2012年12月25日火曜日

観察者の閃光

ニールズヤードだの、CNDセンセーションだの、やっぱりロクシタンがいいだの、毎年毎年あそこやここやいろんなハンドクリームを渡り歩いて、その果てにニベアに行き着いたこの冬。


なんか…意外といいなって。昔のニベアってもっとベタベタしてなかった?


まあ、香りがいいのももちろん好きなので、そのうちまたどこかのアロマ系クリームを試しはじめると思いますが。


 



 


巖谷國士『日本の不思議な宿』再読していてハタと気づく、あ、桑名の宿の節、高丘親王の観劇に同行した若いS君、って諏訪さんのことかあ。連載も単行本化した時も読んでてざっくり覚えてたのに今頃思い当たった。


 


野外劇の魔力、役者の幻力、をつらつら思う。


 



 


10年以上前、「散歩の達人」という首都圏の月刊誌が好きで、上京のたび買ってた。


非ユークリッド写真連盟の組立フォトモとか、イラストレーターの松本英子のイラストルポとか、一円でお買い物に挑む一円大王とか、連載が面白かって。


誌面リニューアルして連載陣が一新したあたりから読んでない。


 


その松本英子は今まんが誌でも描いてると知った。最新刊『謎のあの店』の1巻購入。


気になる妙な佇まいのお店にお客さんとして行く、という、やってることは散達の頃と変わらない。


で、ルポ部分とは直接関係のない短いエピソードがひとつ描かれてて。


昔作者が会社勤めをしていた頃、よく怒る営業部長が係長を叱り飛ばして言ったという言葉。


「君はあのとき私に言った!『ハイ、それは私がやります』と! 文字でいったら13文字だ!!」、更に続けて「だから私はこたえたんだ、『そうかじゃあ頼んだよ』、…てことは…文字でいったら11文字だーっ!!」


単行本手に吹き出してしもうた。


斬新な叱り方だ。


他にどんな叱り方バリエがあったのか知りたい。


 



 


三連休中日、件チーム忘年会。


会場が郊外のため残業状況次第ではまあ行けないかなーとほぼ諦めていたわしわしは出勤日。


出勤者の少ない職場で意外やトントンすんなり仕事を終えて、まあみなさんは昼からはじめてたわけだけど、なんとか参加。橘のときといい、だいたい、駆けつける頃に姫姉様がおねむになっていなさる。


そして橘パーティーに引き続き、天野さんのケーキクラッシャーぶりをまざまざ見せつけられる。なんだろう、あの台無し能力。本人は、なにも問題なく、食ってるつもり、たぶん。


 


イカの塩辛陶板焼きに熱くなる田岡さんでした。


ぶーとん「これも動画撮ってYouTubeにアップしなよ~」


美しいものしか残しません。


 


真夜中に現れたハム君に「ホワイトクリスマスになるらしいよー」と聞いて慌てて帰る。雪降ると瀬戸電猛烈に遅れるんじゃ。


 


リニューアル後の市科学館のプラネタリウムに先週はじめて行ったけど、そこで見たのとほとんど遜色ない美しい夜空を見る。郊外の真夜中の住宅街は、天体観測にうってつけです。


 


お伊勢公演の前に麻吉旅館行きましょう、件チームで。


 



 


なんだかんだで、まったく実家に帰らない年末年始ってはじめてかな。


年末は自分用ひとりお節でも調ろうかなーとぼんやり計画中。


好きなものしか作らないからほとんどつまみ盛り合わせになりそうだけど。


朝から晩まで煮炊きしかせず過ごすなんてある意味贅沢なんす、この生活の中では。