2013年6月15日土曜日

港見て飲む

昼、そごうでやってる中原淳一展を田岡組と待ち合わして観覧。
カラー原画ももちろん美しいんだけど意外とペン画が印象に残りました。
淳一先生、和装を描いても肩がイカリ肩です。わたしも着物着るとああなんですよね、補正しないもんで肩のラインが凄い水平。
なんか、あの時代の象徴ですかね、シャネルスーツなんかも肩がしっかりしてないと着れない形だし、アプレゲールの広い肩。自立する強い女性のシルエットとして。


同じ夢見る乙女を描いても、夢二の柳腰に細い撫で肩の少女たちとは全然骨格が違うもんな。腰の細さはいい勝負なんだけどね。



インテリアの工夫についての絵入りコラムとか、当時の庶民の暮らしが見えるようなものが面白かったです。スタイルブックと生活臭。ちょっと変な感じね。あの絵ですしね。


そののち、週末じゃによって人いっぱいの横浜駅周辺でお昼ごはん、なぜ横浜で「鶴橋 風月」か、だって並ばずに入れるのそこだけだったの。

さらに昼下がり、場所移動、雲多いけどよいお天気、山下公園の芝生の上で3人、港眺めながらワイン飲んでゆっくり過ごしました、さあ優雅と見るかクズ大人と見るか。
風は吹くし雲の形はどんどん変わるし、土の匂いかいでミツバチの胸のビロード見て船の挨拶聞いて、なんかもうどうでもいいや。そんな危険な土曜の午後。サイコーですね。


横浜港.jpg


 


ま、のんきによだれ垂れ流しながら海見てたのはわしわしだけで、田岡さんもハイジさんもピリピリした顔してましたけどね。



明日で坂本フェスも終了です。
そして明日最終日は田岡組の演出だそうですよ。