2014年12月31日水曜日
くれたるに
意味わかるし間違ってないのに、なんか一瞬、形容矛盾的なものを感じて「ん?」ってなった。
「あ、いけねえ今すぐ遅れなきゃ」って言ってる時計を想像して、ちょっとカワイイ。
◇
母にムリヤリ抱っこされる猫。
めっちゃ眉間にしわよってますがイチオウ相手はお年寄りなので暴れもせず爪もたてずにおとなしく抱っこされている。
別の日。
ショックなことがあってしょんぼりしているわしわしに「まあ、あたしの後頭部でも嗅いどきゃあ」とすりよってきてそのまま抱っこされる猫。
サービス中の顔。
◇
なんかちょっと難儀が重なる年でした。
今年も暮れたるに厄落としでお伊勢さんまで。ぷらりとノープラン行き当たりばったり破れかぶれの小旅行。
伊勢はいいなあ。リアルじゃねえなあ。
外宮参道。後ろのビルもたぬきですね。
外宮から内宮の途中、麻吉旅館に通りすがる。
奥が深い、複雑系建築。
このお宿、「ふんだ!」の畳あるでしょ。
まだまだ続く。しかもこの高低差。
わたしゲームやらないけど知ってる、これダンジョンっていうんだよね。
お天気に恵まれてよございました。
おはらい町で出世餅。出世しますように。
へんば餅といいなが餅といいこれといい、三重方面はあんこ包んで軽く炙った名物餅が多いな。平ぺったいので食べやすい。
お伊勢は本当に、はらぺこさん、食いしん坊さんにはたまらないところです。
◇
メゾンカイザーのガレット・デ・ロワが美味しそうです。
王冠と陶器のフューブもついています。
しかしひとりガレット・デ・ロワはさびしすぎやしないかとためらっています。
2014年12月28日日曜日
ラストスパート
そうですか、サラリーマンの多くはお仕事納めですか。
わしわしはもう一日働いて休みに入ります。
アマゾンさんからはしきりに羽生君の写真集をおすすめされ、同僚からは雑誌で特集してるよーと教えられ、リコメンドバナー広告まで「全日本選手権のチケットありますぜ」と知らせてくる、違うのあたしお茶の間でテレビできゃーって言ってるのんきなファンでいたいの、そんな濃いスケオタにさせないで。
全日本が長野会場で初日は週休日で比較的お手頃価格でチケット譲渡サイトに出てて、生羽生君観に行こうかちょっとぐらっときた。
中国大会の流血のスポ根からのGPFのテヘペロでこの冬おばちゃんは超ずっきゅんだよ。
テヘペロの似合う19歳(GPF時点)。ロミジュリでジュリエットパートを演じても違和感のない男子スケーター。漫画か。
シニアに上がってきた頃に「腑に落ちるっていうか華があるっていうか、なんていうんだろう」と書いたけど、今期思った、あれは「主人公力」だ、北島マヤ系のパワーだ。
町田樹SPはノーミスだったのになー。勝負の世界は難しいもんだなー。
◇
求めても求めても手に入らないもの、一瞬触れたようなかすめたような、それでもまだまだ求めずにはいられないものずっとずっと先まで求め続けなけりゃいけないもの。
急流の中で小魚素手で捕まえようとしてるみたい。
人によって美だったり真理だったり恋だったりお金だったり身体技能だったりするんだろう、諦めたところでやっていけるんだろう、むしろ追求しすぎて身上潰す人のほうが多いかもしんない、乞うて焦がれて、尽きない火です。
ニンゲンだけがそうですか。ニンゲンだけですか。
2014年12月26日金曜日
どすねん
京都京都 京都京都
うちこれ大好きどすねんエイセイボーロ
