も生まれる前のオリンピックだぜー。


アイスダンスのスケーティングに「物語性」を持ち込んだ衝撃の演技だったんだぜ、当時。


 



 


中高の教科書に必ず載ってた中国人作家、というくらいの印象しかないんですけど、魯迅読み始めました。


読んでると頭の中をちらちら芥川がよぎるんだよ、「南京の基督」とごっちゃになる。


文学的影響とかじゃなくて単純に時代の風俗とかそんなこと。だと思う。


 



 


手の届いたもんは全部手に入ったもんみたいな顔して、安定して、のんのんと、維持継続していくような顔で、


 


そんなわけないじゃん、いつだって全部ネリカエシたっていいのよ、の、2013暮。



2013年12月27日金曜日

激ねこぷんぷん丸

なんとあわただしい。


世間様の連休辺りからこちらもドタバタと。


シーズンのイベントに仕事の追い込みに、愚痴聞き役にと、せわしなくしているうちに可燃ごみ年内最終日を迎えました。


押し寄せる年の瀬感。


ドタバタしながら今季初水炊き食べに行ったり、クリスマスケーキ代わりのいちごショートケーキ食べたり、会社でもケーキ頂いたり、一人でもシュトーレンちびちび食いしたり、冬とかクリスマスとかの気分をそれなりに堪能し。


例年比で3割増しくらい賑やか、5割増しくらい楽しい、1割増しくらいおこ。


今年のシュトーレンはグルマンヴィタルのを買いました。パンが美味しいパン屋のシュトーレンはハズレなし。


女子に大人気の三茶のパン屋さん、シニフィアン・シニフィエ(嫌な店名だ)のシュトーレンも見かけましたが、おねだん4000円超にためらって買わない。


あと、会社の人からヒルトン・ホテルのシュトーレンが美味しいとの情報を頂きましたので、来年はヒルトンかなと。


 



 


新ユニット、携帯電話なくし隊。


なくさないでください。


 



 


母と姉は年末年始海外クルーズへご出発されました。


船旅は寝てるだけでいいのでお年寄り向きです。


アメリカ船籍のクルーズ船で、船内公用語は英語だそうです。


 



 


デイリーヤマザキのかりんとう饅頭が残業後の低血糖時にちょっといい。


 



 


静かな年の瀬も良いものです。



2013年12月18日水曜日

冬の収束係数

秋の終わり頃、近所に3Dプリント写真館ができて「わー、未来がやってきたー」と思っていましたら。


速攻閉店なさっていました。


未来、短かっ。


 



 


かっちゃん復活、めでたい。


 



 


冬ですな。


もう来週はクリスマスだっけ。


サンタさんの後には歳神さんもいらはりますわな。


ああせわしない。


 


冷え症ですので夜は電子レンジでチンしたグリューワイン頂きます。


シナモン、ナツメグ、クローブ。スパイスは常備しています。


チャイもいいですね。


 


寒さのせいか肩こりもきつくなってきました。


去年の冬だったかなー、肩こりひどすぎて寝返りうつと背中から胸まで痛みが走ってさー。


マッサージ屋さんで重点的に揉んでもらったけど改善しなくて、周囲の人たちからはどっか内臓からきてるんじゃないの?とか言われてたけど、季節が移ったらしらんどる間に落ち着いた。


今回も暖かくなるまで治らないとしたらキツイなあ。


夜、寒いんで、フリースの肩掛けとかネックウォーマーとかしたまま寝るのね、あったかくていいんだけどそれで首の動きが固定されるとそれはそれで肩こりの原因になってるような。


猫が腕枕をせがむのも、あったかくていいんだけど肩こり的にはツライような。


なんかいい対策はないかしら。


 



 


脳生理学的に、電子ペーパーは分析・批評・校正に向いていて液晶ディスプレイはその反対である、という話が興味深い。


 参照・http://blog.livedoor.jp/lunarmodule7/archives/3562467.html A Successful Failure「プリントアウトした方が間違いに気づきやすいワケ」


実際経験上、プリントアウトするとなぜか校正が早いんだよ。文章の推敲も捗るの。


 


ネットニュースの誤字や変な文章が目につく今日このごろ、「Web業界には校正・校閲がいないからだ」と言われますが、もしかすると作業デバイスの特性のせいかもしれませんなあ。


Webライターは電子ペーパーを使うと良いのだ、かもしれないのだ。


 


そしてスクリーンで映画を観る人のほうがDVDで観る人より映画評論的な言動になりやすいのは、表示デバイスの特性のせいかもしれないのだ。


 



 


権限のある上長と自分との中間に、話を歪ませるタイプの上司が挟まりますと、もんのすごいめんどくっせえことになるんだな、と、しみじみ思いました。


めんどくせえ仕事を捌きながらめんどくせえ人間関係やめんどくせえ人間性について慮るとか超無理ゲーです。(もちろん世にはそういうのが得意な人もいるでしょうが)


社会化してないのはわたしか上司がどっちもか。


 


それでもまあ、いっこずつ、自分の望んだ環境が与えられていますよ、すげーなどんだけ権力あんだ自分、と錯覚するほどに。



2013年12月15日日曜日

月にビードロ

昔のギャグ漫画みたいな展開の話で笑ってしまう、マンデラ氏追悼の偽物手話通訳。


…いやあんまりな話なんで、聞いた最初は「日本語対応手話(シスコム)」と「日本手話」みたいに聴者言語に対応させた手話と聾者のネイティブ手話の2系統が南アにもあるんじゃないかと思ったんすけど、なんかほんとに漫画みたいな話だったのね。


「さあ、パーティーを始めようぜ。大きな魚、小さな魚、段ボール箱!」


猫か?猫のパーティーなのか?段ボール箱ってとこが気が利いてるじゃないか、猫的に。


  


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箱ですって?


 



 


週末のデパートは混み混み、12月ね。


クリスマス商戦かー。


 


わしわしのプレゼント選びの基準といえば、


1.本人はたぶん買わないもの


2.でももらったら嬉しいであろうもの


3.もしなくしたり使わなくなったりしても後腐れのないもの


この3つを満たしてるといいかなーと思いながら探してる。


必需品じゃなくて無用で贅沢なものがいいんだよね。タブレット端末よりポケコン、みたいな。


 



 


転がるビー玉のような日々。


どこへ着くのかわからない。


それでもどこかへ向かっているには違いない。


複雑怪奇なところへ演繹してゆく、伏線なんかもありゃしない。



2013年12月13日金曜日

「但し私を除く」

おそらく一般的に、他人には望むけど自分には望まれたくないことごとのいくつか。


たとえば。


サービス業にはなるべく年中無休・24時間営業でいてほしい。


でも自分は週休2日の9時5時勤務がいい。


または。


ちょっとでも安いもの買いたい。


でも自分のことは高く買って欲しい(給与)。


それから。


周囲の人には空気読んで欲しい。


でも自分は空気読めとか強要されたくない。


 


切実なとこだと。


自分のいる会社は、部署や地域によって勤務時間が違うのだけど。


自分が受けた緊急案件の後工程の部署が帰宅してると「センターの営業時間に勤務帯合わせろよ!」とかって思う。


でも自分の勤務時間外(残業中)に別部署の人が緊急オーダー持って駆けつけてくると「終了!うちの部署本日終了してます!」…と思う。まあ、受けとるけどね。


 


自分本位なのよね。ごめんなさいね。


とりあえず、


「他人には望むけど自分には望まれたくない」というエゴの自覚は、各自、持っておくとよいような気がする。


 



 


漫画しか読んでないなあ。


 


久住さんの、というか泉さんの『食の軍師』2巻買うた。


大丸ラーメンの回収録。


これ大丸知らん人が読んだら「話、盛ってるでしょ?」と思うだろうな。


でも知ってる人が読むと「そんなもんじゃないんだ」って大丸伝説がまだまだ出てくるだろうな。


店外で並んで待ってる人のためにお菓子やカップラーメンが配られてた、とか。


持ち帰り用に鍋もってくとどんなでかい鍋持参しても溢れかえるくらい盛りつけてくれた、とか。


坪庭サイズの魔境だったなあ。



2013年12月9日月曜日

しわすれしわす

クリスマスにはアントワープに一番乗りですよ。


それはさておき、師走ってのはなんか気ぜわしくていやです。仕事も無駄に忙しい。


 



 


機種を決めてお金をおろして現金を財布に店頭行って、さあ買うぞというときに限って店員がいない、家電店の法則。


展示品は固定してあって販売用在庫は目につくとこには置いてなくて、てことは勝手にレジに持ってけ方式でもないのか、うー。


そんなわけで掃除機が買えない。


 



 


お休みの日、こないだ買った『テクネ 映像の教科書』通しで見た。


期待した人や手法がそれほど面白くはなかったり、逆に特になにも期待してなかったのが面白かったり、まあ、そういうものですね。


あと思ったこと、「浮遊系」はちょっと食傷気味です。面白いんだけどここんとこ見過ぎたかも、林ナツミのとかマカンコウサッポウ写真とか、大量に浮遊系映像が出回ったからねえ。


 


メイキング。複数台のiPhone使ったマルチスクリーン映像を製作中のクワクボリョウタ氏が通りすがりの小学生に「何してるの?」と訊かれて、「えっとね…この電話で小さい映画を撮ってるんだよ」と答えていたのが、なにかツボにハマりました。電話で小さい映画を撮っている。いいなあ。こうゆうちょっとした受け応えでなんか好きになっちゃう。


