2012年12月31日月曜日

準備

年内最後の仕事の日がなあ。


ちょっとあてが外れてがっかり&しょんぼりすることがあって、くさって仕事してたんで代理店さんに当たっちゃってなあ。


普段どんな不適切な取次でもおおむね和やかに対応してるのに、こんときは「こんな短期間に頻繁に変更とかされると後処理が大変なんですけど!わかってますか!」みたいなこと言っちゃって、代理店さんが平身低頭して、で、後から履歴よく読み直したら代理店さんの不備じゃなかったっていう。


ごめんほんとごめん。


八つ当たりしちゃいけません、ろくな結果にならない。平常心でなきゃいけません。期待しちゃいけません。まったくですよ。


 



 


年末年始は出かけるあてもなく、例年と違って実家から大量の食料もこないので、なんか思い立ってちまちまお一人様おせち作る。


「大掃除」ではなく「食」の方にいくところが、自分。今から大掃除してもゴミ出しが年明けだしー。


おせち料理は品数と素材数がやたら多いので一見めんどくさげだけど作り始めるとひと品ひと品は簡単なのが多いよね。


とは言っても手が込んだのものを避けてるだけか。豆きんとんとかニシンの昆布巻きとかは自分が食べないので省略。黒豆は自分で炊くよりカネハツの買ったほうが安かった。


久しぶりに豚の紅茶煮を作りたいんだけどもも肉のカタマリが売ってない、脂身がだんだん苦手になってきたこの頃もも肉じゃなきゃ食べきれない。


明日別のスーパー行ってもも肉塊なかったらやめとこっかなー。ブリも海老も小鯛もあるしなー。


そんで松前漬は漬けたそばからさっそく旨そうです。


 


母は生まれて初めての海外ではしゃいでいらっせた。シンガポールは今半袖だげな。


 


うちのお雑煮ってどこの地方のなんだろう。


鰹だしのすまし汁、角餅の焼餅、具は三つ葉と銀杏。


東京とも三重とも名古屋とも微妙に違う。どこルーツなのだ。


 



 


新しい蛍光灯買って新しい歯ブラシ買って新しいグラス買って。


なんとなく楽しい年の暮れ。めずらしい。


 



 


こないだの東京駅のプロジェクション・マッピングでうっすら思い出した、あれって4、5年前に別の名称で紹介されてた手法だよね、その時の場所はNYかどっかだった、やってるのが同じグループか別のグループか知らないけど。


あ、4年前視たやつはこれだ。


http://www.snotr.com/video/1926


うーん、やっぱりハマジの方がすごいことやってると思うんだよなあ。


「映像と演劇を融合させた幻想的な舞台」とのフレコミだったロベール・ルパージュの舞台も、「ハマジの方がもっと踏み込んだことやってね?」って思ったしなあ。


 



 


良い年来ますように。


良い年じゃなかったら死んだ方がいい。



2012年12月27日木曜日

ものくう夜

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四角いシュトーレン。


て、あんまりシュトーレンらしくないですね、やっぱり。


ちびちび頂いております。


 


『孤独のグルメ』最終回視てたらすっげえ胡乱な役でじっちゃん出てきて吹いた。


どうしてああも不審者役が似合う。


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キャプチャがネットに上がってたので拾う。変な店の変な常連。


 


ラストの立ち食いそば旨そうだったなあ。240円。


 



 


市民税。


取り過ぎてたから100円返すって名古屋市からお知らせが来た。


ついては振り込むから銀行口座教えろって。


その郵送料とか振込手数料とか手間とか!


もうわざわざそんな手間かけて返さなくていいから来年の税金から100円引いてくれればいいのに。



2012年12月26日水曜日

ファンダメンタル・ファンタジー

鴨食べたり海老とサーモン食べたりシュトーレン買ったり。


はい、ごちそうデーです。酒が飲める飲めるぞー、酒が飲めるぞー♪てなもんです。


キリスト教が、とか言い出すのは野暮天原理主義者と決まっております。


 


シュトーレンというあの季節限定ドライフルーツケーキも、ここ数年めっきりポピュラーになってきた気がします、この時期ちょっと大きなパン屋さんに行くと置いてある。


ドイツのキリスト教徒の習慣で、12月の頭くらいからちびちびちびちび、薄くスライスして一ヶ月かけて食べるという。形状は幼子イエスがおくるみにくるまってる姿を模してるとか。


ええ、日本の仏教徒がクリスマス当日に買って喰うとか一から十まで間違ってますよ、だって味が好きなんだもん、好きだけど高いんだもん、30%引きになってたんだもん、今回買ったのはル・シュプレームの、なんか特徴的な四角いシュトーレン。幼子、四角くなっちまったか。一から百まで間違っている。頭を抱える原理主義者。


年に一回のことでしかも千円~数千円するものですから、ハズレのシュトーレン買っちゃったときの絶望感は相当なものです。でかいし。今年買ったのはナッツが多めでとても美味しい。ヨカッタね。


 


思えばはじめて食べたのが美味しかったんだよなあ、20年くらい前、縁故で頼まれて注文した長栄軒のシュトーレン。学校給食のパン屋でおなじみ長栄軒の。


調べてみたら、長栄軒って今はもう名古屋市内から撤退してるんだな、松阪の本店まで行けば売店があるみたいで時季にはシュトーレンもあるみたい、松阪かー。


もういちど食べたいけど買いに行くにはちと遠い。


 


鴨のロースト食べながらお節料理を考えるこの頃。昼飯食べながら晩の献立考える、みたいな。


ごちそうと飲める飲めるデーが続きます。


 



 


25日、ゴールデンタイムにはリリナのラーメン屋を取材したバラエティー番組、それから深夜はカトチもぴろっと出演の花のスボラ飯の最終回、関東TV番組はなにげに観ものです。


どっちも名古屋で観られないのよー。ズボラ飯は、放送日がズレこんだだけで年明けに観られるけどー。


つるちゃんのつるつるラーメン、来年こそは食べに行きたいなー。


 



 


ネットで購入した靴になんとなく違和感を感じつつ履いていて、購入2ヶ月目にして気づく、左右のサイズが1cm違ってる。いわゆる片ちんば。


ここんとこブーツ・ブーティばっかり履いてて数回しか履いてなかったから…は言い訳にならんか。いやあ、今頃気づく?今頃?


しかし23.5のパンプスが履けるとは思わなかったよ。サイズ違いに気がついちゃったらもう履けなくなってたりして。人間、思い込み力あるからねえ。



2012年12月25日火曜日

観察者の閃光

ニールズヤードだの、CNDセンセーションだの、やっぱりロクシタンがいいだの、毎年毎年あそこやここやいろんなハンドクリームを渡り歩いて、その果てにニベアに行き着いたこの冬。


なんか…意外といいなって。昔のニベアってもっとベタベタしてなかった?


まあ、香りがいいのももちろん好きなので、そのうちまたどこかのアロマ系クリームを試しはじめると思いますが。


 



 


巖谷國士『日本の不思議な宿』再読していてハタと気づく、あ、桑名の宿の節、高丘親王の観劇に同行した若いS君、って諏訪さんのことかあ。連載も単行本化した時も読んでてざっくり覚えてたのに今頃思い当たった。


 


野外劇の魔力、役者の幻力、をつらつら思う。


 



 


10年以上前、「散歩の達人」という首都圏の月刊誌が好きで、上京のたび買ってた。


非ユークリッド写真連盟の組立フォトモとか、イラストレーターの松本英子のイラストルポとか、一円でお買い物に挑む一円大王とか、連載が面白かって。


誌面リニューアルして連載陣が一新したあたりから読んでない。


 


その松本英子は今まんが誌でも描いてると知った。最新刊『謎のあの店』の1巻購入。


気になる妙な佇まいのお店にお客さんとして行く、という、やってることは散達の頃と変わらない。


で、ルポ部分とは直接関係のない短いエピソードがひとつ描かれてて。


昔作者が会社勤めをしていた頃、よく怒る営業部長が係長を叱り飛ばして言ったという言葉。


「君はあのとき私に言った!『ハイ、それは私がやります』と! 文字でいったら13文字だ!!」、更に続けて「だから私はこたえたんだ、『そうかじゃあ頼んだよ』、…てことは…文字でいったら11文字だーっ!!」


単行本手に吹き出してしもうた。


斬新な叱り方だ。


他にどんな叱り方バリエがあったのか知りたい。


 



 