ふと気づいたらドイツ国歌で変な替え歌を口ずさんでいた朝の通勤路、ハイドンどすねん。
◇
その昔は、「君が代って盛り上がりに欠ける曲だよなあ」と思っていました。
が、『大岡越前』のエンディングテーマ(ハミング)で熱くなれるこの頃、意外と君が代も、一曲まるまる掛けたクレシェンドで、苔のむすまで辺りで激盛れるんじゃないかと思ったりもする。
◇
会社の人と飲み、というか長時間飯。たらふく。
帰りの電車、ぎゅうぎゅう。あふれんばかりの年末感。
◇
面白ぶって楽しぶって、何でもかんでも興味津々、みんなステキ、私たち充実してます!みたいな外ヅラ社会に合わせるのに疲れて、かと言ってリア充爆発しろとか恵まれたやつは引きづり降ろせとか妬み嫉みの負パワーを発揮するほどのこともなく、淡々とどうでもよくなりつつ、どうでもよくなればよいと思いつつ、まあ、たまにはそねむ。小せいなあ。
2014年12月23日火曜日
2014年12月21日日曜日
ラブレ姫
植物性乳酸菌・ラブレ菌がアレルギーに効果的という噂なのでなるべくラブレを飲むようにしている。
植物性乳酸菌というのはすぐ気づけ、もとい、すぐき漬けの発酵菌株らしい。言われてみるとラブレはなんとなくあと口がすぐき漬け味。
そしてすぐき漬けといえば沙石集の姫である。
おヨメ入りに当たって、乳母殿から「つまらないことでべちゃくちゃ喋っていては殿方のハートは掴めませんよ。春の鶯のように、声が聞きたいものだなあと望んでいるところにそっと一声発する、そんな態度でいてこそ男性は萌えるのです」と教えられて、「そんなことわかってます!乳母はいつまでわたしをお子様扱いするのですか!」と答えるのだけど、いざおヨメ入りしたら2日も3日も一言も殿と口をきかないありさま、傍らの乳母が「これはちょっとやりすぎでは」と心配になったある日、お膳のすぐき漬けがよっぽどお気に召したのか姫が突然「すーぐき、食おう、すーぐき、食おう」と鶯の鳴き真似ですぐき漬けを所望し、乳母が「やばい、黙らせよう」と慌てて「はいはい今すぐおかわりをお持ちします」と言うのだけど時遅しで、ご丁寧に「ケキョケキョケキョ」と最後まで鳴き真似をされて、殿もなんじゃこの姫はとあっけにとられたとのことです。
というのが沙石集のすぐきの姫のあらまし、2日も3日も無言でいた新婦が突然ケキョケキョケキョでは新郎も驚くやら呆れるやらでしたでしょうが、事情を聞けば可愛らしいというか微笑ましいというか、これはこれである意味萌えではないでしょうか。
ラブレを飲みながらすぐきの姫に思い馳せて、ラーブレ、飲もう、ケキョケキョケキョ、と心で唱えてみる。
◇
すげー、おーしま、直木賞ノミネートだー。
賞とっていっぱい本が売れるといいねーとメール、返信は「ちょっとした手違いみたいなものでー」とのこと、確かにぶっちゃけおーしまさんは直木賞とかのメジャーな賞が似合わないイメージではある、こう、平林たい子文学賞とか野間文芸賞とか、権威はあるのに一般人には今ひとつ知られていない(=セールスに直結しづらい)賞の方が、なんかしっくりくる。
おーしまの本がいっぱい売れていっぱい儲かればいいと思うのは、「将来あたしは絶対食いっぱぐれるから、そうしたらなおちゃんとバルの家に泊めてね」という約束(ものすごく長いこと言ってた)がこちらの都合により果たせなくなっているので、そういう事態を回避できなさったらいいなあと思うからであるよ。
◇
コクシネルって今も活動続いてるのか!
