深沢七郎の『言わなければよかったのに日記』ってタイトル秀逸だなあ。
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だいたい毎年、角の大きなハクモクレンが咲く頃が春の不調のピークで、しんどいしんどい言いながら花を見上げて、お前もほころぶ時期かと思うのだけど、今年も芽膨らんできていたある日突然、4本ぜんぶ、跡形なく抜かれた。公道の街路樹であるので名古屋市の年度末の道路修繕の一環であろう。
ほころび仲間を急に喪って、急すぎてびっくりするわ、砂のような気持ちである、気を張ろうとするそばからサラサラ落ちてく。ああ無情、ああ無常。
るてんるてん。
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今年は病院で花粉症対策。
「市販の薬と同内容の薬か、もっと強いのか、どちらがいいですか?」
「強いのください」
「そうですね、せっかく病院まで来たんですものね、強いのお出ししますね」
アタリマエじゃないですか。強いのください。
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舌痛い。
もともと舌痛になりがち。
若い頃歯科で言われたとこによると、顎の大きさに対して舌が大きすぎるそうだ。
おかげで舌の周囲が常に歯の薄いとこにこすれて痛い。体調悪いとさらに痛い。亜鉛も足りない。
そして舌痛症の一般的な原因に神経症とかヒステリーとかもあって、原因の切り分けが難しい症状の一つらしい。
あーもう。
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カルミンフォーエバー的な。
硬化するとき熱が出るのでラムネから空気出ちゃうんだなー。難しいなー。