土曜日はワークショップ見学。
場所はみやまどの廃校小学校、みやまどは宮窓か?とぼんやり漢字を思い浮かべてたら、「海山道」と書いてみやまどと読む難読地名であった。『近鉄名古屋線 街と駅の1世紀』には「近鉄屈指の難読駅」と紹介されてますな。
で、その海山道は隣の塩浜駅から歩いて15分前後の無人駅とのこと、塩浜と聞いてピクッとするのは工場萌え的な人か貨物列車ファン、わしわしは貨物列車がちょっと好きでプラントの配管見るの好き、熱狂的ファンではなく軽めのミーハーなやつです。
でもせっかく塩浜界隈まで行くんなら見たいじゃんね、と、時刻表調べて、四日市から鈍行に乗り換えて海山道で降りて線路沿いを塩浜まで歩いて塩浜から四日市に戻って待ち合わせに集合しようと計画立て、結構早めに名古屋駅に出たら近鉄踏切事故で大混乱中。えー。
ダイヤ乱れまくってたけどまあなんとか電車は動く、で時刻がずれ込んだので計画見直し、塩浜まで出てそこから元小学校へ直接単独で行っちゃうなら時間余裕だけど初めての場所の現地集合はなんか避けたい、ので、線路沿い歩くのはやめて塩浜まで行ってすぐ折返しの電車で四日市に戻ることにした。
このシーズンはコンビナートな貨物は繁忙期のため土日も運行しているそうで、確か14時台に塩浜発があるんでその牽引車が待機してないかなと思いましたがまだ早かった。緑タキと黒タキは見たよ。あと近鉄側にすごく可愛い貨物がいた、形もカラーリングもおもちゃみたいな貨物車、調べたらモト90形というらしい。塩浜は働く電車(とディーゼル機関車)がいっぱいでいいですね。
そんな鉄ちゃんの真似事のようなのをした後、旧三浜小学校改め三浜文化会館へ。
「廃校になった小学校校舎を利用した」と聞いていたので大阪の精華小とかああいう古い校舎を想像していたら、すごい近代的な真新しい真っ白い校舎。なんか校舎建て替えた直後に統廃合で廃校になったらしい。それはまたなんというか。
綺麗な校舎。
周りは工場、すぐ隣は近鉄線路。
建物探訪させていただく。2階テラスからは工場が真向かい。
ユージン・スミス「楽園へのあゆみ」的構図(うそ)。
卒業制作。
四日市市の文化施設なので当然告知板には田岡一遠展ポスターが。
夕方の教室。
日暮れ近く、2階廊下窓から。鉄&工場萌えには堪らない撮影ポイントかもしれない。
夜になったらプラントのタングステン灯と列車の前照灯でキラキラ幻想風の鉄写真が撮れるやつだこれ。
余談、トイレットペーパーの名前になぜベビーでマロン、そしてイラストは麦?
と、元小学校探索を楽しんでおりました。ワークショップは3回目にして課題の模型提出から講評、修正図面作成へと駒を進めていらっしゃいました、なんたるハイペース。
◇
帰りに円頓寺に移転オープンしたパプリカに寄ってポスターとチラシ置いてもらう。
どっかでものすごくよく見たようなドアだなあ…(店舗施工は永澤さん)
「ワタシ肖像権フリーだからどこにでも載せていいよ」とわざわざ言うので載せる。
場所もお店もすごくいい感じでしたよニュー・パプリカ。