本日のびっくりであった。
2014年12月19日金曜日
ぱんぱぱん
金沢明子のイエローサブマリン音頭が頭の中で鳴っている朝、おはようございます、不意に脳内リピート再生される曲ってどういう理屈なんだろうね。
◇
駅のコンコースに月一でわっぱんの移動販売がやってくる(授産施設合同即売会での出店)、今回覗いてみるとシュトーレンがあった、国産小麦に国産バター、無農薬フルーツに無農薬ナッツ使用、それで1350円はお買い得。
よし今年はわっぱんのシュトーレンだ!と共同レジに持ってったら、レジのおばちゃん「これ、高いですよ!ホントにいいんですか?」と、なんでも普通のパンと間違えてレジ持ってきて「そんなに高いの?じゃあいらない!」と返却のお客さんが既に3人くらいいたらしい。大変ですね。
わっぱの会は障害者も障害のないのも一緒に働いておんなじ給料を貰う、というシステムで「自立生活ができる金額を保証します」とホームページに載っている、それがものすごく稀有な事例だということはバリバラの障害者給与の回で初めて知った、一般的な授産施設だと障害者の時給80円とか、月額が1〜2万円台とかなんだそうで。知らないことがいっぱいの世界だわ。
というわけで今年のシュトーレンはわっぱん製ですよ。
◇
毎週日曜日はよその課の課長さんがチョコレートを差し入れてくれます、世間がお休みの日にご苦労さまというねぎらいのようです。
「お昼休みにチョコの買い出しに行かれてるみたいですよ、一度すれ違いました」
「わざわざ毎回買ってきてくれてるんだ、優しいねえ」
アーモンドチョコやセシルチョコを頂くと、(…パチンコの端玉交換かしら…)と一瞬考えてしまうナオミをお許しください。
◇
夜。猫がおふとんに入れてくださいって言ってきます。
おふとんチラッとめくって待ってると入ってきて、おふとんの中ほどまで進んでくるくる回って納得いったところでストンとおしりを落とします。
なかなか納得がいかないのか、全然おしりを落ち着けない時もありまして、寒いので、「早くくるくるストンしてください」と催促することになります。
「なんですか腕まくらの方がいいんですか?カシワのココ、空いてますよ」
「んー」
「カシワのココ、空いてますよ(←気に入った)」
「んー」
で、結局、おふとんから出ていっちゃったりするのです、寒いのです眠いのです、なんなんですかイヤガラセですか。
そして朝、もう起きようかなと思う頃に腕や足の上にどっかりアゴを乗せてきて、「しあわせー、このままずっと寝てるー」波動を出してくるのです、こっちの方がイヤガラセとしては地味に効いてきます。
2014年12月17日水曜日
冬生
ライブに人を誘うのが苦手なわしわしも、誘われるのは厭わない。
というわけで、お誘いがあってアイドルのライブコンサート行ってきた。
ライトアップされた夜のセンチュリーホールは巨大戦闘ロボットみたいで。
2階席、どセンターの前寄り、天覧席みたいなお席で。
人生初ペンライト振ってきたよ(ブツは相方が用意)。
このリズム音痴にペンライトを振れと、と一瞬ひるんだが、なあに1階席に目をやると結構、テキトーな人もいてはるわ。
9割9分女性(たまに男性を見かけると会場スタッフ)という異次元だったよ。
音楽は、嫌味のないポップ系、まあそのへんは好きずき、でもキレの良いダンスを見るのは楽しかった。
あとメンバーの登場やMCに合わせて悲鳴を上げる数千人の大観衆の中にいるのも、もの珍しく楽しかった。
ちょっと久しぶりの人にも会えて嬉しい。
1週間早いクリスマスプレゼントみたいなものですかね。
2014年12月14日日曜日
選挙くせものこわいもの
この、もう、仕事帰りに投票して、帰ってテレビつけたら当確速報とかピコピコ出てるの、ほんとやめてほしいんだけど。なんか虚しすぎる。なんで投票が20時までなのに20時に当確出るのよって。クソ寒い中ワタシ一人投票しようがしなかろうが結果変わんないよねそりゃー、って。
というわけで「出口調査ではウソを答えよう」キャンペーンを展開したく思います。選挙人の投票内容の秘密は日本国憲法で保障されております。出口調査はただのTV局のアンケートです、馬鹿正直にホントのこと書かなくったっていいのですよ。
◇
そうねー、「しまった今回はあの人誘えばよかったーっ」ていうのも生もののダイゴミよねー。
CDやDVDや本は中身を確認してるから安心してオススメできるけど、今回はどうかなってちょっとドキドキしながら勧めた生ものがすごい良かったりすると格別なのよね。
◇
同僚と。
「蟹江敬三って亡くなったっけ」