三連休中日、件チーム忘年会。


会場が郊外のため残業状況次第ではまあ行けないかなーとほぼ諦めていたわしわしは出勤日。


出勤者の少ない職場で意外やトントンすんなり仕事を終えて、まあみなさんは昼からはじめてたわけだけど、なんとか参加。橘のときといい、だいたい、駆けつける頃に姫姉様がおねむになっていなさる。


そして橘パーティーに引き続き、天野さんのケーキクラッシャーぶりをまざまざ見せつけられる。なんだろう、あの台無し能力。本人は、なにも問題なく、食ってるつもり、たぶん。


 


イカの塩辛陶板焼きに熱くなる田岡さんでした。


ぶーとん「これも動画撮ってYouTubeにアップしなよ~」


美しいものしか残しません。


 


真夜中に現れたハム君に「ホワイトクリスマスになるらしいよー」と聞いて慌てて帰る。雪降ると瀬戸電猛烈に遅れるんじゃ。


 


リニューアル後の市科学館のプラネタリウムに先週はじめて行ったけど、そこで見たのとほとんど遜色ない美しい夜空を見る。郊外の真夜中の住宅街は、天体観測にうってつけです。


 


お伊勢公演の前に麻吉旅館行きましょう、件チームで。


 



 


なんだかんだで、まったく実家に帰らない年末年始ってはじめてかな。


年末は自分用ひとりお節でも調ろうかなーとぼんやり計画中。


好きなものしか作らないからほとんどつまみ盛り合わせになりそうだけど。


朝から晩まで煮炊きしかせず過ごすなんてある意味贅沢なんす、この生活の中では。



2012年12月19日水曜日

地球空洞説でエビマリに会ったりカトチのトクゾーライブに行ったり橘解体でめんちゃんや永沢さんに会ったり、立て続けに「懐かしい顔」に会うこの頃。


みな、変わったり変わってなかったり、「変わらないねー」って言われたり「えっ、カシワさん!?変わったねーっ」って言われたり。


ゴミの山を見ると「なんかいいもんない?」とつい漁ってしまう永沢さんを見て変わんねーって思い。


「このアタシが専業主婦よ、信じられるーっ?」というめんちゃんの変容に驚き。


お互い変わるとこも変わらんとこも同時にありますわな。なんの不思議なけれど。


「易」には「変わる」と「変わらない」の両方の意味があるんだったっけな。正反対だけど、同じことなんだな。


自分の変わったもんってなんだろう。変わんないところってどこだろう。


とりあえず、20数年間続いていることといえば、日記書くことかなあ。


なんで書くんだろうなあ、飽きもせずに。


 



 


血が出るほど深爪したり、それからまた飾ったり。 


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雪とにゃんこ。


ジェルじゃなくてエナメルです。すぐ落とせるように。



2012年12月18日火曜日

猫の日々

家の近所になつこい猫さんがいまして。


お寿司屋さんで残り物もらってるらしくて、毛艶のいい黒猫さんなんですが。


目が合うとたたっと駆け寄ってきて足もとでぴっと正座してじっと見上げながら可愛い声でにゃあ…と鳴く。はいオノマトペ連続。


お腹はすいてないようだし、にゃあ…の意味するところがちょっとわからないんだけど、ただ甘えたいのかね、そいや昔の家の近所に抱っこ好きの野良がいたな。 


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にゃあ。


 


そうだねえ、野良猫みたいだねえ、たまに目が合うと駆け寄ってきて懐っこくしたり、次はわかんなかったり、会えなかったり、素通りだったり、猫みたいな日々だねえ。


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毎日会えるのに会うたび顔と態度が違う家猫。



2012年12月16日日曜日

選挙、その他

投票日。


そういや自分の選挙区から、昔軽めにお世話になった人が立候補してた。


 


連立にも乗らないような絶対的野党は一つは必要な気がする。


右や左の旦那様、なるべく広くいろんなのがいてくれないとな。


 


あとね投票所の壁に裁判官の審査公報貼っといてほしいの、判事さんは対象が多すぎて(10人)誰がどれだったか忘れるの。


今回これはちょっとと思う判事さんがいたんだけどどれが誰だったかわかんなくなっちゃったよ。


記載台のとこでケータイで検索始めたら、やっぱ、ダメよね?


 


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会場の小学校の貼り紙。猫が入りますか。


 



 


あ、そうそう、橘荘の立ち退きパーティーでエコさんから聞いた話。


治君とまゆみちゃんがカフェ始めたそうです。10月オープンほやほや。ドッグラン併設。


珈琲gou http://www.coffee-gou.com/


岡崎と蒲郡の中間くらいかね、車ないと行きづらい場所ではありますな。


しかしなんだ、パン屋にコーヒー屋、ラーメン屋、飲食店はじめる人多いなこの界隈。


構想十何年のふみちゃんとサカエちゃんで居酒屋計画はよ。



冬寂と迷光

酒宴翌日。


天野さんをはじめメインのディープな方々は朝から二日目の宴に突入と聞く。


わたしはそれはノー参加でふつーにうちで休日を過ごすつもりだったのが、ハプニング&トラブルにより急遽橘へ舞い戻ることに。


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宴のあと。


 


ま、行き掛けの駄賃で中庭見納め。


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植木鉢もそのままに無人になった橘荘。


 


これは昔のこの裏庭の写真、ねねむさんのカーチャンご健在の時。 


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この時ねねむさんをご懐妊中でした。


 


灰色(ねねむさんの姉妹猫)がいないかなと見てみるが不在。


ハト坊をはじめ複数の橘住人が飼うでもなく世話してたようだけど立ち退き時には結局どなたも引き取ることなく、このまま地域の野良になるらしい。


 


では今度こそ「もう二度とな」だぜ橘荘。 


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たかが「場所」じゃないかと思えども、亡霊のように尽きぬ思いが漂うのでした。


てやんで、サヨナラだけが人生だぜ。


昨日に留まれた生者はいないんだぜ。


 



 


で…大須まで出てきちゃったからなんだか毒を食らわば皿も食えの悪魔になって、お天気の中あっち行ったりこっち行ったりノープラン散策コース。


途中泥酔組と危険なニアミスをするもすんでのところで身を翻し、穏やかな、スキマみたいな休日を満喫する。忙中閑有りというか、嵐の中の坪庭というか。


 


タマニハ、たまさか、たまゆらの、よき日をイタダク。



2012年12月15日土曜日

解体(寸前)ショウ

橘荘立ち退き。解体前にお別れの酒宴開催。


天野部屋で最初で最後のパーティーをやりました。


体調崩してておそがけに駆けつけましたので、明るいうちに来て帰ったメンバとはすれ違い。


橘というか王者というか天野さんというか、ま、この辺と縁深かったあの人この人が入れかわり立ちかわりに同窓会状態、サヨナラ橘というより王者解散パーティーのようだ。


西村めんちゃんとか何年ぶりに会ったろう。思えばシューの永田さんと知り合ったのは西村さんの紹介だったっけなあ。


夜更けても遠方から仕事帰りに駆けつける人たちがわらわら。


最後の夜は賑やかでした。 


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たまたま誕生日だったのでついでに祝われるのりぴー。30年前の雄姿の似顔絵ケーキを共食い。


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部屋の壁の貼付物はまだそのまま。懐かしい写真やポスターやいろんな人の絵たち。田岡さんの小学生の頃の絵、ハタチ前のずんちゃんの絵、珠ちゃんの絵、ゴロちゃんの絵、その他いろいろ。 


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約4半世紀に渡って天野さんを見守ってきた(?)バルの「きっと上手くいくさ」。護符のように部屋のいたるところに。 


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かれこれ20年前、おーしまがもの凄まじく信じやすかった頃に、びっくらさすために天井に書いた「♡4」。トランプマジックの仕込み。


 


廊下では『トワイライツ』フィルム上映会。


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映写技師のりちゃん。


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上映開始。


 


上映後は裸電球の下、階段で知久君が歌う。


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感極まる水谷雄司氏。


 


「らんちう」「おるがん」「鐘の歌」「金魚鉢」「ぎが」「ヒガシマルうどんスープの歌」「ひょうたん池」「月が見てたよ」「南風」それから自由ノ人形テーマ「朝顔」、などなど。


寒い中次々リクエストに応えてくれた知久君ありがとう。


しかしなんだ、歌声と歌詞に圧倒されてつい忘れがちなんだけど、こうして改めて生歌を目の当たりにするとギター演奏もすごい腕前なんだよなーって思う。 


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時間も空気も留められるものではないけれど、当日来られなかった人たちにちょっとだけ宴席の雰囲気を。


http://youtu.be/npXjxJi3elg


http://youtu.be/NJrh8ICOtA8


 


