2010年10月30日土曜日

四十惑惑

しじゅうワクワク。


いやいや。


まどってばかりですわ。


まよってまどって。人それを迷惑と呼ぶ。


半溶けどころかもうとっくにぐにゃぐにゃのスイスチーズみたいな脳に成り果てているのではないですか。


 


最適の半溶け加減、最適のなまぬるさはほんのわずかな時間しか存在しないのです。あとは冷えるか熱くなるか。


このくらいのかんじでいつまでもいたいよね、沸きたくないのですぬる湯でいたいのですなのに焦れているのですそれで煮えてしまうのです。


煮えるぬるま湯。なんでしょうかそのアンビバレンスな状態は。物理的には気圧が低いと考えられますが。


 



 


むかし、北の新地あたりに、中年の女性がひとりでやっている酒亭があった。この店の酒の肴は伊豆から取り寄せたワサビ一品で、摺りおろしたワサビをなめながら、酒をのむ。

池波正太郎『むかしの味』


 


ううん。渋いですね。お店は「ひとり亭」という名前だったそうです。名前も渋いですね。


ハイジさんがワサビなめながら酒を飲む派でした。おっ渋いねおねいちゃん。しかしグラスふちにワサビを塗ったくったハイジさん作のカクテル「バンビー・パンチ」は渋さの対極にあります。


 



 


美術チームプラスはまじの飲みに呼ばれる、KUDANスタッフチームは仲良いわねえ、がもう泣けるほどしんどかったのでちょっと休んで夜半に参加。


着く頃にはもちろん全員すっかりお酔いでゴキゲンさんでござんした。


「次はもう3月まで芝居ないのか…寂しいよ~」


8月からの怒涛の舞台漬けをやっと終えて疲労コンバインも覚めやらぬうちにそのような発言が出るとは、やはり幹事長は只者ではないと思いました。凄いです。敬意を覚えます。



2010年10月29日金曜日

おぼえ

りすんおぼえ、また会ったときに覚えてたら言うけど忘れるんで書きつけとく。


ヒヒョーやヒョーロンがしたいわけじゃないのでできれば直接話したり狙いを聞いたりしたいのよ。はまじにはちょっと言った。


 


奥の壁面と三方のカーテンとで閉ざされた白い四角な立方体で、お骨箱みたいな舞台でしたね。


で、カーテンが開いたとき三方向が抜けているから開放感があるかっていうと、トイメンに人の顔があるんでぎゅっと寄せ集められてる感じがすごいした。(入り口そば脇正面にて観劇)


あたりまえだけど皆凝視してるし。耳ある壁に目ある障子となりて。


 


「三面舞台だと映像の光が直接目に入って煩わしい」とじい。同意見。


文字の上のわたしたちをわたしたちの上に投射するっていう狙いなんだろうなあ、と、意図や意味はわかるけど効果はわかんない。プロジェクタと照射対象(客席)も近いし観る目と投射物(客席)も近いし。映像的にはもっと広い空間のほうがいいんだろうな。でも広くなったらこの「聞き耳を立てている」感じは薄れちゃうんだろうな。


 


原作をとても真面目にまっとうに演劇化した演劇だと思いました。


原作からもう少し逸脱したらもっと面白かったかもしんない、真面目すぎて息が詰まる。


群舞はないほうがよかった。イメージも繋がらないし。たとえばペアの踊りならまだ繋がるんだけど。


原作は生死不明、どっちともとれるラストで、天野さんのは生きてると解釈するのは困難だなあ。オモテとソト。ああ外ってそういう、出ちゃいましたか。


舞台上の物がとっぱらわれて終わるKUDANスタイルだけど受ける印象はぜんぜん違うな。がらーんっていう感じがしなくて。視界に人の壁があるせいかな。いや、劇終のカタストロフじゃなかったカタルシスが無いんだ。なんでだろう。


 


団子先生の芝居はいつも「リアルじゃねえなあ」をめぐる冒険という気がします、リアルじゃないのは演劇だけじゃなくて今こうして観とるここ、こっちもなんだけど、


今回はなんかふつうにリアルを目指すお芝居だった気がします。目指したかどうかは訊いてないけどそう見えた。あんなにメタフィクションやっててもそう見えた。


 


どうしてそう感じたかどうして思ったか、「感じるな考えろ」、もう少し頭で考えます。考えないと馬鹿になります。



2010年10月28日木曜日

歌とか腰とか

昨夜のはまじとの歌謡三昧で思い出した、


YouTubeに細野晴臣とUAのデュエットする「夢見る約束」映像がありますね。元はテレビ番組かな。


http://www.youtube.com/watch?v=7tAUhPLgYqo


非常にカッコイイ。大人や。


そして楽器の紹介しか入ってないけどダクソフォン、(維新派の)内橋和久さんがバックですな。


 


たぽんぴゅー、ひらがなで書くとより一層とんまな字面。


『アサッテの人』、アサッテ語を読んだときにジューシィ・フルーツの「十中八九NG」が頭の中に流れた。作曲・近田春夫。


じゅっちゅーはっく、じゅっちゅーはっく♪


サビのリフレインで十中八九がゲシュタルト崩壊。


拗音・長音・促音・破裂音の組み合わせがお口まわりに楽しい単語なのであろう。


カッコつけたいお年頃のときにスキあらば使ってみたくなる言葉でもあった。しかし十中八九って。そんな中高生いやだな。


 


そうか本もってって諏訪さんにサインもらえばよかった。記念に。


 



 


