2015年1月30日金曜日

編む人

今、中日新聞夕刊に連載されている松田哲夫氏のエッセイが面白い。


と、いうか、読むまでどういう人とも知らなかったけど、そうですか赤瀬川原平『外骨という人がいた!』に登場する「T大生のM田君」ですか。


その後編集者となって宮武外骨の滑稽新聞を再編集・復刻したり、ちくま文学の森シリーズを企画編集したり、小学校の図画の先生が安野光雅氏だった縁で装丁を依頼したり、偶然とセンスとひらめきとコダワリがええ塩梅で編集の仕事に集約している。


赤瀬川原平も、宮武外骨も、安野光雅も、ちくま文学の森も好きなわしわしとしては、「そうですかすべてあなたの仕業でしたか」と言わざるを得ない。


編集者の名前というのは普段あんまり前面に出るものじゃないけど、「この編集者の手がけたシリーズがどんぴしゃ」みたいのってあるよな、と思う。


 


小中学生の頃、遠藤豊吉という人が子供向けに編集した詩集が好きだった。


子供向け、学校図書向け、ではあるけど、田村隆一の「帰途」とか矢川澄子の「教育詩」とか、山之口貘とか、どきっとするようなの入っててね。


その後、受験参考書作りのバイトしてた時に知った情報によると、遠藤豊吉氏は出版社の編集じゃなくて教育評論家だったのだな。


 



 


会社がいきなり激動の時期に突入。


そりゃさワンマン社長の中小企業とかなら「来週から新事業部立ち上げるから」「とりあえずメンバー半数は新事業部に移ってもらおうか」とかあるかもしんないけどさ、え、年間事業計画って何だったの?いきなり百人単位で動かすの?って目が点になる日々。


時流に迅速に対応しないと生き残れないのはわかりますけど、いくらなんでも話が変わりすぎる。立ち上げってもっと丁寧にやるものじゃないのか。


…文句を言うのも、下っ端の特権です。


明日はどっちだ?


 



 


ネスプレッソみたいなカプセル式のいいところは、体調不良とかでしばらくコーヒー断ちして豆(粉)放置してても酸化しないってとこだな。



2015年1月28日水曜日

ノーリターン (嗚呼天女不還)

だいぶん前にもそんなん書いたような気がするけど。


好きな人に振られるのも失恋だけど、好きな人を嫌いになるのもひとつの失恋だと思うのよ。


ああもうこいつとはやっとれんなあって見切りをつける時の胸の痛さ。


真意は伝わらなかったろうけど言うべきことは言ったし、且つ言い過ぎなかったし、もうそれでいいんじゃないかな、あとは忘れていいんじゃないかな。


しんどいな、と思った。


 



 


諫早湾。


漁業者原告の高裁判決では「開門しなければ制裁金」


農業者原告の地裁判決では「開門したら制裁金」


すごいな、こんなCatch-22的状況、なかなかリアルではお目にかかれない。


あ、いやもっと見事なCatch-22が現実にあったな、在日韓国人の国籍問題、韓国の法改正で「韓国国籍の離脱には兵役義務修了が必須条件」、だけど日本の国籍法は従前より「兵役経験者の帰化は認めない」そうで、日本に帰化したい人はどないしたらええねん、な話であった。


 



 


当たり障りのない話といえばお天気の話が定番で、


手堅くヒットを出そうと思ったらメシの話、らしいなと。


そうですかお次のヒットは『ダンジョン飯』ですか。


とかく人のいるところ飯ありですね。



2015年1月26日月曜日

ねこねこ(に)ナース

猫、エリザベスカラー何かとイヤなことあり、のどウエッてなるしぶつかるしすりすりできないし。


簡易術後衣なども作って着せてみるが、もぞもぞしてると脱げてしまう、猫なで肩だからな。


で、ネットで好評を聞き及んだ「アンリッカラー」注文してみる。


布製でうすーいクッションのようなカラー。


 


おお、軽い、抜群のフィット感、のどウエッてしない、ゴンゴンぶつからない、お尻尾の毛づくろいできる、患部は舐められない、お顔すりすりできる、これサイコーだ!


