2016年12月31日土曜日

年末台湾

30日セントレア前泊、31日出発、昼過ぎ台北着。
セントレアホテルから空港。手前たぶんハイジさんが乗ってるホノルル行き。

ホテルで朝食を頂くので機内食は軽く生野菜・フルーツの特別食を予約済。
こんな。
航空会社のホームページ見ると特別食一覧載ってますね、減塩食とかベジタリアンフードとか宗教食とか結構細かい。

台北までは3時間。とりあえず、機内で映画最新作とかやってるの見る。うん。台湾字幕付きシン・ゴジラ観てた。「好吧」「我明白了」「我知道了」、「わかった」ひとつにいろんな訳があるんだなあ。

あと飛行機乗った後いつも熱出す理由がわかったかもしんない、機内寒い。どえらい寒い。ばっちり冬服着込んだ上にブランケット2つ貰って上半身も下半身もぐるぐる巻きにして雪山ビバーク状態にしてても寒かったよ、この寒さで熱出すんだと思うのよ。なにこれ体質?なんでみんなは平気そうなの?

台北に着くとそこそこあったかい。
バスに乗って新幹線乗って台中に出て今日の宿、清新温泉へ。

ホテルの裏手の電信柱の道がなんかいい景色です。

2016年12月30日金曜日

写真

子供の頃の年末年始は津のおばあちゃん家に親戚一同が集まっていとこ達とごちそうたらふく食べさせてもらってみんなでこたつ入って大きいテレビで仮装大賞を見たっけなあ、と妙に懐かしい記憶を刺激されるお座敷呑み会でしたな。
離れに寝かされる時のお客さん用の布団が分厚くて重くて冷たいんだよねえ。紫色の房が付いてるやつ。

1人2000円で用意してもらった宴席コースは鍋メイン、もうたらふく食べてお腹の皮が痛いくらい満腹して思い残すことはないのですが強いて言えば隣の雑炊の方がふわとろで羨ましかったなと。

野菜もてんこもり。

魚も肉もてんこもり。この他豚肉もあり。

隣の鍋の雑炊調理。
田岡さんの指示で玉子を流し入れ、
すかさず葱投入そして蓋、の流れるような連携プレイ。

コースの後にデザートのみかんが出されまして、なんかもう親戚の家感半端ない。素敵な宴席でした。

2016年12月29日木曜日

天井座敷の人々

ふた月くらい前、ふと、映画『ウンタマギルー』ってDVDになってたっけなあ、そして高嶺剛監督って今は何撮ってるのかなあ、と検索したりしてたんだった、ユーゴさんのツイートでめちゃくちゃ久しぶりの新作公開の話題を見る。
いいなあ名古屋でもやるかなあ、旧作上映と合わせて。テークあたりで。



たしか夏の終わりくらいに〆切があったのが、なんかかんか会合のたびにちょっと延びちょっと延びして、最終〆切が今月末となっている、延びるたびに心の中で小さく「よし、延びた!」と歓喜し、しかしまあ〆切延長自体は本質ではないわけで、そこで喜んでたって仕方がない、逡巡もするしシミュレーションもする、折り合いを検討する、夏の終わりから条件は変わっていないので検討結果も変わらない。
条件は変わらないがこの半年で会社のやらしいところをすごく見て、忙しい時はほんとこき使って辞めさせてもくれないくせに切る時はこれまたほんといきなり「業務縮小のため今期で契約終了です」とか言われる人もあって、こんな職場の為に「月の前半はめちゃくちゃ忙しいから休むわけにはいかないし」とか慮ってやる義理があるだろうか、年取って転職先がなくなった頃に「じゃああなたも契約終了ね」とかふつーにあり得る会社だぞ、内定来ても、もとい、泣いて生きても笑って生きても一回きりの人生だぞ、とかも思ったりする。
さあいよいよ月末がやってきました。
どうしたものかカンガエル人。



座敷、あったー!
おかみさん、居たー!
水谷さんGJ!じゃなくて、GoodなJobはありちゃんで水谷さんはGoodな情報提供だな、この場合。Good Joho。
いやー、彼岸と此岸の二項対立をアウフヘーベンした天上界に「二階の座敷」があるとは、びっくりよ。
「あの店に階段なんてあったっけ?」
「外階段じゃないですか」
「外にも階段ないでしょ」
「長屋をぐるっと回った裏側に、こう、外階段があって、隅に茶箪笥のある生活感あふれる座敷で隣の部屋におばあちゃんがテレビ見てたりするとか…」
まさかのマジ外階段。
そしてわりと生活感のある座敷。
きっとお店を始めた当初は一階店舗・二階住居で一家暮らしてて、お金も溜まって家も建てて息子は結婚して家を出て、二階が空いたから倉庫兼お店のお座敷にしようかねー、みたいな流れで今に至るのかな、と歴史を感じる座敷でしたよ。
そんな座敷を借りきって、一つの話題で盛り上がれるギリギリくらいの人数で年の瀬呑み会、ふみちゃんのたぬきの話題で持ちきり、来年の集団呑み会はたぬきで決まりですよ。

二次会は旧女子大小路、オープン3日目のわっくんのお店へGO、田岡さんが「スナックでカラオケを強要する昭和のセクハラ上司」みたいになってました。カラオケは嫌いじゃないけど押しつけられるのは嫌いです。ストップパワハラ・セクハラ!
〆は須田くんがうまい具合にオチをつけました。