ただの寒さのせいならいいんだけど、先週から腰痛復活、悪いことは重なりますな。


寒いと痛むのでお部屋を冬仕様にしたいが力仕事で腰にトドメ打つ最悪の事態を避けたく、おふとんにくるまって一時しのぎ。


暖かくなるまで目覚めたくありません。



2010年10月27日水曜日

ぱうぜる

楽日翌日バラシだったらしい。


バラシ後のはまじから呼び出しかかってぱうぜ。


今日はさすがに皆さっさと帰宅してゆっくり体を休めるかと思いきや、はまじくんは元気ねえ。


いやー一歩外でたら冬かと思うほど寒くて一旦引き返したよ。コートを羽織りに。


前半はりすんのスタッフサイド話とか聞く。


差入れたおやつ袋の中身は1ステージで無くなったと聞いておどろく。てかおののく。はまじくんはスイーツ派ねえ。


後半はあがたさんのライブ音源聴いたり大瀧詠一三昧とかしてました。


Kというイニシャルだったね、どうしてまあ永遠のマドンナKはこんなにもこんな名曲なんでしょう。


あとこないだのライブの清怨夜曲はやっぱり隣のおっちゃんと「ぅおっ」って感嘆したくなるイントロで。アルバムで聴いてたときはそんなに好きな曲じゃなかったんだけどなあ。


それから大瀧詠一歌唱のさらばシベリア鉄道はどうにもこうにもクる曲です。聴くたびにキューッと息が詰まるですよ。


 


そんなはまじ青春の歌謡特集をやってるうちに夜が明けましたよ。


なんだこの寒さは。



中日記事(天野特集連載第3、4回)

中日・三田村記者の連載記事。先週と今週分。


ガラパゴス・りすん密着取材。


 


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個人的には遅筆そのものについては文句言ったことないですよ。


ただ遅筆にまつわるいろんなことで遣り切れないことがあるんだな。


問題はその遣り切れなさとどう折り合いをつけるかだな。



2010年10月26日火曜日

月楽

りすん楽日、受付手伝いと観劇。


小雨。秋雨。体調不良。


 


原作読んで、「りすん」(Listen)ていうか「りとん」(Written)だよなあ、と思った、小説、文字の上のことなので。


書かれてるのわたしたち?メタフィクション、エッシャーの絵みたいな。


 


原作を先に読む楽しみ方もあるけど、どうもなんか上演中に時間配分が気になっちゃってダメだったな、わたしの場合は後から読んだ方がいいタイプのようだ。


 


神奈川からイムジイ、ゆきこさん、大阪からは岩村くん来名。


愛ちゃんと久しぶりに会った。


ぱうぜ加藤さんご来場。


 


打ち上げで主にイムジイと喋って、今日は早々に帰宅。


秋の雨で寒くなったせいか、いろいろあるせいか、どうにも不調。


「しんどい」が口癖になって一人でいるときも行動の句読点のようにしんどいしんどい言ってしまう。


ここらで転調したいところだが。



2010年10月25日月曜日

いたずらは勘弁

「おかしをくれないといたずらするぞ」


うーん、はまじに言わせたい言葉。


ハマジマさん、本番中に飴ちゃんが切れると客席をすこんぶ臭くするというイタズラをしなさるからな。


(ガラパゴス本番中にはまじのおやつの飴ちゃんが切れる→えみちゃんから差し入れでもらったすこんぶを食べようと思い立つ→箱を開けた途端にすこんぶの匂いが周囲にぷ~んと→大慌てで箱閉める)


はまじへの差し入れに臭わないおやつセット作成。


 


役者とスタッフでずいぶん違うなあと思うものに、本番中の行動、がある。


昔はじめて受付やったとき驚いたのが、開演後に結構スタッフさんが劇場の外に出てくることだった。


しばらくオペのないシーンを狙って、外で一服とか、強者になるとコンビニいてきたりとか、いやはじめてのときは焦ったよあれは。


役者は出番ないときも裏に控えてるか楽屋に戻って台本読み返すかしてるじゃないすか。


本番中におやつ食べたりもしないなあ。食べてるの見たことも無いなあ。


スタッフさんは狭いオペ室にずっといると酸欠っぽく集中力がなくなったり眠気がきたりするんだろうな、たぶん。


それできっと外の空気吸ったりおやつで血糖値上げたりする必要があるんだ。と思う。


 


楽日前日に『りすん』全体打ち上げ、まだ観てないので気が進まないながら誘われて顔出す。


気が進まない内訳 ・ネタバレこわい ・たいして手伝ってない ・まだ観てないのに打ち上げ来てるの?と言われる


「えーっ、まだ観てないのに打ち上げ来てるの?」と団子先生に言われる、ええ悪うござんすね、楽日しかチケット取れなかったんですよ。


久しぶりにしのやんの顔を見れて近況聞き、あとはつんと「稼ぐ手段」の話したり。終身雇用の向いていない人種てのがありますよね。


東京からずん君、バッシー来ててなんのかんのお喋り。


なおちんの新愛称「バンビちゃん」に決まる。


大入授与式、それから、アサッテが誕生日の諏訪さんの誕生祝い。


 


そんでトモヒロさんから楽日の受付関係手伝い頼まれる。そうきたか…


 


お酒のせいか、夜半、軽く頭痛復活。しんどい。



2010年10月23日土曜日

行状記

不調。


寝付けない。


今晩は田岡さんから宿泊予約あるのかなあどうかなあって待っちゃって寝付けない。


うそ。


なんやかんや考えて寝付けない。


なんやかんや、という。


ストーカー的なことはその後特に進展なく、まあ今のとこストーカーと言えるかどうかぎりぎりくらいのレベルの非常識で自己中な人なんだけど便宜上ストーカー呼ばわりしておく、今後もグループでのしがらみつうかお付き合いはあるので参ったなと思う。


