2017年8月11日金曜日

三都市公演初日

シアンガーデン、初日幕開け。

七ツ寺も背もたれ付きの椅子席ありですので「あの桟敷席はこの歳になるともう無理」と観劇を敬遠されていらっしゃる往年の小劇場ファンの方にも観やすい環境となっております。もちろん「桟敷じゃなきゃ七ツで王者舘観たっていう気がしないじゃん!」というマニヤな方には桟敷席もご用意ありますが。なんにせよ先着順自由席。
あと冷房完備です。「あの暑さはこの歳になると(以下略)」
全体的に身体に優しくなっておりますのよ。今は。

台本があっても稽古期間から演出家がいても、初日の緊張感とかドタバタ感とかは変わりませんな。
演出ブース

今回は会話劇、というフレコミだけどダンスも音楽も仕掛けも多めでその辺はいつもの天野演出、オージャカン公演。田岡さんの美術には珍しい感じの仕様もあり。
前回の虎馬鯨台本と同じく登場人物1人1人がよく見える、正六角形のようなバランスのお芝居です。

初日らしいてんやわんやで井村さんが「何やってんだおめえ!」とつっこんだせいで夢二さん1人が間違えたように見えた場面、ほんとは全員がおかしかったらしいすよ。笑いとってたしそれもまあありかなっていう可愛い場面だからいいかと思うけど。

個人的所感。
タイミング、というのはあるもんだと思う。仰々しく言うとシンクロニシティとか引き寄せとか。
偶然とか幸運とかいろいろあって7月半ばに突然転職して、まちづくり推進部という部署で東日本の復興関連の業務をやっている。
この先、この芝居のことを思い出すと仕事のことを思い出し、仕事のことを思い出すとこの芝居を思い出すんだろうなあ、と、思った。

楽屋に飾られた新作てぬぐい。
10年ぶりにてぬぐいおばちゃんやるかなー