 


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 お気に召した様子でイチゴ食べる猫。


 


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あ〜こりゃええわ〜、リラックスして寝転がる猫。


 


しかもこのカラーは装着した姿が猛烈に可愛いので飼い主を癒す効果あり。


ピリピリしがちな闘病生活が突如としてハートフルに。


…いや、またニンゲンの方が先に精神的に参って、この一週間腹痛と猛頭痛を繰り返していた。


でも今夜からはこれでちょこっと和みますね。



2015年1月25日日曜日

時事放談

ほう、現実世界に3Dホログラムを重ねて表示とな…


http://gigazine.net/news/20150122-windows-holographic-ms2015/


 


Windowsのホログラムシステムですね。


ロボコップな感じです。


こんなん装着して出歩かれた日にゃ、スマホ歩きどころの危険度じゃありませんね。


早急に法整備をお願いしたい。


 



 


フランスのシャルリエブドの一連ので。


「風流夢譚」の事件(所謂嶋中事件)をふと思い出す、いや生まれる前の事件だけどね。


当時日本じゃ「表現の自由を守れ」っていう一大デモは起きなかったなあ、日本人とフランス人の気質の違いかなあと思いかけ、いやしかし、風流夢譚の時は


作者・日本人


風刺の対象・日本人(皇室)


テロリスト・日本人


だったけど、今回のは


作者・フランス人


風刺の対象・イスラム教祖


テロリスト・イスラム教徒(過激派)


なんだよなあ、言論弾圧事件といって一括りにするには背景が違いすぎるか、と思い直す。


フランスの宗主国的振る舞いというか。


ジャミラよ夜明けは来たのか?


 



 


本屋さんで絵本『くまのコールテンくん』の原書が売られてた。


原題は『コーデュロイ』ですか。


コール天とコーデュロイ。


別珍とベルベット。


おんなじ物なんだけど、コール天とか別珍は昭和日本な感じする。


ぬいぐるみの服は、やっぱりコーデュロイじゃなくてコール天だな。


 



 


ベイマックスの形状をどっかで見たような…と思いながら数週間、あ分かった、昨年ニュースサイトで取り上げられてた女性用TENGAのデザインだ。


やたらあっちこっちのニュースサイトで見た気がするけど、そんなの知らないという人はそのままでいてください。


 



 


カトチのCDを探してカ行の棚を見ると、なんか、川越シェフのCDが目に入ります。


なに川越シェフのCDって。


どういうこと。


ものすごくどうでもいいのに毎回気になる。


 



 


メーテレのそば。


東別院の地下鉄出口から女性会館に向かって歩いて、2軒並んだコンビニの隣のビルに。


知る人ぞ知る?のベーグル屋さんがあるという。


健脚の同僚が泉のあたりから歩いて出勤途中に見つけた。


8時にお店が開いて、焼きたてのベーグルを並べて販売して、売り切れたらその日はおしまい。


ベーグルの種類は7、8種類。ゴマとかチーズとかイチジクとかチョコオレンジとか。


店じまいするともうどこにお店があったかわからなくなるくらいささやかなお店に、開店前からお客さんが並んで待つそうな。


(11時半頃行ったらもうほぼ売り切れだったとの話あり)


同僚が時々買って来てくれて、あったかくて香ばしくてもっちもちで美味しいんだこれが。


紹介しても行ける人はものすごく限られるけど、覚えていたら、東別院の朝は焼きたてベーグルですよ。



2015年1月22日木曜日

ざっかん

ピスコの隣に「0℃」というちょいと奇抜なネーミングのラブホがあって、外装的にもかなり目立っている。


先日、付近を通った際、お若い男女が手をつないで歩きながら


「俺的には4℃より0℃かな!」


とか声高らかに表明していて、吹いた。旨いことを言う。


(いちおう解説…4℃はヤングのペアに人気のジュエリーショップ、女性へのプレゼント鉄板ブランドの一つだげな)