友達が本物ストーキング被害に遭ってたというトトちゃんの助言は「共通の友達がいるなら、こういうことがあって困ってるって知らせておいた方がいいよ」とのこと、そういうもんか。


人を巻き込むのも気が引けるけどエスカレートされる前に対策は考えなくちゃいけない。


そうゆうめどいことがこちゃこちゃこちゃこちゃ、揉めるよーな揉めないよーな、と、あと、実家から健康問題で心配な連絡あり、今は何もできることはないし何も期待されてないけど、


家人も「心配しなくていいよ」とは言いながら毎日メールを寄越すのでそのことについて考えざるを得ないわけでして。


 


毎晩よう寝られんで寝返りの辛気臭さ、熟睡したく久しぶりに薬服んで、意識が無くなる前に理性の方が消えてくれてしまい、真夜中に引き出しの整理整頓を何時間もしたり(しかも翌朝検証したらAの引き出しのものをBの引き出しに移しただけで全然整頓になってない)、明け方にmixiの設定いじくりまわしたり(何故かパスワードを変更したらしい)、どうやったのかトモヒロさんのアカウントを見つけてマイミク申請したり、さらにあっちこっちの知人に電話しまくってたようだ。6時前に。ひい。消えてしまいたいわ。


そんでそんだけやりたい放題やって気が済んでぐっすり眠れたかっていうと、次第に猛烈な頭痛がおきて夜まで布団の上で頭抱えてうずくまってた、という、もう、お粗末で、あらゆるものが莫大に無駄な感じなのだった。死ねばいいのに。


 


イイワケをしなくていい行動ができる人間になりたいと思いながら、こうして、愚痴と言い訳の入り交じった日記を書かずには休まらんような行いを繰り返しています。はあ。イケマセン。しんどい。



2010年10月22日金曜日

赤味噌フォンデュ

ぐっつぐっつぐっつぐっつみっそおっでん~♪


二日目のおでん。


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チョコレートフォンデュです。


うそです。


 


でも「味噌」だと思ってかかるとかなり甘いです。


他地方の人が味噌カツにたじろぐのはその甘さのせいだったりもするらしい。


手元が狂ったんかと思うくらい砂糖入れます。みりんも。


だからチョコレートフォンデュだと思って食べても大差ないかもしんない。味噌だけど。



2010年10月21日木曜日

おでん、りすん

夜中のバラエティー番組に「つる軒」のご店主出てた(2代目?)。


一日一組だったか二組だったかしかお客とらない味噌炊きおでん屋。


実は近所でときどきお店の前通る。冬の夕方なんかいーい匂いしてるんだ。


というわけで鍋いっぱいの味噌炊きおでん作る。「味噌炊き」とわざわざ書くのは、出汁で炊いたおでんに味噌ダレかけたタイプの「味噌おでん」と区別するため。


どて煮に近いですかね。八丁味噌でがっちり煮こんで。


赤味噌嫌いな方にはとことんイヤがられる一品でしょうな。具材がことごとく赤味噌色、赤味噌味。


炊きたての白ごはんと一晩炊いたおでん、旨ー。


 



 


あー、りすん本番ですな。


仕込み初日の真夜中に映像部の見舞いに寄った、なんか男衆が累々と二階に打ち倒れていた。


はまじ過酷そうだったので甘物の差し入れだけして、夢さんとちょっと喋って帰った。


 


先日マルシンで、どっかの金券屋にりすんのチケットが大量に?出回ってたという話を聞いて


「それって元値より高くなってた?安くなってた?」というのが一番気になったカシワであった。


だって高くなってたらすごいじゃん、プレミアチケットとかゆって。七ツ前にダフ屋出たら面白いじゃん。


他の方々は、出所を気になさっていた。「金策に行き詰まった二村さんが金券屋に売ったんじゃあ…」とな。


ふつーに考えたら、前売り買ったけど行けなくなった人が委託販売したんだろうけどね。つまんないオチだなそれ。


 


以前ヤフオク覗いたら大人計画やKERA・MAPあたりのチケットがえげつない値段で出まわってましたわ。


あの手のダフ屋行為って、今は規制されたのかしら、まだ野放しなのかしら?


 


そいやりすん、西島大介氏が来はるそうですね。夢さん情報。サインもらっといてください。


 



 


夜中のトーク番組にゲストで金子國義出てました。老けましたねえ。さらにゲストのゲスト?で金子國義ファンとして緒川たまきちゃん出てました。相変わらずかわいいわねえ。


二人が組み合わさると浮世離れに拍車がかかってなんかもう。ファンタジーの世界の老王子様とお姫様みたいですな。


 


話変わって…


知り合いの中で「赤色エレジー」のサチコのイメージに一番近い人って、カマチカだわ、わたしの場合。


肩が細くって横顔が涼しげで。


異論はありそうだ。



2010年10月18日月曜日

試験、片付け

IPAの情報処理技術者試験。受けてきましたよ。ITパスポート(略称IP)。


マークシート試験なんて何十年ぶりだろ。


IPの受験会場は老若男女入りまじっててカオス、と聞いていたけど、見渡すかぎり高校生or専門学校生って感じだった。地域によるのかしら。


生年月日のマーク欄の頭二桁が「19」と「20」とあって、「2000年生まれが受験する時代か!」って感慨深く思いました。


受験資格不問ですんで、たまに小学生合格者とか新聞に出ますわなあ。司法試験もそうだっけ。


 


参考書に載ってなかった略語が出ると焦りすぎます。


これは上級受験者でも同じようで、高度試験(NW)の方に出た「ZigBee」一単語で冷静さを失いかけた人は多いと聞く。


「ZigBee」で24時間以内にアップされた日本語のブログを検索すると、皆さん一様に「知らねえよそんな規格!」と受験時の焦りを綴っていらはる。


 