「な、亡くなってる気がする、あれ長塚京三とごっちゃになってるかもしれないけど確か蟹江敬三は亡くなってる」
「森繁久彌は?」
「あちらはとっくに…」
「おヒョイさんって亡くなったよね」
「おヒョイさん生きてるよーっ」
みんなそろって覚えておけないお年頃なのです。
もいっちょ職場で。
「このリストから集計ってできる?」
「商品コードべースでよければできますよ、すぐ済むんでこのまま作業しちゃいますね」
「すごい、これが『マクロ』っていうやつですか」
「いやこれはピボットテーブルっていう機能で」
「聞いたことあります!なんかそれってすごく難しいんですよね」
「いや難しいことはキカイが(正確にはソフトが)勝手にやってくれるんで、ニンゲンはこれをぴょいぴょいするだけなんで超簡単…」
「すごい!そんなの全然わかんないです!」
この辺の機能はほんと「知ってるか、知らないか」だけのことだと思うんだけど、キカイへの苦手意識の強い人って「わからない、難しい」を連発するのね。
難しいのは暗号化したブックを開かずに中のデータだけ吸い上げる方法だよう。
2014年12月12日金曜日
ElseIf
いよいよフォートナムアンドメイソンのアップルパイを買うんだ!って勇んでデパートに出かけて(注・別段高いものではない)、アップルパイあるかな売り切れだったらどうしようかなーと見回したカウンターでシュトーレンが販売されてるのに目が行き、そういえばシュトーレンの季節!と思ったとたん食品フロア中のシュトーレンが意識に浮かび上がってきてしまい、あれよカメラの顔認識機能であっちにもこっちにもインフォーカスしはじめちゃった感じ、ああどうしようシュトーレン今年のシュトーレン、ダロワイヨだのアフタヌーンティーだのいろんなお店が出してますよ、どうしても個人的に店名が消化不良の表徴のパン屋さんシニフィアン・シニフィエは新製品の赤いシュトーレンがあるそうですよ。
で、結局、食べるものなんも買わずに帰ってくる、おかしいアップルパイ不在の際のElseIfがシュトーレン購入のはずなのになんか違ってる。
ネットでシュトーレン情報みてましたら、シュトーレン同好会の人々が集っていろんなパン屋ケーキ屋のシュトーレンを一切れずつ食べ比べ、というのをやっていてとても羨ましい。いろんなの一切れずつ食べたい。カロリーは凄まじそうだ。
パティスリー・サダハル・アオキって名前見るたび往年の野球名人が脳裏に浮かびます。
◇
コーヒー、クリーム系スープ、きのこ類がダメ。コーヒーは胃が痛くなる、クリーム系ときのこは見ると吐き気がする。
無印の新製品がポルチーニのクリーム煮だった、レジに並べてあるパッケージを見て頭は美味しそうと思うんだけど体は激しく別意見です。
◇
うちの猫は私の別居・離婚のタイミングでやってきた猫。
自分だけを見て自分にだけ懐くものが欲しいという呪いを一身に受けて育った猫である。
お望みどおり、ペットホテルじゃ身をかたくして水も飲まない猫になった。
これが人間でなくて幸いだったと思う。思った。
獣医獣医内科医婦人科医内科医獣医、医者巡りスタンプカードがあったらかなり溜まった11月12月、人間44歳猫10歳、中年どうし仲良く腫瘍発覚、人間の方は良性の筋腫だけど猫の方はほぼ悪性という。そういう年回りと思う。
そういう年回りと思おう。
2014年12月11日木曜日
2014年12月9日火曜日
ビリケンさん
繁華街を歩いてて。
ヒールがビリケンさんになってるパンプスを目撃する。
とりあえず、すごく歩きにくそうな足取りであった。
で、家帰ってからふと思い出して検索してみた。
レッドヴァレンティノでしたか。
そしてビリケンさんではなくて白雪姫の小人でしたか。全体に金色だと光っちゃって細かい造形がわからんのん。
http://store.redvalentino.com/jp
こーゆー一癖あるデザインって、ルブタンのレッドソールとおんなじでやっすいギャル服屋さんがこぞってバッタもん出したら一気に陳腐な感じになっちゃうんだろうな。
でもバッタもんでビリケンさん仕様のがあったら、ちょっと欲しいな。
◇
デートといえば映画だのライブだの、定番な感じもしますが。
もともとが同じ趣味同士の出会いじゃない場合ですね、ライブとか、映画とか、行きますか?行けますか?
わしわし生ものは一人がいい派。
だってなんか相手が面白がってるかどうか気になって集中できなくなるのいやだもん。
もしもですよ、観終わった後に「なんでコレ選んだの?」「こーゆーの好きなの?」、あまつさえ「あ、あなたのやってた演劇ってこーゆーのなんだ」とか言われんの、ヤじゃないすか?