そのクワクボ氏の代表作、『10番目の感傷(点・線・面)』が面白いなと思いました。配置されたミニチュアや静物の中を小さいヘッドライトが通ってゆく、その照らす影の映像。


自分は影でもなければミニチュアでも静物でもあったことはないのに、その影にさまざまのこと思い出しかける、のです。


http://youtu.be/8EBF0qOKpns


映像の行き着くところ、やっぱり光と影が面白いってことかしら、絵も白と黒のが一番面白かったりするしなあ。


 


 


そしてとりあえず、次の期からの「テクネ」シリーズの録画予約をしておいた。


 



 


やさしくしてもらっているのにやさしくなれない。


なんか、だめだな。人として。なんだか。



2013年12月7日土曜日

ごっちゃにしてしまう

チルチルミチルは青い鳥。


ヘンゼルとグレーテルはお菓子の家。


どうしてもごっちゃになってしまう。


 



 


その場ではフツーに会話して終わったけど、頭の片隅に「なんか違うような気がする…」とひっかかってた件。


田島征三と黒田征太郎をごっちゃにしてたぜ。


「征」しか合っとらん。


いやでも画風も似てるよね?どっちも絵本の挿絵描くし、年頃も近いし、反戦関係の作品あるし…


 


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参考


左・田島征三 右・黒田征太郎 


 


しかし先週お寿司屋さんで話題にしたのは田島征三のほう。そして私が念頭においていたのは黒田征太郎のほう。


いっとき野坂と組んでたのは、黒田征太郎のほう。


わたしがシゲちゃんの絵を見て思い出すのは、黒田征太郎のほう。


 



 


新聞のエッセイ欄で。


洋画家の島田章三氏が、初めて「歌人・島田修三」の名を新聞で見た時に、実兄の歌人・島田修二氏の誤植に違いないと思い込んで掲載紙の編集にクレームの電話を入れてしまった…というエピソードに笑う。


あるあるあるある。


国文の学生泣かせでしたよ。


歌風もどことなく似ててね。


われ思うに、よく読むと修二氏のほうが硬質な感じで修三氏のほうがべらんめえな感じ…なんだけど、えらい主観的な分け方なんでブラインドテストしたらやっぱりごっちゃになるであろう。


 



 


羽生結弦君グランプリファイナルで一等賞。


とてもおめでとう。


ついこないだシニアに上がってきたばかりな気がしていたのに、もう大学生なのね。


おばちゃん年取るはずやわ。


もうすごい華があるし優雅なのにスピードあるしキレはいいし、これでもうちょっとスタミナがついたらこわいもんなしだろうなーと思いながら見守っておりましたので一等賞がとてもとても嬉しい。


 


別に批評家じゃないしどの技が難しいとかどのステップが高等テクニックだとかそんなことよく知らない。


ただもうとにかく綺麗でため息でちゃう。


高さがあっていっぱい回転するジャンプの難易度が高いのはわかるけど、美しい人ってスピンとかふつーのスケーティング部分とかもものすごく綺麗なんだよね。


 


ところで、フィギュアスケートのテレビ中継、ジャンプするたびに大声で「出ましたトリプルアクセルー!」とか「ダブルトゥループからのトリプルサルコウー!これは決まりましたー!」とかって必殺技名みたいにアナウンサーが叫ぶのが大っ嫌いで、できることなら音声を消して鑑賞したいけどそうすると音楽も聞こえなくなってしまうというジレンマに毎度むにゃむにゃする。


YouTubeでドイツ語圏の放送のキャプチャを視たら演技の最初と最後に競技者の紹介が入るくらいで演技中はとても静かであった、これですよこれ。


 



 


京都西川のマイクロファイバーと千趣会のマイクロフリースに挟まれて、ぬくぬく極楽の就寝タイムです。


猫も大満足です。


 


…西川寝具って、「京都西川」「東京西川」「昭和西川」「西川リビング」なんでこんないっぱいに分かれてるんだろ?


のれん分けなのか、大企業すぎて国から分割命令でも出たのか、それとも「自由軒」と「せんば自由軒」みたいな冷たい関係なのか?


ごっちゃにしては、まずいのかしら。



2013年12月5日木曜日

しはおはす

12月に入ると急に街の中が「12月の匂い」する気がします。


 



 


猫に腕枕して眠る。


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こんなカンジ。


 


夜明け前、手のひら思っきり噛まれて目覚めた。


なんじゃと思って猫を見ると、口をちゃぷちゃぷ言わせて熟睡してた。


人間で言えば「むにゃむにゃ、う~んもう食べられないよ~」的な感じでしょうか。


寝ぼけて噛みやがったらしい。


まあそれもまたよし。


 



 


はすっぱなアバズレちゃん的な言い方をすると、


「1回やったくらいで付きまとわないでよ」と言いたくなる時。


それはWEB通販でお買い物した後その通販会社のカタログが毎シーズン毎シーズン送りつけられてきた時。


カタログ重いしかさばるし個人情報添付してあるし、もし欲しいもんあったらサイト見たほうが検索とか絞りこみとかできて便利だし、こんなもん勝手に送ってくんなよ!


と思う。


楽天とかに出店してるようなネットショップに特化した個人店なら「セール情報のメール配信を希望しますか?」「ショップのメールマガジン配信を希望しますか?」みたいなのに不要のチェック入れれば一切何も送ってこないのに、老舗の通販会社の注文フォームには「物理カタログ送付希望/非希望」のチェックボックスはないんだな。


そんなわけでニッセンで欲しいもの見つけても注文するのに躊躇するこの頃。


 



 


冬の寝具、毛足長めの敷パッド。


ホムセンとかダイエーPBだと1000円くらいで売ってる。


布団屋だと倍以上の値段する。


あったかさはたいして変わんないし、と思って長らく安い方愛用してたけど、いつだったかのドラゴンズ優勝セールのとき(っていつだっけ?)に特価で買った京都西川のあったかパッドが何回洗濯重ねてもヘタらない。同じ頃買った安い敷パッドはとっくに毛足が寝ちゃったり中綿がダマになったりしてる。


お高いだけのことはあるのね。


いつか西川寝具で一式揃えるのが、目下の夢です。うそだけど。



2013年12月2日月曜日

反重力とトーチカ

豊田市美術館で『反重力展』開催中。


タイトルに惹かれてミュージアムツアー一行で豊田行き。


三河方面へお出かけついでにまゆみちゃんとおさむくんのお店、珈琲gouに立ち寄るという行程。


今回は団子先生も一緒に行きたがっていらしたそうですが、げすなーの台本締め切りが大変でゲスなーというわけで置いてったった。


 


反重力展は誰も内容や出展者のことを調べずに行ってみたけど、ちょっとその、現代美術がへんてこりん♪というか、タイトルから期待を膨らませすぎたかしら、という、肩すかしな感じで。


受付のお姉さんの「今回の展示は体験型の作品が多いので、お手荷物はロッカーにおあずけください」という案内も、無駄に期待を膨らませる原因でした。


うーん。


 


珍しいところでは出展作家の中にやくしまるえつこがいたことかしら、作品は、音響&映像のインタラクティブインスタレーションの類なんだけど効果がよくわからない、というかこれはもしかして鑑賞者は「一人ずつ」鑑賞する前提の構造だったのかしら、いやでもそれなら誘導してくれた案内係の人がそう言うはずか。もやもや。東京都心はパラレルワールドっすか。


 



 


もやもやしながら一行は248南下、額田郡幸田町へ。


豊田とはぜんぜん近くないんですけどね、車でみんなで出かける機会でもないととても行けないんで、「西三河」という大雑把なくくりで強引に巡る。


七州城(隅櫓)とか岡崎城とかかに本家豊田店とかお城がよく建っている道行きだなあ。


 


国道沿いに定食屋やら車屋やらが並んでて、そのすぐ裏には畑がひろがってて遠くにこんもりお山も見えてて、そんな景色がいつまでも続くドライブ、と、ポッと毛色の違うたたずまいの看板、続いて建物が現れます。


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短い冬の日が暮れる直前に、到着。


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赤い扉。  


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外装も内装もまゆみちゃんの手によるらしい、さすが元タオカ・インターナショナル・アート。


お店は中国色強いです。店名の「gou」も中国語の「狗(gou)」であることに来てみて気づいた。


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看板犬、お店とおなじお名前のゴウちゃん。 


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看板犬、超なつっこいチャイロちゃん。


シベリアンハスキーは人見知りしない犬種と聞いてはいたけど、ここまでとは。


大歓迎の熱烈ちゅーを頂く。


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歓迎される田岡さん。


チャ「わーいお客さんだお客さんだお客さんだ、ちゅー」


ゴ「あ…お客さん…ですね」


(ゴウちゃんはちょっと奥ゆかしい) 


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チャ「お客さんだお客さんだ登っちゃーう」


ゴ「あの…匂いかいでもいいですか?」


(ゴウちゃんはあくまで奥ゆかしい)


 


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店内。


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店内(厨房側)。


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外観。 全景。


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外観。


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窓より内望む。


 


 


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「ご接待しますよ?」


 


食事のメニューはカジタのコーヒーやすうどんのパンで作ったサンドイッチ、ケーキ、あとナポリタンとかお腹にたまるものもあるのでこんどは空きっ腹で行ってみたいです。


(美術館後の半端な時間に満腹食べてしまっていたので今回はコーヒーだけ頂きました)


 


 …カジヤンがコーヒー屋さんでうどんがパン屋さんでおさむくんがカフェ…元遊星ミンツメンバーの飲食店主率、高っ。


 


