日曜。
胃をやられて七転八倒してた。
原因は酒。
自業自得。
赤色エレジーの叩き場ヒヤカシに行って、ハイジトトコと「女子会?」とか言って呑んで、で、過ごしたわけね。
顔出した時は呑むつもりぜんぜんなかったんで朝からなんも食べてなかってんよ。いきなりガソリン入っちゃってんよ。そらあかんわ。
最後はぱうぜ行って「さみしいから帰っちゃやだー」とかのたもうてトトちゃんを帰さなかったそうな。あああ。
そしてそんな所業も即行知られるところとなり、翌日田岡さんにニヤリと笑って「さみしいって言ってトトコ帰さなかったんだって?」と指摘される、あああ。
殺してーだれかいっそアタシを殺してー。(マカロニほうれん荘のクマ先生風に)
芋遺体が、もとい胃も痛いが心が激しく痛いわ。もうね、なにかと痛いわ。
半日ほど水も飲めない体調で床の上でもんどりうって、夜には回復してコインランドリーまで毛布洗いに行って、ついでにまた叩き場覗いて帰って、大人しくしてました。また呑み行ったけど。
ネイチャーテクニカラーのマツタケストラップをテーブルの上に忘れて店を出たら、店員さんが手に持って追っかけてきてくれて「マツタケのお忘れ物です」って。
マツタケのお忘れ物。いいわね。なかなか聞かない言葉よ。
土曜の午前2時までは順調だったという美術班のその順調ならざるの原因を印刷して渡す。絵描きさんたちがんばれ。
初日一週間前だろーがなんだろーが、演出家容赦なし。
◇
山本本家清酒神聖、デザインボトル、冬バージョン。
ペンギン冬装備。
そしてにゃんこは丸くなる。
◇
原作赤色エレジーの、削り方ってすごいなーと思う。
言葉も絵も、説明の為のものは一切省いて、じゃあ単純に省略の美かっていうとぜんぜんそんなことじゃなくて。
時代が共有してた感覚もあるのかなあ。これが一部のマニアなマンガ読みの間だけで受けてたんじゃなくて、一般で、NHKや東映で実写化するくらいに評判の漫画だったっていうのが、どうもやっぱりピンとこない。それを言えば、あがたさんの歌が一世を風靡したってのも、ぜんぜんピンとこないんだけどね。
画ニメの説明過多は作者自身による公式解説、ていう意味もあるのかな。
画ニメでも、歌でも、言葉を足してわかりやすくしてあるけど、
「あなたは
言えない
人だと思ってた……」
この言葉で、この絵で、もう充分だもんなあ。すごいな。
◇
お蕎麦屋さんで清酒。奥、杯。手前、片口。
なにか
「弥生式」という単語が頭をよぎっていった。
古代に思いを馳せたり馳せなかったり。