 



 


ワイモバイル(前のウィルコム)が発表した新PHS端末が振り切っててすごいと思った。


待ち受け時ハート型、利用時ストレート型の音声通話限定端末。Wi-Fi・Bluetooth・赤外線通信非対応、物理ボタン無し、操作はタッチセンサー、電話帳登録はスマホからアプリ経由での登録が推奨されている。


 


このレポートがわかりやすいな、


http://japanese.engadget.com/2015/01/21/y-mobile-phs-heart-2/


 


人には必要性とか利便性とかを越えてただもう所有したいという欲があるもんですが、そこのみを突いた商品だなって。食玩とかガチャガチャみたいな。すがすがしいわ。あ、わたしは要らないけど。


 



 


熊嵐なんて吉村昭みたいな…と思ったらほんとに熊害ネタでそんでもってユリなのかい、タイトルになんにも偽りないけど何をどうしたらそういう萌えアニメを作ろうという発想に至るんだい、名刀をイケメン擬人化する発想の方がまだわかるな、なんとなくな。



2015年1月20日火曜日

All You Need Is ねこ

写真 2015-01-17 20 43 52.jpg


解せぬ顔。


 



 


しかしなんだなこないだの芥川賞の候補作の。


戦争経験のない若者が戦記物を書いた、ってのがそんなにセンセーショナルなのかっていうのが逆にびっくりだよ。


戦記文学はミリオタの二次創作のようなものになったということだろう、とか書いてる匿名批評も見かけた(記憶不正確)、いや冷静に考えてくださいよ存命の従軍経験者は現在90歳以上ですよ。もちろん高齢作家も存在するろうけど。


昨年は短歌界でも虚構をめぐる議論があったね。父親の死を題材にした連作が短歌研究新人賞を受賞した後で、実は父は生きてますっていうので選者をはじめ短歌界で騒動になってた。


門外漢としてはぽかーんですよ。


文芸界にはフィクション差別があるのですか。


そういや純文学系にはSF差別があるっていうのはよく聞く話だったな。円城塔の著者略歴にSF作品載せない的な。


半径3メートル以内の等身大のリアルな葛藤なんてそのへんのツイートで充分じゃないですか。


虚構最高ですよ。


われわれはただひとつの真実を口にするために虚構を積み上げねばならないのですよ。うそだけど。


 



 


寝込んで以来アイフォーンから投稿することに慣れてきて。


パソコン立ち上げない日が増えてきたな。寒いしな。


ふとんの中から日記が書けるというのはすごいな。まずいな。いや便利。


 



 


リブログするだけのためにタンブラのアカウントを作ろうかどうしようか、繋がったり伝えたりしたくないんだったらリブログ専用でもSNS系は避けたほうがいいような、ただ今利用してるブログサービスがもしかして終了するのかなあという動きがあるので用意はしといた方がいいのかなあとか、どうでもいい迷い。うだうだ考えていたいだけよね。



2015年1月19日月曜日

歌よみに与ふる

偶然短歌bot(@g57577)


https://twitter.com/g57577


“ウィキペディア日本語版(2014年11月の版)で、偶然57577になっている文章を短歌としてつぶやきます。” 


 


こうゆうの好きだな。


以下抜粋2首。


 


  前日に断りもなくミヨちゃんは北海道に行ってしまった 


  ウィキペディア日本語版「魔女っ子チックル」より 


 


  ギタリスト二人のうちのどちらかがリードギターの役割となる 


  ウィキペディア日本語版「リードギター」より


 


徹底した客観と写生趣味。子規ばりの革新短歌ですね。って言ってみただけだけど。


 



 


いつもの中華料理屋さんでいつもは頼まないもの注文したらでらうまかった、海鮮小豆腐という、崩した豆腐をなんかとなんかして仕上げに目玉焼きが乗っている、この目玉焼きをつぶして混ぜて混ぜて混ぜて食べると、タルタルソースっていうかサンドイッチの玉子フィリングっていうか、なんかああゆう系の旨物であった、匙ですくって頂く。