昔は良かったとか絶対言わねーと嘯いているわしわしであるが、こやって知久君の歌聴きながら水谷さんと田岡さんが阿呆やるのを見てると昔のことを思わずにはいられません、橘っていうより興映マンションの思い出ね。


夏で稽古終わってはビール飲んで。ある夜田岡さんがバイクでこけて手首腫らして帰ってきたらそれ見て心配した雄ちゃんが外飛び出して「これで応急手当を!」って蕗の葉摘んで帰ってきたこととか。名古屋中心部にほど近い住宅街のどこに蕗が生えていたのかどうやって見つけてきたのか今もって謎。(翌日、蕗の葉の湿布でちゃんと腫れはひいてた。)


  


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午前2時。かなり終焉な感じの光景。


 


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サヨナラタチバナ。


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こんな場所があったことも、こんな手向けの夜があったことも、いづれ夢のように思い出すのでしょうね。



2012年12月13日木曜日

師走と睦月

栗木さんがものすごくマメに出演ライブの記録映像をYoutubeにあげていなさって、よく久住さんとこのライブや坂本さんとこのライブ映像をチラ見させてもらう。


今回『孤独のグルメ』2期クランクアップ打ち上げの様子、がアップされてて、居酒屋ライブ状態、カッコイイなあ。


http://youtu.be/seURnbU8quQ


年末、『孤独のグルメ』と『花のズボラ飯』の合同ライブがあるそうで(12/28青山CAY)、もちろんカトチも出演、いいな行きたいな。


年明けたらさるフェスもあってカトチもパスカルズもエコーユナイトも出るけど真冬のオールナイト系は例年やっぱりイヤだな。スタッフパスもらっちゃって適度に出入りすればいいよーって言われるんだけど、それもちょっと。あ、今回は再入場可だ!


 


実家は年末年始10日間くらいシンガポール周遊豪華客船の旅に行きなさるので、わたしは例年以上に静かな年明けを過ごす予定。こっちはこっちで遠出しようかな。



2012年12月12日水曜日

迷走の師走

会社の玄関扉開けたらわらわら雪降ってて、声立てて笑ってしまった日曜日。


笑いごっちゃないよ残業せずに帰れば降られずに済んだものを。


寒いし凍えるし溶ければ濡れるし、ええことなにもないのに雪降ると笑う。理屈抜きで好きなんだと思う、なんか。


雪降り積む風景も好きだし、雪の結晶のデザインも好きだ。


ひさかたぶりのネイルも雪模様だった。


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会社の手前、淡色×淡色の目立たなーいアートちゃん。


 


翌日は約1年前に買った雪用ブーツが活躍しました。


名古屋にしては今年の雪、早かったね。


 



 


お腹の調子よくなってきて漢方のむの忘れてたらまたハライタ再発。うーんしぶとい。


この漢方が合ってるのかどうかもイマイチよくわかんないんだけどやっぱ要るのか。


 


職場ではぞくぞくとノロウィルスまたは胃腸風邪に罹患してわらわら戦線離脱していってますが、そんな中、流行性のものには全然引っかからずに勝手に自家中毒様症状で腹痛を起こすわしわし。はぐれレミングの服毒自殺的状態といえましょうか。


 



 


Gmailの迷惑メールフィルタのアルゴリズムが微変更されたのかなあ、今までOKだったメールが迷惑フォルダに振り分けられるようになっちゃってちょーっと困る、久々にチェックしてみたらなんだこの迷惑にぶちこんでほしくなかったメールの数々。


気が付かないまんまになっちゃうから怖いんだよね。


 



 


もういくつ寝ると、もういくつ会うと。


あといくつ?


ひと繋がりになっていて数えられない日々。



2012年12月9日日曜日

師走のトポロジー

なんとなく。


愛情というようなものは、ボールペンのインクみたく、そのうちにかすれたり途切れたりするようなもんだと思っていた。


猫と暮らして8年になる。


寒い朝おふとんでだらだらしていると、猫がおふとんの中に入ってきて人の腕をきゅっと両手で押さえながらあごを乗せて、黒目を大きくしてこっちの顔を見つめてきたりして、ああもう、そのたんびに可愛いったらありゃしない、8年も一緒にいるのにこの可愛さに飽きることも慣れることもなくやられるたんびに身悶えする。


むしろ8年前より今のほうが愛おしい、日々新鮮に愛らしい。


そんなこともあるんだなあ、と、思うようになった。


 


◇ 


 


今、ナナちゃんの女子度がUP中。


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ヅラあると印象違う!


やっぱ女子、髪大事!


 



 


ハナエの『神様はじめました』のPV観てて、☆之さんの振付を思い出す。


点茶とか、書道とか、☆さんシリーズの振付があったっけなあ。


 



 


ついに橘の立ち退きカウントダウン。団子先生の引越し準備のヒヤカシに行ってきて、段ボール組み立ててきた。


龍ちゃんが段ボール200箱(引越屋見積り)に及ぶ大量の蔵書の梱包を手伝っていた。有難いお従兄弟様をお持ちだねえ。 


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この昭和的、二十世紀的建造物が、平成を約24年、二十一世紀を12年ながらえて。よくも保ったりとも思う。


ねねむさんの生まれた場所でもあります。


いろんなことがあったのです。



2012年12月7日金曜日

光フル

そのカトチの新譜『蟻と梨』、アリ盤収録の「I Want To Be Your Sunshine」が、全体の中ですこし気配の違う、たいへんいい曲で、ゴンチチのラジオ番組でも紹介されてたという、それをライブなんかで聴けば「いい歌だねー」と言ったりできるんだけど、家で一人で聴いちゃったりすると、泣いてしまって、もうなんか、一日終了してしまう。あ、いい歌なんですよ。


歳のせいか涙もろく、かつまた泣くとひどく消耗するようになってきておりますので、こうゆう曲は、上等の干菓子やなんかと一緒で、味わう余裕のあるときにすこしだけイタダクのがよろしい、と思った。


カンカンに入れて水屋の高いところに仕舞っておくのだ。


 



 


昔のほうが良いとも思わない、負け惜しみかもしれない「酸っぱいブドウ」かもしれない。


なかったものがあってあったものがなくて。できなかったことができてできたことができなくなって。


 


我が身世に経る、いいえ我が身でなくたって、時間の経つのってむりやり知らないところに連れてこられるみたい、そんで次々ハシゴ外されていって。


昔になんかなりたくないのになってしまう、年なんか越せなくていいのに越してしまう。


拠り所の無さ所在の無さ。


それでも「昔はよかった」と言うのはイヤ。


 



 


先日、ものすごく久しぶりに家ですき焼きを作った。ひとりすき焼き。自作するの久しぶり過ぎてヘット(牛脂)もらってくるの忘れた。でも旨かった。


なぜすき焼きか。突如、とき卵でからめた肉、を食べたくなったのよ。


 



 


数年ぶりだかに美しう整えて爪化粧したところを狙ったかのように、差し入れで天津甘栗頂く。


思えば今どき「剥いちゃいました」系ではない甘栗も、何年ぶりに口にしたか。よりによってこのタイミングで。



2012年12月4日火曜日

冬の正座

ロフトプラスワンの12/18のイベント、気になる。


山中教授ノーベル賞受賞記念 「緊急開催!! 森口尚史が吠える会 ~なんで私はこうなった?~」


http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/schedule/lpo.cgi


なんでそうなったのか、マジ聞きてえよ…


 



 


11月最後の日は、カトチのライブだった。


おーしまとか、しーちゃんとか、ポランのあの人やあの人とか、来てるかなと思ったけど、とりあえず、見知った顔は夢二さんくらい、てんぷくの2年半ぶりの公演とかぶったとかで、そのせいもあるのかな、オージャ界隈の古い面子はいらっしゃらず。


ガレキ・ド・カンカン、ザボンドボン、ガッタントンリズム、カトチの命名センスが好きだな、オノマトペ、というか、口を転がるリズム感。ヒネコッタコマメパン。


 


昔、春のぼんぼりの第一回の時かな、とすると22年くらい前ですか、カトチが寸劇をやりまして、「あっ、耳が落ちているよ」と大きな耳を拾い上げて自分の耳にくっ付けた、その大きな耳をつけたカトウさんは『ぼのぼの』に出てくるフェネックギツネにそっくりで、なんかもう未だに歌うカトチを見ながら「ああ、フェネギーちゃんが歌ってる」と思う。あの頃カトチはうたうたいでもあったしおどりおどりでもあった。小説も書いたしお芝居も書いた。役者もやった。で、今、うたうたいのカトチが目の前に残ってうたうたう。あまり、22年前と変わらない。


 


とても残念な感じのドラマ化『花のズボラ飯』であるが、最終回にカトチちょびっと出てるそうな、曲はもうこれでもかというくらい使われている。


 



 


12月はあっというまです。毎年そうです。あっという間に過ぎて、寒さだけがいつまでも続く。



2012年11月28日水曜日

観光

朝、駅前喫茶店。名古屋の喫茶店並みのモーニングセット。


あ、名古屋はサービスでついてくるのか。さすがにサービスではない。


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夏に引き続き、浅草観光。


今回は浅草寺を越えて花やしき側をゆく。


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おお、これは美味しくなさそうな食品サンプル!


