クリスマスにはアントワープに一番乗りですよ。
それはさておき、師走ってのはなんか気ぜわしくていやです。仕事も無駄に忙しい。
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機種を決めてお金をおろして現金を財布に店頭行って、さあ買うぞというときに限って店員がいない、家電店の法則。
展示品は固定してあって販売用在庫は目につくとこには置いてなくて、てことは勝手にレジに持ってけ方式でもないのか、うー。
そんなわけで掃除機が買えない。
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お休みの日、こないだ買った『テクネ 映像の教科書』通しで見た。
期待した人や手法がそれほど面白くはなかったり、逆に特になにも期待してなかったのが面白かったり、まあ、そういうものですね。
あと思ったこと、「浮遊系」はちょっと食傷気味です。面白いんだけどここんとこ見過ぎたかも、林ナツミのとかマカンコウサッポウ写真とか、大量に浮遊系映像が出回ったからねえ。
メイキング。複数台のiPhone使ったマルチスクリーン映像を製作中のクワクボリョウタ氏が通りすがりの小学生に「何してるの?」と訊かれて、「えっとね…この電話で小さい映画を撮ってるんだよ」と答えていたのが、なにかツボにハマりました。電話で小さい映画を撮っている。いいなあ。こうゆうちょっとした受け応えでなんか好きになっちゃう。
そのクワクボ氏の代表作、『10番目の感傷(点・線・面)』が面白いなと思いました。配置されたミニチュアや静物の中を小さいヘッドライトが通ってゆく、その照らす影の映像。
自分は影でもなければミニチュアでも静物でもあったことはないのに、その影にさまざまのこと思い出しかける、のです。
映像の行き着くところ、やっぱり光と影が面白いってことかしら、絵も白と黒のが一番面白かったりするしなあ。
そしてとりあえず、次の期からの「テクネ」シリーズの録画予約をしておいた。
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やさしくしてもらっているのにやさしくなれない。
なんか、だめだな。人として。なんだか。