白いごはんに乗せて食べたい。



2015年1月18日日曜日

膏肓

ちょっと動揺すると体調崩すのね。


熱出たりお腹壊したり腰潰したり、感染症だったり盲腸だったりしたね。


自律神経が弱い、ということになるけど、しかしなんだ、精神ひとつでこんだけ身体に影響が出るということは、逆にコントロールは完璧だとも言えるのではないでしょうか。ネガティブな精神状態で病気になれるなら、逆ベクトルへ作用すれば空も飛べるはず、と思ったりもする。


 



 


競馬ウマの名前。


昔、宝島「VOW」でよくネタにしてたな、と懐かしく思いながらスポーツ新聞に目を遣ると。


やっぱり今でも変な名前は健在なのですね。


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人生はお祭り。


そして父馬はオレハマッテルゼ、母馬はキマグレ。この母馬も思いきった命名だな、ギャンブル心をくすぐるというか。


かてて加えて騎手の松若風馬というのも、時代劇専門俳優みたいな名前。


馬の予想の見方をよく知らないが、印いっぱいついてるから人気馬なのかな。人生はお祭り。


…とーちゃんのオレハマッテルゼ、「俺は待ってるぜ」じゃなくて「俺、ハマってるぜ」だったりしてね。違うけど。


 


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そしてこっちは嘘八百である。父は白鳥の騎士・ローエングリン、母馬はウソツキであった。母系が嘘家系か(でも兄弟馬はフクラムサイフ)。


ギャンブラー的には嘘八百はどうなんだろう、そして出走取消である。嘘八百にもほどがある。


 


そんでもって、人生はお祭りと嘘八百のオーナーが同一人物なのね(クセのある名前をつけるので有名な小田切有一氏)。そういう趣味なのね。「人生はお祭りと嘘八百のオーナー」って響きがなんかもうどうでもいい感じで面白いわ。



2015年1月16日金曜日

文化的文化

おーしま、受賞逃したか。


まあ次もあらあな。


 


ちうか、映画版チョコリエッタの公開始まるのね。1/17武蔵野館、これはやっぱり受賞を見込んだ初日設定だったのかしら。


ロケハン始まったと聞いてから2年近く経ってることを思うと、映画製作ってほんと企画始動してから公開までのスパンが長いなあ。


名古屋上映は3月、勿論シネマテーク、あと豊川コロナと桑名イオン、よし桑名イオン(258号線沿)でおーしま映画観て和(1号線沿)で絶品最中食べて駅近辺の鮮魚居酒屋で飲むツアー組みましょう(車ないと無理)。


 



 


ありゃ先代九郎右衛門師がお亡くなりに。


お名前が変わったのは知っているけど自分の中ではまだ「先の九郎右衛門さん」で。お名前が変わったり継いだりする世界は、大変ね。


檜垣だったかな、鷺だったかな、ちょっとした稀曲を見たはずだけどなにぶん10年以上昔のことにて記憶がはっきりせん。


 



 


年明けから、なんかかんかと芝居の夢見るのね。公演の夢だったりオージャカンの面子の夢だったり、まあそこは不可分か。


 


時々そこそこの年齢の方たちから「いまだに学生時代のテストの夢を見る」って話を聞く、複数の人から聞くから悪夢界ではポピュラーなジャンルなんだろう、でもわたしテストの夢は見たことないの。体操服忘れたとか時間割がわかんないとかそんなのはたまに見た、でももうそれも今世紀入ったくらいから見てないんじゃないかなあ。


そのかわり、なのかどうか、芝居絡みは時々見るよ、舞台で絶句する夢も本番直前に台本の差し替えが大量に来る夢も。テストよりこっちが脳に強烈に刻まれてるんだろうね。


あと、地方公演で体育館みたいな作りの講堂に行く夢、これは数年おきに何回も見るなあ、たいてい舞台裏にらせん状の隠し通路があるの。


何のための通路かわからないが、らせんの隠し通路はなんとなくいいなと毎回思う、覚めても思う。


 