特に焼きそばが見事。


 


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こんなところに天然温泉、浅草観音温泉。


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唄と踊りで今日も楽しく。


今もショータイムがあるんですかね。


 


梅園で赤えんどう豆と豆餅購入したり、金ちゃんと出店の乾燥フルーツ屋さんで生姜の砂糖漬け買うたり。


ずっしりおみやげ手に持ってウインズ側の道沿いの一杯飲み屋へ。


 


そして神谷バーへ。


1Fは満員だったので2Fのレストランへ。


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電氣ブラン・オールド。


 


その後、御徒町でお買い物したいハイジさんのリクエストは却下、東京駅で蕎麦。鴨せいろ旨い。


 


 


雨やんでよかった一日でした。


はしゃぎすぎて翌日ダウンしたけど。


観光はいいな。



身捨つるほどの言語はありや

地球空洞説、観てきた。


前夜、「東京は1月並みの冷え込みでしょう」「空は雨模様、傘を持つ手に手袋が必要になりそうです」と天気予報で言うてたので万全を期してヒートテックにセーターにダウンコートというフル装備で行ったのに、行ったのにー。


行きの電車で大後悔する羽目になりました。汗だくで名古屋発。


開演よりちょーっと早めに池袋着。


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とりあえず呑みます。名古屋駅ですでに呑んでますが。 


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緑の瓶が勢ぞろいー。


 


日が落ちて、公会堂前の公園集合。


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公会堂。


 


何の前情報もなく行ったら、ミュージカルでした。


出演者は贅沢でした。


もっと狭い場所か、いっそ野外なら感じ方も違ったんだろうけど、なんか妙に距離を感じて盛り上がれず。


「公演は終了しました」のアナウンスがなかったら、「…終わった…の?」ってぽかんとしてたろうな。もやもやのさざなみのような2時間。


 


開演前に団子先生から届いた返信「今は無理だけど芝居終わったら飲もう」という一文を巡って、これは公演全日程が終了したらの意味じゃない?いやこの本番後に飲もうって意味でしょう、と意見が分れ、終演後ますます「これはやっぱり全部終わったらの意味だよ、間違いない」とか言ってたんすが、フツーに本番の後で飲もうの意味だった。作家先生、解釈の分かれるメールは避けてください。


 


夜は池袋泊。 


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JR系列のホテルだったのでSuicaのクリスマスケーキの予約承り中だった!


クリスマスにもっかい泊まる!



2012年11月23日金曜日

声に触れる

水曜。まだ職場はわたわた。


疲れ果てたる蒲焼太郎になって帰宅、簡単にごはん済ませて、あれなんか今夜は時間が余るなあ、ゆっくりプリンでも食べるか、と思ったところへのっちからメール。


そして久しぶりに長電話へ。


どこも極末端の非正規雇用者が苦労しております。


古くて大きい企業ってなんかヘン、という話は、昔ユーゴさんともしたっけなあ。拝承。


 



 


年末が近づくと、今年も津の朝日屋の名牛まつりの時期がくるなーと思います。毎年おすそわけを頂きます。いいにく。


で、その朝日屋が廃業準備にとりかかっているらしい…という噂が流れてきました。牛の入札権を第三者に譲渡した?とかなんとかいう話で。


公式にはそんな話どこにもないから根も葉もない流言かもしれない。というか、名牛まつりがなくなったら何を楽しみに年の瀬を迎えれば良いのですか。


 



 


好きなものの話でもしましょうか。


 


冬はクナイプのオレンジ・リンデンバウムが温まって良いです。


湯上りはあげはの幼虫が寄ってきそうなくらい柑橘系樹木の匂い。


 


焼きたてパン屋さんの新商品にカフェロティがあったので食べてみた。


韓国で人気という触れ込みで近頃上陸した、マレーシア発菓子パンですね。


あ、これ好き。メロンパンにインスタントコーヒーぶちまけたみたいな安っぽい感じがわしわしこのみ。


 


ドラッグストアとかで売ってる、足の裏の角質を酸で溶かして剥がすやつ、年に一回くらいやる。


使用後3、4日すると足の裏の皮がゆで玉子のうす皮みたいにぺろーんぺろーんって剥がれてピンクのつるんつるんになる。


もともとそれほど「かかとコチコチ」派ではないんだけど、それでも室内飼の猫の肉球のようなぷにぷにでつるつるの足裏はなんか嬉しい。


年一の楽しみ。


 



 


仕事で辛いことがあったとき、会社帰りにひとカラで1時間半中島みゆきを熱唱したという話を聞いて、「やっぱりのっちは『アラサーちゃん』だ…」と思う。


 



 


木曜。


あんまり死にそうな声でひーひー言ってたので、かどうか、SEさんが特別にフロア共用のPCをかませて共有設定してくれた。一抹の不安はありつつも、とりあえず、助かった。


そして今回のひーひーの原因、「仮サーバ」と言われていたものは、実は余っていたPCをサーバ化していたものと判明、そりゃ10セッション以上弾かれるわけだぜ!零細企業どころかご家庭レベル。これがIT企業のすることなんだろうかとしみじみ呆れる。


あんまりサーバ増やすと監査のとき大変なんだってさ。…そんな事情で振り回される契約社員。悲しい。



2012年11月21日水曜日

機械中心

iOS向け地図アプリ界で最近話題の新生MapFan+をダウンロード、おまけに期間限定無料オフライン地図もダウンロード。


お、こりゃいいね。


実は噂のApple純正地図が怖くてまだOS5.1のままなの。小旅行へ行く予定とかがあったからね。


でもこのMapFan+があればもう躊躇することはないかな。


…わしもダウングレードさせてくだせ…わしもダウングレードさせてくだせ…ってことにならなければいいけどー。


 



 


また身内に後ろから蜂の巣にされる。


部署の体制変更に伴うサーバ整備で本日午後から仮サーバに共有内容を移管しますと突如告げられ。


午前中大慌てで新しいサーバに保存用フォルダ作ってブック保存用のコードを書きなおしてチーム内に配布して周知し。


ふーなんとか昼からの仮サーバ運用に間に合ったぜーと思ったら「この仮サーバ、同時セッションは10までしかできないんですよー」とかで弾かれまくり。


ま、待って、うちのセンタ数百人いるでしょう?!な、なんでそんなことにしちゃったの?!


で、もちろんそんなことは事前に何にも知らされてないので、配布したファイルはBeforeprintイベントで新サーバへ自動保存するマクロを仕込んじゃってて、保存先の応答が無いまま鬼のように固まり、もうあっちもこっちもてんやわんや、という。


午前中のてんやわんやで忙殺され、午後のしっちゃかめっちゃかで憤死し。腹が立ちすぎて情けなくなってきた。


死ねばいいのに。


 


コンピュータやアプリケーションソフトを使いこなす人は、自分の命令通りに実行されることに慣れすぎてて他人が言うことをきかないことに大変不寛容になる傾向があるそうです。


それはあるかもしれません。


でもそんな問題では絶対ない!今わたしが腹を立てるのは正当な行為であり権利である!糞!


