「オタク」という称号は、オタクじゃない人には蔑称でオタクには尊称、みたいなところがありますね、ヘタに「自分オタクだもんで」とか遜ろうもんならその道の人から「ニワカのくせに」と容赦なく叩かれるという。
フィギュアスケートが好きなんですがオタクではないです。まったく詳しくありません。でも以前職場でフィギュアスケーターの身長(意外と低い)の話題になった時に「あの人は164cmくらいよ」「へー、じゃああの人は?」「確か165cmだったかな」とすらすら答えてる自分はなんなんだと思いました。とはいえスケオタの人ほど詳しくありません。アクセル以外のジャンプの見分けできないし。
で、こないだの。
うーん、いろいろあらあな。でも今季で一番好きな演技だなーって、中継観ながら思ったよー。去年「オペラ座の怪人あんまり似合ってなくね?」って言ってごめんー。
前半のコンビネーションスピンの後の転調してのステップシークエンスがすごい綺麗で情感溢れてて、ファントムに幻惑される儚げなオペラ歌手のようでもあるし、美に憧れながらも怖れ慄くファントム自身のようでもあるし、こう、男女役のどちらにも見えて違和感がないのは羽生くんの持ち味だよなーって。昨シーズンのロミジュリも「一人二役!」と思いながら観ましたし。
これで、(好調なら)4回転跳べるってんだから凄いもんだわな、と、いや競技としたらそっちがメインなんですけど、そんなん思いながらTV視てた。
フェルナンデスとセビリアの理髪師は似合いすぎて笑えてくる。おまけにテックス・エイブリーのアレが脳裏をかすめまくるので腹筋に悪い4分半。
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その昔、カトチとカルミンの話題になって、「あたしはイチゴ味が好き」「でもイチゴ味って売ってないことない?」などと言った、しばらく後にカトチが「イチゴ味カルミン売ってるお店みつけた」と教えてくれたことがあったな。
星ヶ丘の駄菓子屋で、小学生男子に混じってカトチは常連さんのようであった。
今でもその界隈通るとイチゴカルミンとカトチを思い出す。たぶん、カトチは忘れている。わしわしが高校生、カトチが短大生の頃のことである。
ちなみにイチゴカルミンが好きだったのはカトチ、わしわしはプレーンカルミン派だった。
カルミン販売終了で思い出した昔のこと。
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今iPhoneで入力中に手元が狂って上の文全部消した。
が、初めての操作「振ってアンドゥ」で無事復活できた。
振ってアンドゥ。すばらしいアンドゥ。人生振りまくれ。