笑ったー。
たのしかったあ。



2016年12月28日水曜日

彼岸座敷

「有るはずのものが無くて無いはずのものが有る。結論、ここは君の家ではない」
キレが良くて論理的、なんか妙に好きなセリフなんですよ。『光ノ姫』でしたかしら。

一年くらい前、かっちゃんだったかピスコだったかで水谷さんと会って、
「君ら最近あの店行ってるんだって?あそこ俺もよく行くんだよ」
「いい店だよね、大将とお父さんがまたいいコンビで」
「え?俺行くといつも女将さんだけど?」
「えええ?え?女将さん?」
「カウンターが常連さん用の彼岸と一見さん用の此岸に分かれてるのが面白いよね」
「そんで座敷もあるしね」
「ええええええ?ええ?座敷?」
…知らない空間があって知らない人がいる、結論、それは違う店なんではあるまいか。
そんな疑問を払拭する機会が思いの外早くやってきましたよ。
未知の世界を確かめたいような怖いような未知のまま取っておきたいような、と乙女のようにうにゅうにゅする酔っ払いどもを尻目にありちゃんがテキパキ予約取ってくれましたよ。
いやあ、なんかドキドキするわあ。
どこに座敷があってどんな女将さんがいるというのか。そしてそれはほんとに同じ店なのか。



あ、探せばまだいろいろ提供できたな。
トビキリ画報まとめた小冊子作りましょうよ、配布用に。
というか古い情報誌見てたらこないだ話題に出た二人芝居の記事が。ちょうど30年前か。
記録係なので物持ちは良いのです。


2016年12月27日火曜日

舌が根元から抜ける夢を見たよ。
…このパターンは初めて見たな。
血も出ず綺麗にペリッと取れて、痛くもないし特に困るようでもなかったけど「口の中スカスカするなあ」って思った。あともう一生ベロチューとかできないんだなあと思った。ごはんが食べられないとか味わえないとかは、なぜか特に惜しくなかった、夢の中では。まずはそこでしょーって今は思います。おいしいものが味わえないなんて。

熱あると変な夢見るね。

2016年12月26日月曜日

クリスマス

朗読本番終えてきたよー。ケーキも四日市都ホテルで食べてきたよー。今年のクリスマス行事おしまい。

読んでいるうちにだんだん自分で飽きてしまう性格上、こういう小細工に走る。
1月はちゃんとまじめにやります。

田岡さんの個展は年明けも続くよー。



25日のケーキ安売りなんて都市伝説だよなーと思っていたら、家の前のコンビニで1000円引きしてた。あるんかい。いらんけど。



舞台撮影あるある。
開演直前に真正面の席に頭一つ座高の高いお客さんが座る。
えっ今?そこ?…仕方ないけどさあ。文句言う筋合いじゃないんだけどさあ。
あるある話として聞いてください。



コンタクトレンズ買うとき、よく店員さんに「こちらのレンズの方が密着率が高くていいですよ」というようなオススメをされるんですが、たまにコンタクトが密着しすぎて外せないわしわし密着率高いレンズ怖くて買えない。
なんで?なんで外せないの?って目玉の表面掴もうとつるつる指滑らせていますと、子供の頃読んだ「肉付きの面」の民話を思い出すのです、村のお調子者が神社の鬼の面を被ったら顔に貼りついて外せなくなっちゃったっていう怖い伝説、日本各地にいろんなバリエーションで伝わってる民話ですね。
コンタクトレンズが外せない、にまつわる都市伝説は意外と聞いたことがないな。ピアスの穴の糸伝説とか整形失敗伝説とか美容系はいろいろ聞くもんだけど。

2016年12月24日土曜日

ヤマ越え

ひと山越えましたら途端に発熱しましたー。
発表会のゲネと本番撮ってそれから朗読のリハとか言って閉館後の展示室で身内に聞いてもらいました。
知り合いばっかりだと変な緊張をすることを知りました。素になるっていうかなんていうか。
そして朗読のあとはっつんから「あれ?ごんぎつねの話じゃなかったの?」と言われてびっくり&がっかりしましたー。ごんは「おまえだったのか」でしょー。

打上げ途中で切り上げて家帰って布団入るなり悪寒&発熱に見舞われて、夜中にふっと気づくとすんごい勢いで寝返り打ってました、苦しくて無意識に。ローリング・スリーパーと呼んでください。

とりあえずインフルとかじゃなくてただの知恵熱か疲れからくる熱だったようで、丸一日ひたすら寝てたらヤマ越えてかなり楽になりました。
連休で良かったねえ。
イブ?なにそれ?

明日は朗読(12月バージョン)本番です。16時から四日市文化会館、田岡一遠個展会場にて。

2016年12月21日水曜日

変更ー。

なんか変わったー!
23日はWSの発表会で忙しいですよって念押ししたのに今頃「23日だと俺が見れない」って気づいたー!

朗読、23日じゃなくて25日にって話になりつつあります。
もう田岡さんの個展だから、田岡さんに間借りだから田岡さんが大家さんなのだ、大家さんの仰せのままなのだ。23日にって言われれば23日にやるし25日って言われれば25日にやるのだ、フリマワサレルワシワシ。A2サイズのポートフォリオ抱えて満員通勤電車に2度乗る羽目になったし。フリマワサレて遠心力ですよもう。

まあ実のところ自分も23日は発表会の記録があるので25日の方がいいのです、舞台写真っていうことじゃなくてワークショップの記録を撮りたいと思って撮ってるので、23日はあんまりホールから離れたくないのだ。

というわけでわしわしの朗読、12月は25日ですよ。1月の9日はたぶん変更なしです。たぶん。きっと。まちょっと覚悟はしておけ。


2016年12月18日日曜日

在廊予定

あ、あと聞き出しておきましたよ、田岡一遠展の作家在廊日(予定)。
12月20,21,23,24,25日(22日不在)
1月9日
12月20〜23はよんドラ発表会仕込み・本番なので在廊というかよんぶんの建物の中のどこかには居るだろう、ていう感じですがタイミングが良いか受付嬢に問い合わせるかすれば田岡さんに会えるはずです。
ご参考まで。