少し泣く。


 


使いこなしてもいませんけど。いまだにやれ構文エラーだやれコンパイルエラーだとダメ出しくらいながら書いてるし。


「いいじゃんちょっとぐらい見逃してくれても」「なんとなくわかってくれよう」と機械に無理を言う日々。


 



 


宿泊予約サイト。


「一泊」で検索しているのに「デイユース 日帰りプラン」が候補に出てくる仕様はなんとかならんのか。


 



 


いろいろ賑やかな夢見て、目覚めた。


「ちょっと目を閉じててね、はい、開けるといいことがあるよ」と、声がして、目を開けたらふみちゃんが手をつないでとなりにいた。


ちょこっとワクっとしたけどふふ~んって顔して「で、いいことって、何?」と聞いてみた。


どっからか☆之さんがハモニカ持って「この曲、練習したんですよー」と伴奏してくれたけど、歌詞を知らない歌で歌えなかった。


夢のなかの知らない曲は、どこから流れてくるんだろう。



2012年11月18日日曜日

一雨ごと冷える

急に猛烈に寒くなりました。


近頃の週間天気予報は外さないねえ。


あんまり寒かったので仕事帰りにあったかいもの買いに行ってコムサでダウンのコート買いました。


今年の流行りなのかな、ダウンなのにシルエットがビバンダム君(ミシュランのもこもこ男)にならなくてスッキリしてるの。


ストレス解消にってお買い物に走っちゃうのは女性特有らしいですね。


コート買ったらテディベアくれた。あんまり部屋や職場にぬいぐるみを飾る趣味はないので、実家の犬へのおみやげにする。


実家の犬からはぬいぐるみ渡そうとしておもいっきり手咬まれてガウガウされる。恩を仇で返すってやつですね。「不躾な犬」です。あんまり不躾すぎてドッグランを出禁になったらしい。


一度専門家(トレーナー)に預けてしつけ直した方がいいと提案するんだが、実家の犬なんで強く言えず。自分の犬だったら遠慮無く組み伏せて咬み返してるよ。


 


写真-12-11-16-23-23-00.jpg 


コムサのおまけの くま。


 


不調の腸に漢方服みだして3週間、痛いとか張るとか逆流するとか、そういう目立った不調はなくなってきました。まだ順調ではないけど、ちょっとずつ快方に向かってる感じ。


 


日々浮き沈み、いろいろあります。数百分の一のくじ運を金運にも振り分けてよ、と宝くじ買ってみたり。


1000円分買って1100円の当たり。ええと…1割儲けは、まあ、高配当か。


しかし一般的に宝くじに期待するものは1割配当じゃないな。


 


今週末が授賞式のはずだけど、エミー賞はどうなったのかなー。獲れたのかなー。



2012年11月15日木曜日

どよん

ゼラニウムの庭。


本屋さんの店頭でそのようなタイトルが目に入って、花村萬月の『ゲルマニウムの夜』と語呂が似てるなあとかなんとか思う。


「ゲルマニウムの庭」だったらなんか肩こり治りそう。


ええと、よく見たらおーしま文豪の新作だった。ポプラ社刊。


 



 


宝くじも当たんないしラッキネスと縁遠い生活なのにこういうのは当たっちまうのな!的な不慮の出来事に見舞われ、なんか、もう、猛烈に虚しい。


和を以って、小さく、正しく暮らしてたって、ろくでもないことしか訪れないんだ、畜生。


拗ねちらかす初冬であった。


 


フロア移動(所属チーム自体の配属部署変更)以来、日々チマチマとイヤなことうっとうしいことがあるのだけど、それで疲れて帰ってきたとこにこうゆう爆弾みたいなのが来るのは、ほんとうに、参る。


 



 


寒いし空暗いしそれだけでもしゅんとするね。


悪いことしか起きない気がしてくるわけよ。


慣れたくないことに慣れてくるわけよ。


イヤなことにも慣れ。嫌いなことにも慣れ。楽しいことにも慣れ。好きなことにも慣れ。


平均化していくのね。淀むよね。高低も明暗も均されちゃってね。あたりまえみたいになってね。


そういうの、イヤなんですけど。



2012年11月11日日曜日

冬支度

たまたま出かけたデパートで評判のパンとスイーツ展みたいなのやってて、通りすがりに見たタルトタタンが美味しそうだったんで衝動買い。


千歳烏山の「ラ・ヴィエイユ・フランス」のだそうだ。美味しかった。リンゴの美味しい季節です。


 


pHアトリエ近くの鳥料理屋で今シーズン初水炊き。美味しいうえにお値打ちだった。鍋の季節もやってきました。


 



 


同僚を「担当部署の黒幕」と呼んだら、「じゃ、かっしー忍者ね」と返される。


いろんなところにコードを仕掛けているからだろう。


 


プログラムはとかく習うより慣れろだ、書いてるうちにわかってくる、などとよく言われますが、その通りなもんだなーと思う。


 



 


斎藤環の本で紹介されてて読んだよしながふみの『愛すべき娘たち』面白かった。


母親にブスブス言われて育った女の子の話があって、自分も母から容姿を貶されて育ったので身にしみるエピソードだった。


女親は容赦無いですよ。


大人になって、結婚して、親元離れて、それからしばらくしてようやっと気づく、母は子供嫌い、特に女の子が激しく嫌い。


70過ぎた今でもTVに人気の女の子役タレントが出てくるとなんの恨みがあるのかと思うほどのバリゾーゴンを浴びせる。


大人になるまでブスとかみっともないとかさんざん言われたけど、育児放棄もされずに育てあげて頂けただけでも有難いと思わにゃならんか。


 


何が母をそうさせたんでしょうねえ。


 



 


中国製のピカチュウ、すごかったね…


http://www.kotaku.jp/2012/11/chinese_kowasugi_pikachu.html



2012年11月8日木曜日

ヒャッキン・ジャパニーズ

そういえば子供の頃はりんごと言えば「印度りんご」だったなー、と思い出すこのごろ。


楽天で出品してる果樹園があったので思い出した。


このりんごの名前のおかげで、子供の頃りんごの原産国はインドなんだと思ってましたよ。


 



 


二度あることは三度ある、という諺にそんなたいした根拠はないだろうけど、しかし変な説得力がある。


二度失敗したら社会的信用は完全に失墜しますね。なにせ三度目が約束されてるんだから。


いや、例のエレベーター会社とか、凍死者出したツアー会社とか、二度目の死亡事故って重いよなって思いましてね。


 



 


職場の引越が終わってまたこちゃこちゃ体制が(解決しない方向に)変わる、もお、ほんとにうんざりする。


夢もちぼーもねえのな。


ぐちぐちぐちぐち会社の気風や上長の愚痴をこぼしながら呑んだくれて発散したい気分になりました。


 



 


きのこ汁とかけんちん汁とか鍋いっぱい作る。で、タッパーに入れておにぎり持って汁物弁当にする。


今使ってる百均のタッパーがすごい汁漏れする。今どきのタッパーって密封性高いのに、珍しい。ビニール袋がたぷたぷするくらい漏れる。


新しいお弁当箱ほしいな。お弁当箱というか、汁物の漏れない、なんての、スープコンテナ?やっぱサーモス製?電子レンジあるから保温性は別にいいんだけどね。


 


なんだろうなこのどうでもいい物欲。なんか新しいもの身に着けてウキウキしたり楽しみにしたりしたいんだと思うのよ。


なんか徹底的につまんないの。起きたり寝たり会社行ったり仕事したりが。


 



 


イライラに耐えかねてタバコとコーヒー復活。


悪い感じのものが欲しいんだよ。駄菓子と一緒だよ。


コーヒー飲み過ぎて胃が痛い。


 


はあ。


 


なのになぜ君は行くのか


そんなにしてまで


 


あ、また食いしばるの忘れちゃった。



2012年11月7日水曜日

晩秋

ワレモコウ02.jpg


「ワレモコウ」  くれないの未練ひとすじ吾亦紅


 


未練たらしい気分の季節で。


 


なんか…


憂いわ…


あかん…


 



 


そいや、WEST DARTS CLUB、今年いっぱいで閉店らしいですね。がんばちゃんからメール来てた。


昔カトハゲさんと田岡さんで天井まで燃したんだっけ?


