2010年4月23日金曜日

Outside Over Door

なべてこの世はステキなタイミング。人事を尽くして天命を待つ。


人事担当の柏です。


天命担当の子猫です。 


 


で、猫。 


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寝る猫は育つ。 
成長著しいです。 


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ガブリエルの予感、初めての本気噛み。細い歯が痛ーっ! 

ミルク用の注射器もすごく噛む。 
噛む勢いも日に日に強くなる。 
これはもしや人間でいうと「歯がためビスケット」をあげる時期? 
カリカリ(ドライフード)もいけるかもしんない。 

まずはお皿からミルクやペーストを食べる練習をさせてみようと、浅いお皿にミルクを入れて誘導。 
仔猫、すかさずお皿のフチをかじり始める。ナイスぼけ!そっちじゃない! 
うまく舌を使ってすくうことができないみたいで、スプーンで与えるとなんとか食べる。 
スプーンから4、5度食べると飽きるのかもう食べなくなるので、そしたら残りをいつも通り注射器でちゅーっと飲ませる。 
おなかいっぱいになると口を開けなくなって、「もういらんわっ」とばかりに前脚で阻止してくる。わかりやすい。 








スプーンで食べながらどんどん前進しようとするので、片手でお尻を抑えて給仕。じゃなかった給餌。 
ごはん食べながら歩かない、というのはどうやって教えたらいいのか。 

あと。 
職安から帰ってきたら、おしっこがしてあった。 
できるのね!ひとりでおしっこできるのね! 
トイレトレーニングをしなきゃなのね! 

仔猫がずっと寝てるので狭くてもいいかとキャリーバックで生活させてたんだけど、 
これは住空間を広げてやらねば。 
あらかじめもらってきてあったダンボール箱に移動。 
仔猫用ケージを用意するのとどっちがいいか悩んだ末、今はやっぱあったかい方がいいかと。 
段ボール箱の下には断熱用のマット敷く。 
箱の中にはタオル、タオルの下に使い捨てカイロ、あとペットボトルの簡易湯たんぽ。 
そして空き箱でちっちゃいトイレ用意。 


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あとでまたお股ぽんぽんしておしっこさせて、におい付けしてトイレの場所を覚えさせよう、と思い。 
その後猛烈な睡魔に襲われて3時間くらい仮眠して起きたら、ちゃんとトイレにおしっこがしてあるではありませんか。 
感動するわ。 

ねねむさんもねねむさんの前のシーズンの兄弟も、みんなトイレ置いたら教えもしないのに一発でおしっこしたのよね。 
そのときもすごいなって思ったけど、あれは特殊な例なんだろうと思ってた。 
今時の猫は、もう、人間との暮らしに適応するように進化してるの? 

一人暮らしなのに仕切り戸の多い部屋に住んでて、今回はその間取りがすごく助かってます。 
奥の居間がねねむさんの居所。台所が緩衝地帯。玄関が仔猫部屋。 
ふつうのときはねねむさんは居間と台所を行き来できる。 
わたしが仔猫のお世話をするときだけ居間の戸を閉め切って、台所に入れないようにする。 
これで、目を離したすきに仔猫の使用済みの食器類をねねむさんが舐めるとか、そういう危険は回避できる。 

特にケガもしてない乳幼児なのでウイルス感染の可能性は低いし、 
猫白血病・猫エイズウイルスの感染力はそれほど高くなくて消毒殺菌の必要はないというし、 
たとえばケンカや交尾みたいに、唾液や体液が混じるような濃密な接触、あなんかエロいね、…まあそうゆう直接の接触じゃなければほとんど感染しないらしいんだけど。 
そしてウイルスに感染してても、発症しなければ長寿を全うできるんだけど。 
でも厳戒態勢とってます。 

自分への条件を厳しく、できるだけハードルを高くしておかないと、仔猫に愛着が湧いちゃいそうで。 
自分の根が依存体質なのを知っていますからね。やばいやばい。 

仔猫の寝てる写真撮るだけだからまあいいかなと、ねねむさんを蟄居させずに仔猫ゾーンへ。 
撮影中、ふと玄関の仕切戸を見ると。 


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※プライバシーに配慮しております 

気になるのですね。 
扉の外のそのまたむこうは、未知のことにあふれてますよ。