多忙と佳境と開幕

職場の不慮のあれやら運搬物に関する連絡不備によるあれやらで、異様に忙しい週となりました。課長代理から「気張ってくれよ〜ん」と激励されながら持ちこたえた1週間。13時間勤務とか意味わかんねえよ。



そんな週をやっと乗り越えましたのに気を張りすぎて休日なのに夜明け前に目が覚めて寝付けない朝を過ごして、このしんどいしんどいを払拭するために塩浜まで行こう!といつもより遅い電車を乗り継いで塩浜へ。
うまい具合に15時05分発のDD51重連が待機しているところでした。
重連初めて見た。

そしてやっぱり塩浜は貨物列車撮鉄のスポットなのですね、近くの陸橋の東側の転落防止の金網にあっちこっち大きな穴が空いてて、なんじゃらほい?と思ったらその穴にカメラ突っ込んで三脚構えて発車を待ってる撮鉄がいた。そーいうことをするから嫌われる。線路内に侵入したりお花畑踏み荒らしたりねえ。

カワイイとわしわしの中で評判の近鉄のモトちゃん。
DD51が凸型車両ならモトは凹型車両です。

雲の多い日でした。
碧梧桐に本歌取りで、
この空の雲になりゆく煙かな
と詠んでコンビナートの煙突眺める。



しんどいしんどいからのDD51でちょっとテンション上げたところで四日市へ。
美術ワークショップはもうばりばりパネル叩いてどんどん塗ってました。
工作初心者には受講者による親切丁寧な技術指導もありほほえましく、え?受講者?
俳優コースはグループ別に天野天街の演技指導を受けているところでした。
俳優コースっていうかやっぱり「天野天街の演出を受ける心構えを身につけるワークショップ」だなあと思う。

それから田岡一遠展初日開幕の様子をちょっと覗き。
過去作品の舞台模型から写真から、ロゴにイラストにコラージュに、そして展示の目玉・今回の為に新たに作成したセットから、てんこ盛りです。
岩村君とか来てたらしいです、会えなんだけど。

あと、12月23日と1月9日に個展会場でカシワ朗読する予定です、時間未定。23日は以前自分で書いた短文、9日はウラジミール・ナボコフの短編を読みます。たぶん。きっと。



よんぶんを後にするといつもの面子でいつものうーさんです。
今夜の突出しは焼き牡蠣でした。タンシチューとか焼き牡蠣とか、まず突出しでハートを掴んでくるね、うーさんは。
先日下見(兼ねてWS)に行った三浜元小学校で野外やりたい話、校庭にコンビナハト作って爆発させてキャンプファイヤーで花火師で屋台崩しで廊下は商店街でもちくんは峠の茶屋兼旅籠のおかみです、さて、どこから焚きつけましょうか。

2016年12月13日火曜日

貧血と酸欠と乳酸

増血剤で増やした分だけ超大量に血が出ていくのはもうどうせいっちゅうことでしょう、なんか徒労感に襲われてイヤになっちゃう。貧血が治らんね。



日曜、四日市で田岡さんの個展の方の手伝い、貼り貼りものや塗り塗りものをちょいちょい。
iPhoneにラジオアプリを入れていないので作業BGMはiTunesに入ってる曲でまかなう。
シン・ゴジラのサントラ聞きながら「わしわしこれセリフ全部言えるんじゃないの」「言えませんよ」「この曲はどの場面?」「品川で対峙した時ですね、『CP、こちらアタッカー1』ってやりとりしてるあたりです」「品川」「で、『まだ人が残っています』になるんです」結局言えるのか。いや全部じゃない。
「MOPⅡ投下してったアメリカの爆撃機、世界に21台しかないんですけどね、1機800億円するらしいですよ。ゴジラさんに容赦なく落とされてましたけど」「そんなことまで調べたの?」「いやなんか情報入ってきちゃうんですよ」なんでかなんか。「あ、この曲は総理に官邸脱出を進言する場面ですね。大河内総理の最後の『分かった』ですよ」
ついこのようにいちいち早口で語り出して手を止めるのであんまり作業用BGMには向いてなかったです。宇宙大戦争マーチとかかなり高揚するんですけどね。

酸素濃度の薄い身体でちょっと筋肉を使うと一瞬で疲労物質が溜ります。貧血のせいで筋肉痛。



今年は年末のドタバタ感にかてて加えてアレやらコレやらソレやら、慌ただしい師走で。もういくつ寝るとアレでコレでソレでしたっけね?

2016年12月11日日曜日

イン・レジスタンス

Aさんに会ってきな、と言われて会いに行ったら永さん(永六輔)だった夢を見てました。長い夢でしたがとりあえず出オチです。



晴れた空、いつもと違う電車に乗って、あっしまったここで12時44分四日市発の稲沢行DD51+コキとすれ違うんだったのか、と、いつもと違うことあり。

コキのコはコンテナのコ。
タキのタはタンクのタ。
緑タキは石油用、日本石油のタキ1000。
タキのお腹周りのたるみ的な曲線が好きかな。



本日もちくんから教わった現代美術の基礎用語。
アーティスト・イン・レジデンス。
王者舘の初日公演を「ワーク・イン・プログレスです」と言い張ってしまうように、アレがアレしてああなった場合は「アーティスト・イン・レジデンスです」と言い張ってしまいましょう、ね。

