伊丹から帰る車中、高速道路の上で見た、日の暮れ、彩度の低い夏景色であった。グレースケールの入道雲に夏山。
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下北沢オオゼキの前で頭の先から爪先までそっくり同じ格好をしたハタチくらいの双子の女の子を見た。それが横並びではなくて縦列に、2人続けて曲がり角から現れるものだから、ベタなコントか昔のギャグマンガみたいに目を擦ったり目玉を飛び出させて驚いたりしそうな瞬間だった。
双子コーデってあるね、あれ好き。かわいい。仲良し女子のお揃いコーディネート。
わしわしと双子コーデできそうなのは、もちくんかなあ、年頃とか背格好とか。おんなじ髪型しておんなじお帽子かぶっておんなじワンピ着ておんなじタイツにおんなじ靴履いて、鞄持って、意味もなく商店街のアーケードぶらぶらしてみたい。
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初めて天野さんがマルタ君に会ったのは、新宿アートシアターでのレビュー帰り、マリリン&星子に「あのライブハウスに飛ぶ美少年がいるから見に行こう」と誘われたそうである。飛ぶ美少年。それは見に行かざるを得ない。ライブ中のジャンプが凄かったそうである。
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「スガキヤの焼うどん」は「インドの山奥デンデン虫出てきて♪」であった、ハマジのドロステ効果同ポジは「スガキヤの冷やしラーメン」の方だ。
どうしても思い出しちゃう、名古屋っ子の刷り込みで。