2017年1月7日土曜日

正月二日台湾

飛行機の中で台湾版字幕(繁体字中文)のシン・ゴジラを観てきたので「美國」がアメリカの中国語表記とわかっています。知らんかったら「美式咖啡」をどんな麗しい飲み物かと期待してしまうところだったぜ(美式咖啡=アメリカンコーヒー)。
あと飛行機の中で観たとかいうのは自分の中ではノーカンです。



正月二日、台北の朝は名物の朝粥屋さんであったかい豆乳に油條ぶっこんで葱散らしたやつ、と小籠包と韭菜包(にらまんじゅう)を頂く。
韭菜包、旨ー。にらぎっしり。
観光客も多かったけどほとんど地元民だったな、台湾の人の朝飯外食率は高いという。あれか名古屋人の喫茶店モーニング好きみたいなもんか。

それからなんでか美容院「GOD HAND HAIR SALON」へ。母は旅先で美容院に行く習慣らしい。安いしマッサージついてるしね。

スマホの画面見せて日本語とカタコト英語ちゃんぽんで「マミーズヘアスタイル、これ」「OK」みたいな簡単な注文で、ついでに私もちょっと切りそろえてもらう。入念なオイルシャンプー気持ちいい。あとヘッドスパを超オススメされた。断ったけど。
面倒くさがりなわしわしは国内でも美容院で「こんな仕上がりでいかがっすか?」されて「OKでーす」以外言ったことがないが、言葉も通じない異国で「ここのとこもうちょっと短くして!」て主張している母を見て「ばあさん強えな…」と思いました。

朝のうちに、ホテルの斜め向かいにある老舗茶葉問屋「林華泰茶行」でお茶葉買い出し。
姉にガイドされるままに行ったのだけど、お茶好きには有名なお茶問屋さんみたいです。だから昼近くなるとすごく混むのだな。小売は150gからOK。「ナントカ茶を見せて」っていうとランク違いのを何種類かセレクトして嗅がせてくれる。
東方美人と蜜香紅茶とポット買いました。キントーのワンタッチティーポットを中華風にアレンジしたみたいな意匠のガラスポット。年末にお気に入りのティープレスを割っちゃってブルーだったので、また渋可愛いポットに巡り会えて嬉しい。
あと客家花布柄の茶器セットですっごい可愛いのがあったけど値段書いてなくて、安いのと高いのが混在してたんで怖くて値段聞けなかった。安いのは200元くらいからあったし、古典柄のセットは1万元超もあったし、しかもそれらが同じ棚にごちゃっと置いてあるし。問屋さんだからな。

ホテルにいた金銀の羊君たち。

午後はホテルから5分ほど歩いたところにある迪化街という問屋街を散策、清代の昔から貿易で栄えた街だそうで、なるほど当時のモダーンな建物がまだあちこちに残っている。新しい建物もちょっと古風な造りにしてあったりして、あっこれ日本でいうとおかげ横丁とか彦根の城下町の観光用ストリートか?
永樂市場というビルでお土産の花布グッズ買い。一階は食品屋さん、二階は布地屋さんが集まったビルです。大塚屋、じゃなくて、長者町問屋街かな。
古い問屋の居並ぶ中にところどころ若い店主のおしゃれカフェや地元アーティスト集団のショップがあるのも、なんか長者町っぽいな。

迪化街の果物カフェで南国フルーツ盛り合わせ。熟れ熟れの釈迦頭(アテモヤ)旨い。

漢方薬店前、子供に無体なことをされているデブデブのダックスちゃん。
店の奥から出てくる出てくる、デブデブダックス×3。