2016年12月8日木曜日

夜の電車

先日の三浜行きで思い出した、夜の電車の写真集持ってたな。
昨年鉄課長にお見せしたら、パララッっとページ流し見て「塩浜の写真がありますね」、確かに塩浜駅の写真も載っていた。あんな一瞬で判るのか。鉄の人の動体視力凄い。
今見返したら海山道〜塩浜間を行く近鉄電車の写真もありました。夜行電車の前照灯とコンビナート夜景の組み合わせってやつですね。
コンビナートと組み合わせるならやっぱり働く貨物車と機関車の方が、と思うわしわし、三浜小はJR貨物の線路とはちょっと離れちゃうんだよな、惜しいな。

2016年12月7日水曜日

わしわしとしわす

ふと気づくとマンガしか読んでないなあ。
施川ユウキの『バーナード嬢曰く』面白かったよ。読書家ぶりたい女の子と読書家っていうかSFマニアの女の子がメインの図書館ショートコメディ。
わしわしは人からは神林タイプだと思われているが実態はさわ子、なんだと思う。「ちゃんとは読んでないかな」的な。あと遠藤君の「ブームになっている本を横目でやり過ごして世間が忘れかけた頃に読む」はよくわかる。ブックオフの100円棚の『老人力』と『大往生』的な。
本を読みたくなるマンガなのは間違いない。いろんなジャンルの本が何気に上手いこと紹介されている。描き方が上手いのかな、なんかね。

で、巻末で「研究所から逃げ出したこびと2人の逃亡劇」と紹介されていた、同じ作者の4コマ『ヨルとネル』も購入。

こびとものはいつかやりたいなあ、とぼんやり思う。
こびともの、ざっくりしているな、こびとの出てくるお話ね。良いこびとか悪いこびとかまだわかんないけど。



あ、新聞に白崎さんインタビュー。



現在わしわし宅には固定の通信回線がありませんで、モバイル系で繋いでいる。
で、とつぜん、月が明けてほとんど一瞬で「通信量が今月の上限を超えましたので速度制限します」のお知らせ届く、なにごと?もしかしてマルウェアが勝手に通信してる?
…って、焦って調べたらコイツだった。
ういんどうずじゅう~

…勝手にバックグラウンドでアップデートデータダウンロードしやがるんですよ、しかもデータサイズがでかいんですよ。6GB超あるんですよ。
で、しかたないから低速200kpsで一晩かけて写真をクラウドにアップしたりしてる(それが下のChromeの2GB)。

と、そこまでが先月の話で、月明けて12月、やっと規制解除だと思う間もなく「通信量が今月の上限を超えました」メール。

ういんどうず~
先月ので終わりじゃなかったのかよういんどうず~

ちょっと嫌になってきました。さあどうしようかな。

2016年12月5日月曜日

みやまど

土曜日はワークショップ見学。
場所はみやまどの廃校小学校、みやまどは宮窓か?とぼんやり漢字を思い浮かべてたら、「海山道」と書いてみやまどと読む難読地名であった。『近鉄名古屋線 街と駅の1世紀』には「近鉄屈指の難読駅」と紹介されてますな。

で、その海山道は隣の塩浜駅から歩いて15分前後の無人駅とのこと、塩浜と聞いてピクッとするのは工場萌え的な人か貨物列車ファン、わしわしは貨物列車がちょっと好きでプラントの配管見るの好き、熱狂的ファンではなく軽めのミーハーなやつです。
でもせっかく塩浜界隈まで行くんなら見たいじゃんね、と、時刻表調べて、四日市から鈍行に乗り換えて海山道で降りて線路沿いを塩浜まで歩いて塩浜から四日市に戻って待ち合わせに集合しようと計画立て、結構早めに名古屋駅に出たら近鉄踏切事故で大混乱中。えー。
ダイヤ乱れまくってたけどまあなんとか電車は動く、で時刻がずれ込んだので計画見直し、塩浜まで出てそこから元小学校へ直接単独で行っちゃうなら時間余裕だけど初めての場所の現地集合はなんか避けたい、ので、線路沿い歩くのはやめて塩浜まで行ってすぐ折返しの電車で四日市に戻ることにした。

このシーズンはコンビナートな貨物は繁忙期のため土日も運行しているそうで、確か14時台に塩浜発があるんでその牽引車が待機してないかなと思いましたがまだ早かった。緑タキと黒タキは見たよ。あと近鉄側にすごく可愛い貨物がいた、形もカラーリングもおもちゃみたいな貨物車、調べたらモト90形というらしい。塩浜は働く電車(とディーゼル機関車)がいっぱいでいいですね。

そんな鉄ちゃんの真似事のようなのをした後、旧三浜小学校改め三浜文化会館へ。
「廃校になった小学校校舎を利用した」と聞いていたので大阪の精華小とかああいう古い校舎を想像していたら、すごい近代的な真新しい真っ白い校舎。なんか校舎建て替えた直後に統廃合で廃校になったらしい。それはまたなんというか。

綺麗な校舎。
周りは工場、すぐ隣は近鉄線路。


建物探訪させていただく。2階テラスからは工場が真向かい。

ユージン・スミス「楽園へのあゆみ」的構図(うそ)。

卒業制作。

四日市市の文化施設なので当然告知板には田岡一遠展ポスターが。

夕方の教室。

日暮れ近く、2階廊下窓から。鉄&工場萌えには堪らない撮影ポイントかもしれない。
夜になったらプラントのタングステン灯と列車の前照灯でキラキラ幻想風の鉄写真が撮れるやつだこれ。

余談、トイレットペーパーの名前になぜベビーでマロン、そしてイラストは麦?