1時間ほど滞在して早々においとましました。


とっぷり日は暮れて、国道沿いの暗い中にぽっかり浮かび上がった姿は砂漠のトーチカのようでありました。 


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マタネ。



2013年11月27日水曜日

not ひさだ

頭が上の姿勢を続けているとじんわりめまいがしてくる、貧血さんのわしわしです。


微不調が拭えませんな。


母からは「万田酵素」勧められました、「何に効くの?」と訊いても「とにかく良いから飲んでみやー」としか答えが帰ってきません。


何に効くんだまんだこうそ。


 



 


付き合いで立ち寄った本屋さんで『TECHNE』DVDブック見かけて購入。


NHK Eテレの番組「テクネ 映像の教科書」をまとめた本。


番組の方は見てないですが、気になる手法や好きな映像作家さんの紹介があったので即買い。


そいやこっちは買わなかったけど『惡の華』のメイキングブックも出てますね。全編ロトスコープのアニメ。


その昔『ウェイキング・ライフ』は見た、『惡の華』は見てない、とんとテレビ番組が見られない人じゃ。


 



 


ちょっとずつ冬支度。


千趣会でアウトレット価格になってた布団カバーが届く。


おお、おねだんのわりにふかふかあったかで満足じゃ。


あったかく過ごしましょう。



2013年11月24日日曜日

生キ残レ中年男女

『かぐや姫の物語』公開記念に『火垂るの墓』TV放映って…


なにかこう、もうちょっと手心というか…


 



 


ナオミの腰痛、一進一退。


朝起きぬけは関節が固まっててツライ。


 


母の坐骨神経痛、悪化。


一旦良くなったんだけど再発してそっから良くないとかで、脊柱管狭窄症の疑いが出てきて精密検査。


急遽会社の休みもらって大病院での検査につきそい。新しくて明るくて素敵な病院でした。


 


腰痛母子ですな。イテテテテ。


風邪もひいたし、低空飛行。


 


ナオミ、上あごの裏の口内炎再発、早数ヶ月、治らん。うーん、病院行かなきゃだめなんか?


 



 


ユニクロ創業祭に通りかかったのでヒートテック2枚購入。


毎年毎年、ユニクロonユニクロな冬。


 



 


『寄生獣』実写化ですか…


いろいろ思うことあれど、とりあえず、橋本愛はパラサイト側のが違和感ないと思うの。



2013年11月19日火曜日

無調法都市

今週はおでんです。


昨夜鍋いっぱいにおでんを作っといた自分を誉めたい。アッパレじゃ褒美を取らす。


 


味噌おでんですが、赤味噌を切らしてて白味噌(米味噌)おでんにチャレンジ。鷹の爪入れてみました。


玉味噌とかじゃなくてあくまで味噌で煮込んだ白味噌おでん。


クックパッド的なものによらない勝手料理っておもしろいねえ、大失敗の可能性もありつつ。


 


ふと「イチビキ デラックスみそ」で検索したら、ユーゴさんのページが検索結果の2番目に表示されたり。


 



 


一人暮らしなのによく謝る。


テーブルに手ぶつけたりしたときにとっさに「ごめん」って。


あと猫のしっぽ踏んだり水しぶきがかかっちゃったりしたときに「ごめん」って。


テーブルより猫のがマシか。


でも考えてみたら当の猫は、謝罪ってわかんないよな。


むしろ、しっぽ踏まれたり水かけられたりイヤなことの後に聞こえる「呪いの言葉」として「ごめん」を認識しているかもしんない。


 


伊藤比呂美のポーランド滞在時のエッセイの。


幼稚園児の娘たちが、保母さんが口にする感嘆詞「ジーザス、マリーア」(「あらまあ」「おやおや」)を「あれはね、『うっとうしいな』っていう意味なのよ」と理解していたというエピソードを思い出す。


幼稚園の保母さんが感嘆するとき。それはたしかに「うっとうしいなー」って事態においてであることでしょう。おねしょとか泥遊びとかね。


 



 


ニュースの「カネボウ化粧品」が「金もうけ商品」に聞こえた、「金もうけ商品の健康被害」ってなんかすごい悪意のある聞き間違いだわ。


 



 


"近年、障害の「害」をひらがなの「がい」と表記することが多くなってきました。しかし、音声ブラウザやスクリーンリーダーを使用した場合、「障がい」表記は「さわりがい」と読み上げることがあります。そのため、株式会社ユニバーサルスタイルでは従来の「障害」表記で統一しています。"


 障害者の雇用を支援する株式会社ユニバーサルスタイル http://www.universalstyle.co.jp/


 


さわりがいって…


「さわりがいのある人が活躍する企業」ってほとんどセクハラ宣言じゃないですか。


 



 


ネットで出会って感心した一文。


 


"変態の判定基準: そのテーマでAVを出して採算が取れない"



2013年11月18日月曜日

そんな

『狼の口』読み進む。展開が早くて面白い。読み進んでいったらハマってきた。現行5巻までなのですぐ追いついちゃう。


単行本でまとめて読む派なので、ネタバラさないでくださいね。


めっさ大局で見ればスイス連邦が成立してるって歴史的事実がネタバレと言えなくもないが、幸いわしわしは中世史に疎い。


 


思えば「永世中立の武装国家」なんて理念は、そら一朝一夕には出てこないよなあ、と、戦争放棄の非武装国家に生まれ育ったわれ思う。


 



 


お買い物で地下のショッピングモールぷらぷら。


どこ覗いても高確率で"What Does the Fox Say?"流れててちょっと食傷気味な休日。


耳に残る分、耳につくようになるのも早いのよ。


 



 


無計画に無頓着に髪が伸びまして、無防備に寝てれば猫に踏まれ彼氏に踏まれ、というか、猫が毛づくろいのつもりか髪をざりざり舐めてきて、そんでもってその時抜けた長い髪がたまに猫の肛門にひっかかったままになって「イヤー!うんこがおしりから離れないー!」ってパニクった猫が部屋中を走り回ったりするので、もうなんだか髪を切ることにしたわ。


というわけで久々に断髪婦人です。


鏡見てホームグラウンドへ戻ったよな気分になりました、なんでかどうも黒髪ロングってよそよそしいんだよね、自分の顔に見えない。長髪が醸す色気みたいなものに慣れないんだな。


 



 


お寿司屋の黒板メニューに「まんぼうの腸」とあった。


思わず注文。


この歳になってもまだ食ったこと無いもんってあるんだなあ、なんかたのしい。


そいや今年は「タカベ」って魚もはじめて食べました。


海のはつものはいいですね。



2013年11月14日木曜日

二人のナオミ

現職場になんとなくいつも一緒にいる同僚がいまして。あら珍しい。


身長が同じで(たぶん横幅もおなじくらい)髪の長さも似たようなもんで年頃も近くて、とどめに下の名前が一緒(漢字も)。


性格はかなり違う(あちらは超社交的で根回し上手で否応をハッキリ口に出すタイプ)けれど話は合う。


どっちかが大量に仕事を抱えて残業してると、なんとはなく手の空いてる方が手伝うのでおのずと毎日一緒に退社になる。


近頃は他の課のおじさんから「よ、マナカナ」と二人一組で呼ばれたり、まれに一人で仕事してると通りかかる人たちから「片割れはどうしたの?」と訊かれるようになりました。


でもマナカナじゃないよなあ。歳違うし、下の名前がおんなじなんだからどっちかというと五月みどり&小松みどり姉妹だよなあ、などと思う。


 



 


前回に続き漫画の話。


『アラサーちゃん』SPA!連載版の単行本が出てた。読んだ。


アラサーちゃん、ちょっとすさんだ?と思った。


前回(メディアファクトリー版)はときどきサイコーに可愛かったんだけどな。


おかあさんにハムをねだってぴょんぴょん跳ねてる後ろ姿とかもうズッキュンものでしたのに。


 


そこからの男女の話。


なんかかんかのしがらみや行き掛けで、合コン的な飲み会行きますと「ところであなたはS?M?」って質問かなりの頻度で出ますねえ。


あれなに?合コンの定番なの?血液型申告とSM型申告。


単に話のとっかかりなんだろうとわかっているのになんか微妙にイラっとする。


そのような質問のたびに、Mじゃないですよ放置系女王ですよと自己申告しているが「えー、絶対ウソだ」と言われて更にイラッとするとこまでがワンセット。


ええ、そんな人達に血液型はBですと申告しますと「えー、絶対Bにだけは見えない」と言われます。さあ自分の見抜く目をこそ疑いなさい。


 


ふと自覚する性癖。


敬語の行為が好きなんですね。


だから「自称S」の男(ぞんざいな命令口調)とはうまくいかないんだな、と思った。


これも一種のフェチなんですかね。


 


みんなといる時はフツーに話してて、そのあとふたりきりになって手つないで歩いてる時は敬語、というのが、いみじうあはれにをかしけれ、と、思った。


 



 


寒い寒いは文句じゃないのよ。


いや文句なのかも。


ガスファンヒーター出しました。


ふとんねこ始めました。



2013年11月11日月曜日

おでん的な

さみぃー!


突如としてさみぃー!


