2013年3月29日金曜日

はるはわかれ

春は出会い、春は別れ。そうゆうものと相場が決まっております。


この春から学校通うために辞める同僚の送別会と、海外ボランティアでアフリカ行ってて先日帰国した同僚のおかえりなさいで、歓送迎女子会(一部男子含)。


これがまた仕事がめっぽう忙しい日で、会の終わりがけに駆けつける。幹事泣かせです。


春に幸あれ。


 


いやもう残業で2時間遅れになって慌てて退社して、会場への途中にある銀行でお金おろしていこうとしたらATMの機械の上にどーんとぶあっつい財布が置き去りにされてまして、持ち主らしき人はなし、どうしたらいいのよこの場合。


とりあえずATMのとこの緊急通話用の受話器で銀行コールセンターに連絡して、


「お財布の忘れ物があります」


「どんな財布ですか」


「ルイヴィトンの長財布でものすごくゴージャスな感じのです」


「この場合お客様に拾得者の権利が発生します、店員はもうおりませんのでお手数ですがお客様が警察まで届けてください」


「他人の財布を持ってこの場を離れるのはイヤです」


「権利を放棄されますか」


「要りません、でもこの財布はなんとか保護してください、バックヤードに警備員さんとかいませんか」


「今から警備員を派遣します。その財布は『お客様の声』ポストに入りますか?」


「分厚いので入りません」


「○○番ブースのパンフレット立ての陰に見えないように差し込めませんか」


「それも無理です」


「どこか隠せるところは」


「今一生懸命パンフの後ろに隠してますけどすっごいはみ出してます」


「そうですか、ではパンフレットの後ろになるべく隠れるように置いておいてください」


「できるだけのことはしました、後のことはなにとぞよろしくおねがいします」


…なんかものすごく疲れました。


警備員さんはうまいこと回収してくれたでしょうか。


そして銀行の支店なのに常駐の警備員さんとかいないんだね。経費削減ですかね。一人くらいおいといてほしいね。


 


実は交番近いんだけどね、1ブロック先にあるのは知ってるんだけど、でもこのご時世、他人のブランド物の分厚い財布なんか手に持って銀行出たとたんに「おれっちの財布に何してやがんでい」とかね、そんなお財布美人局がないとも限らない、そんな罠じゃないにしても交番で身元訊かれて財布の中身確認させられ拾得物の書類書かされ…とかなんとかしてたら送別会に完全に間に合わなくなっちゃう、そこまで親切に手間をかける人間じゃないわよ。中身が足りないとかあらぬ疑いをかけられるのもまっぴらだし。


 


繁華街で夜で年度末で。酔っぱらってお金おろして財布忘れてっちゃったのかなあ。


 


美人局、といえば、あの、振り込め詐欺ってやつね、あれまた最近被害額の大きいのがぽつぽつ出てるね。


…詐欺師にも決算期があるのか?そんで年度末だから攻勢かけてるのか?


詐欺集団も会社組織化してるというからありえないことでもないのか。詐欺師で社畜ってすごいイヤだなあ。


 



 


なまぐさい話題の後にかわいいもの。 


 


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サークルKサンクスのフルーツラテ、パッケージかわいい。