100問も解いた記憶がないよ。中問は構えてたより平易だった、助かった。しかし全体的になんかこう、すごく合格点ギリギリな感触。


家で公式解答例と照合したらなんとかかんとか本当にギリギリで合格要件を満たしてるっぽい。


いや正式に合格発表が出るまではひやひやだけど。マークがズレてたりとかねえ。


初の国家試験挑戦、初の国家資格が取れるといいなあ。さあ次は基本情報技術だ(ぇ。


 


IP試験は午前の部だけなので、昼からはうりんこへ。


作業場のお片付け手伝い。来たときよりも美しく。


頭を使ったあとはちょっとだけ体を使うのです。


 


仮仕込みした舞台をちらっとだけ覗く。


 


明日から仕込み開始なのです。早いもんだ。



2010年10月15日金曜日

いの中

今日は朝から企業見学&面接。


大門の日赤病院が極綺麗になっててびっくりした。いつのまに。


綺麗なだけじゃなくてあらゆるものが院内で購入できるイキオイでした。コンビニ、ATM、ウィッグ屋さん、介護用品屋さんなどあり。


こうゆう面の利便性が格段に違うから入院するなら大病院かなーって思うですよ。


看護する家族もこまこましたものの買出しとかが案外大変なのよね。


 


面接の後、大門ピアゴ界隈をちょっと散策。


20年くらい前このへんよくデートで散歩したなあ。赤線時代から残ってる特殊建築物件が軒を連ねてて面白くて。


料亭や旅館に転業して営業してたお店もけっこう廃業して空き家が増えたご様子。


昔からの遊郭っぽい建物が改装されてデイサービスセンターになってたりした。時代だ。


お若い頃通いつめたおタナに今また日参することになったご老人もいることであろう。要介護色懺悔。


 


そのあと東職安へ。


出物はありませんか。


どういうのが出物って、実務経験不問年齢不問の正社員かな。


ねえよそんな。


 


職安からてろてろ坂を降ると猪子石中学、略していのちゅう。出身校。後輩たちの下校姿など見やる。自分の世代に比べて通学カバンがフリーダムだなあ。


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わたしが小学生の頃からある美容院看板。じょっきんといっちゃってます。


さらに坂を降りると住宅街の真ん中にうりんこ劇場、作業中の美術チームをてぶらで見舞う。


だって田岡チームに歓迎されそうな差し入れってビールくらいしか思いつかないしいくらなんでも作業場にビール持ってくのははばかられるし、


と思ったら先に「缶詰のオイルサーディーンと冷えてないキレートレモン」という凄い差し入れをした強者がいたげな。作業場でオイルサーディーンをどうしろと。


 


「この辺、パンダラーメンの隣の中華料理屋旨いですよ」


「四川楼?俺ら今日行ったとこだよ。あそこ寺十のお気に入りでさ」


あら、さすが寺ちゃん食通演劇人。


四川楼の台湾酢豚が旨いんですよ。


角切り豚の唐揚げにネギのみじん切りと黒酢をジュワッとかけた酢豚。


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これは去年の写真


 


「もし家にストーカーが来たら俺がちんちん出して追っ払ってやるよ」と田岡さんが言い、ハイジさん「ちんちん出すのも困ったもんだよ」、わたし「ストーカーよりはまだ田岡さんのちんちん出しの方がマシかも」、


田岡さん「今さり気なく『田岡さんの方がマシ』って言ったね」と揚げ足を取りなさる。


だって世間一般から見たらストーカーも泥酔全裸田岡も変質者という点でほとんど変わらないではないですか。


毒をもって毒を制すってか。オキシジェン・デストロイヤー並の危険兵器だ。


 


美術班と別れて一社駅まで歩く、カジヤンコーヒーの前を通ったがお休み。


カジタはコーヒー通の間で隠れた人気店になってるようで、それがいいのか悪いのか、人気というものについて考えさせられる。


 


サールナート寄る。


ちょうど、ファイブリズムズダンス認定講師のアン・マリー・ホギャさんがいらしてた。


カナダから来日して今日・明日・明後日と名古屋でワークショップを行うとのこと。


なんというか、俗に言う「オーラの出てる」人だなあ、普通に歩いててもあたりにパワーが張ってる感じの。


ワークショップ誘われる。この二日ずっと家に閉じこもってお勉強&PC作業続けてて息抜きに突然リビングで旋回舞踏はじめたりしてたのですごく参加したい。ただ日程が厳しい…


その後、ご店主とお客さんとで長話。


 


一旦帰宅、カレー作り。



2010年10月14日木曜日

ライフ・スタイル

忙しい時ほど更新が頻繁になるタイプです。


1日(24時間以内)2回更新状態になりつつあるので、mixiの外部ブログ設定外しました。


リーダー設定のままだとマイミクさんのタイムラインがカシワのアイコンで埋め尽くされてしまうんで…


 


なんで書くんだろうねえ、ちょっと目を休めればいいのに。


脳の息抜きかしら。


 



 


ぶっ通しでPCに向かった後、疲れて一休みしてた昼下がり、はまじから電話。おしゃべりしたいモードだった模様。


だるだる様だったのではまじトークにあんまり付き合えず。すません。


「また新曲おねがい」


「へ?」


「カラオケの」


じゃあ「夏の黄金比」歌いたいからはまじまさん男声コーラス担当お願いします。


ファンの間でも賛否両論のコーラス部分ですね。わたし好きだけど、「なんか気持ち悪い」って言う意見もわからんでもない。


 