 


子供の頃の都市伝説で「既製品のハンバーグの中から人の指が出てきた」ってのがあったな…てなこと唐突に思い出したよ。異物混入伝説。


ミンチ作る機械にバイトが挟まれて…みたいな話だった、今なら「製造ライン止めるだろ」とか「ミンチの機械に挟まれたらミンチになるだろ(指の形残らないだろ)」とか、いろいろツッコミが入るんだろうけど小学生だったのでそこそこ信じられていた。


 


機械で大量に食べ物を作ることにまだ違和感のあった時代、


またはハンバーグをご家庭で手作りしないで既製品を買って来ることになんとなく後ろめたさがあった時代、だったんじゃないかなと、都市伝説流布の背景を想像してみる。



2015年1月13日火曜日

松外す

ひょんなことから異世界へー


日常の延長に待ち受けていたのは見慣れぬ風景


※電車乗り過ごしました


 


いやびっくりしたよマジで。


さっさと帰って寝るつもりだったのに降りたら景色違うんだもん。


そのまま引き返すのもシャクなんで、さも元から用事があったような顔して改札出てモスでご飯食べてナゴドのイオンで買い物して帰ったよ。


帰ろとしたちょうどその時がドームのSMAPコンサート終了と重なるという最悪手だったよ。


おばはんたちがうようよと車道の中ほど(片側3車線の道の2車線目付近)を列なして歩いてて何事かと思ったよ。


その人らはタクシー乗りたかったらしくて、タクシー通りかかるたびに「賃走」だろうと「迎車」だろうと立ちはだかって止めようとしててあっちこっちでクラクション鳴ってて、なんか世紀末都市のようだったよ。おばはん群はモヒカンよりこええよ。


 


そんなわけでひょんなことから異世界つうか異文化を目の当たりにしてきましたよ。ふう。


なんか…漠然と思ってたよりずっとファンの年齢層高いんだね…何の迷いもなく「おばはん」と言い切れる層がいっぱいだった…びっくりする…


 



 


新年会やって旨貝や旨茸食べたり。


くしやんのお店に実家の台湾土産のスイーツ持ってったり。


台中にある宮原眼科という絶品甘味処の鳳梨酥(パイナップルケーキ)であるが、えっ眼科?眼科のスイーツ?台湾の目医者はケーキ屋さんなの?とかその辺の詳しいことを酔っ払い相手に正確に説明するのはとてもめどいぞ。


 



 


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空中元素固定装置…まであと一歩な感じのする見出し。ハニーフラッシュ。


 



2015年1月7日水曜日

凝る

毎回つぼイノリオが「吉田松陰物語・妹編」を歌って次回予告するとか、いいですよね、予告だけ見ちゃうね。「松陰、新世紀を先駆ける」とか「松陰信じる妹けなげ」とか、毎回新作をですね、こう。NHK大河でね。


 



 


冷え症な上に寒さで首をすくめて歩くので、肩こりひどい、二の腕痛い。


仕事帰りにマッサージ屋さん寄ってきた。人の手でほぐされるのはいいですね。


 


そしてサロンパスは昔ながらのニオイのきついヤツが一番よく効く気がします。スパシーボ効果、じゃなかった、プラシーボ効果の類かなあ。


 



 


おじちゃんとおばちゃんがやってるこぢんまりとした海鮮居酒屋のランチ、の、カキフライ、が絶品でした。


衣が薄くて外がカリッとして中がじゅわーっとして。


洋食屋さんの衣の厚いカキフライよりこっちが好きだ。


家で作ったカキフライに近いんだな。そういうのが好きなんだな。


 


そういえば、名鉄屋上のカキ小屋、今度行ってみようかとか言ってたら小火出してた。炭火の不始末とかかなあ。再開してるのかなあ。


 



 


「被告を、主文後回しの刑に処す」


…って言っちゃったらもう後回しじゃないのか、あダメだこの刑使えなかった。



2015年1月5日月曜日

そんなことも篤胤

マキシマム ザ ホルモン鉄道。


 


