2010年4月24日土曜日

じゃあ眠るまで見ててあげる

仔猫はスプーンからペーストを食べるのがうまくなりました。

食べながら前進してお皿にはまることもなくなりました。

「目薬は染みるもの」と認識して、ぎゅっと両目をつぶるようになりました。 

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昨日までおなかがいっぱいになったらパタンキューで寝ていたのに、すぐには寝なくなりました。 
湯たんぽの上にあがって、おすわりの姿勢でじっとこちらを見上げています。 
こちらがゆっくりあくびするフリをして目をつぶると、つられて目をつぶってウトウトとしますがハッと頭を上げてまたこちらを見ます。 
おかしい。なぜ寝ない。 
ウトウト、ハッを4、5回繰り返すのを見て思い当たる、これは人間の子供が「まーだー寝ーてーなーいー」と無駄な抵抗をするのと同じ状態なんじゃなかろか。 
まだ寝てないから居間にいるー。まだ寝てないから一緒にいてー。 
そうゆうこと? 
まだ寝てないから行っちゃいやー。 
「じゃあー、眠るまで見ててあげるから安心しゃー」と、日本昔話の常田富士男さんのようにことさらゆーったり語りかけてしばらく一緒にいましたら、そのうちほどけるようにお眠りに就きました。 
人間の幼児と一緒だw 
昔、水谷一家が大須に住んでた頃、幼稚園児だった杏さんを同じ手法で何度か寝かしつけたものよ。

住空間が広くなったから心細くなっちゃたのかなあ。 
あたちのおかあちゃんはどこいっちゃったの?みんなあたちをおいてどこいっちゃうの?的な。 
とりあえず、ペット用のぬいぐるみを買ってきて入れておく。

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こーゆーのはわたしの気休めに過ぎんかなーと思ったが、夜中覗いたら、抱き合うようにして寝ていた。 
これにはさすがに「か、かわいい!」と激しく心動かされ、すっとんでカメラ持ってくるももう起きちゃってた。 
なぜあのときカメラを用意して覗かなかったのだー。 

 

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なにがあったのー。 

◇ 

雨もあがったので獣医さんへ。 
猫カゼの具合を見てもらう。かなり良くなってるとのこと。鼓動も呼吸もいい音。 
目の腫れは引いたので点鼻だけ続けるようにと。 
仔猫、診察台の上をやんちゃに動き回り大声で鳴き、女医さんたちをたいそう喜ばせる。 
先回今回とノミ・ノミのフンともに未検出なのであるが、お試しお輿入れもあるので念のために幼猫用駆除剤(アドバンテージ)滴下してもらう。 

噛むようならドライフードを試してみても、とのことで、仔猫用カリカリ購入。 

帰り、ホームセンターに寄ってペットグッズコーナーを見物。今どきはこんなのもあるのかー、などなどと。 
ふと足元を見たら千円札が落ちてた。漱石先生とご対面、みたいにきれいに広げた状態で。吾輩は猫である。確かに名前はまだない。 
この子はお金を呼びこむミラクル福猫かしら。 
でもわたしが欲しいのは不正な小金ではなく正当な大金。宝くじとか安定雇用とかな! 
レジに届ける。おばちゃんにあらあらあら言われる。 
そんでそれが自分の落としたお札だったら定番のオチだけど、カバンの中のさらに財布の中のお札はなんぼミラクルがあっても落ちないよね。

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明日は一緒に宝くじ買いに行きましょうね。 

夜のごはんタイムが終了するころ、ふと顔をあげると仕切り戸にねねむさんがまたプライバシー保護状態になって張りついていた。 
居間の戸開けちゃったのか、器用なやつめ。 
でもちょうどひと通り消毒が済んだとこだから、ちょっと覗いてく? 
スキマを開けたら興味しんしんで覗きこんできた。

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家政婦は見た。 

そして仔猫の姿を見ると、フーとかシャーとかヒャーとか言って一目散に居間へ帰っていった。好奇心旺盛だけど超びびりだぜ。 
そのおかげでこちらも助かっている。