 


かたかた震えながら帰宅。昨晩鍋いっぱいにポトフを作っておいた自分を誉めたいと思う夜。


しかし昨夜新高梨を買った自分を残念に思う夜。身体が冷えるので果物に対して拒否反応が出ます。


しかもでっかいんだよ新高梨。どうしょう。


 



 


夜中の3時にぱうぜに行こうとしてる夢みた、夢の中で行こうとしてたのかそれとも真夜中に目覚めて寝ぼけた頭でほんとに行こうとしてたのかよくわかんないけど。


 


疲れて眠いのにギリギリまで寝ないで寝床で本読んだりiPhoneいじくりまわしたり、目覚めると枕の周辺にやりかけのあれこれが散乱。


とっとと寝ればいいのになんだろうなこういうの、と思う日々、他人のタンブラにリブログされたツイートに膝を打つ。


曰く、


"夜更かしをする理由のひとつに、「今日という日に満足していないから」というのがある。"


  https://twitter.com/everb1ue/status/283259989827653632


そういうことだと思いました、何かすごく腑に落ちた。


 


実際、満ち足りた日はすとーんと寝ています。たまにはね。


 


そんで今日に満足してないと真夜中にぱうぜ行く夢とか見るようになるわけだ、と思った。


 



 


母はもともと小説読み。


でも寄る年波で細かい字は読めないし難しい関係は読み解けない。


で時々漫画を貸してというので貸す。単純な描線で短いエピソードのものがお好み。


今『ブラック・ジャック創作秘話』がお気に入り。あと『深夜食堂』も好きらしい。なんとなく母の傾向を読み解く。


 


わしわしは最近『狼の口』読み出しました、重い非道い話だけどトントン拍子に人が死ぬので感情移入する隙なく軽く読み進む。


まあ、母には貸さないだろう。


 



 


掃除機のホースの中程にスカーフががっちり詰まって早3ヶ月。


思いつく努力はひと通りやった、ググって出てくる解決法はあらかた試した。


 


そろそろ諦めて買い替えるしか無いのかしら。



2013年11月10日日曜日

過ぐ

突発パロディ


「私がオバさんになってもモテないのはどう考えてもお前らが悪い」


森高千里ともこっちのマッシュアップで。


 



 


プ、プロスタグランディンが憎い…。


プロスタグランディンの作用:子宮・気管支収縮、発熱、痛み伝達。


痛み伝達とかしなくていいから!


ほんとそれしなくていいから!


生理時のゆううつはほとんどこいつのせい、だと思う。


 



 


閉店から早1年半、ながらく廃墟になってた今池ピアゴが取り壊しになったかと思ったらあっちゅうまに新店舗が完成した。 


写真-2013-11-09-13-27-19.jpg


低っ。


もとは6階建だったか8階建だったかあったので新ビルのコンパクトさに驚く。


食品売り場に特化した店舗になるらしい。


 


ちょっとした寝具とか家具とか、近所で買いにいけるとこがほんとなくなりもうした。


すっかりネット通販頼みの今日このごろ。


そして帰宅が遅いため通販の配達をいつまでも受け取れず泣くこのごろ。


 



  


DEAN & DELUCA寄って、天白区のBlanc Painの「ねこパン」買う。


写真-2013-11-10-0-51-21.jpg


板チョコが挟んであります。


オーブントースターでちょっと温めるとパンが香ばしくなってチョコが溶けて旨さ倍増。


 


 


あとね、富澤商店の「安納芋グラッセ」の季節になりました。あれ旨いよ。


 



 


早く冬支度しなきゃ…


と思いつつ、腰痛で部屋の大物移動をしたくない週末。


冷えるとますます痛む腰。


なんたる悪循環。



2013年11月7日木曜日

寒眠い

あ、でもね、お安いビジネスホテルの朝食も好き。


よく無料サービスに含まれてる、「炭水化物とタンパク質と水分は押さえときました」みたいなやつね。


ロールパンとゆでたまごとコーヒーとか、おにぎりと味噌汁と卵焼きとか、なんかあの必要最低限というかコンパクトなやつ。


あれはあれで。


テンション上がるほどじゃないけどあれはあれで。


 



 


 おや、なつかしいもの出てきた。 


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新聞記事。


岡崎公園の近くにあったお屋敷ダンスホール。


取り壊しが決まった時に地元新聞に載ったもの。


  


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中はこんなだったらしい。


かつては進駐軍御用達だったことなどをこのときの記事で知った。


 


真向かいがラブホだったんだよな確か、なんてったかなー、「大使館」とかそんなだったかな。


進駐軍の時代は赤線地帯だったらしいこともこのときの記事で知る。


 



 


「これ、単価がでかいから割引額もかなりあるんです!」


そこそこ高級デパートのお姉さんが昂ぶるあまりぶっちゃけた言葉を口にしてしまってちょっと恥じらいつつ言い直す瞬間、が、かわいいと思う。


そいや前は食器売場のお姉さんが「ポイントカード」という言葉が出てこなかったらしくて「券、持ってますか」って訊いてきたな。言った側も訊かれた私も、一瞬、目が点。券。



2013年11月4日月曜日

外で食べる

メニューの誤表示?偽装?はせちがらいというかえげつねえ話ですけど、そりゃおいといて、いいホテルの朝食バイキングって好き。


ふわっふわでトロトロのスクランブルエッグとかあるとさ、「あ、スクランブルエッグって"炒り玉子"とは違うんだ…」って思うよね。


クロワッサンとサラダとオムレツは外せないんだけど和朝食コーナーの焼き海苔とかだし巻き卵とか塩鮭とかもものすごい魅力的で、朝から和洋折衷二人前食べちゃったりするんですね。はしゃぎ過ぎだろ。体調崩す原因ですね。


 


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名古屋マリオットアソシアの朝食。


昨年、病気治療中に、名古屋市内に住んでいながら名古屋駅のホテルに泊まるという意味不明のくそ贅沢をさせていただく機会がありまして。


イギリスパンもおいしそうだしバケットもおいしそうだしデニッシュは種類豊富だし焼きたてのパンケーキもあるし、炭水化物から先に駒が進まない!ってなりました。


オムレツは中の具材をチョイスすると目の前でコックさんが焼き上げてくれる方式。確かこの時はチーズとアスパラかなんか入れてもらったかな。 


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朝からフルーツもてんこ盛り。


 


たまに泊まるならこんな宿(朝食目当て)、です。


昭和、子供の頃に「外食」という言葉に感じたわくわく感と贅沢感がここにはまだあります。


 



 


世間は三連休ですか。


駅周辺は結婚式帰りの人たちでいっぱい。


仏滅を避けつつホテルの中のチャペルで教会式って感じですか。


 


昭和の香り残す中華料理屋で酢豚と紹興酒。


なんとなく旅先気分。


 


コンパルのコーヒー。濃い口。 


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 ミルクも濃い。


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…今ふと思った…「コーヒーフレッシュ」ってフレッシュな要素なくないか?


 



 


寒さかな。


 


おふとんにいれてくださーい。


重ししないでくださーい。


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ぐう。



2013年10月31日木曜日

陽樹の極相

ちょっと厚手のカットソー素材のロングワンピースを着てた。


ほしたら何人かから「それって、コート?」と訊かれた。


「いや品名はワンピースだったんす、ていうか、コートだとしたらわたし今日一日室内でコート着て仕事してるってことすよ」


「そっか、ワンピか」


同じ会話を複数回。


 


昔似たような服着て美容院行った時に、受付の人に「上着お預かりします」「コートお預かりします」って何回も言われて断り続けたことあったなあ、だってワンピだもん下は肌着だったんだもん。


無地の前開きロングワンピは難しい。


 



 


なんだっけ、「最適を追求する生物は滅びる」だったっけ?なんかそんな逆説みたいなのなかったっけ。


繁殖繁茂のクライマックスに向かうと陽樹は枯死する、みたいな話。


「部分最適」の譬えだったかな。


 


そうは言われても最適を目指しちゃうよね。


どんな病気も克服したい、長生きしたい、ていうのもそうだし、


仕事を効率化したい、機械化して単純作業から開放されたい、てのもそうなのね。


うん、結果、仕事も無いのに寿命ばっかりやたら長いという、貧民高齢化社会がやってきたのね。


 


…最近そんなことばっか考えてるなあ、暗い暗い、日本の未来も自分の未来も不安でね、必要とされていない人はどこへ消えたらいいんだろう。



2013年10月30日水曜日

没有

お寒くなり申した…


もこもこ系の肌着や靴下やマフラーを見かけると衝動買いしてしまいそうなこの頃。


マフラーやストールは定番をいっぱい持ってる、今年はスヌードだぜ!と見て回る。


スヌードって高価いのね…


「8000円?セーター買えちゃう!」とか思ってしまう、スヌードに求めるものとセーターに求めるものは違うのに。


 


毎年、夏になると白の綿シャツを、冬になるとタートルネックセーターを買う、季節の定番商品。


 



 


団子先生が死んじゃう夢みた、夢の中ではなんかそんなに驚きとかなくて「そうか、一つの時代が終わったか…」とかなんとか言って、冷静だった。


 


次の日はももちゃんの夢みた、旅公演の旅先の、打ち上げ会場の居酒屋の、大所帯で打ち上がってるのとは別室のこじんまりした個室で、並んでカレー食べてた。


「あっち盛り上がってるねー」「もうそろそろラストオーダーじゃない?」とかなんとか喋りながら。


 



 


一流ホテルレストランの料理人って。


「○○ホテルで修行した」とか「○○ホテル元料理長」とか、それなりに箔のつく肩書だったのに。


勤め先がああゆうふうだと、偽装に加担してたにせよ素材違いに気付かなかったにせよ、どちらにしてもとっても不名誉な肩書になっちゃいましたな。


上が阿呆やと現場が後々まで苦労する例。


 



 


