2017年8月28日月曜日

伊丹から名古屋

伊丹、および全公演ぶじ終了のようです。良かった良かった。

舞台をじっと見守るカエルちゃん。
なんか直角。


女優Yさんはe+のスマチケのことを「ぺ」と呼ぶ。

「ぺのお客さん来ましたか?」
「?ぺ??」
「ぺ
もしかして加藤茶?かとちゃんぺ?なんで??」
「二本指でペッてやるんですよね、ありちゃんから聞きました」
「あっ、スマチケもぎりの2本指スワイプのこと?」
「ペ

東京公演中にやっとスマチケのもぎりを完全に習得しましたよ。チケット画面からもぎり画面に進んで星と星が出て来たら2本指で「ぺ」するんですよね。
受付では前売券のお客さんの未着状況を半券で確認してるので、将来的にスマチケ利用が増えるとちょっとなんか対策を考えなきゃいけないのかなあと思う。もぎり係がカウンターでももっとけばいいのか。なんだかんだで制作側にはまだ物理チケット便利な気がするわあ。

田岡家のドアノブ。


伊丹初日、本番後の乾杯でありちゃんが伊丹版を全然観てない、このままだと観られないまま終わると知る。
受付は、まあ、アイホールなら人いるし回ると思うので、本番中の夕沈ダミーを誰か替われれば観られるんだけど交替要員がいない。
というわけで日曜マチネはわしわしが夕沈のダミーをやるという無茶を通してみました。背丈も尻幅もグローイングアップなダミーですが、衣裳着て天野さんに見てもらって、で第一声が
「東京でゆきちゃんが『あたし、太っちゃったんで』って落ち込んどったんだけど」
はあ」
「まあ2人で慰めあっときゃあ」
……はあ」
このもってまわったやらしい言い方。「カシワ、太ったね」の一言でいいのに。
それでも駄目は出なかったので後は物理的に出ハケできれば、と、小返しタイムに稽古。
「えっこんなに屈むの?」ていうくらい屈んで、「えっこんなに足上げるの?」ていうくらい足を胸に引き付ければまあなんとか出入りできるなと。そうね思えばあの穴って小柄な人しか出入りしてないのよね。
稽古を見守る人々からは意外と夕沈に見える、との声、衣裳マジック凄い。

まあなんだかんだにこじつけてけつプレイに参加してみたかっただけですよ。
本番が一番冷静にうまいことできましたよ。「あの稽古はなんだったんだって拍子抜けするくらいスムーズ」とハシヤンが言ってくれましたよ。演出家先生から大成功のお言葉もらいましたよ。なかなか言ってもらえないよ大成功。あと演出家先生から「下半身女優」の称号を賜りましたよ。下半身女優。無駄にいやらしい。


好きすぎて奔走しすぎて本番が観られない、っていうといまだに木場の坂本ライブの時のゆうごりんを思い出す。今回もありちゃん見てて思い出した。
木場で、自分が観たくて尽力してきたのになんで本番で会場の外にいるんだろうって泣きかけて、いや、観てやる、って会場に突っ込んでった話がすごく好き。10年くらい昔のことなので細部の記憶が違ってるかもしんないけど。


マチネ終了後すぐにもちくんカーご一行様で名古屋へ帰る。
「シート倒してもいいですか?」
「いいよ、イタズラするから」
「『下半身女優にイタズラ』ってものすごくいやらしいな」
天野さんの命名のせいでその後もずっと下半身女優ネタを引きずりましたよ。

四日市では富田の花火大会、交通規制に引っかかってえらく時間がかかりました、でも車中から花火見えてなんとなく得した気分。
今年は花火に始まって花火に終わる夏だった気がしますよ。
富田近くの交通標識、なにこれふざけてるの?