びくびくしすぎなんだけどさあ。
もしも反応が芳しくなかっても、「予告編が面白そうだったんだもん」「昔からファンなんです」「合わなかったですか?わたしは面白かったですけど」とありていに応えればいいだけのことなんだけどさ。
なんかね。なんかな。
◇
コーヒーが飲めない。
日頃あんなに飲んでたのに。
今は、ベルガモットの香りの紅茶が好き。清涼感。
2014年12月8日月曜日
生理的に無理ってこれか
ブールー
ピットブルー
ピットブルー
(貞子のテーマで)
…「貞子のテーマ」で定着しちゃってるのもなんとはなく気の毒なような、実際はポジティブ歌らしいですね。あの映像とあの曲調が似合いすぎて、ホラーソングと思われている。
◇
揚げ物食べられるから完全回復かと思ったら、なんかまだ一部ダメだ。
スーパーの棚の一面にキャンベルやクノールのポタージュスープの缶やら箱やら積んであるのが目に入った途端、反射的に胃のへん一帯がカッと固くなった、すごい拒絶反応。
脳なんか通ってないもん、もう膝蓋腱反応みたく脊髄反射だもん、間違った身体反応ショートカットができちゃったぽい。
でもなんでスープに反応するんだろ、消化が悪いわけでも当たったわけでもないのにね。
そこまで拒否反応が出るのはスープ系くらいだけど、ココア飲んだ後も胃が痛くなったり胸やけしたりするので、どーもまだ胃弱らしい、とんかつは食べられるのに。謎の選択透過性。乳製品がいかんのか。
冬は温乳的な料理が多いのにねえ。この状態は辛いわ。早くクラムチャウダーとか食べたいのだわ。
2014年12月6日土曜日
とんかつで快気祝い
あ、そうか、ほんわか糖焼きプリンは無印のカフェで出してるやつと同じなのか。
というと、
これかね。
普段はなめらかプリンもクリーミィプリンも好きなんだけど、今回の病気の最中に限ってそーいうのは受け付けなくってかたいプリンが食べたかった。
ファミマのも望みどおりのソリッド感あふれるプリンでしたよ、スプーンでえぐっても垂れてこない系というか、サクサクしてるっていうと違う意味になっちゃうけどサクサクしている。
②そうか、BICSIMは店頭受取りだから(郵送と違って)空白期間がないという利点があるのか…
③かぶせショルダー(縦)ではないかしら。
◇
玉城ティナがかわいいと思います。玉城ティナですよ。
◇
胃弱もおちついてやっと全快したぽい、半月かかった。
改めて今年の病歴を振り返って、なんだろこの感染率、年明けから膀胱炎だったのだけどその後もヘルペスだパスツレラだと細菌性・ウイルス性の病気に罹りすぎ。
「低体温で抵抗力が落ちる」という説があるけどそーいうことかなあ、免疫力が上がると評判のラブレ毎日飲んでるんだけどなあ。
◇
iPhoneの冷たさがツライ季節になりました。
今シーズンこそはなんかカバー付けて対策したいと思います。です。
2014年12月5日金曜日
補遺
先のエントリーに補遺注釈。
1970年代半ばの名古屋市内商店街。店舗の並びは不正確。
カバン屋さんは同級生マキちゃんの家。数件挟んだところの工房は1階が倉庫、2階が工房で材料のレザーが大量に吊るしてあった。
本屋さんでは「ふくうちわ」の景品で『きょうのお献立』をもらった。60円で買える「ピクシー絵本」のシリーズがマイブームでした。
まだある、きょうのお献立。
今なら上沼恵美子が「これはもう記念日の料理ですね!」って言うやつだな。
ふとんやさんではやっぱり「ふくうちわ」の時にタオルケットをもらった。
パーマ屋さんのマルチーズは耳の毛先がピンクに染められていた。たまに紫。
キドカラーの鳥は「ポンパ君」というらしい(今知った)。薬局にはサトちゃんとケロちゃん、レコード屋にはビクターの犬(ニッパー君)の立体看板があった。こうやってゆるキャラ的なものに慣らされてこんにちのゆるキャラブームがあるのかもしれない。