それはさておき。


NHKの大河ドラマは吉田松陰の妹だそうで。


紅白も大河ドラマも朝ドラも見てないのですけど、松陰と聞けば、「松陰、シンドバット見たい」つボイノリオを思い起こさずにはいられないものです。



冬香

ヨーグルトで作るベイクドチーズケーキ風ケーキ、というのを焼いてみた。


んー。


イマイチ食べたかったものと違う。


ドンクとかカスカードとかのベーカリーで売ってるチーズタルトみたいな出来になった、だからたぶん失敗したわけではないと思う。


でもなんだろう、んー、クリームチーズで作れば良かったなーって。


 



 


作業に集中してる時。


絵でもいいし文章でもいいんだけど、仕事でも芝居でもいいんだけど、日常ではお目にかかれないくらいに集中力が高まった瞬間、突然パッと「見えた」感じがする時あるよね。回路が繋がった、というか、パズルのピースが合わさった、というか。


そんでその後ふっと我に返って「あれ、今のは何だったんだ?」って思うのね。


あれが面白いんだよね。


集中力の高さと出来映えの良さは必ずしも比例しないんだろうけど、で、「見えた」と思った分、独りよがりになったりしちゃうのかもしんないんだけど、そんなことよりあの走らないランナーズハイみたいな精神状態が楽しくて仕方ないのね。


 


中毒性のものだよね。


 



 


1月には1月の空気、冴えた青い空、冷たい鼻先、氷の匂い。


ストーブの匂い、何か思い出しかける、記憶のタグも凍っている。



2015年1月3日土曜日

70年目/27年ぶり

こないだお伊勢で入った居酒屋が逆深夜食堂だったな、お品書き豊富なのにオーダー入ると店主が「そんなのはないなあ」「ややこしいのはできんなあ」って笑ってるの。ぱうぜか。絶品玉子焼き作ってくれたけどね。


常連さんで大賑わいのええ居酒屋さんでした。この日はシミツの2階までいっぱいだったようす。


 



 


戦後70年ですか。


今のうちにリアル戦争経験者の証言を遺そう、とかいう活動もよく耳にするようになりました。


 


自分が子供の頃はまだ戦後40年とか言ってたかな、「戦争経験者」も上官クラスがまだご存命であった。終戦時40才が80才の時分だもんな。


「大空のサムライ」坂井三郎とかの伝説の撃墜王なんども健在だったし、「一人ぽっちの戦争」小野田寛郎が帰国して手記を上梓したりしていた。


で、それから時移り、じわじわと年の順に、士官クラス亡くなり、鬼軍曹クラス亡くなり、パイロット亡くなり、職業軍人亡くなりして、今、終戦を20才で迎えた年代が御年90才、従軍経験といっても召集軍人さんとか学徒兵とかの「戦地に連れられて行かされた」立場の人、戦争経験者といっても空襲された民間人の人々、つまり、今お話を伺える方々というのは戦争被害者の立場の方々。


なんというか、こう、視点が偏りすぎやしませんかと思うことあり、いやもちろん戦争はひとたび起きれば被害甚大ですし無いのがいいですが、徴兵された、軍隊でしごかれた、家を焼かれた、受身の話ばかりを見聞するのは何か危険な気がするわけです。バランスの問題ですかね。


 


爆撃されたし爆撃した、占領したし占領された、被害も受けたし加害もした、勝って揚々とした時もあったけど最終的に負けた、偏りに陥らず戦争を語り継ぐにはマクロな視点も必要です、かもしれません。


 



 


初夢になるのかな、2日の朝方の夢。


知久君の記念ライブやるとかで、なんか大きなホールで、あかねちゃんとかさっちゃんあびちゃんとか懐かしい人たちが受付周りにいて、


「予約してある?」「ごめん、当日なんだけど無い?」「うーん、いいや、招待出すよ」「えっいいよお金は払うよ」「開場したら4番扉から入ってね」(どんだけ大きい会場なんだ?)