いいとも終了。


昔みたナイロンの芝居、近未来って設定のやつで、


「お前ってほんと肝心なところで失敗するよな!いいともの最終回の録画頼んだのにみのもんた録ってるし!…見たかったなあ、タモさん涙ぐんでたっていうし…」


というセリフが出てきて、以来いいとも終了の噂が出るたびに思い出す。


平成25年、もうみのも録れなくなりました。


 



 


「栗きんとん」という言葉に栗粉を茶巾絞りにした例の栗きんとんを思い浮かべる人は、全国区では少数派である、と聞きました。


全国的には栗きんとんというのはおせちにいれるあのねっちりした蜜っぽいやつなんだそうで。


言われてみればそうかもである。


中部圏だと栗きんとんって言えば「すや派?川上屋派?」なんだけどね。


 


でもおせちに入れる栗きんとんもフツーに栗きんとんって言うし、同じ言葉で二つのタイプのものを指してしまうけど別にそれで混乱したこともないし言い別ける必要も感じない、そういう言葉の例は他にもたくさんありそうなんだけどとっさに出てこないな。たとえばなんだろう。



2013年10月25日金曜日

秋台風

「藤原の効果」という聞きなれない気象用語を耳にして、ふっと「コリオリの力」という物理法則が意識の表層に浮かんできた。


何十年前に習った言葉だろうなあ。このまま一生思い出さなくても生きていかれる単語だったなあ、きっと。


 



 


マナカのICチャージ機。


千円のチャージに万札を入れますと、じーーっ、じーーっ、じーーっ、じーーっ、…って一枚一枚じっくりとお釣りの札が出てきます。


忙しい朝、背後に並ぶ人の列を感じながら「なんだこれはイヤガラセかっ!?」と思ったという利用者が、知ってる範囲で3名ほどいてはります。


名鉄のチャージ機にはわざわざお知らせが貼ってあった。


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「1000円札で1枚づつ放出されます」


放出…ですか。


 


 


あとやっぱり名鉄で、なんか新鮮だった単語。


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「扉扱いをいたしません。」


扉扱い。


使ったことのない言葉、扉扱い。


 



 


先日、はじめて根津の竹久夢二美術館へ参りましたときに。


趣きのあるお庭が素敵だなあと思って見ておりますと。


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こんなこともしているという。


コスプレファンには堪りませんね。


 


ていうか、 


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なんか駆けつけてはるし。


 


おまけ画像、おばちゃんの和コスプレ 


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珍しくおはしょりのある着方をしたので着付けチェックに自撮り。便利な時代だ。


 



 


連城三紀彦亡くならはった。


大門あたりの、「遊郭」の風情を残す建物の近く通るとこの人の長編『秘花』思い出す。


 


20年以上前、連城三紀彦と川原泉の対談が出版社の広報誌に載って。


恋愛ものを書くということはいかにその恋愛の障害を設定するかということだ、的な話で二人で盛り上がってて、ああ、そうか、そうゆうもんか、と納得したもんだ。


極端な年齢差、とか、警官と女子高生、とか、異父兄妹、とか、一筋縄じゃいかないところに妙味があるのね。


恋愛を描くことは恋愛の障害を描くこと。


家族を描くことは家族の解体を描くこと。


空を映すことは流れる雲を映すこと。


ものがたりの眼は、動くものしか見えないカエルの眼に似ています。



2013年10月22日火曜日

秋ふかし

これはまたなんたるたわみ、なんたる歪み。


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本棚から本を引き抜くのが怖い本屋さん。営業中。


 



 


急に秋が深まった気がします。


金木犀の香りと芋名月。


 



 


実家。母と姉が誕生会してくれました。


いくつになったの、と母に訊かれて「43」と答えましたら、「一番若いね~」と言われまして。


そうだよおかあさん、ナオミは末っ子だからこの43年間ずっとうちで一番若い人なのよ。


天然ボケなのか脳機能障害のせいなんだか判然としませんがとりあえずナオミのツボにハマってしばらく笑う。


レストランではお店の人が記念写真を撮ってくれました。


姉がペンで「祝!」と書き込もうとして「税!」って書きやがりました。


みなボケてます。


  


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記念日だとお店からスイーツのプレゼントもらえる。フォンダン・ショコラいただきました。


 



 


しらなーいまーちーを、あるいーてみーたーいー。


突如永六輔的な秋。


秋はそうです。旅情とか似合う季節。


行ったことないとこをあてなく歩いてみたいこの頃。



2013年10月16日水曜日

ウィパー接近中

こないだ友貞さんとあれやこれやおしゃべりしたなかに。


新子さんの出した本がすごいって話になって。


新子さんが心理療法士だったか臨床心理士だったかの資格を持ってるらしい、という話はすごい昔に人のうわさで聞いたことがあるけど、


へえ、本も出しはったんや、後で本屋行って見てこよう、と思いつつするんと忘れてた。


ほしたら今日の朝刊に広告出てた。


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患者として都内の精神科に診察されて廻って、「初診の患者にいきなりこんな薬を処方するのはいかがなものか」というような評価をしてまわるという、精神科覆面調査というか病院ソムリエというか、都内ラーメン店グルメガイドみたいなのの精神科病院版、らしい。


すごいな。


お読みものとしても面白そうです。


 


イイ精神科ってどんなんだろう。


 


ふと絲山秋子の『逃亡くそたわけ』思い出す。


精神病院脱走の道行きの途中で薬の補給のために偶然立ち寄った山の上の診療所。


逃亡仲間の方言も自分の幻聴も意味不明で、「理解できない」ことがスタンダードみたいな世界ではじめて「あ、その幻聴『資本論』の一節」って言い当てた医者。


絶対二度と行かない(行けない)診療所で、たまたまその医者が資本論のそのセンテンスを知ってただけなんだけど。


なんか夢に出てくる最高の古本屋とおんなじにおいがするんだよね。もしかしたら唯一の理解者との邂逅だったのかもしれない、みたいなね。たぶんそんなことはないんだけどね。くそ田舎のてきとーな藪医者だったのかもしんないんだけどね。


 



 


たいふん。


やだなん。


会社、なに着てこう。


着替え持ってくのめんどうだなあ。


 


◇ 


 


コンパルのコーヒー好き。


親の代からコンパル好き。


コメダよりコンパルな名古屋っ子。


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秘妙な味。


他で聞いたことのない言葉、秘妙な味。



2013年10月13日日曜日

つるちゃん南へ行く

今回の東京滞在中いちばんびっくりしたニュースはリリナのラーメン屋閉店の報でした。


雑誌にテレビにと各メディアにも取り上げられ、常連さんもでき、今やけっこうそれなりに行列のできるラーメン屋に成り上がったと聞いた矢先のこの報せ。


しかもなんかもう過去形で閉店したっていうし。


その上なんかオキナワに移住するとかいうし。


あいかわらずだよりっちゃん。急展開についていけないよりっちゃん。


 


昔から、思い立ったらぶん!と行っちゃって、言い訳のない人でした。


いさぎいいよ、すがすがしいよ。


 


なんかちょっとひらめいたりあこがれたりしたところで、実にいろんな理由をつけて決行しない人がいっぱいいるというのに、


たとえば家族がいるからとか生活がかかってるからとか実績がないからとか不安だからとか…を、やらない言い訳にしないで、ひらめいた方へ、「良い」と感じた方へ、ぱっぱぱっぱと惜しみなく進んでいくりっちゃんはカッコイイなと思った。


 


さちあれ。



10月

意味はわからんがなにかイキオイのあるマンション。


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びばーん。


がびーん。


しゃざーん。


 



 


社会全体がどんどん不寛容になってきているような感触があるんだけど。


余裕が無いっつうか。


でもあれか、余裕があって他者に寛容な社会のほうがむしろレアなのか。


失敗すれば腹を切り規格にそぐわねば河原に捨ててきたのがニッポンだもんな。


生き延びないヤツラの方がマトモに見える時があるわけですよ、一時の感傷でしょうけどね。


御身のはてぞいたはしき。


 



 


八雲もち。


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外見こんな。


食感ふにぷる。


その昔おおたうにが「老婆の二の腕のようなやわらかさ」と、食欲をそそらない表現で絶賛していた。


食べてわかる、あの表現かなり正確。


 


旨いよ。


 



 


かいちの絵を見た何人かから、カシワさんの絵に似てますね、と言われる。それは光栄。


もうちょっと太めの女性のほうが、描いてるぶんには落ち着きますけどね。


 


自分の中での分類。


・アール・ヌーヴォー…女性が肉感的でふとましい(ミュシャ、クリムト、水島爾保布、藤島武二)


・アール・デコ…女性が超細い(エルテ、バルビエ、竹久夢二、小林かいち)


 


脇の下や脇腹にむにっとしたしわが描かれていたらアール・ヌーヴォー。


紙みたいにぺらぺらしてたらアール・デコ。


様式上の正しい分類は知りませんが、わたしの中ではそうなっている。



2013年10月9日水曜日

いろいろあった

そう、有楽町で見た「無印の家」が、たいそう匠の家でした。…あまり、よろしくない意味で。


撮影とかならいいけど生活にはどうなんだろうっていう疑問がいっぱい。広い広い吹き抜け部もガラス扉のトイレも。


 



 


翌朝。渋谷VIRONでランチ。


日曜の11時半、人気店とありゃ、「本日はすでに予約でいっぱいです」、そうよねー。


が、「ただ、12時45分からのご予約のお客様がいらっしゃるので、1時間以内にお食事終えられるようでしたらご案内できますがいかがですか?」とのことで、ひとり飯にそんな時間かけないですわたし、そんなわけでフリの客ながら無事ランチにありつけました。