 



 


バンビちゃんのキグルミホームウェア、あったかぬくぬく。


着てるとねねむさんが膝に乗りにきます。あったかぬくぬく。



2012年11月4日日曜日

11月

最近急にひどくなった、腸症(便秘・下痢・ガス型入り混じり)、頻尿、嗜眠、肩こり、冷え性。


このへんのキーワードでアンド検索すると「自律神経失調症」か「更年期障害」が出てきますな。


うーん。


なんか残念な感じだ。


更年期かねえ。


子供産まないと早くくるっていうしなあ。


漢方頼みです。


肩が凝りすぎて痛くてたまらないのよ。つらいわ。


 



 


「着る毛布」を買おうかどうしようか、でもあれ、ちょっとお湯沸かしにキッチン行くとかそういう動きが制限されそうだよな、ヘタすると袖口にコンロの火が燃え移りそうで怖いしな、と思いつつ、あったかいもの物色、あったか寝間着に混じってキグルミ状のもこもこフリース発見。購入。あったか。バンビちゃんのキグルミです。人には見せられないコスプレ状態。


 



 


シンドラーのリフト。


って6年前も書いたっけ。


 



 


いまさらつくづく思ったんだけど、わたし、声出すの苦手なのね。


いやね、ほら、Siri。ネタとしては面白がるんだけど、ぜんぜん「わたしも使いたい!」と思わないのね。


むしろ「なんで無言でできることをわざわざ声出して作動させなきゃいけないの…」とさえ思っている自分に気づく。


ステップとしては、たとえば、iPhone起動、アプリ立ち上げ、キーワード入力…って手数を踏まなきゃいけないことを、Siri起動、音声指示の2ステップでできるんだから手間なしになってるんだけどね、それはわかるんだけどね、「喋る」「声を出す」ってなんかこうえらく重圧感じるわ。会話じゃないしね。機械相手に唐突に話しかけなきゃなんないからね。


普段から、ストレージに脛ぶつけても、キャスターで足轢かれても、とっさに声が出ずに無言で痛みに耐えてることが多いです。忍者の末裔か。天井裏で槍に突かれても無言で槍先拭う訓練を受けてたのか、ご先祖が。


というわけで、すごくいまさら、最低限しか喋らなくてすむ世界に住みたくなりました。茶室か。茶室が理想郷なのか。


 



 


清須のはるひ美術館に行く。


そうそう涼宮ハルヒのミュージアム。ではなく。昔の春日町(はるひちょう)が清須市と合併したんだね。


市町村合併のおかげであのへんの地名がもうすごくモヤモヤ。もともと漠然と覚えてただけなのに、え、海部郡ってあま市になったの?平和町って稲沢市なの?飛島村はまだ村なの?


さておき、広瀬勉氏の写真展『猫の塀、渡る鳥。』に行って来ました。


広瀬さんとは面識はなくて、ただ、昔、白江亜古さんの出してたミニコミ誌に写真載ってたな、ってぼんやり覚えてる。


写真展は、彷徨える野良の網膜、赤瀬川原平に師事した後に森山大道のワークショップに参加、という経歴がとても腑に落ちる。


ところどころ、知久君をはじめ、知己のイラストレーター(当時)や知己のアーティスト夫婦(当時)の写真が出てくるので、その瞬間我に返る、というか、そこだけ、友だちのアルバムを見に来た感覚になりました。


 


そしてポカポカ陽気で清須観光。


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美術館の中庭のオブジェ。


…大根?


 


どうやら、かつての春日町の名産、宮重大根のオブジェらしい。 


 


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小旅行なりの楽しみ、ご当地グルメ「信長カレー」。地野菜の土田かぼちゃが入っているそうな。やや甘口。 


 


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飲みものしか注文してないのになんかいっぱい付いてきた! 


(ドーナッツ、ゆで玉子、ナッツの小袋)


 


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なんかエロいと評判のウエイトレスさん。超ミニ超タイト。描いた人は脚フェチですかね。



2012年10月29日月曜日

煙草と珈琲

おなかが痛くなるまで笑ったのひさしぶり。


怒るから余計に笑いが止まらなくなって。


苦しいくらい笑う。たのしいくるしいもある。


 



 


もう毎年毎年毎シーズン毎シーズン、「去年の今頃は何着てたっけ…?」って悩む、何年おんなじことやってんだ。


土曜、ファストファッションのハシゴ。ユニクロで土日限定値引きセーター買ってH&Mでジャケット買って。


ユニクロの接客教育がすごい徹底してるってゆうのは有名だけど、ハシゴすると特によくわかるなあって。


どっちもクレジットでお願いってカード渡したんだけどね、H&Mのお姉ちゃんはクレカ受け取ってピッて機械通してポンってトレイに置いておしまい、ユニクロのお兄ちゃんはレシートとクレジット明細票を並べて「ご確認お願いします、○○円、一括払い、お間違いございませんね?」でオッケーですって答えるとちゃんと両手でカードに明細添えて手渡ししてくれるの、


土日限定の1280円のセーター1枚の客にそんな丁寧なご接客しなくてもいいですようって照れるくらいに丁寧だ。これが「お客様は神様」の日本的サービスか。


H&Mのお姉ちゃんには「カード返します」くらい言って欲しいけど、でもあんまり「お客様々」扱いも、なんつうか、中間の、「お客さん」くらいの過剰ではない適度な敬意と距離感が、個人的には理想なんだけどな。


 



 


漢方薬のむ。


腸症のいろんなパターンが入り混じってるそうなので、食事のことを言い出すと「刺激物ダメ、冷たいものダメ、熱いものダメ、肉ダメ、油脂ダメ、繊維質ダメ、牛乳ダメ、発酵食品ダメ、炭酸飲料ダメ、チョコレートダメ、あんこダメ、小麦製品ダメ」ということになる、おかゆで生き抜けってか。


二階堂正広の『極楽町一丁目』のネタであったなあ、姑に熱すぎず冷たすぎないもの食わせてたら通りすがりのおばはんの会話が聞こえてくるの。


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どないせーっちゅうねん。


実感として、刺激物を徹底的に排除するとストレスが溜まって精神に、ひいてはカラダに悪い気がしてくるわね。


というわけで、適度に刺激物摂ってます。コーヒーとか七味とか。たまにはビールとか。


 



 


完成までまだまだあるけど根気が続かず一旦切り上げた絵。  


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絵を描くときってなんでしばしば息を詰めて作業してるんでしょうね。くらくらする。



2012年10月25日木曜日

振り向けば秋空に昇る星

寒いし不安だしおなかの具合ふるわないし(持病の過敏性腸症)、終業前にどばどばかたまって仕事入るし、なんだかもう。


猫を抱えて体揺らしながら大声で歌う夜。近所メイワク。


意外と猫は嫌がらない。


 


なんか荒れ気味ですね。


珍しく積極的に煙草を吸いたくなっている。良くないですね。


 



 


ズボラ飯見逃したんだけどえっれえ評判悪いのな。


ズボラは原作も読んでない。うさくんは知っげふんげふん。


 



 


あ、カトチのライブ、仕事とかぶった…


しまったな、遅ればせで駆けつけるかなー。



2012年10月23日火曜日

秋猫

あ、そうそう、『孤独のグルメ』2期は名古屋でも放映してるので視聴してます。


ここんとこ胃腸の具合があんまりよろしくないのでヒラコーみたいに「テロか!戦争か!」てなふうにはならない。


笹塚の皐月の甘味喫茶室行きたかったな…とか思いだすくらい。


久住さんほんといい笑顔ですね。


 


『花のズボラ飯』実写化の方、OPとドラマBGMでカトチの曲が使われるとか、あー『蟻と梨』発売に寄せた「ボクの読者全っ員に今すぐ聴かせたい」って言葉は社交辞令じゃなかったんですね。


 



 


きのこ汁が美味しい季節です。この季節だけは寸胴があってもいいと思う、一人暮らしだけど。


 


猫が膝の上に乗る季節です。しかし勝手に滑り落ちそうになって爪立てるのはやめてもらおうか。


 


寒くなる前にお散歩がしたいな、どこをどうっていうんじゃないけどどこかを、あてもなく散歩したいな。


 


食欲がどうも低空飛行がちな日々。食べたい欲、はあるんだけど、なんかこう、意識と胃腸が連動してない。 


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コンパルのハムエッグトーストサンド。初めて頼んで、ああ、こういう形状のものだったのか、と思った。


 



 


コータロー氏のプロデュースしたドラマが国際エミー賞にノミネートされたとかで、夫人同伴でNYでの授賞式に出席しなさるという、うん、夫人にはぜひインパクト片手にホットパンツ姿でレッドカーペットを歩いて頂きたい。妄想ハイジ界の正装ですよ。


 



 


「今回のFEの午後問は楽勝だった」


受けなかった時に限ってそんな声が耳に入ってくるもの。繁忙期的なあれで春試験受けるの厳しいから秋狙いだったのに忘れてたんだよう。ちっ。



2012年10月21日日曜日

時事とか

時事いくつか。


 


若松監督死去。びっくりした。


あとスコーレがまだ開館30年そこそこというのも、ちょっと驚いた。


いや、うどんがバイトしてた頃とか、まだ開館4、5年目だったのかって。


 


