2017年9月4日月曜日

9月

ちょっと動き続けな感じの8月が終わって、9月。急に風が涼しい。というか寒い。 

土曜、ありちゃんの芝居観に四日市、の田畑の中に建つライブハウスへ。
お車無いと行けないやつ。

送迎のもちくんのお車の中で、右目にめっちゃ違和感、痛くはないんだけどなんか涙が出る。コンタクトレンズの具合が良くないっぽいんだけど見たところ異変は無い。なんだろう?ちょっと目閉じてたら落ち着くかしら?とかやってたけど全然ダメで、視力補正も効いてなくて、会場着いてから右目のレンズ外す。理由はわからない、裏表が逆になってたとか細かーいゴミが入ったとかかしら。
いつも保険で眼鏡持ち歩いてるのに今日に限って持って来てない、両目裸眼だと舞台も見えないし見えなさすぎて動くのもキケンになっちゃうので、仕方なく右目裸眼、左目レンズ装着のカタチンバ状態にしておく。
でも片目がクリアに見えてて片目が裸眼0.04とかだと、視界って見えない方に引っ張られるのね。焦点距離も違っちゃうのか。なんで右目を手で覆って片目観劇。
演目は清水邦夫の4人芝居、女優が4人で姦しい、あ女が一個足りない、女姦しい小作品で。

終演後はハイジさんの誕生日お祝いと打ち上げと兼ねて、四日市駅前へ繰り出しの、親戚の家の応接間かよっていう完全個室完全放置の焼鳥屋さんの2階へ。ここ前もなんかの打ち上げの時来たな、田岡さん個展の坂本ライブの日だったかな。

片目見えないと階段の上り下りが猛烈に難しいです。
片目裸眼はカルチェ・ラタンに似ている。

最後は、なんか、もちくんのスカートを広げて、あいちゃんが「魅せられて」歌って、笑って、解散しました。

夜はすっかり秋でした。


さて、なんだかここ12年で急に三重にご縁ができたんだかなんなんだか、しょっちゅう近鉄乗ったり1号線飛ばしてもらったりしてますけど、三重県では現行の都市計画方針(マスタープラン)が目標年次に近づいているということで、次の10年間に向けた都市計画方針を策定しましょうと各種の審議や会議が動き始めているそうです(ちゃんとした情報は県のホームページで公開されてる)。
で、わしわしの仕事もその関係なので、議事録やらを起こしながら「あっ、昨日まさに嵌った渋滞高速が課題になってる」とか「そーなんだよ神宮さん以外にも伊勢の面白いとこいっぱいあるのに県外アピールが下手だよね」とか、なんかもうしみじみ身に染みながら仕事してますよ。観光客が来るばっかりが評価点じゃないけど、ちょっと勿体ないよねって思う。
どうせやるならハードとソフトが絡んで面白い10年後が描けるといいですよね。

先週は東日本の復興資料にあたってて、「まちを作ることは道を作ることなんだなあ」と思った。
桑名や富田の花火で渋滞や袋小路に嵌るたび「津波避難だったら死んでる」と思う。
でもわたしほっそいくねくね道が好き。
古い木造家屋の間を縫うように私道なんだか公道なんだかっていう細道があってって、そんなまち好き。
防災を考えたら耐火耐震の建物にして幅6m道路をまっすぐ通した方がいいのは明白だけど、まっすぐな道でさみしい、くねくねやうねうねに魅力があったりする。その辺の兼合いをどう落とし込むのかですよね。

去年ヤジキタ旅行で行った河崎も、昔洪水被害があって国の防災計画で一帯立ち退かせて瀬田川の川幅広げようってなった時に住民の反対運動が起きて川っぱたに蔵建ててまんまと町並み保存地区にしおおせたっていういわば都市計画の反逆児みたいなとこで、でもその反対運動のお陰で今や観光地になってるんだから面白いよね。治水よりこの町並みを残すって住民の強い意志と行動の賜物だね。


また、何十年も経ったら価値観も変わってくるのかなあ、道を作りまちを作り国を作って、どうなるんだろうなあ。