焼けた小麦の匂いとパリパリの皮ともちもちの中身、こうゆうおいしいパン久しぶりです。


隣席の女性が席を立ち際に「ああ、パン欲が満たされたー!」と歓声を上げておられました。その気持ちよくわかります。パン欲。あるよね周期的に来るパン欲が。


 


その後東急本店地下に立ち寄って、ものすごく旨いと評判の和菓子・目黒ちもとの八雲もちが曜日限定で入荷されてるのを発見、ここで会ったが100年目みたいな勢いでお土産に購入。


かんたんに解説するとカシューナッツ入りの羽二重餅ですが、言葉で聞いて想像したものとはおそらくかなり違うものです。すんごい旨かったです。


 



 


昨日は本郷キャンパス、今日は駒場キャンパス、おのぼりさんの東大巡り~


駒場に移動して、まだ開場まで時間あるのでぷらぷら周辺散策、古本屋さん発見。


なんかそのたたずまいが「いつか夢に見たような古本屋さん」で、大学が近いせいでしょう品揃えも渋め、これはぜったい何かある、と確信して棚を見て回ってずっと探してたマイナーな研究書を発見、美本、しかも500円。ひゃっほう。即購入。


ていうかこういう夢ぜったい見たことある、旅先の見知らぬ路地で見つけたちんまりまとまりの良い古本屋さんですっごい探してた本がぽんと置いてあるってシチュエーション。いやわたし一人じゃなく古書買いの人なら一度は見たはずこんな夢、いつもここで目が覚めるのよね。


 



 


何年ぶりかにヤジキタ観劇。


さまざまのこと思ひだす舞台かな。


極私的にね、ヤジキタに関して実にさまざまなことがあってしかもそれぞれいっこずつが極濃口の記憶で、それぞれのエピソードが10年分の地層になってるんですよね。バウムクーヘンみたいというか。層を一層一層剥がしてくと果てに穴があるわけです。


奥の方は汗と涙と煙と薬の思い出ですね。


 


そいや初演の時、ももちゃん、「呼ばった」がわかんないって言ってたなあ。「夜這った」かと思ったって。「呼ばう」って方言?て訊かれたんだ。方言つうか、古語かね。


 


今回も一番好きなシーンがすごくキマっていたので、それだけで胸熱うございました。


 


終演後、偶然この回に来てた知人のそのまた知人からももちゃんのことで相談?を持ちかけられて、ももちゃんのこともありつつその他のこともありつつで場所を移して3人で長話。


ヤジキタを見ればもうわたしは毎回確実にももちゃん思い出しモードになるので、そんなときにこんな人に遇ってこうゆう話を聞くのもなんかのめぐり合わせか。


先方は「ももちゃんが呼んでくれたんだね、きっと」と仰っていた。


…で、喋ってたらなんか重なる奇遇でウシの話になって、風のうわさに「刀折れ矢尽きて傷心のうちに田舎に帰った」と聞いてたその後の消息がわかってちょっとほっとする。しかしなんだ世間は狭いな。


 


「やっぱりやぎ座は几帳面だよね、カシワさんは誕生日いつ?」


「えーと…あっ、そういえば今日誕生日です」


「えっ、なんでもっと早く言ってくれないの!」


いや初対面の人に会うなり「ワタシ今日誕生日です!」とはちょっと、言わないです。


「なんかプレゼントあげたいのに何も持ってない!あっ、飴があった!飴あげる!飴でいい?」


「じゃあ私はチョコあげる!帰りの新幹線で食べて!」


「あなたがたは大阪のおばちゃんですか!」


「私は飴ちゃんじゃないもん、チョコだもん!」


「なんか気取ってる!さすが銀座の女は一味違う!」


 


…終始そんなノリで賑やかでした。姦しいってやつですね。


しんみり話すより今はこのノリがありがたいです。


しまいにはこんな勢いで隣の東大生も巻き込んでのおしゃべり尽くしでした、この学生さんがまた駒場生まれの駒場育ちの東大生っていうレアな地元っ子で。


 



 


犬も歩けば棒に当たる。


ほぼノープランでプラプラしててもめぐり合わせってやつで探してたもんに行きあたったり会うべき人と知り合ったり。


そうゆうふうにできているようです、そういう時期なんでしょうね。



2013年10月8日火曜日

東京行った

上京。


 


国立近代美術館フィルムセンターで「チェコの映画ポスター展」


出光美術館で「仙厓と禅の世界展」


竹久夢二美術館で「小林かいち展」


 


珍しく東京東部をぐるぐる回りました。


いつもは下北沢とか新宿・渋谷周辺でぐるぐるするから、東京駅とか上野駅周辺散策はなんか新鮮。


京橋交差点あたりを歩きながらグランシャトーのCMソングを鼻歌する。京橋はええとこだっせ、あ、その京橋じゃない。


そしていつもはいかない辺りを巡ったもんで、日比谷駅と有楽町駅の構造とか知らんで入る必要のない改札を入っちゃったり難儀しました。


つか、天気よければ歩く距離だよなこんなのと思いながら京橋-日比谷間を地下鉄移動しました。


 


チェコの映画ポスター展は「チェコ映画」のポスター展じゃありません。


チェコで公開される時に現地の配給会社が製作したポスターなのんで、アメリカ映画のもフランス映画のも日本映画のもあり。


チェコ公開版『ゴジラ』のポスターに描かれたゴジラは、半魚人みたいな顔をしていました。


あと小林正樹監督・仲代達矢主演『切腹』のチェコ公開タイトルが『HARAKIRI』でした。まあその、まんまなんですがね。


 


フィルムセンターは入場料(200円)と図録(1200円)が安いのが嬉しいです。


 


この後どっかでランチ食べて根津の竹久夢二美術館に行くつもりでしたが。


ロビーで仙厓展のチラシを見かけ。


今やってるんだ、日比谷か、じゃあいこか、と急遽予定追加。


 


江戸時代の禅宗のお坊さんの禅画ですね。


出光美術館にコレクションがあることを今回はじめて知った。 


写真 2013-10-07 23 49 33.jpg


禅の厳しい教えが絵にこめられているわけですが、うん、そうと知って見てもしりあがりさんの墨絵と見まごうよ。


しりあがりさんの漫画も禅問答っぽいけどな。 


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イイ笑顔でしょ。


 


「死」や「老い」を描いた絵も文もどこかコミカルでほほえましいなと。


 


出光美術館の入館料は1000円、展示を見終えた後で皇居と東京駅を見下ろしながらソファーでゆったり給茶機のお茶をいただけるので雲の上のひとになった気分が味わえてよろしい。


 


3件目は根津の竹久夢二美術館で小林かいち、いつかやりそうだなとうすうす予感してましたがやっぱり「今日は小林夢二展に行ってきます」と言い間違えました。


小林夢二展。何が展示されてるんでしょう。気になります。


 


いわゆる谷根千ってエリアですか、根津あたりは晴れてればにゃんこがあちこちいる猫町だと聞き及んでおりますが、あいにくの雨と時折の強風で猫見られず。


猫好きに有名な「猫町カフェ」も時間の都合でパス、目的は小林かいち展に絞りこみ。


 


松本かつぢ展、高畠華宵展、常設の竹久夢二展を足早に流し見して、小林かいちの展示室。


すごく良かったです。


絵のね、デザインとかもすごく良いんですけどね、木版画の技術の凄さにも見入りました、色の重なり方とか繊細なボカシとか、金で縁取ったラインとか、すごい美しいんですね、これは図録の印刷だと再現できない。


大正・昭和初期の絵葉書ブームの頃ですから、絵描きさんの画法や画風に伝統的なものと西洋的なものがミックスされて一種独特の異国情緒や時代感を醸してると思います、で、印刷する側も、彫師さんや摺師さんが、江戸時代の浮世絵版画で完成した技と西洋から入ってきた技術や道具をミックスして、この時ならではのことをやっていたと思うんですね、


…いや資料はないけどたぶん。


色味は江戸時代の藍や墨色とは違うし、明治初期の版画に大流行した紅色染料でもない、今現在のインクの色に近い気がするけどこれも当時は印刷業界最先端の染料(顔料?)だったのかなー、…とか想像するね。


かいちの本職は京都友禅の図案家だったとかで、金色の使い方は琳派の流れではないかという解説も見ましたが、琳派よりはやっぱり同時代のエルテとかクリムトとかの影響なんじゃあないかと思う。ジャポニズム逆輸入。文化って面白い。


 


現代の彫師・摺師さんが復刻したかいち絵封筒の販売もありました。ロストテクノロジじゃないことがわかって嬉しゅうございます。 


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まあ、購入したのは復刻木版刷りじゃなくて印刷の絵葉書セットなんですが。


でもこっちもなんか普通のプリントではない感じ、なんか凝ってる。


 



 


夜、アゴラでの前日打ち上げに誘われる、が、本番観る前に打ち上げ行くのもなんだか、で、有楽町で夕食&ガールズトークとしゃれこむ。


おばちゃんのガールズトークは他人のゴシップが8割よ。



2013年9月28日土曜日

ダウナー・イン・ザ・ダーク

「だからさ、老人介護施設というのは、ぼくの考えるところでは、介護サービスを、来た老人にするのではなくて、来た老人に介護させる施設とこういうことなんだ。これは、その、つ、つ、つ、つまり、ぼ、ぼ、ぼくらが……。」


 


老々介護社会。


たしかに注文は多そうだ。いろんな意味で。


 



 


「チェリー」生産終了からもう2年ですか。


入手困難なさくらんぼの煙草を一日一本ずつ吸う異邦人の話が、鈴木志保の「船を建てる」にあったっけなーなどとふと思い出す。


 


