2012年10月14日日曜日

冷え始め

寒い!寒いよ!


果物食べた後で体が冷え冷えとしているのに気づく、そんな初秋の頃。


秋の収穫、イチジクも梨も秋映も美味しいんだけどねえ。


 


会社の同僚が「寒い時期の方が長いよね…」と言い、そういうふうに考えたことはなかったけど言われてみりゃ確かに、暑い時期がせいぜい6月~9月の4ヶ月なのに対して寒い時期は11月~4月の6ヶ月はあるなあ、と思い至る。あ、名古屋あたりの場合。


寒さや冷えのやつとうまくやっていかなきゃなわけです、はあ。


 


職場は来月また小規模な改組が予定されてまして、今から前途多難、関連会議でいろいろ衝撃的な話もでてくる、上は何考えてんでしょ。


「○さんや、手が空いたら一件報告があります」


「かっしー、転職の報告だったらあたしは受け入れるよ」


「いやデータ抽出終了の報告なんすけど」


転職…を考えたくなるくらい、翻弄され続ける下っ端共であった。


 


休日はだるくてだるくて眠り続ける、なんだろうこのだるさ、体を動かさないから余計だるくなるって悪循環だろうなと頭で判っていても意識が朦朧として寝てしまう。


 


 


仕事に限らず好きに限らず。 


生きているということは、移動し続けるということ。


「ちょうど良い」はいつまでもちょうど良くはないかもしれない。


でも状態に合わせて変化するならいつまでもちょうど良いをキープできるかもしれない。


ちょうど良い状態。ちょうど良い関係。ちょうど良い日々。


まあ、かもしれない、かもしれない。


 


 


世界は狭い。とても狭い。私の世界はとても狭い。


狭くていい。どこにも繋がらない。どこにも繋がらなくていい。


ポケットの中の宝物。いいえガラクタ。大切な。


ポケットに手を入れて笑う。


狭ければ失くさないと思った。そんなことはないのだけど。


狭い世界の小さなポッケはクラインの壺で、勝手にわたしの知らないどこかになってしまうのだった。