暑い夜。
半額くらいで購入した無印良品のい草の抱きまくらを抱いて寝ている。
寝付けない夜にふと、「これ、中がビーズじゃなくて空洞のほうが熱がこもんなくていいんじゃね?」と思い…
あれ、そういうモノがなかったっけ?ああ、竹夫人だ!と、思い当たる。
竹夫人。
今どき通用するでしょうかこの言葉は。竹を編んで作った筒みたいな抱きまくらですね。俳句では夏の季語。
子供の時分にうちにあったんですよ、懐かしいなー、昭和の風物だな。
アマゾンで取り扱いはあるかしらと検索してみた。ふおっ。いちまんはっせんえん!こっちのは、さんまんななせんはっぴゃくえん!
はなぢふくわ。
やっぱ竹製品は職人さんが減ってるのかしら。
藤枕とかバンブーピローとかラタンクッションとかそれっぽい語句で探してみるけど、理想の形状のものでお手頃な価格のものはなし。
竹シーツを丸めて抱いて寝ればいいか?
それこそ無印良品あたりで製品化しないかなー。来夏でいいからさー。
「ニッポンの知恵。涼しく過ごす夏の工夫。」みたいなノリでさー。インドネシア製とかでいいからさー。竹夫人カムバック。
◇
プリンタ様が本格的に不調である。
どう調整してもヘッドクリーニングしても、真っ赤。
思えば購入から10年ちょっと。うん、耐用年数はとっくに過ぎている。
さて。
以前ほど大量印刷する機会は多くないけど自宅プリンタはあった方が何かと便利。
いまどきの性能と価格調査してみた。
うーん。
近頃は複合機の方がメインなんだなー。
スキャナは持ってるんだよなあ、プリンタだけでいいんだよなあ、うーんうーん。
インク高いな、うーんうーん。
ああでも無線LAN対応はとても捗るなあ、これはいい、そーかそーか。
と、いつもの迷いモード。
お買い物に迷うのは、苦痛か、お楽しみか。一般的に、男性にはストレスで女性にはレジャーらしいですね。
わたしにはレジャーかな。デパート好きだし。家電屋巡りも好き。
◇
年をとると、ほんと、リニューアルされたインタフェイスに馴染むのに時間がかかるようになります。というか、結局馴染めなかったり。
性能自体は変わってもインタフェイスは極力変更しないというのがユーザーにやさしいやり方なんじゃないかなーと思うんですよね。
でも世の中、性能はたいして変わってもいないくせに外身ばっかり派手に変更するサービスばかり、な気がする、ロゴ変更ばっかして旧態然とした企業とか?
各キャリア、お年寄りにスマートフォンを買わせようと躍起になって「らくらくスマホ」系を投入してますけどね、お年寄りが求めているのはむしろWillcomの「イエデンワ」的な、「ウチで使ってる電話と同じように使えるケイタイ電話」なんじゃないかなーって、思うんすよねえ。
かつてのショルダーホンみたいな形状でさ、専用ベルトで肩から下げて持ち歩いて、受話器を上げて「もしもし」って。
それこそWillcomあたりが作ってくんないかなー。かーちゃんに持たせるから。