電器屋さんのシェパード。名前は忘れた。いかつい顔で賢い。幼児目線だと猛烈に大きい。
電器屋さんと風呂釜屋さんが並んでいた気もする。そして風呂釜屋さんじゃなくてガス屋さんだったかもしれない。近隣に銭湯は3軒あってまだ自家風呂率は高くない。
公園のアオキ。昭和の流行樹木なのか、新しめの公園ではあまり見かけない。万年青の植え込みとかも。
アーケードの中の市場。正式名称「○○公設市場」というやつ。うちでは「コーセツ」と呼んでいたが、今思うと珍しい略し方のような気がする(ふつう「市場」じゃね?)。
八百屋さんは同級生ヒロミちゃんの家。
パン屋さんは自分とこで焼いてるパン屋ではなくてシキシマとかヤマザキの袋パンが陳列してあるようなお店。
お店で焼いててしかもセルフでトングで捕る、もとい取るようなパン屋さんは黒川まで行かないとなかった筈。
子供でもお遣いができるくらいタバコの名目が少なかった時代。というか今は子供にタバコのお遣いさせちゃいけないのか。
イルミネーションはLEDではなく豆球。LEDに較べるとかなり暗かったと思うけどやっぱり明るかった。
ケーキ屋さんのドアはある時改装して自動ドアになった。今思えば商店街で初めての自動ドア導入店だったような気がする。お店は「トリアノン」という。最近まで営業していたけどついに廃業なさったようす。
昭和のバタークリームケーキというとまずかったものの代表のように言われますが(給食の鯨肉とタメを張る)それでもケーキ屋さんのはだいぶ良かったと思う、真の地雷はパン屋さんが軒先に並べるクリスマスケーキ。
当時の(地方都市の?)ケーキ屋では生の果物なんてほとんど使ってなかった覚えがある。今でも東片端の「ボンボン」に行くとあの頃のラインナップがおおよそわかる、ショートケーキのイチゴくらいしか生フルーツ使ったケーキがない(だからショートケーキが一番値段が高い)。
おもちゃ屋さんの記憶がびっくりするくらいない。母が遠ざけていたのかもしんない。
そういえば「あれは大きいお姉さんたちの行くお店だから」と言って出入りを禁止されていた雑貨屋かなんかもあった。大きいお姉さんと言ってもアダルトではないのね。
近隣では集合住宅以外で2階建の民家はまだあんまりなかった。あといわゆる長屋もまだ健在だった。脱腸で入院した方のヒロミちゃんが長屋住まい、あと裏のじいちゃんちも長屋だった。
裏のゴンもシェパード系雑種。この頃の流行りの犬種だったのかも?
狂犬病予防注射の際にじいちゃんに噛み付いてそのまま保健所送りになった。
木の柵と門は母の工作。
もしかするとレンギョウは裏庭で、表庭にあったのはエニシダの木だったかもしれない。どちらも春先に黄色い花が枝いっぱいに咲く。
☆☆☆
職場の人と話してても実家の人と話してても、朝方4~5時は魔の時間、急性炎症とか捻転とかの突発的な体調変化ってこの時間帯に起こす人多くないですか?
ぐっすり寝てたのに猛烈な痛みで目が覚めて時計を見たら5時前、っていう。
食中毒なら「夕食から○時間後」みたいな理屈がつくからわかるけど、それ以外のはなんでだろ?
というわけで再々度朝の4時に目を覚まして、痛みはさほどでもないけど眠れなくなっちゃったのでつらつらと記憶の散歩道を脳内散歩した、小1まで住んでいた街なので思い出していくと幼児目線になってしまう。
大人になるまで住んでいたら、当時は完全スルーだったとんちゃん屋とか焼き鳥屋とか赤ちょうちんとか、そういう方面がクローズアップされていたのであろう、アーケードとは外れるけれど土居下の駅近くの錦鯉のいる大人な喫茶店が将棋士の勝負の場であったことは知っている(賭け将棋が流行っていたらしい)。
そうしてなんだかめぐり合わせて、子供の目には止まらなかったお店に今になって通ったりするのもまたご縁、それでも記憶の地図は上書きされないんだけど。
実はマキちゃんちの並び。