とかやってるところに見たことあるような無いような女の人が抱きついてきて、


「ひさしぶりー白木ちゃん、アタシずっと3200円返したかったのー」(白木ちゃん呼ばわりって1988年以来かよ)「3200円?」「ずーっと借りっぱなしだったの!やっと返せる〜」と仰る、心当たりはないけどなにぶん27年ぶりに会う人ならばそんなこともあったのかもしらんと思う。


受付で受け取ったチラシ束にはオージャカンの仮チラシ、次回公演タイトルは『自由姫』、(自由ノ人形と磁石姫を足したな…安直な)と思いながら4番扉を探す、そんな場面で目が覚めた。


 


なんか90年代初頭っぽかったな、全体的に。


あの頃足繁く通ってくれてた顔見知りのお客さんとか、どうしてるんだろうなあ。



2015年1月2日金曜日

寿と食

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2015はとりあえずこんな感じで。


肉系と練りもの系と鶏卵系をパスしたらこんなになりました。


…お通しの選べる居酒屋だこれ!


(この中から一品選んでくださいとか言われるやつ)


 


中部地区では放送がなかった『深夜食堂』をこの年末年始に一挙放映中なので、録り溜めた分を観ながらお餅いただく。


劇場版やるのか。それで一挙放送か。映画は多部ちゃんが出るのか。


オープニングが鈴木常吉さんだったんですね。カマチカの映画のっていうかオフノートのっていうか。


 



 


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先の伊勢での旅の品、地ビール「神都麦酒」伊勢古代米使用。


味は、見た感じの味。金属っぽいというか、アルミ箔舐めた時の味がする(気がする)。


地元スーパーで見つけた地元おやつ、どーんと波と海老の大胆なパッケージデザイン、裏書きに「おみそ汁の具にもどうぞ」って書いたる。海老汁ですか。


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2015年1月1日木曜日

心願と煩悩

カトチ歌うNHKみんなのうた、の、「四つ角のメロディー」ミニアルバム発売というので、CD屋さんに寄ってみる、が、探し方が悪いのか(ジャンルがわからん)、どうも見つけられず、そうだNHKの公式ショップ行けば確実じゃね?ってオアシス栄のショップ寄ってみる、が、0655と2355のアルバムとみんなのうた過去の傑作選はあるんだけどカトチの新譜がないよ!なにしてるんですかNHK!


こうして、実店舗で買わずにアマゾンで買う人になってゆく。


 



 


お買いまわり先がどんどんイオンになった。たまにはトップバリュ製品以外を見てみたくなって本山の松坂屋ストアに行ったらいつのまにかイオンになってた。いつのまに。


岡田屋の国ですね。


 


年始のしたくも半額ゲッターです。


2013年の年始めにちまちまちまちまおせち一人分支度したのがオママゴトみたいで結構楽しかったので、今回もやろうかなあ、作るのはさほど手間じゃないけど食べるのが大変なんだよなあ、というか一人分のおせちの材料を揃えるのがこの時期極めて大変なんだよなあ、ブリ2切れとかエビ2尾とかなあ、とあれこれ考え、胃腸の具合とも相談の末、お雑煮と簡単な海のもの用意、あと松前漬けを漬け込んで今年は終了。


 


ブリは出世魚にあやかりたく、エビは腰の折れるまで長寿を期待して、豆はまめまめしくいられるよう、数の子は子孫繁栄、昆布はよろこんぶ、赤と白と黄色はめでたい彩りだから、まあなんてしょっぱなから欲どおしい。ジョヤの鐘でボンノーを払ったのではないのですか。


長寿とか子孫とかはどーでもいいや、今の会社で出世すると肩書と責任だけ増やされて待遇変わらなさそーだからこれもいいや、まめとよろこぶあたりをいただきたいかな、ってたんなるダジャレかよ、ってとこまでが毎年ワンセットね。


 



 


 こないだ臥せってた時に下書き描いた絵。


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玉のようになって眠りたい。