みんなで「たぬき」行って「うわー、すごーい」とかキャッキャ言ってはしゃいでる夢を見て目覚めるたぬき行きの朝、どんだけ楽しみにしてたんでしょう。夢でフライング。
ふっと「10年前の今日は何をしてたろう」と思って10年前の日記を読み返しましたら、正月から弥次喜多の公演があったりトモヒロさんが「俺のモエに草冠はいらねえ!」と意味不明の名言を叫んだりしてたようです。
そんな確認をした後、たぬきへ。
体調を整え昨日から食事も消化の良いものを七、八分目で済ませ、用意は万全ですよ。
「みんなでいろんなものを食べたいからコース頼まずに席だけ予約したよ」「ナイスな判断だと思います」とか言ってたが、
席に着くなりどーんと刺し盛りが来る。
「突き出しかな」
「突き出しで刺し盛り、すごいね」
とか言ってる間もなく、
とんとんとんと増えてゆく大皿。
どーんと鯛。
すべてのお皿が皿鉢料理みたいな大皿でスケール感が狂いますが、ヨコヅナがアレしてたくらいの大鯛ですよ。
大きいプチトマト(形容矛盾)のせいで大きく見えないが実際は標準の2尾分くらいあるエビフライ。
「今日なんかのお祝いだったっけ」
「とりあえず一番誕生日の近い人は?」
「井村さんが2月だ(居ないけど)」
というわけでとりあえず井村さんの誕生日を祝う、居ないけど。
18時に入店、18時16分時点でテーブルの地がほとんど見えない(今exif情報で時刻を確認して改めて呆れている)。
わたしたち、この時点で飲み物しか注文してない。
「世界の山ちゃんに対抗して宇宙のたぬき」って仰ってました。宇宙のたぬき。スペース・ラグーン。
「手羽先は手が汚れるから食べない」と天野さんともちくん。ええとこの子か!
食ったよ!
なんとかかんとか順調に食べ進んでちょっとテーブルが見えてきた頃、
ママ「お好み焼き、いく?」
ふみちゃん「ち、小さいのなら」
ママ「小さいのは無い!」
1か0かっていうか100か0かっていうか、豪快さんだ。
どーんと大皿お好み焼きでシメ。
ふわふわなので意外に見た目ほど胃に重たくは無いです。
このお好み焼きがたぶん「デラックスお好み焼き 1100円」ってやつだと思うんだけど、「スペシャル焼きそば 2500円」っていったいどんなんなんだろう。
お品書きの数々。量だけじゃなくて、料理のバリエーションも多いのです。頼めなかったけど。
どの卓も(若者チームもデートのカップルも)出てくる料理出てくる料理見たことない量で、なんかよそのテーブルのお客さんとも変な一体感で盛り上がります。
そして若い頃は西成で商売をしてたというママの鍛え抜かれたセクシャル・マシンガン・トークがデザートです。
お腹の皮がはちきれそうになって「そうか!おなかがぽんぽこになるから『たぬき』か!」と田岡さんが思い至りました。そうかもしれません。舌鼓そして腹鼓。
結局飲み物以外ひとつも注文しないままお店を後にしました。どうもコースとか頼まなくても予約した時点でおとうさんが腕によりをかけてくれちゃうっぽいのね、だから、次回は予約無しで行って気になるメニューを頼んでみたいのです。
お店前のマスコットはたぬきじゃなくて女の子人形。
とかくしょっぱなから笑いすぎて衝撃的すぎて、そんな過剰が今朝の夢にまではみ出してきてたかと思います。お腹の皮が痛いのは食べすぎて張ってるからか笑いすぎだからか。
今週末(てか金土曜)は渋谷で水谷圭一さんの新ユニットお披露目があるっつーから観てから遅れてたぬきに駆けつけるかちょっと逡巡したんですけど、いや今夜は開幕から立ち会って良かった。
2軒目、頭冷やしに、トモヒロさんとこ。あっモエに草冠は要らないの人だ。
パプリカでは瀬辺さんの三回忌の集いがあったようで満席、レピリエ側でテーブル囲んで飲み、この人数でこのサイズと距離感はちょうどいいな。
ふしだらな人参。
永沢さんのお股人参は天野さんがお持ち帰りになりました。いつになくシモの話題が多い飲み会でした。オトナだから?いや、子供だからか。