ご時世か、喫煙者も少なくなりました。


帰り道ですれ違った男性からふわっと香った煙草の香りがすごく良い感じで、何か懐かしいものを嗅いだ気がした。


煙草臭でもくっさい人はくっさいのに、なんだろうあの違い。


 



 


竹久夢二美術館で小林かいち展開催ー。


行き掛けの駄賃で寄ってこうかな。


ニッポンのアールデコ好き。


小林かいちの描く着物の柄がまたモダンでいいんですが、本業が京都友禅の図案家だったと最近知る。本職さんか。


 



 


たまたま点けたテレビのドラマでありえない能舞台を見かける。


指導役のお玄人さんはなんも言わんのかなあ。


演出家は、たぶん、文楽と混同した。


 



 


なんかいろいろ。


どうでもいい、とるに足らない、しょうもないないことばかりだけど、こういくつも重なるとどーんよりしてくる、どーんより。


自分の周りで起きていることは自分には関係ないことなんだと思っていないと病みそう、いや、「自分の周りで起きていることは自分には関係ないこと」と思っているひとはそれ自体既に病んでいるか。



2013年9月22日日曜日

いざよふ

スカーフ留めはスカーフを留めるけど帯留めは帯を留めないなあ、と思っていましたが。


あれは「帯に留める」という意味なのかしら。と、ふと思い至る。


 



 


執着が無くなっていくというのは、随分怖いことなんだなと思う。


執着は欲動だ。


執着は愛だ。


好奇心と執着心が無くなったら死んじゃうよな。


 



 


十五夜の月を見ると、「あ、ももちゃんの誕生日が近いんだっけ」と思い出す。18日。


夏の終わりに命日がきて。それから誕生日がきて。それから10日ほど後にニワシュウの命日がきて。


死んだ人のことばかり思う時期だ。


 


不安と不穏はそのへんの気分に引き摺られましたか。


進めないのです。


いざよってしまうのです。


 



 


unknownとunko nowはもうちょっとでアナグラムだったのにな、と思う秋の夜長。


くだらないことを考えられるうちはまだ大丈夫、と思う秋の夜中。



2013年9月20日金曜日

のんのん

なんかだるくてしかたなくて沈むように眠ってしまうこのごろ、朝夜めっきりすずしくなりました、8月過ぎて台風過ぎていつのまにか十五夜、時間のたつの早いのは年取った証拠だそうですよ。


離れて見ても同じ月、気象だの天体だのに感慨深く物思うにぽんじんでございます。


 


ひとだんらくついたら整頓しようと思い続けて、さて、ひとだんらくとはいつくるのか、いつになったらこの混沌は整頓されるのか。


 


思い出したり。不安になったり。不穏だったり。なんでかますぐでない道行き。


今がいちばんいいんだけど。今がいちばんいいと思ってるんだけど。


やりたいことがだいたいできて。やりたくないことはだいたいやらなくてよくて。言いたいことが言えて。聞きたいことばが聞けて。モフりたいときにモフれて。


今がいちばん夢に近い理想的な日々なんだけど。そのはずなんだけど。


 


◇ 


 


絵。


タバコのおばさん。


写真 2013-09-20 0 57 12.jpg


 



 


選んだつもりが選ばれている。よくあること。


 


ばたばた淘汰されてゆく中を知恵や強さで生き残ってステージを上がって。


最後まで勝ち抜いたらどんなよいことがあるかと思っていたら、いちぬけた人らが想像もしんかったような酷いことが待ってるかもしれない。


さっさと脱落していればこんな目に遭わずに済んだものを。


注文の多い料理店。


注文の多い企業。


注文の多い自治体。


注文の多い高齢化社会。


注文の多い国家。



2013年9月11日水曜日

秋腰

腰、きましたー。


あはははははははは。


笑いごとじゃないときほど笑いたくなるのはなんなんだろう、あははははははははは。


症状的には腰そのものより、左足の指がぷらんぷらんです。歩きづらいったらありゃしない。


 


不安だからよろけるのかよろけるから不安になるのか、精神は身体であることについて思う。


 



 


すっかり秋めきました。


 


8月中にやらないと「間に合わない」気がすることいくつか、花火、冷やし中華、浴衣、宿題。


この夏は急にゆかた着たくなって、でも紗の夏着物は持ってるけどゆかたを持ってない、まあよしとしよう、で8月のうちにお着物着てお出かけした。


古い着物を対丈で、細帯を低めに結ぶ「男の着方」、腰紐が少なくてすむので楽といえば楽。


しかしあの「おはしょり」というの、裾が乱れても衣紋が詰まっても、すべての不都合はおはしょりにたくしこんで直せ、という超便利ゾーンである。あれはすごいと思う。


そして西洋服がダーツをとったりギャザーを寄せたりして立体的に人体に沿うように進化していったのに対する和服のこの進化、


つまり平面的な布を大量のヒモで胴体にぴったりくくりつけちゃおうという、しかもその上でシワやタルミが無いのが美しいとする審美基準、そういうものに感心をする。


 



 


JPNICアーカイブスで「インターネット歴史年表」正式版が公開されましたな。


https://www.nic.ad.jp/timeline/


ぱらぱら眺めながら、あれこれ懐かしく思い出したり。



2013年8月29日木曜日

ハニカム(東京2)

行きの新幹線で。


アイスコーヒーが飲みたいが氷入りは冷たすぎる、という感じだったので、車内販売のおねえさんに「アイスコーヒー、氷抜きできますか?」と尋ねた。


おねえさんは一瞬虚をつかれたような顔の後、「ぬるですけど、いいですか?」と訊き返した。


ぬるですか。


「ぬるがいいんです」と答えてお望みの氷なしコーヒー頂いた。


美人のおねえさんが真顔で「ぬるですけど…」と言う姿は、後からじわじわ可笑しい。


 



 


芝居の感想や覚えを書こうとすると時間かかりそうなのでとりあえず上京日記を先に書いちゃう。


あっ簡潔に言うと東京版面白かったですよ。


 


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宿泊先、アゴラの貼り紙のおねえさん。


なんとなくインテリゲンチャな伏し目。


に見えるのは「駒場東大前」のアトモスフィアのせいでしょうか。


 



 


楽日、美術班&ハマジ&もっちーと下北沢へ。


元気ならワッフル食べに行ったり新しくなった小田急線周りを無駄に見学したりしたかったんですけどね、昨日はしゃいで埠頭だのかき氷屋だの行った疲れとか豪雨ダメージとかがじんわり響いてて体力温存コースを選択。ロビーで地味作業のお手伝いして時間潰す。


 


楽日は事情により最後列の関係者席で観たので、楽でした。


原作者の隣だったのでどうしても反応が気になったり。


 


今日も、終演後は同窓会的な「ひさしぶりー」「なつかしー、元気だった?」なご挨拶をあちらこちらで交わす。


仲良しでもずっと一緒にいると気が詰まるんだのに、ちょっと間があいてから会うとなんか顔見ただけで嬉しい、まあだいたいそんなものか、人付き合いのインターバル。


距離感が密じゃなきゃ、「人は人、自分は自分」でいられるもんな。なんてな。


 



 


「後半のダンス、転調して7拍子になるんだよね?観ててどこで転調してるのかわからなくて不思議な感じする」


「あ、あれ最初は5拍子なんです。5拍子から転調して7拍子」


「変拍子から変拍子なんだ」


「そうなんですよ、で、やっぱり人の身体って左右で対になってるんで2とか4とか偶数の動きになりがちで…それでも3拍子はまだ作りやすいんですけどね、5とか7とかになってくると…」


「4+3の動きとかに分解しがちだよね」


「そこを一連の動きで作るのが難しかったですねー」


にゃるほろのう。


 



 


今回恵比寿で気にしたこと。


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恵比寿駅案内図。


西口・東口はよいとして、西口(西側)・西口(東側)って。


西口(東側)の自己喪失感たるや。あたしは誰?ここはどこ?



2013年8月28日水曜日

ハニカム(東京1)

東京バージョンを観に上京しました。


直前の名古屋がふたたび38℃超えの猛暑日でまた熱中症おこしたりしてたわけですが、ああ、もう、難儀。


急に来た酷めの腰痛も熱中症の症状だったらしいですわ。


万全な体調で本公演を見られるのはいつのことか。


 


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吐き気がなければとにかく飯を食え。


伝統的駅弁を見て久住さんのデビュー作「夜行」思い出す。


 



 


東京着いたら涼しかったんで「これなら楽勝じゃわい」と調子に乗って、竹芝にある伊豆諸島のアンテナショップ「東京愛らんど」寄って「幻の赤イカの塩辛」買ったりくさや買ったり島とうがらしの調味料買ったり。あ、アゴラ組と金ちゃんへの手土産。


あと恵比寿のアイスクリーム屋さん「櫻花」で白くま君食べたり。 


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つぶらな瞳の白くま君。


ふわふわかき氷に練乳、バニラアイス、杏、赤エンドウ。


 


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中にはあんこ、みかん…っていうか惨殺現場だこれ。


 


わたしかき氷あんまり得意じゃないんだけど白くま君すげーんまかったよ。


喉の奥が冷えて咳が止まらないながらも完食した。


暑さにも冷たさにも弱いっておばちゃんどうなってんの。


 



 


スズナリ超盛況。


当日急に客足が伸びた感じの混み方だったな。


てことは評判いいのかな。そりゃなにより。


そんで会えると思ってなかった人に客席で次々バッタリ。いづれもご挨拶は近況報告から。


 