 


てろんと溶けかけのアイスクリーム、皮に口つけてじゅるじゅる吸えるほどの熟柿、黒星で埋め尽くされたバナナ。


賞味期限ギリギリで翌朝には腐りはじめてそうなタイミングが一番甘く匂いますな。


そして、そんな熟々が堪らないという「半溶けマニア」も一部にいらっしゃいますな。


 


うん、間もなく腐りだすんだから、いっそ思いっきり甘く匂ってやろうかとも思うですよ。


熱帯のまとわりつくよな匂いの果物みたいに。


 



 


「初音ミクsingsハルメンズ」発売が近づいてまいりました。


こないだから日記タイトルをハルメンズの曲名にして個人的に祝賀ムードを盛り上げております。


ミクアルバム、なにげに選曲がすごいな。


「私ヤヨ」をカラオケで思いっきり歌いたい。



2010年10月13日水曜日

暗いところへ

あっ


オージャやKUDANチームとカラオケ行った時の全体の傾向に思い当たる。


「英語の歌詞の歌をうたわない」


そういえばKUDANチームはあんなに海外公演やってるのに全員英語が不得手って誰か言ってたな。


 


先日はふみちゃんの演歌とケッケさん(※不参加)の平沢を聴けなかったのでちょっと欲求不満。あとねはまじのサルビアの花とか。


 



 


デザイン系サイトに載せたiPhone4用の壁紙がDL50回超えた(Pixivではない)。


そんなたいしたDL数じゃないけど意外とコンスタントに落とされている。


デザインといえるかどうかのシンプル壁紙なんだけどアイコンが見やすくて実用性は高いと思うんす。


こないだの無限モニタのネタ壁紙ですけどね。


白黒4種合わせると今140ダウンロードです。誰か使ってくれてると思うと楽しい。


 



 


酔っぱらいの言いっぱなしナイト。


「どーもー、ストーカー田岡でーす」


今その冗談に笑う余裕はないです。堪忍してください。


タオーカーと命名。


「もうね、死ねって感じですよー。死にやがれー」


しにやがれ寿と命名。


 


なんだか難儀があって暗くなってたところだったのでタイミング的には救われましたけどね。


のっちも遠い市川でありがとう。


 



 


他はどうでも、お前は違う、っていうどうしようもなさ、やるせなさについて考えてて、天野さんの昔の(初期って表現していいのかしら)作品のことを思い出した。


ひいきされもんのアンタにはわからんでしょうけど、とか、おまいはアッチ、とか、


天野さんのあの頃の本ってなんでもない言葉なんだけどものすごく切なく響くセリフがポンとあったな。


あの感じって今はないな。


なんであんなに切なく感じたんだろう。


モチーフはそんなに極端に変わってないと思うんだけどな。被差別は永遠にモチーフのひとつなんだろうし。


十何年か何十年ぶりかで本公演観にきた知人が「今の舞台は死んでる人が一人もいないね」って言ってたっけ。


天野さんの書くものややり方が変わったのか、当時の役者の与える印象だったのか。相乗か。


それとも「時代」的なことだったのかなあ。そういうこともあるかもしんないな。



2010年10月12日火曜日

趣味の時代

IPAの試験も近いというのに、あと会社見学とりすん本番も近いというのに、具体的な対策がほぼ手付かずだぞ、いいのか。


いいわけはない。今すぐやれ。存外忙しい10月だぞ。


映像オペレーターはまあなんとかなりそうだそうで、8割方油断しててもいいとのことではある、いちおう。


急遽プロジェクタの台数増やすことになったとか遠隔操作の人手が絶対的に(腕の本数的に)足りないとかゆうことでもなければ、たぶん。


でもその万が一に備えて黒シャツは用意しておく。


 



 


最近たてつづけに、別の場所で、別の人から、辻潤の名前を聞いたわ。


辻潤、ざくっとした略歴くらいしか知らない。


同時代の未来派やダダは昔ちょっと囓った。


学校の演習で近代詩オノマトペが課題だったときに平戸廉吉を取り上げた。日本未来派宣言の詩人。


夭折の人で、当時資料がほとんど手に入らなくて困った。同時代への影響はあったと思うんですけどね。高橋新吉とか草野心平とか。


公立図書館ネットワークを調べてもらったけど、死後一冊だけ出てる詩集の復刻版も置いてなかったな。


 


さて今なら平戸廉吉や未来派、ダダの資料も探しやすいのかしらとフと思い、インターネット検索してみた。


なんと新本在庫があった。やっぱり京都の三月書房かよ!(マニアの聖地)(辻潤ファン注視の店)


あとネット情報で「G.G.P.G.(ゲエ・ギルギガム・プルルル・ギルゲム)」が2007年に復刻されてたことなども知る。


いやあ、インターネットってすごいわね。20年前なら何日もかけて足で調べて、詳しい人に聞き込みしなきゃ入らなかったような情報や付随する情報が何の気なく探しあてられて。


ポチってすれば購入も可能ですもんね(注・三月書房は通販専門書店ではないがメール対応してくれるらしい)。


それをもって「今時の学生は楽しやがって」とは思わない。


問題は浮いた時間でどう駒を進めるかってことでしょう。


昔っから資料を探し掘り出すだけでひと仕事終えたような顔をしている人はいた。そこから発して思索研究してこそ学問。むしろハードルは上がってるぞ、がんばれ今時の研究者。


 



 


あっ。


わたしの手違いじゃなかった。


CS4はチルダ+ドラッグでのパターン変形ができないのか。


それはちょっと不便。


 