亡くなったといえば、指名手配界で有名な「おい、小池!」も死亡。


 


新聞の夕刊一面のでかい記事で、西田シャトナーが「折り紙作家」として紹介されていた。


小さく「劇作家としても知られている」と補足記事があって、なんか、可笑しかった。


 


時事としては旧聞に類す、7月の幕張の「No Nukes 2012」出演時のクラフトワークの演奏を今頃YouTubeで視た。あのニホンゴで歌ったRADIOACTIVITY。


たどたどしいガイジン訛りの日本語詞を聴いてたらまるでわからない涙が出てきて困った、感動とか悲しい苦しいとかでは決してない。


先月のアパッチ観劇の時につらつら思ったことを、もう一度考える、が、語弊なく過不足なくまとめるのは難しいな、つまり一つのフィクション作品が内包していた予言性(ではないのだけど)が当の作品を殺す、これも正確な表現ではない、ええと、標本のように展翅されてしまうこと、本来持っていた荒唐無稽さや両義性を失くして一義的なものになってしまうこと、そんなことについて考える。


 


つい数年前まではスーツ着るとお仕事風だったのに、ここんとこ、スーツ着ると、子供のお受験の付き添いっぽいです。


 


東京行くとケータイバリ5でもすごく読み込みが遅い。あれは周辺に利用者が多すぎて基地局が輻輳気味ってことなのかなあ?


LTE利用者が増えたらLTEも輻輳で遅くなっちゃうのかなあ?


 


アルファルファを洗っていて、精液の匂いに似ている、と発見する。


カルキ?


 


秋映が美味しい季節で嬉しい。かたいリンゴが好きなんだな。


 


フロア移動が近づいてて憂鬱。でも同僚たちが気を使ってあんまり神経すり減らさずに済むであろう席配置を考えてくれた。無慈悲の中のお慈悲に感謝します。


 


会えば会うほどもっと会いたくなる、なんででしょうね、麻薬的効果。



2012年10月17日水曜日

こととはむ

同僚が自作スイーツ男子でたまにシフォンケーキを焼いてきてくれる。今日はかぼちゃのシフォンケーキだった。


シフォンケーキ、ってチョイスがなんかすげーなーと思う。作り慣れてる感っていうか。


 


 


おいしいもので気持ちが盛り上がってくれればいいんだけどじわりじわりと平坦に沈んでいる。


じわじわ寒いしね。


会社は不安を解消してくれないまま事を進めるしね。


もうね。


 


 


うちの会社の人達が大好きな言葉が大っ嫌い。


「自分を守るために~」とかいうフレーズ。ことあるごとに耳にする。したり顔で。保身の化物。死んでしまえ。


 


そういえば、あの人は、言わないな。


 


嫌いなことを考える。好きなものを考える。


笑うことと笑った顔を見ることが好きだな。


いざ言問わん、いつまで笑えるだろうか、笑ってくれるだろうか。



2012年10月14日日曜日

冷え始め

寒い!寒いよ!


果物食べた後で体が冷え冷えとしているのに気づく、そんな初秋の頃。


秋の収穫、イチジクも梨も秋映も美味しいんだけどねえ。


 


会社の同僚が「寒い時期の方が長いよね…」と言い、そういうふうに考えたことはなかったけど言われてみりゃ確かに、暑い時期がせいぜい6月~9月の4ヶ月なのに対して寒い時期は11月~4月の6ヶ月はあるなあ、と思い至る。あ、名古屋あたりの場合。


寒さや冷えのやつとうまくやっていかなきゃなわけです、はあ。


 


職場は来月また小規模な改組が予定されてまして、今から前途多難、関連会議でいろいろ衝撃的な話もでてくる、上は何考えてんでしょ。


「○さんや、手が空いたら一件報告があります」


「かっしー、転職の報告だったらあたしは受け入れるよ」


「いやデータ抽出終了の報告なんすけど」


転職…を考えたくなるくらい、翻弄され続ける下っ端共であった。


 


休日はだるくてだるくて眠り続ける、なんだろうこのだるさ、体を動かさないから余計だるくなるって悪循環だろうなと頭で判っていても意識が朦朧として寝てしまう。


 


 


仕事に限らず好きに限らず。 


生きているということは、移動し続けるということ。


「ちょうど良い」はいつまでもちょうど良くはないかもしれない。


でも状態に合わせて変化するならいつまでもちょうど良いをキープできるかもしれない。


ちょうど良い状態。ちょうど良い関係。ちょうど良い日々。


まあ、かもしれない、かもしれない。


 


 


世界は狭い。とても狭い。私の世界はとても狭い。


狭くていい。どこにも繋がらない。どこにも繋がらなくていい。


ポケットの中の宝物。いいえガラクタ。大切な。


ポケットに手を入れて笑う。


狭ければ失くさないと思った。そんなことはないのだけど。


狭い世界の小さなポッケはクラインの壺で、勝手にわたしの知らないどこかになってしまうのだった。



2012年10月12日金曜日

麺くらう人々

閉店間近ということで各方面で話題の大丸が『ロケットニュース24』で取り上げられてた。


http://rocketnews24.com/2012/10/09/255357/


あ、まだ閉店(ビル解体)してなかったんだ…


というか、大丸って確かずっと取材拒否・撮影禁止で、こんなふうに店名も所在地もそしてラーメン現物写真もがっちり載ったのって長い歴史で初めてじゃない?


『食の軍師』でも店名はぼかしてたと聞くし(掲載号は読みそびれました)。


最後だからもういいよってことかね、それもさびしいねえ。


まあさびしいけど食い納めしたいとは、思わないが。


 


私が大丸食べた頃はまだ単に「すごい大盛りのラーメン屋」でした。夜10時には開いてたしラーメンの味してたし。


ただ食べても食べても麺に辿りつけず、そうこうしているうちに麺が汁すって増量してゆくという、ああすごい子供の頃は麺類ってこうゆう食べ物だった!と再体験したラーメン屋だった。


 



 


休日に大家が勝手に鍵開けて入ってきた話はたいそう反響を呼びました。


「絶対ふだんから留守中に入ってきてるに違いないから早く引越しなさい」と複数の友人から勧められ。


具体的な被害がなにもなくてもとにかくイヤ、という、このイヤな気持ちに共感して頂けただけでも少し慰められました。これが仏教でいうところの慈悲maitrīというやつでしょうか。テキトーこいてみました。


 


あと、「自分が留守のうちに誰かが家に入った気配がするような気がする」というのは、意外と普遍的な錯覚のようです。何人かから「あたしもそんな感じがする時あるよ」と言われました。


なんでしょうね、あれ。シャンプー中に誰かが後ろに立ってるような気がするとか、そういうのの一種でしょうか。まあ疲れて気が張ってる時に多いし原理は同じなのかな。


 


 


引越すとしたら次はどこかなー。


冬寒すぎず夏暑すぎず春花粉飛ばないとこがいいなー。



2012年10月6日土曜日

誕生日とかサプライズとか

週末。お誕生日のお祝いしてもらいました。よんじゅうにちゃい。いくつになってもお祝いしてもらえて嬉しゅうございます。


 


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寝転んでたら腕をがっちり押さえつけて「お出かけしないでね光線」を出してくる猫。


あーもーかわいいやつだなあ。


 



 


本日の衝撃的出来事。


家でうたたねしてたら玄関の施錠を開けておばちゃんが入ってきた。


今日に限ってドアチェーンしてなかった。


サ、サプライズ。


 


びっくりして飛び起きたらおばちゃんも目を丸くして「あらまーごめんなさい」「チャイムを鳴らしたけどお留守のようだったから」「びっくりしたわ、ねこちゃんが飛び出してきて…」


どうやら大家さんの奥さんらしいんだけど、お留守のようだったからって賃借人の部屋の鍵開けるか!?むしろ留守だったら開けるなよ!