 


どんなに周囲のお喋り声が騒がしくても自分と会話してる相手の声はちゃんと聞こえる「カクテルパーティー効果」てなものがある、というか、人の情報処理能力として備わってると言われていますが。


わしわしパワーダウン時の省電力モードになるとこの効果が真っ先に機能オフします。


ぎゅうぎゅう詰め&大音量(芝居)に次ぐぎゅうぎゅう詰め&大音量(打ち上げ会場)にしんどくなって早々に退散、こじんまり少人数でお茶飲みながらのガールズトーク。


 


そしてその後突然の豪雨に見舞われます。東京は怖いとこじゃ。


だだ濡れになって更に弱ったところに宿舎でくさやにノックアウトされます。東京は怖いとこじゃ。あ、自分で買ってきたくさやだけどさ。


そんでも赤イカの塩辛は極旨でした。


これね 神津島の丸金商店「幻の赤イカの塩辛」


http://marukin-shouten.com/index.htm


お取り寄せ可能。


「甘口」「中辛」「辛口」「激辛」「超激辛」の5段階あるそうですがショップにあったのは「辛口」、ハイジさんにはこの辛口からくないそうで、うーん超辛口にチャレンジしていただきたい。


 


くさや初体験のわしわし、もうこんな体調でへろへろでのチャレンジだったのでもうあの強い匂いと塩気に完敗、何十年かぶりに口の中のものをだぁってそのまま出したい感じでした、いやちゃんと飲み込んだけど、即行うがいと歯磨きと大量の水飲み。


居酒屋の焼き枝豆には「これ靴下の臭いがする」ってクサイ判定する田岡さんが、くさやのことは「ばっか、これは臭いんじゃないよ、いい匂いじゃねえか、オメーラわかってねえな」と言いくるめてくるのが、なんというか突っ込みたくて仕方ないんだけどもうその気力もなく床に伏す。


体調万全の時に「新島のくさや食べ比べセット」でリベンジしてやる。まってろくさや。



2013年8月20日火曜日

まだむ・ばんぶー

暑い夜。


半額くらいで購入した無印良品のい草の抱きまくらを抱いて寝ている。


寝付けない夜にふと、「これ、中がビーズじゃなくて空洞のほうが熱がこもんなくていいんじゃね?」と思い…


あれ、そういうモノがなかったっけ?ああ、竹夫人だ!と、思い当たる。


竹夫人。


今どき通用するでしょうかこの言葉は。竹を編んで作った筒みたいな抱きまくらですね。俳句では夏の季語。


子供の時分にうちにあったんですよ、懐かしいなー、昭和の風物だな。


 


アマゾンで取り扱いはあるかしらと検索してみた。ふおっ。いちまんはっせんえん!こっちのは、さんまんななせんはっぴゃくえん!


はなぢふくわ。


やっぱ竹製品は職人さんが減ってるのかしら。


藤枕とかバンブーピローとかラタンクッションとかそれっぽい語句で探してみるけど、理想の形状のものでお手頃な価格のものはなし。


竹シーツを丸めて抱いて寝ればいいか?


 


それこそ無印良品あたりで製品化しないかなー。来夏でいいからさー。


「ニッポンの知恵。涼しく過ごす夏の工夫。」みたいなノリでさー。インドネシア製とかでいいからさー。竹夫人カムバック。


 



 


プリンタ様が本格的に不調である。


どう調整してもヘッドクリーニングしても、真っ赤。


思えば購入から10年ちょっと。うん、耐用年数はとっくに過ぎている。


さて。


以前ほど大量印刷する機会は多くないけど自宅プリンタはあった方が何かと便利。


いまどきの性能と価格調査してみた。


うーん。


近頃は複合機の方がメインなんだなー。


スキャナは持ってるんだよなあ、プリンタだけでいいんだよなあ、うーんうーん。


インク高いな、うーんうーん。


ああでも無線LAN対応はとても捗るなあ、これはいい、そーかそーか。


と、いつもの迷いモード。


お買い物に迷うのは、苦痛か、お楽しみか。一般的に、男性にはストレスで女性にはレジャーらしいですね。


わたしにはレジャーかな。デパート好きだし。家電屋巡りも好き。


 



 


年をとると、ほんと、リニューアルされたインタフェイスに馴染むのに時間がかかるようになります。というか、結局馴染めなかったり。


性能自体は変わってもインタフェイスは極力変更しないというのがユーザーにやさしいやり方なんじゃないかなーと思うんですよね。


でも世の中、性能はたいして変わってもいないくせに外身ばっかり派手に変更するサービスばかり、な気がする、ロゴ変更ばっかして旧態然とした企業とか?


 


各キャリア、お年寄りにスマートフォンを買わせようと躍起になって「らくらくスマホ」系を投入してますけどね、お年寄りが求めているのはむしろWillcomの「イエデンワ」的な、「ウチで使ってる電話と同じように使えるケイタイ電話」なんじゃないかなーって、思うんすよねえ。


かつてのショルダーホンみたいな形状でさ、専用ベルトで肩から下げて持ち歩いて、受話器を上げて「もしもし」って。


それこそWillcomあたりが作ってくんないかなー。かーちゃんに持たせるから。



2013年8月17日土曜日

アフターぼん

夏ですので、猫がフローリングの上であられもなくおなかあけっぴろげて寝ています。


しかし暑いからなーとエアコン入れますと、いつのまにか姿を消して、ベランダの窓とカーテンの間でほっかほかになってたりする。冷風が嫌いなんだな。


そして昼寝してるとほかほかになった猫に胸の上にどっかり乗られてとても苦しい。


 


体の不調に対して、だいじだいじに安静にしてやった方がいいのか、多少辛抱して耐性をつけてやった方がいいのか、なんか迷うのです、


正解は「不調の時には無理しない」なのだけど、ちったあ負荷に慣らしてやらないとますます貧弱になっていきそうで、ついエアコンを切った部屋でじみーに筋トレとかして顔面蒼白になってヤメる、


老人が自宅内で熱中症になるときの行動原理ってきっとこんなだ、「冷房なんか使ってたら暑さに弱い体になっちまうだろうが」とか言ってエアコン入れずに熱中症になるに違いない、と自らの行動をもって慮ってみる。


 


実家の母はリハビリのやり過ぎで坐骨神経痛様の症状が出ちゃったとか言ってました、年をとると、ほどほどにしないといけないのですな。


 


夏の不調には夏野菜と南の食べ物がよい、トマト、キュウリ、オクラ、ゴーヤチャンプルー。


カリウムとビタミンBを摂るのです。


 



 


先日、三菱東京UFJ銀行がコンビニATM手数料を有料化するらしい、というニュースが日経その他で報じられまして。


(公式では「正式な発表ではなくまだ検討段階」となっている)


わたしなどコンビニATMの利用率が異様に高いので、検討段階でもその余地があるならたまらんとネット銀行に新口座開設しました。


アカウント名、ログインパスワード、取引パスワード、WEB暗証番号、カード暗証番号…あああ、銀行カードの裏にマジックペンで暗証番号書いちゃうおばちゃんの心境がちょっとわかっちゃうぞこれ。


しかし住民票持って平日の窓口なんどに行かなくても口座が作れるのだから、便利な世の中になったものです。未来、未来。


 



 


何年か前、西丸震哉という学者さんが「41歳寿命説」というのを唱えて、著書がベストセラーになったことがあったっけなあ、てなことフッと思い出すよんじゅうにちゃい。


調べたら1990年出版。あれから20年以上経ってるのかあ。


現実になってたら、とりあえず少子高齢化は避けられたななどと思う2013年の夏であった。


 



 


できればあんまり偏りたくない、いろんな視点でものが見たい、別の考え方を受け入れる余地を残したい。


中庸なんてな上等なもんじゃない、あれかこれかと考えた挙句結論が出せなくなるへっぽこ回路しか積んでない。


それでも。


 


なんといったっけ、ベーコンが『新機関』で唱えた陥りやすい偏見、「4つのイドラ」か。今なら認知バイアスって言うんかね。


小さな人間ですので狭い見識の中から世界を探るよりしょうがないんだけど、それでもちっとは、右から左から上から下から後ろから前から、キュビズムな思考で、さ。



2013年8月13日火曜日

ナツのネツ

暑さでダウン…


炎天下で肉体労働ってえわけでもないのに、典型的な熱疲労症状で早退、週末は冷やした部屋の中でおとなしく過ごす。


年々暑さへの適応力が下がっていきますな…。


オージャカンは金曜の夜に観ました、まあ、そういう体調で集中力も低いので、観劇向きではまったくない。


久々に岩村君に会えたなーとか、金ちゃんと猫話やご飯話したなーとか、そんな。


 


聞くとこによると土曜のマチネでは照明卓が熱暴走したかなんかで序盤で芝居止めて復旧後に一からやり直したとか、そのくらい名古屋暑かったのです、人もキカイも熱暴走中。


そして照明卓が復旧するまでの穴埋めにアツンドさんが舞台でギター鳴らしてナガブチツヨシを3曲披露した、という噂も聞きましたが、ガセかもしれません、オージャの開演前のナガブチツヨシ、想像、できる?


 


暑さにやられてから急に腰が痛くなって、うーん、関節痛?


医者でもらったロキソニン飲んでるけどあんま効かないのね、いたたたた。 


 


ふ.jpg


「勉強に スポーツに ふ菓子」。


100メートルダッシュ10本の後にそっとふ菓子を差し入れる女子マネに、わたしはなりたい。