After Effectsとタイトルに入ってればあのクソ高いリファレンス本を端から購入してしまうはまじであるが、映像にかける出費ではそんなん氷山の一角だった。


「もしかしてグラボもいいやつ積んでるの?」


「うん、3DCADやる業務用グラフィックボード…」


「…いくらくらいするの?」


「20万…アホじゃんPCもう一台買えるじゃんって言われる」


ひいいいい。


「でもいいグラボにして画像処理がちょっとくらい早くなっても書き出し速度はCPU性能にかかってくるから、全体にかかる時間はあんまかわらんかったんだわー」


ひいいいい(泣)。


そういうわけで、はまじの歯がいつまでも入らなくても、ああ何かまた別のところに投資してるんだなと思うですよ。



フリートーキング

昼間、ぶり返した夏日。


母にお誕生日祝いのランチ奢ってもらう。


三連休最終日、どこ行ってもすごい人。


 


帰途、家つく直前に着信ある。


本日よりタタキ開始の舞台班から「珍しくこのメンバーでカラオケ行くので合流しませんか」と、へー。


そりゃほんと珍しい展開なので参加する。


メンバー、田岡さんハイジさんトトコ、なおちん、はまじ、遅れてカシワ、さらに遅れて(呼びつけられて)ふみちゃん。


 


着いたら田岡さんが「キットキット!遠く遠く!」うとてた。ハイジトトコがすごく可愛い女子歌、PUFFYとか歌いなさり、はまじが懐かしの昭和歌謡を超絶熱唱なさり、


なおちんがブルーハーツ、ふみちゃんがいい声で遊佐未森やもののけ姫など、それぞれの得意分野を歌うて、なんか笑わかされどおしだった。


カシワ、相対性理論に初チャレンジして「どういう歌なの!どういうことなのこの歌詞は!」とおじさんたちを騒然とさせる。意外と知られていないな、きーみーにーほらLOVEずっきゅん♪


あとはまじと「夢見る約束」ご唱和したり田岡さんと「蒲田行進曲」歌ったり。ふみちゃんからのリクエストで戸川純(てかハルメンズ)とか。


ふみちゃん、「平沢進が聴きたい!誰か平沢進歌って!なんだっけあの歌、白…」「ああ、『白虎野の娘』?」「…カシワ、曲名検索しても『白虎隊の歌』しか出てこないよぅ…」ありがちありがち。


しかし平沢歌いこなすのは身近ではケッケさんしかいないでしょう。


そいや今敏監督の出棺の曲が「ロタティオン」だったそうですね。"パラレルに行く船団にすべての君の日を乗せて"。参列者号泣の葬列だなそれは。


 


平沢つながり。テーブルの上のけいおん!フィギュアは、お店の備品かと思ってたら田岡さんがゲーセンでゲットした品だった。


「どうするつもりで取ったんですか…これ平沢唯ですか?」「んー、秋山澪って書いてあるよ」…その後どうやらはまじがお持ち帰りになったようだ。


 


歌うごとに消費カロリーが表示されるカラオケ屋さんでした。


歌より笑いでカロリー消費しました。ひい。


ハイジさんがアクビ娘、というのは発見でした。田岡さんがバカボンとかスヌーピーとかいうのはわかってたけど。


 


ああはまじが「悲しき願い」、みんなはまじが悪いのさ♪を歌ったから、ご返歌で「星の流れに」歌えば良かった、こんなカシワに誰がした。政治のせいにでもしとこうかな。



2010年10月10日日曜日

私ヤヨ

ちょいとモヤモヤ思うことあり、のっちと喋りたくなって電話。


したら名古屋にいた。


あらっ奇遇、じゃあよかったら会ってだらだらトークを聞いていただけませんか、ってことで落ち合う。


なんというか、こう、適度な共感と適度なおもしろがり、そして適度な距離感を持って話できそうなのがのっちだったのよ。


で、話して、笑って、スッキリした。


ありがとう。


面白い話も聞けた。


いろいろあらぁな。


あたりまえだが、いろいろあらぁな。


 



 


せっかく教わったアプリケーション操作を忘れないようにイラストを描き始めましたが、ちょっとハマッてきた。


おもしろいわこれ。


デザイン用途じゃなくてイラスト制作用のテクニック集ムック買っちゃった。この手の本高いのに。


いや、After Effectsとタイトルに付いている本はすべて買い揃えているハマジマさんに比べればこの程度のことは。


ハシヤンにあきれられたらしいですな。「この3冊を押さえとけばあとはいらないのに」って。


 


ツールが内容に影響するということはあることで、


切り絵で背景のない絵ばかり描いていたのがデジタルで描いてるうちにだんだん描きこみたくなってきて、


でも画力も配置のセンスもツール的な技術もぜんぜんおっつかない、という状態。


デジタルイラストで空間恐怖症なみにびっちりスキマを埋めてる構図をよく目にしますが、あれも、ツールに決定された方向なのかなあ。


 


こないだ自転車描いて、真横から描けばまだいいものをパースつけたもんだからもうひいいってなって、


その後直し続けて今こんなかんじ。


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パターンブラシ作成とかちょこっとずつ応用ができるようになってきました。


地道に一歩ずつ。


 



 


夜中に映画「人のセックスを笑うな」やってた。


あがたさんが主人公の旦那さん役で出てるんだっけ。


ちょっと見た。


歌うようなセリフ回しですね。


いつもと同じ感じですね。



2010年10月9日土曜日

秋晴れのち秋雨

んむむ。


『りすん』スタッフで参加するかもしんなくなった。


映像部から打診があった。


まだはまじも手を尽くして人を探してるのでイイ人が見つかるかもしんなくて、


で、こっちは、イヤってこたないんだけど楽日25日に仕事が入る可能性があってもし入ったら日をズラせない仕事で、


それで諸手を挙げて「OK、やります!」って言えない状況、という。


さあどうなる。


運を天に任せて。


 