動転してたので今月分の家賃の請求書受け取って(いつもは新聞受けに入れられている)そのまま帰ってもらったけど、ほんとに大家さんちの人かどうかもよくわからん(オーナーは昭和区在住)、悪気のないおばちゃんに見せかけて実は窃盗団の下調べだったかもしれない、ケーサツ呼んだほうがよかったかしら。


 


いやたぶん大家さんちの奥さんで間違いないだろけど、もしや普段から留守の間に勝手に鍵開けて入ってきてるんじゃないだろうなー、と、それはそれで疑心暗鬼になる一件でした。


 


精神的に疲れてる時、会社から帰ってきて「留守のうちに誰かが部屋にいた気配がする、ような気がする」とやたら神経症的になってしまうことがありまして、まあ理性が「あなた疲れてるのよ」となだめて終わるんですけど、こーゆーことに遭遇するとただの神経症症状に説得力が出てしまうので堪忍して欲しいっす。


 


ちなみにねこちゃん飼ってるのは大家さんに申告済みです。家賃に猫分の家賃も上乗せされてる(月3000円)。


 



 


お誕生日といえばケーキだもん。


パティスリー白亜館のイチジクのタルトー。


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実りの秋です。



2012年10月3日水曜日

今回の公演会場、東京芸術劇場も10年ぶりくらいに行きました。


リニューアル後の杮落としの一環だったようです。


ちなみに杮(こけら)はかんなくずの意味だそうですよ。


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吹き抜けの天井を見上げる。


ここの階段は登りたくないもんだ。


 


こないだ載せたのと同じ人形の写真、違う角度でもういっちょ。 


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2012年10月1日月曜日

思う

舞台の魅力ってなんだろうなあ、と時々思うのです、何にも残らないしやり直せない巻き戻せない。


場に居合わせる、その現場に立ちあうということがこんなにも貴重です。


やる方も。観る方も。


 


だからねこれはと思ったらちょっとぐらいは無理してでも居合わせなきゃなんですよね。


 


東京三日目。


場所によってはまだミンミン鳴いてて驚いた。


もう10月も近いですのにね。


 


土曜はマチネもソワレも一時間ずつ開演早く、あれっだったら余裕でソワレ後帰名できるなあ、と今さら気づき。


4ステージ連続で観るのがいるとはやってる方も思わなかったでしょうが、わたしだって計画外のことです。


というかすべてがノープランなんだけど。芝居は当日券で新幹線は駅についた時乗れるやつで。前売り入手とかぷらこ予約とかができない1週間だったんですよ。体調悪かったし。


4回目観て帰ることに決めた時、ハイジさんが「いくらなんでも4回目はタダで…」と気を遣ってくれたけど、今回は他所様のことであるし、ながらく芝居とか芝居の制作とか関わってて「賞賛につりあうだけの興業収入が欲しいよう」と切実に思ってきたので、お申し出はありがたく断る。価値は、あると思いますよ。お金のことだけではなく。


 


しいて言えば脚本がもう少し良ければな…とは思いまして、それが残念でした。


長い状況説明の後でやっと動き出したと思ったら終わっちゃう感じのストーリー展開なんだよねえ。どうも勘所が。


語り手の物語上の役割もなにか半端な感じで。お能で言えばワキですね、異国から来て土地の謂れを聞いてシテの見せ場に立ち会って。


いやさそれを言ったら能楽(夢幻能形式)も要約すれば、長い状況説明の後に動き出したかと思ったら終わる、ていうスタイルなんだけどさ、こういうことじゃないぞと。


なんだろうねえ、もしかすると構成次第ではもすこし面白く観られたかもしれない。


 



 


一週間ほど遡って。


残暑厳しき中での美術製作作業。看板描く田岡さん。


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美術家がなんで裏に入ってるんですか。


と、何人もの方から言われたご様子。


もういっそ配役表に「バオバブ・田岡一遠」とか「倒壊建物・小森祐美加」とか載せちゃえば、くらいの。


すごい転換の回数でしたね。


 



 


名古屋に帰ったら台風来てた。


今回の舞台、「暴風雨が近づいてる夜に満月が見えるもんかい」と思って観てましたが、すみません、台風直撃の夜の名月、美しいです。



東京二日目

マチネ観て、終演後、ハシジュンに声かけられて「うわー久しぶりだねーっ」「変わってないですねーっ」、もう結城座8年目だそうである。


いろんな縁や奇遇がありますねえ。


さらにハシジュンとユーゴりんがたまつながりで親交あったという奇遇。


ロビーに飾られた今回の宣美用の人形うつくしかった。


 


話変わって。 


煙草を止めたら太ったっていうわけじゃなくて煙草を止めてからちょっとした気分転換や気持ちを盛り上げるためにちょこちょこ食べるようになって結果太った、と言う、それって要はいわゆる「煙草を止めたら太った」じゃないですか、なユーゴりんに「カシワさんがiPhone持ってるのってなんか馴染まない」と、自分でもうすらうすら思っていたことを声に出して指摘される。


「『○○と△△で事足りてるからiPhone要らないんだよねー』とか言ってそうで…」


「あー、しかもメジャーなスマフォとかじゃなくてEモバイルのブラウザ専用端末とかbモバイルSIM運用とかマイナーでマニアックなこと言いそうなんでしょう?」


「そうそう」


自覚はしています。でもそんなコダワリはないです。楽で安ければそれが一番。


 


トトちゃんと池袋東口のロクシタン・カフェへ行って遅いランチ。


その名の通りロクシタンのカフェです。ハーブティーとかオーガニック系とか。たまには女子的な感じで。オープンサンド美味しゅうございました。


下のショップで同僚におみやげ購入。今季限定発売のハンドクリーム。


 


今回の結城座は最低2回は観たいなと思っていて、細部を見たいのと全体を見たいのと、あとは体調しだいのゆるゆるの予定、体調は、万全じゃないけどまあなんとかいけそうだったのでその日のソワレも観る。


前列2列目最下手、坂本さんのとなりあたりで観劇。人形がよく見えてこれも良いです。


 


わたし人形遣いの巧拙なんてぜんぜんわからないけど、孫三郎氏の人形はいつもちゃんと重心が腰にあって足の裏に体重がかかっているように見える、のは、なんでなんだろう、操作の巧みなのか人形の造形上のことなのか、錯覚なのか。


 


夜は武蔵小金井でサフさんのカフェへ。店主が曜日替わりのお店だそうで、金曜はサフさんのゆんたくカフェ。


今週はインド・ラダック帰りのご友人のおみやげ展とラダック飯というイレギュラーな週だったそう。


ラダックすいとん、おいしゅうございました。


オープンスペースで月を見上げながらビール飲むという贅沢。 


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のんびりできて良いです。


のんびりしすぎて終電逃す人がわらわらいるようす。目覚まし時計置いとくといいかもしれん。



人形の芝居

さて、日記記載順が前後してますが、東京二日目は結城座へ。


 


結城座観るの10年ぶりくらい。『昭和怪盗伝(けいはくピカレスク)』と『アンチェイン・マイ・ハート』を観てますな、10年以上経つのか。


糸操り人形と俳優が共演する結城座スタイル、好きです。


 


叩き場訪問はしましたが、芝居の内容的なことはなんも前情報なしで観劇。


席は後ろから2列目中央下手通路側、はまじボックスの斜め前くらい。全体を見渡せる席ですね。


 


イントロダクションの、小さい人を操る人を操る人…の後ろ姿で、もう、胸詰まりまして。あああ、もう。


 


今年の月は大きゅうございました。


 


その昔、あれは25年くらい前か、「天野さんの芝居の役者はみんな人形みたいだ」とI飼君が仰ってました、その時はぜんぜん良い意味ではなかったんだけど、「人形」というキーワードで思いだす。天野さんと人形芝居ってすごく親和性が高いと思うのね。人形になれるものならなりたい。


 


生きていますことはこんなにも、嬉しく、せつなく、小さいものですのに。


 


小村雪岱だったかな、生身の人間よりも、能面がこくりと首をかしげた時の表情の動きなどのほうがずっと胸に迫ると書いていたのは。


その感じはわかります。


いや、生身の役者もうつくしいもんですし勿論好きですけれども、その生身の役者が目を剥いて表情を作っている姿より、それこそ、ダンスのポジション移動の時なんかに見せる無表情、頭に糸ででも吊られたような静かさに灯りが差しこんだりするのが実に印象的というようなことがありまして。


こうゆうこと言ってるから「マニアックな…」とか呆れられる、まあ良いではないですか。


 


なんでしょうね、ある種の感慨をもたらす人形の力みたいなのがあるんだけどそれはどういうものでどう説明したらいいのやら。


あと、「古来演劇とは人形のものであった」と書いていたのは誰だったかしら。


 


 


 


太陽劇団のラストの人形を掬いあげるシーンも相当に印象的でした、人形といえば未だに思いだす。


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あの場合は、本編がエア文楽…じゃなかった、人間文楽様式だったんで、人形の意味が濃かったこともあり。



2012年9月30日日曜日

池袋のくま

じいの芝居のあと、一夜目は池袋泊。


ごはん食べて、ケーキの店キクヤで「くま」買って。


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くま。