2013年3月1日金曜日

ぬる ぬるぬる

会社に休暇申請出して、締め切りギリギリでFE春季試験出願…遠くの試験会場に飛ばされるな、これは…


そして春は業務も繁忙期、せっかくの有給を一日寝こかす可能性も少なくない。いやーどうでもいい険しい道。


ええ、忙しくなりましたよ。久しぶりに12時間超仕事してた。まだまだ序の口ですけどね。


忙しさの原因のかなりの部分が非効率的業務フローのせいではないかと思います、古くてでかい会社は、いろいろ変。拝承。はいしょー。


 


前にのっちともそんな話をしたけれど、古くて大きな会社でありがちなこと、「部署の呼び方がバラバラ」。


長い歴史の中で部署の再編成が数回あったりすると、元の部署名で呼ぶ人、現在の部署名で呼ぶ人、部署の扱ってる内容で呼ぶ人、略称・通称で呼ぶ人、その部署がある地名で呼ぶ人、あとその部署のボスの名前で呼ぶ人、もうバランバランで、例えば、「設備に連絡した?」「え、設備って?」「水道橋の設備部よ」「えーっと、本郷の設備保守担当ですか?」「違う、水道橋のEM」「いーえむ?」「ゴトウさんのとこ!」「ああー、コマンドオペレーションマネジメントのことか!」みたいな、もう、なんだそれ、な混乱ぶり、しかも正式部署名には「水道橋」も「設備」「コマンドオペレーション」も入ってなかったりするというありがちなオマケつき、そんな部署が何十も何百も。ぬるめのコントか。


 


手数が多くて煩雑だから間違いが起こるのに、ミスが発生すると予防策と称して更に手数を増やしていく、一行程に割く時間が少なくなって余計にチェックがおざなりになる。


そんな簡単な悪循環に気が付かないのか、わかった上でのこの所業なのか。そんなことも数知れず。


異議申し立てると「全国、全社員がこの手順でやってますから」、それがおかしいんだよ、非効率×社員数なんだよ。


 


今週忙しかったので愚痴になった。すんまそ。


 



 


こないだのミナレットの舞台美術が好きで、でも近年で一番好きなのはIKILLの舞台、と言ったら、田岡さんはなんか意外という顔をしなさった。


イキルの真っ白い門構えの舞台。


舞台美術だけ取り出してじゃなくて、いろいろ渾然一体になって好きなのでもある。映像、照明、衣装、音楽、台本・演出。


天野さんの台本は立体パズルだと言われるけど、ほんとにまあ、ルービックキューブというか3Dテトリスというか、なんかこう、あれとこれとそれがきわきわのバランスとこれしかないタイミングで、美しゅうに組み合わさったもんだと思う。


DVD化熱烈希望作品、かな。あれを生で観たお客さんがちょっとうらやましくもある。出演できて誇らしくもある、えっへん。


そしてIKILLといえばお客さんからは必ず「名古屋初日45分」を指摘されて辛くもある。


 


名古屋仕込みの2日目かな、場当たりの後2階で役者は自主稽古して、その後自分の衣装の縫い物して、夜中1時近く、そろそろ帰ろうと1階覗いたらハマジと田岡チームが残って同ポジ映像に色塗り作業してた。


ペンキと勝手が違うのかデジタル彩色に戸惑いながら色塗りする田岡さんにハマジが「ね、手癖で描けないから難しいでしょ?」とか声かけながら、時々ハイジさんから「おお~」って歓声があがったりして、うん、初日は迫るわ台本はまだまだ追加がくるわ場当たりは進まないわ、どんだけピリピリしてるだろうと思って客席覗いたからなんか和気藹々と新しいことにチャレンジしてるんでびっくりしたり拍子抜けしたり和んだり、けなるかったり、した。


けなるい。名古屋弁か。いいなあ、と思ったのだ。


そうゆうこともIKILLの舞台に思い出す。


 



 


冲方丁の対談集『にすいです。』を名古屋弁だと思ったこの頃。


ああ、冫のにすいか。


大胆な名古屋弁っぷりだなと思ったのに。