んで、夜、りすんスタッフとぱうぜで合流、はまじから状況聞いてだいたい把握。


もしやることになったらほぼ10年ぶりのプロジェクタ蓋です。キッカケ合わせられるのか?勘とか息とか反射神経とか集中力とか、大丈夫か?ひやひや。


 


さて。


先日トトちゃんが「カズトオのトビキリ画報」を知らないと言ってたので手持ちのバックナンバーをコピーして持ってったら、


田岡さん慌てる慌てる、ぱうぜカウンターが蜂の巣をつついたような騒ぎに。


「えらいもん持ってるなアンタは!」


えー、こないだ話のタネにしてたのは田岡さんご本人じゃありませんか。さては現物が存在しないと思って油断していらっしゃいましたね?


地方情報誌とはいえ一般に流通してた雑誌に掲載されてたんですから、マニアが保存している可能性だってあるんですよホレこのように。


で、トビキリ画報コピーは田岡さんによる破棄・隠蔽をおそれたハイジさんに召し上げられました。


まあまたじっくり。田岡さんのいないとこで。


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カズトオのトビキリ画報。


クロスワードとかイラストパズルとかなぞなぞとか、出題は天野天街、イラストは田岡一遠。


クイズの答えをハガキに書いて編集部宛に送ると正解者に抽選でオリジナルTシャツが当たる懸賞ページでした。


「カズトオの水晶占い」付き。


ところで「先月号の答 正解はアカツカフジオ、シガナオヤ、ヘンミマリでした」…先月号のお題が知りたいよう。


(お金のない学生時代だったので毎号欠かさず購入していたわけではないのでした、残念)


 


「名古屋プレイガイドジャーナル」をリアルタイムで読んでたギリギリの世代がわたしくらいかなあ。高校生の頃でした。


たぶんトトちゃんやハイジはまだ小中学生だった頃よね。そのお年頃じゃまだ情報誌は見ないよね。


コンパクトで見やすくて意外とインタビューや短評・コラムが読みであってすごく好きな雑誌でした。


でも「ぴあ」が中部進出した影響で廃刊しちゃったのね。


その「ぴあ中部版」が今年休刊ですもんね。時代の流れか。


 


さてお誕生日のサプライズをやられても自分の名前が歌われるその瞬間まで自分宛のサプライズだと気がつかないという性質です。


ええ、今回も「ハッピバスデイ、ディア、わしわし」と聴くまでぜんぜん自分のことだと気がついてませんでした。


geccaの焼きたてのバースデーピザを頂きました。美味しゅうございました。嬉しゅうございます。


 



 


ねねむさんにちょっかいを出す。


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凶悪な顔で咬まれる。


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「ねねむさん…今のは甘噛みじゃなかったね…?」


「いやあねえ、愛咬ってやつよ愛情表現なのよ」


取り繕うように噛みあとをなめるねねさんであった。



2010年10月7日木曜日

10月の帝国

お祝いメッセージありがとうございます。


いちびって通りがかりのこじゃれたカフェ&バーに入っておしゃれサンドイッチとワインなんか頼んじゃいましたよ。


さらに通りがかりのフランス菓子屋さんでカラフルな焼き菓子買っちゃいました。


築40年、おめでとう俺。


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マカロンのラスク。


フォト素材集かカメラメーカーの作例モチーフにでも使われそうなビビッド&カラフルな菓子だこと。


 


おしゃれカフェは仲田の交差点北、はちやリハビリセンターの向かいのpeacenik(ピースニク)というお店、後から知ったけどキッシュがご店主のオススメだったらしい。


 



 


結城座のHPに載ってた少女仮面の舞台写真の甘粕大尉は井村さんじゃないそうです。再演の写真で似てるけど別人だそう。なーんだ。


「僕はもっと美しかったです」とのこと、そんなこと言える60何才日本男子がどれだけいるろうか。


 



2010年10月6日水曜日

燐寸ちりばめ

Koさんの返歌。


そうですか甘粕大尉役は黒テントじゃなくて結城座でしたか。


っていうか結城座版『少女仮面』(作・唐十郎、演出・佐藤信)ってアングラ演劇のいわゆる「伝説の舞台」ってやつじゃないすか。


えっこの舞台写真Koさん?


うひゃー。35年前の勇姿ー。うひゃひゃひゃ。なんか笑う。


 


年表で知る、結城座で『ヴォイツェック』もやってたんですね。観たかったなあ。20年早く生まれたかった。


 



 


突発的喫煙者支援キャンペーン。


値上げに負けるな。


まあわたしは吸わないんですけどね。


 


煙草と燐寸


 


マッチ好きだ。


形も匂いも容器も。


下北沢のマサコや藤が丘のククルクク・パロマ、もうなくなっちゃったお店のマッチもいとおしい。


 


子どもの頃初めて図書館で読んだ絵本がマッチ箱の商店街のお話だった。


夜が来るとマッチ箱たちが開店する話。


マッチ箱にはなにかそういう、ちっちゃい魔法が籠ってる感じがしますね。



2010年10月5日火曜日

10月

寒いのでねねむさん密着。


あんかにされているのはどっちだ。


 



 


月曜の中日夕刊、三田村記者の連載記事がちょうど諏訪さんと天野さんの話題だった。


中日記事


 


連載初回はこっち


中日記事


 


「りすん」を盛り上げようとしてくれてますねえ。有り難い有り難い。


 



 


