2016年12月28日水曜日

彼岸座敷

「有るはずのものが無くて無いはずのものが有る。結論、ここは君の家ではない」
キレが良くて論理的、なんか妙に好きなセリフなんですよ。『光ノ姫』でしたかしら。

一年くらい前、かっちゃんだったかピスコだったかで水谷さんと会って、
「君ら最近あの店行ってるんだって?あそこ俺もよく行くんだよ」
「いい店だよね、大将とお父さんがまたいいコンビで」
「え?俺行くといつも女将さんだけど?」
「えええ?え?女将さん?」
「カウンターが常連さん用の彼岸と一見さん用の此岸に分かれてるのが面白いよね」
「そんで座敷もあるしね」
「ええええええ?ええ?座敷?」
…知らない空間があって知らない人がいる、結論、それは違う店なんではあるまいか。
そんな疑問を払拭する機会が思いの外早くやってきましたよ。
未知の世界を確かめたいような怖いような未知のまま取っておきたいような、と乙女のようにうにゅうにゅする酔っ払いどもを尻目にありちゃんがテキパキ予約取ってくれましたよ。
いやあ、なんかドキドキするわあ。
どこに座敷があってどんな女将さんがいるというのか。そしてそれはほんとに同じ店なのか。



あ、探せばまだいろいろ提供できたな。
トビキリ画報まとめた小冊子作りましょうよ、配布用に。
というか古い情報誌見てたらこないだ話題に出た二人芝居の記事が。ちょうど30年前か。
記録係なので物持ちは良いのです。