2016年11月17日木曜日

いたみくだん

伊丹公演。
わしわしは多忙が祟って風邪っぴきで駆けつける。なんとか熱は引いたぞ的な。あれこのパターンは6月にも…でじゃぶーか。
伊丹行くの初めて。なんか空港があるっていうしホテルが少ないとも聞くし、どんな辺鄙なとこなんだろうと身構えていたら大阪駅(梅田)から電車1本、時間にして20分弱、なんだ便利なところじゃありませんか。
直前まで体調不安で行けるんだかどうなんだか、で、宿を抑えてなかったためちょっとわたわたした。直前にキャンセルが出て狙ってたお宿ゲット。宿取りチキンレースです。
お天気には恵まれました。

慣れた手つきですいかプリセット。
瑞々しくてええすいかですね。










伊丹バージョンは津より更にテンポが良くなってて、ああなんか全5ステだか6ステだかしかないのがもったいない、そう思いました。
ラストは袖幕も全部取っ払ってすっからかんの伽藍堂が広がるいい舞台でした、くだんと弥次喜多は額縁とか無い舞台の方が絶対映えるよね。そして袖や天井も狭くて舞台奥に大黒も無いような舞台だとほんと愕然とするよね。というか、した。初演の時。新宿タイニイアリスのあのド狭い袖も無い天井も低い奥は壁、な舞台であの転換で、そりゃもうびっくりしたし何も無い舞台の広さに驚いたのだ。
そんな手品的なことをさっぴいても演出として充分面白いラストシーンだと思うけど、バトンやらセリやらあって転換できて当たり前の舞台用ホールより、タイニイアリスだの、七ツ寺だの、アゴラだの、あんな感じのふつうの倉庫やビルの一室でああいうことが起きてしまうミラクルをお客さんにも体験してほしいんだな。
はねやすみ。










夜は宿のそばで旨中華食べました。
シャキシャキのジャガイモ炒め。