ミラキュラス・マンダリンのベースは紅茶じゃなくて黒茶だそうです。
黒茶。プーアール茶とかですね。中国茶ベースってことかな。
レンジェルの脚本「中国の不思議な役人」は変な話です。原題に「グロテスクなパントマイム」の副題が付くとおりでグロというか猟奇というか。
少女娼婦の美人局にひっかかった中国の高級官僚が身ぐるみ剥がれて殺されるんだけど口を塞いでも刺しても縊っても死なない。それどころかシャンデリア代わりに天井から吊るされて青緑に光り出す始末。で、最後に少女に抱きとめられてやっと満足して息絶える、という。ああ昇天するってそういう、と言いたくなりますな、不思議な役人、というより中国官僚の異常な愛情って思いました。
この「中国の高級役人(Mandarin)」が「宦官」を意味するかどうか解釈がわかれるらしいですが、宦官と少女娼婦って組み合わせがもう中二病的猟奇趣味、な感じします。
この内容をどうお茶で表現するか。
中国要素は黒茶部分が担ってるとして、果実とキャラメルの甘い香りが少女娼婦の初々しいエロ気を、赤黒い水色(すいしょく)が官吏の血を表しているんでしょうか、うん、そう考えるとエグいお茶だな。
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東京初日ぶじ終了のご連絡ありました、完成したようです、なにより。
わたし後半に伺います。
楽しみにしています。
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そーいえばさー、四日市の打ち上げの時思い出したけど、去年ゲストの話最初振られた時「バルとペアで出演させたい」とかさんざん反応に困ることばっか言われたけどさ、アンタラだってたいがい「もめるよーなもめないよーな、コチャコチャコチャコチャ(略してMMKK)」だらけじゃんよ、ああもう言われっぱなしだったのが腹が立つ、もー、MMKK。