豊田市美術館で『反重力展』開催中。
タイトルに惹かれてミュージアムツアー一行で豊田行き。
三河方面へお出かけついでにまゆみちゃんとおさむくんのお店、珈琲gouに立ち寄るという行程。
今回は団子先生も一緒に行きたがっていらしたそうですが、げすなーの台本締め切りが大変でゲスなーというわけで置いてったった。
反重力展は誰も内容や出展者のことを調べずに行ってみたけど、ちょっとその、現代美術がへんてこりん♪というか、タイトルから期待を膨らませすぎたかしら、という、肩すかしな感じで。
受付のお姉さんの「今回の展示は体験型の作品が多いので、お手荷物はロッカーにおあずけください」という案内も、無駄に期待を膨らませる原因でした。
うーん。
珍しいところでは出展作家の中にやくしまるえつこがいたことかしら、作品は、音響&映像のインタラクティブインスタレーションの類なんだけど効果がよくわからない、というかこれはもしかして鑑賞者は「一人ずつ」鑑賞する前提の構造だったのかしら、いやでもそれなら誘導してくれた案内係の人がそう言うはずか。もやもや。東京都心はパラレルワールドっすか。
◇
もやもやしながら一行は248南下、額田郡幸田町へ。
豊田とはぜんぜん近くないんですけどね、車でみんなで出かける機会でもないととても行けないんで、「西三河」という大雑把なくくりで強引に巡る。
七州城(隅櫓)とか岡崎城とかかに本家豊田店とかお城がよく建っている道行きだなあ。
国道沿いに定食屋やら車屋やらが並んでて、そのすぐ裏には畑がひろがってて遠くにこんもりお山も見えてて、そんな景色がいつまでも続くドライブ、と、ポッと毛色の違うたたずまいの看板、続いて建物が現れます。
短い冬の日が暮れる直前に、到着。
赤い扉。
外装も内装もまゆみちゃんの手によるらしい、さすが元タオカ・インターナショナル・アート。
お店は中国色強いです。店名の「gou」も中国語の「狗(gou)」であることに来てみて気づいた。
看板犬、お店とおなじお名前のゴウちゃん。
看板犬、超なつっこいチャイロちゃん。
シベリアンハスキーは人見知りしない犬種と聞いてはいたけど、ここまでとは。
大歓迎の熱烈ちゅーを頂く。
歓迎される田岡さん。
チャ「わーいお客さんだお客さんだお客さんだ、ちゅー」
ゴ「あ…お客さん…ですね」
(ゴウちゃんはちょっと奥ゆかしい)
チャ「お客さんだお客さんだ登っちゃーう」
ゴ「あの…匂いかいでもいいですか?」
(ゴウちゃんはあくまで奥ゆかしい)
店内。
店内(厨房側)。
外観。 全景。
外観。
窓より内望む。
「ご接待しますよ?」
食事のメニューはカジタのコーヒーやすうどんのパンで作ったサンドイッチ、ケーキ、あとナポリタンとかお腹にたまるものもあるのでこんどは空きっ腹で行ってみたいです。
(美術館後の半端な時間に満腹食べてしまっていたので今回はコーヒーだけ頂きました)
…カジヤンがコーヒー屋さんでうどんがパン屋さんでおさむくんがカフェ…元遊星ミンツメンバーの飲食店主率、高っ。
1時間ほど滞在して早々においとましました。
とっぷり日は暮れて、国道沿いの暗い中にぽっかり浮かび上がった姿は砂漠のトーチカのようでありました。
マタネ。