と、元小学校探索を楽しんでおりました。ワークショップは3回目にして課題の模型提出から講評、修正図面作成へと駒を進めていらっしゃいました、なんたるハイペース。



帰りに円頓寺に移転オープンしたパプリカに寄ってポスターとチラシ置いてもらう。

どっかでものすごくよく見たようなドアだなあ…(店舗施工は永澤さん)

「ワタシ肖像権フリーだからどこにでも載せていいよ」とわざわざ言うので載せる。

場所もお店もすごくいい感じでしたよニュー・パプリカ。

2016年12月3日土曜日

12月

なにこのcatch=22、完了してることを確認しないと完了しないんだったら永遠に完了しないんじゃない?

職場でもなかなかのcatch=22があったよ、経緯を端的に書くのがすごく面倒くさいので端折りますけど、とある処理を前工程部署ではできないっつーからじゃあ後工程で頑張ってなんとかするから必要書類を送ってくださいって言ったら「この処理をしてない案件の書類は送らないルールになってて…処理してあればOKなんですけど…」
えっ?だからその処理をうちで代わりにやるからその証拠書類をくださいって話なんですよね??

どうせいっちゅうねん。



ふみちゃんがポケスポットで出会ったポケGOマスターにレベルを訊いたら「(レベルが高すぎて)恥ずかしくて言えない…」と返事された話が可笑しかって笑ろてたのですが、その数分後には別の話題で自分が「恥ずかしくて口で言えない」立場になりました。
…打ち込めるものがあるってステキやん?(棒読み)
別に打ち込んでたわけでも熱くなってたわけでもないんですが、ただ淡々と、気がすむようにしてたらいつの間にかそうなっていた、と。

先日くしやんとこで中京テレビのマツモトさんに奢ってもらった時もその話題になって、「僕なんかあれ3回も行っちゃったよ」と言われて、あ、はい、なんかもう恥ずかしくて言えない。



中日新聞に諏訪さんの月一連載、名古屋弁のばあちゃんコント。
を読んでからふっと下のコラムに目をやったら大島のエッセイ、石丸ダンス礼賛記。


ももちゃんの句にあったな、空を切る腕(かいな)の刹那踊る人…だったっけ、ウロオボエ。きっと石丸さんの句だろうと思った。


2016年11月29日火曜日

ワークショップ

絵描きさんの血がそうさせるのか、Gボンドや発泡用ボンドの説明に図解を加える田岡講師。

去年は道具を図解されてました。
かわいい。

おまけ
四日市飯店の肉団子おいしい。

2016年11月28日月曜日

VRノスタルジー

この界隈でもポケGOは人気のようです。
わしわしは…やらない。
ポケはおいといて、今気になってるのはVRで。
スマホ装着タイプの安価なVR体験機とかちょっと試してみたい。
でもゲームはやらないし、ジェットコースターとかスキージャンプの映像は怖いし、VRで何見るんですか、ってなる。
そんな折、VRで戦艦大和に乗れる「戦艦大和VR復元計画」の体験イベントに行ってきた人のツイートを目にする。
「VR戦艦大和はまるで本物の大和に乗艦しているかのようだった。
最初、乗組員総出の捧げ銃で迎えられ、艦橋、操舵室、そして主砲発射と進んだ。その全てがリアルだ。距離感も完璧、手で触りたくなるほど。
はっきり言って自分の夢が叶った。大和乗艦という叶わない筈の夢が」https://mobile.twitter.com/tisyaki(画像あり)
ああ、わたしがVRで体験したいものってこういう系統だな。
戦艦大和はよくわかんないけど、いや体験したらたぶん楽しいだろうけど、なんか、空飛ぶとか操縦するとかそういう系じゃなくて、もう無くなっちゃった商店街をぷらぷら歩くとかVR木の実でVR清洲桜引っ掛けるとか岐阜の市電に乗って出かけたりとか、いや再現系ばかりでなくてもいい、夢に出てきた架空の街をひたすら散策してまわるとか、なんかそういう地味なVRがやりたいな。
たぶんそのうち出てくるよね。VR昭和商店街。ちょっと期待して待っとく。

もういくつ寝ると

残業多めで慌ただしい日々を過ごしていたら先週大貧血復活してダウン。
残業→帰る時間遅くなる→ごはん食べるのめんどくさくなって「できあいのコロッケとキャベツ」とか「ごはんとごはんですよ」とかメニューがだだくさになる→鉄分不足
あと筋腫も温存しているので血が出ていく一方なんだな。
よく貧血酷いと「氷食症」の症状が出ると聞くけどこれなったことないのよね。貧血の影響で氷をバリバリ貪り食うようになるんですって。不思議ね。
目下増血剤で治療中です。酸欠で耳鳴りがつらい。



それはそれとして、気がつくと週末ごとに四日市へ通っているこの冬。
近鉄特急の発車時のあの物悲しいワルツはいつの間にかグレードアップしてましたね。やたら荘厳なオーケストラ演奏で発車。しかも物悲しい。昔はもっとチープな音源だったよね?

よんドラワークショップ、俳優コースと照明コースは2回目の講義は12月に入ってからなのに舞台美術コースは毎週開講。そして毎回課題あり。ハードだな。
そして発表会と同時期開催の個展に向けて田岡さん鋭意作品製作中。ハードだな。
WSの記録写真撮影に行ったらその後個展用の作業を手伝う流れに。あれ?