なりゆきが、


事態がどう解かれるのか知りたい、


行き着く果てが知りたい、


ってゆう好奇心のためだけに降りられない。


そんなこともある。


ピンポンダッシュの逆の心理だな。



2010年10月4日月曜日

食堂でライブ

めまいしたりPCに向かい続ける気力に欠けたり風邪ぽくて不調であった。


そんなふうでピリピリ気が立ってるのが伝染したのか、いつもは淑女でびびりなねねむさんが急にシャーとかフーとか言いだしてびっくりした、けしかけたり挑発したりしたわけでもないのに。


田岡さんが咬まれた。


気が立ってる女子に近寄るもんじゃありません。ええ。


 



 


はまじからあがたさんライブどうするー?行くー?のお電話。


そうか今日だったか。


ライブハウスじゃなくて飲食店でのアコースティックライブ、混むのかなあどのくらい周知してるのかなあ、どうだろうねえ、予約なしで入れそうかねえ、どうだろうねえ。


場所は飯田街道沿い、菊里町交差点からきてみてやに向かってちょっと行ったあたり、うーん近い。


お金ないし体調悪いしでも聴きたいしお酒だってちょっと飲みたいし、どーしよっか迷い迷い、絵を描いてるうちに6時、よし行くだけ行ってもしいっぱいいっぱいですって言われたらDufiでワイン飲んで帰ってこよう、とて小雨の中出かける。


菊里町近くのなんとか食堂…間違えて新栄三丁目食堂に行っちゃいました…そんなやつぁいねい…と一人小咄ながら、駆け込みでお店着いてうまい具合にひとつ空いた席あり、着席。


 


港のロキシーから始まって3曲ほどギター一本ひとりで歌って、それからコントラバス奏者加わって11月に出る2枚のアルバムから新曲いくつか、そして新旧とりまぜ演奏。


あのねイントロで反応して「これを演るか!」ってついつい「おっ」とか声を出しちゃったりする曲が隣の席のおじちゃんと完全にかぶっててね、


具体的に言うとサルビアの花とかラ・ジュンバから清怨夜曲に移るとことか、あと風立ちぬで失笑とかですね、なんだかおじちゃんと握手したいほどの気持ちになりましたよ。


「こうきたか!」「ここでこの曲がくるか!」っていうのもライブの大きな楽しみですね。このコードは、さあどの曲だ?とかって思いめぐらせてね。


ちょっと長めの前フリからKに入ったその最初のフレーズ、「Kというイニシャルだったね」で隣のおじちゃん「うおっ」と小さく叫び、客席前方では諏訪(哲史)さんが頭を抱える姿が見え、諏訪さんの隣ではまじがきゅーっていう顔をしていた。そしてわたしもうわーって思って心臓きゅーってしてた。永遠のマドンナK。きゅーっ。


ライブ後聞いた話だと普段ライブではやらない曲らしいですね。


Wコールで最後は大寒町で終了。


 


ライブ終了後、諏訪さんに自己紹介とご挨拶。


「『りすん』(の舞台)、学生たちに薦めてますよ」「あ、今は淑徳で教えてらっしゃるんでしたっけ」「そうです、そういえば淑徳の角田さんって…」「前の夫です、すみませんお世話になっております」「えっ」


…どうも最近このパターンが多い。淑徳がらみの元学生さんやなんかと知り合って、向こうは「ああ少年王者舘といえば角田教授が関係してるんですよね、お知り合いですか」「お知り合いっていうか別れた亭主でして」「ええっ」っていう会話の流れ。


もうなんか面倒になってきたし「知ってますよ、劇団の大先輩です」とか(←嘘じゃない)テキトーに流すこともありますが、オージャ関係者にそんな小芝居目撃されるのは小恥ずかしいので今日は有り体に…


諏訪さんはずいぶんビビッドに驚きなさって、「角田さんってモテなさそうだから絶対初婚だと思ってたのに!いや前のご主人のことをこんなふうに言っちゃいけないか」「いやいやいや、ああ見えて華麗なるパートナーチェンジをなさってるんですよ実は」的なお話を。イケナイ教授ゴシップ。はい「いけないルージュマジック」の替え歌で。古い。


今は知らんが昔はバルも相当なあがたフリークで、それこそ永遠のマドンナKでぐっときちゃう人だったので諏訪さんと趣味は合いそうなもんだが。


 


で、お片づけ終えられたあがたさんも交えて「なんでアルバムタイトル(仮)が『沢尻エリカブルー』なんですか」的な質問タイムなど。


「りすん」公演の頃はちょうどアルバム制作の追い込み期にかかってて御覧いただけないそうで残念。


「今日天野君は?ライブ終わった頃に顔出すかもって言ってたけど」「10時までうりんこでりすんの稽古なんで…たぶん来ないですね」「田岡君は?」「田岡君は今三重県住まいなんです」


ちゃんとライブに足を運ぶ義理堅いファンは界隈でははまじ君くらいなんです、…。


 


近代文学に関する講演で辻潤を取り上げた諏訪さん、まずは聴講者に辻潤の説明からしなきゃってんで講演会の最初に「函館ハーバー」を流したという、うん、ええ話や。


わたしの頭の中では、辻潤といえば伊藤野枝(嫁)→甘粕大尉(嫁殺し)→井村昂(黒テント時代に甘粕大尉役を演ったらしい)、というつながりで最終的にKoさんにたどり着いてしまうのであった。あれ?


 


 


「りすん」ももちろんノータッチでただうわさ話を聞く立場ですが、筆的に順調なご様子でたいへん良うございますな。


ハード面であまり順調ならざる話も小耳にしますが、こけつまびろつでも興行的に上手くいって最終的に帳尻が合いますようお祈り申します。