2016年3月6日日曜日

つるんつるん

ふむ、日程上、のっちとは完全に会えないことがわかりました。8cmヒールのピンクベージュのパンプスをのっちに見せたかったなあ、そんで女子話に突入したかった。またの機会に。


 


週休日の関係で身体は空いてるんだけど、猫が2匹おりますのであんまり長期不在は難しいの、自動餌出しマシーンはあるんですけど2泊くらいが限度かと。帰ったら布団しっこかなあ。


 



 


公式HPに当人による野鳩全公演解説だ、こーゆーの見ると、「あーこれやっぱり観たかったなあ」てしみじみ思うのよね、以前シベ少の全公演解説読んだ時も思った。


そういや、そもそもわたしどういうアレで野鳩観に行ったんだろう、シベ少はゆーごりんがしきりに面白い言ってたから観に行ったの覚えてるんだけど、そして初野鳩のときは昼うりんこ劇場でうりんこ、夜お台場で野鳩、そして名古屋へ直帰という強行旅程だったのは覚えてるんだけど。


まあ、たぶん、あんみつさんやゆーごりんが面白いと言ってるから観てみようかな、だったんだろうな、もしかするとハマジが新しい機材投入したとか新しいネタ考えたとかでそれをメインに見に行ったのかもしんない。百人弥次喜多の時は面識ないままで、ただパンフレットに「演出助手・水谷圭一」の修正シール貼り3000部やったので名前だけは認識してた。


 


はい、こないだの解散公演、「青い人が大流行りだ」って思いました。ゾンビ愛は、るさんより野鳩の方が上だと思いました。


関係ないけど、かなり前に大人計画で『生きてるし死んでるし』ってやった(なぜか三重公演があった)、あれは「リビングデッド」の直訳だったのかなあ、とか考えてた。


 


ゾンビと日常的に闘う系は既存のドラマもまんがもあるけど、野鳩さんのはゾンビと日常的に共存する系、いわゆるダイバーシティ推進ってんですかね、単純労働力が足りてないだけだろそれって、そういう現代風刺として見ることもできるかもしんない、野暮になるんでそこは掘り下げない。


 


その昔。「カタルシス(精神浄化)」と「腸カタル(下痢症)」の「カタル」は同語源だと聞いて、とても実感的に腑に落ちた思いがしました。あのドバーッと排出されてキタナイものや溜め込んだものが流されて内側つるんつるんになる感じ。


『野鳩』に思うのはカタルシスですよね。カタストロフとカタルシス。洗いざらいぶちまけて(「ぶちまける」という言葉がものすごく似つかわしくないシーンなのだけど、とりあえず)、人間性も社会性も街もあらゆるものが瓦解して、あとはもう、つるんつるんですよ。「スッキリした」ですよ。キタナイものも溜め込んだものもタテマエも障壁もなくなって、フラットなユートピア、いやディストピアでしょうか、フラットなんでどっちでも同じことな気もします、新しい地平を迎えるんです。世直し、デビルマンのラストみたいな、世界練り返しですね。


そんなつるんつるんになってスッキリした演目をもって野鳩解散は小気味がいいなと思いました。まる。


 



 


さて今日の夕方から東京です、平日だとあんまり会える人いないのかな、会えたら会おう、おいしいもん食べよう、すあまの旨い和菓子屋さんの近くに宿とりました。ではまたね。