思えば「舞台美術家の個展」ていうのも不思議ですね。舞台美術作ってらっしゃいますよ。芝居のない舞台美術。

来週の講義は塩浜の元小学校でやるとかいう話なのでちょっと楽しみにして行きます。
塩浜と聞いて「じゃあDD51とタキ1000も見に行ける!」と思うわしわし(貨物駅が隣接している)。鉄ちゃんではないんですが働く電車は好物です。だからもし無人在来線爆弾に混じってDD51重連タキコキ連結が走ってたら声が出るほど萌えたのです、混じってなくてよかったかもしれません。
そいやDD51(原色)の形とか色とかが好きなんですけど、あれ全国的にはかなりレアな機関車なんだそうですね。JR四日市駅近辺ではよく見かけるからそんなマニアックなものとも知らずに撮ってました。それで鉄仲間認定されたのかどうか、撮鉄課長からは末広跳ね橋をオススメされてますがまだ行けていません。末広橋を渡るDD51撮影は陽の角度的にこの季節がナイスなはずです、確か。



電器屋さんでカメラレンズ見てお蕎麦やさんでお蕎麦食べて何か充実感のある日曜日、久しぶりに会うさちのさちっぷりにすごくハートを鷲掴みにされる。



こないだブログの移転作業にあたって過去ログのデータも出てきてちょっと読み返したりした、過去日記のわしわしは憶えてるよりよく笑ってたり憶えてるより呑み行ってたり憶えてるよりよく病気したりしてた。
インターネットに日記を書く、ということを始めたのが2001年のこと、ゆきんこさん初登場とかのういういしい記述あり、ああそうか最初は流山児ではまじの映像助手としてやってきたのか、なんか結構忘れてます。ヒロシ君の初対面の印象が「謎の美少女」だったこととか(流山児で少女役をやってて当時は本当に女の子に見えてた)。

小学生の頃、なんでかわかんないけど日々のことを忘れるのがとても嫌で日記を書くようになって、そうしていまだに続くのだけど、忘れるのも面白いし読み返して驚くのも面白いなと思うようになりました。ヒトのノーミソたらセツライらん。

超些事

いろいろ、有ったのか有ってないのか無かったのか分かんないの!
でも話したいことがちょっとだけ話せたような気がするからいいの!
わしわし嬉しいから超良いの!

にゃーー!

2016年11月26日土曜日

些事

そういえばわたし今フォントをほとんど持ってないんだったな、なんか(いろんな意味で)使えてお値打ちなフォント及びライセンスはないかな、とAmazonでフォント集を検索したところ、検索上位になぜか『Q&A 従業員・役員からの暴力団排除ー企業内暴排のすすめ』がヒット。デザイン業界どれだけ危ないんですか。
あと「暴排」って言葉初めて目にしたよ。なんでも略すね。BHだね。漢字熟語なら「排暴」が正しいと思うね。レ点が入るやつだね。暴排だと「暴れ排す」だからこっちが乱暴者になっちゃうね。

2016年11月20日日曜日

転がる球のように

加齢臭の原因として有名なノネナールの構造式がなんか楽しそう。

化学式はC9H16O、組成のSMILES表記はCCCCCCC=CC=O、構造式では炭化水素結合を省略してるのと二重結合の絶妙な配置により飛び跳ねるスーパーボールかピンポン玉にしか見えない。
 コンコンコンコーンって音が聞こえるよねー。

 ◇
 au版のiPhoneにMVNOのSIMという組合せの都合で、iOSが7からアップデートできなかった(7よりバージョン上げるとデータ通信不可になる)。
 不都合が出てくるまではそれで通そうとやってきて、で、そろそろ各種アプリが「iOS9以上しか対応してないわよ」と言い出し、これはそろそろかなとSIMフリー版を購入。価格もお安くなったしね。これがまた油断してると予告なく突然値上がりするしね。 大きいの苦手なんでSEです。女子色のやつ。
で、昨日の四日市のWS後の飲みで何枚か写真撮って、今日見返して、びっくりしたあ!動く!喋る!これが噂のライブフォトってやつですかあ。 デフォルト設定がライブフォト撮影だったんですね。気づかなんだ。 居酒屋での飲み喋りとか生簀の中でいざりゆく伊勢海老とかがライブなフォトで鮮明に。無駄にすごいなあ。

WS開講

今月は第1週末がくだん津、第2週末がくだん伊丹、そして第3週末が四日市文化会館よんドラシリーズ上演編のワークショップ開講日です。まー売れっ子さんたち。
天野天街の演出を受ける俳優コースと田岡一遠の舞台美術コースとあと花植厚美さんていう照明さんのコースがあって、最終的には合同での発表会(上演)と。
花植さんは知らない方だなあ、と思っていたら、以前若尾にいて高丘親王の照明オペを担当されていたという、あらまあ、そりゃまた。じゃあ児玉さんのお弟子さん筋ですね。お名前がアツミヒナゲシを連想させます。

前回に引き続き田岡一遠舞台美術ワークショップの内容の濃さはすごいですよ。
舞台美術概論から始まって台本読んで各自イメージ図描いて平面図描いてエレベーション描いて道具帳書いて模型作ってパネル叩いて塗って本番仕込んでバラシて、座学から実践までなんて本格的、専門学校の舞台美術コースが2年かかりで授業費200万で教えてることをたった1ヶ月ちょいで3千円で体験できるお手軽でお値打ちなワークショップですよ(と、やらしいことを言ってみる)(結局お金は分かりやすい)

どうせなら音響ワークショップや映像ワークショップや衣装ワークショップや小道具ワークショップや制作ワークショップや舞監ワークショップも同時開催して発表会に臨むと共同作業感というかワークショップお手製感が増して面白いかもしんないですけどまあ大変ですね。収集がね。
あとワークショップワークショップ言ってるうちに舌がもつれてワープショックになっちゃいますよ、一気にSFですよ(ドウデモイイ)。

今回も賑やかしに講義の終盤覗いて受講の様子の記録写真撮って、終わってから、あらためてもちくんのお誕生日お祝いをしました。もちくんの到着前に牡蠣食べ放題を食べ尽くすという人非人の所業でした。うもーございました。旨うございました。

田岡さんの個展のチラシ裏の「褒め称える言葉」、最初肩書きに「少年王者舘女優」って書かれて「それだけはやめてください(特に女優部分がイヤ)」ってって「散歩係でも日記家でも記録部でもなんでもいいから女優は勘弁してください」と言ったら挙げた中で一番そこそこそれらしいもの以外の肩書きになりました。まあいいんですけど。自分では記録係が一番実態に合っていると思っていますよ。マタタクMAQUETTE記録係。
昔っから肩書きって苦手です、冒険王者の時も肩書きで一悶着したな。

最後は四日市でおなじみのうーさんに行って飲食とお喋り三昧しました。女子チームは噂話に、男子チームはうんこ話に花が咲く夜でした。小学生か。小学生だ。

2016年11月18日金曜日

くだんの件の件

くだんの件。
ワープロとフロッピーディスクがバリバリ現役だった初演の1995年がどんな時代だったか思い起こせば。
通信関係はやっとテレホーダイが登場するかしないか、女子高生中心にポケベルが大人気、テレビはブラウン管で、黒いダイヤル式電話はさすがにレトロとか言われてた気がするけど一般的な連絡手段はまだまだ固定電話でした、アイボリーで薄くてピポパ鳴るプッシュホンとか、家族の通話が筒抜けというホームテレホンをよく見かけましたね。
蚊取りは電子マットタイプが台頭してきた頃かなあ。

そんな時を経て、今なおデリバリーピザはまったく廃れてないってすごくない?ていうかむしろ定番化?いまや麺類や寿司の配達より定着してるかも。
初演の頃はたいていどこのピザ屋さんも「30分以内にお届け」ていうサービスしてたのよね、30分超過したら代金半額とか。バイク事故の原因になるってんでなくなったけど。


伊丹の日曜日、あんまり眠れず7時に駅前の喫茶店行ってモーニング、二階席のある喫茶店の窓から通りを行く人々を見下ろしながらゆるゆるの朝時間を過ごし、夜行で早朝着いたらしいゆーごりんに連絡、もちくんの誕生日プレゼント買いに梅田方面へ出ようかと思っていたので大阪駅で落ち合う、時間を持て余すてもちぶたさん×2。
劇場では毎回恒例サプライズ(…ってなんかおかしいな)でもちくんの誕生日お祝い。

開演前にチラシ見ながら思いあたったんですが、田岡さんの個展タイトル「天狗の棲」は実は「アマノテンガイ」のアナグラムになっている、
と言ったら10人中7人くらいは一瞬信じるかもしんないなと。

そいで楽日のくだんを名残惜しく観て、ちょっとだけ撤収手伝って夕方帰りました。電車の乗り継ぎが非常に良くまったく待ちのない帰途だったのですが、名古屋着いて桜通線に乗ったら隣の車両からはまじが待ち合わせたかのようにヤアヤアってやって来てすごい驚いた。
バラシ途中抜けでの完璧な乗り継ぎの近鉄特急と、バラシ完了後軽い乾杯明けの新幹線が同じ時間に着くのかあ。
時間はお金で買えるねー。



2016年11月17日木曜日

いたみくだん

伊丹公演。
わしわしは多忙が祟って風邪っぴきで駆けつける。なんとか熱は引いたぞ的な。あれこのパターンは6月にも…でじゃぶーか。
伊丹行くの初めて。なんか空港があるっていうしホテルが少ないとも聞くし、どんな辺鄙なとこなんだろうと身構えていたら大阪駅(梅田)から電車1本、時間にして20分弱、なんだ便利なところじゃありませんか。
直前まで体調不安で行けるんだかどうなんだか、で、宿を抑えてなかったためちょっとわたわたした。直前にキャンセルが出て狙ってたお宿ゲット。宿取りチキンレースです。
お天気には恵まれました。

慣れた手つきですいかプリセット。
瑞々しくてええすいかですね。










伊丹バージョンは津より更にテンポが良くなってて、ああなんか全5ステだか6ステだかしかないのがもったいない、そう思いました。
ラストは袖幕も全部取っ払ってすっからかんの伽藍堂が広がるいい舞台でした、くだんと弥次喜多は額縁とか無い舞台の方が絶対映えるよね。そして袖や天井も狭くて舞台奥に大黒も無いような舞台だとほんと愕然とするよね。というか、した。初演の時。新宿タイニイアリスのあのド狭い袖も無い天井も低い奥は壁、な舞台であの転換で、そりゃもうびっくりしたし何も無い舞台の広さに驚いたのだ。
そんな手品的なことをさっぴいても演出として充分面白いラストシーンだと思うけど、バトンやらセリやらあって転換できて当たり前の舞台用ホールより、タイニイアリスだの、七ツ寺だの、アゴラだの、あんな感じのふつうの倉庫やビルの一室でああいうことが起きてしまうミラクルをお客さんにも体験してほしいんだな。
はねやすみ。










夜は宿のそばで旨中華食べました。
シャキシャキのジャガイモ炒め。

2016年11月10日木曜日

11月

先月末あたり、科学研究費助成事業(科研費)の申請書の「Word罫線問題」というのがタンブラーで流れてきてた。


なんなん?と思って検索して、なるほど、と思う。Word罫線。現場はいらん苦労を強いられるよね。


そんでそれが大臣に陳情して動かさないと解決しない問題だったというのが一番の問題なんじゃなかろかと思う。


あと「大臣に陳情」っていうのがツイッターでできる時代かあ、とも思う。


 



 


特にヘルパー要請メールも来てないし順調なのであろう、と思っていたらヘルプメールを打つ余裕もないほどいっぱいいっぱいだった、というオチ。あらまあ。


マチネ終わりに合わせてぷらぷらっと気楽に会場に着いて、ロビーのもちくんに声かけたら開口一番「助けて〜」と。


「えっ主にどの辺りを」


「すべて〜」


ちょっと、木場の野外ライブの時のゆーごりんを思いだしたよ。


そいで土曜晩ごはんと打ち上げおかずと日曜昼ごはんは急遽カシワモチ食堂と相成りました。カシワモチ食堂ってあんこ臭半端ない名称だな。


もちくんはインタビューして紹介記事を書いておさんどんして物販もするライター。くだんへの貢献度、すごい。人遣いが荒いカンパニーとも言える。


 


久しぶりのくだん。


こないだ台本データ修正した時、どのセリフみてもちゃんとあの声とリズムで再生されてところによっては脳内伴奏も流れて、染み付いてるな〜と思いました。


構成やメンバーが同じなんで弥次喜多の双子の作品、という印象が強いんだけど、実際に観ると弥次喜多との違いも興味深く。ああ、こんなイジワルで冷たい笑顔のおぐまさんが見られるのはくだんだけ。ヒトシくんとタロウちゃんの緊張感漲る関係とか。俺とお前のどちらがどちらでどこまでが誰で、か判然としなくなってく感じは2作品に共通してるけど、弥次喜多の二人は臆面なくラブラブだからその違いがね。ヒトシくんはヤンデレ。


愛憎とか郷愁とか幾多も折り返し練り返し繰り返した軽妙と重厚の重層構造、外はサクサク中はもちもち、みたいな芝居ですよ。


次は伊丹ですよ。


 



 


こないだの航空祭の時。


301飛行隊の部隊マークのカエルちゃん(通称ケロヨン)がカッコかわいかったのでお土産に購入。


なぜカエル、と思って調べたら、もともと茨城の百里基地所属だったので地元の名山・筑波山のガマガエルに「無事帰る」を掛けたシンボルにしたらしいと知る。


そんでもって1985年に百里から新田原(にゅうたばる)基地所属に移動していたのが、今年10月また百里基地に移動したと知る(この場合「異動」ではなく「移動」らしい)。カエルが帰る。筑波の蟇の神通力ですじゃ。ケロケロ。


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2016年11月6日日曜日

つのくだん

津の件でございます。


近鉄津駅を降りるとこのようなポスターにお出迎えされます。


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玉置浩二とタメを張る。


 


なんとかかんとか休日出勤は免れている今日この頃、11年ぶりのくだんを観に津です。


11年ですって。


あ、2005年はわしわし離婚という一大イベントイヤーだったんだけどね。


11年ですってよ。


 


戯曲集がAmazonマーケットプレイスで最安9800円ですよ、と思って最新情報を検索したら出品数増えて6000円台スタートになってた、最高値は強気の2万円超え。


 


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周ロック・ホームズより高値じゃないですか…


 


あ、公演会場では終演後にくだん上演台本の販売もありますよ、お値打ち価格、たったの900円。お得!


 



 


そういう年回りなのか、最近立て続けに各ISPの「HP公開サービス」や「ブログサービス」終了のお知らせを目にします。


で、今利用しているこのブログサービスも今月末(11月末)にサービス終了するそうで。


Googleの提供しているBloggerというブログサービスに移行しようかなとデータ移行作業中。


 


謎のインポートエラーと格闘中です。



2016年10月31日月曜日

航空祭

お仕事状況は更に忙しいです。


もう。


しかし休日は死守する。



 


航空祭行ってきたよ!


お天気に超恵まれたよ!


お目当ては岐阜基地名物異機種大編隊だったので、人混みのピークを避けて米軍F-16アクロバット飛行の終わった頃に三柿野着。


三柿野に着いてからが長い、というか、基地に入ってからが遠いというのをあんまり計算に入れてなかったよ。


まあ基地だから広いよね。当たり前だよね。ヒコーキが飛ぶんだもんね。


 


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今年の目玉、先進技術実証機X-2。国産初のステルス機。


後から知ったことだけどこのX-2見学、午前中は3時間待ちだったそうです。


わしわし行った頃は待ちゼロで見られてフツーに人越しじゃない写真が撮れたよ、なんでこんなところにロープが張ってあるんだろーとか思ってたけどあれ見学待機列の誘導ロープだったのね。


 


いろいろあって大編隊のコンバットデパーチャーあたりは見られず(格納庫が邪魔をして)。ああん。


 


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異機種大編隊。


北会場はどーしたって逆光になると聞いていたので開き直ってこういう写真撮る。わーいイカロスみたい(いかんたとえ)。


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星型編隊。


 


シャトルバスに乗って南会場へ向かう途中、すぐ横に待機中のF-15のパイロットさんが手を振ってくれました。気は優しくて技能持ち〜。


 


帰りは基地土産をいくつか買って帰りました。噂の「防衛省まんじゅう」が欲しかったのですが売切れ。人気商品なのだな。


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やたら缶がかっこいいミント菓子(フリスクの類)とか。


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人気の「撃せんべい」ではなく「専守防衛チーズケーキ」をセレクト。文民統制しびり餡、とかも欲しいところです。


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基地内の彼方此方に建っているやたら渋い建物。


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はじめての基地航空祭を楽しみました。各地の航空祭を巡る人の気持ちもわかる、これ見るの気持ちいい。来年も「基地祭は楽しいな」って言ってられる世の中(天災人災どちらも)だといいなあ。


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