2011年10月13日木曜日

るりるらおどる

新幹線降りて品川エキュート2階の一角のちいさな本屋さん覗いていきなり予定外の買い物、『図説 世界の文字とことば』町田和彦編、『フラクタル造形』三井秀樹著の二冊。


旅先でなにいきなり荷物増やしているんですか。


でもこの本屋さんええポイント抑えてはります、ちょっと面白いから覗いてみりん。


 


目的地はスズナリでした。日が落ちるころ下北沢着、バタバタしてて朝から食べてなかったんでとりあえず腹ごしらえ。


カレー食べたくなって、しかしカレーに標的を絞ったつもりでもこころのスープカレーやらマジスパやらいーはとーぼのカレーやらタイカレーやら、インド人的な店員さん(訊くと実はネパール人だったりパキスタン人だったりする)の呼び込みするインドカレーやら、ぜんぜん絞りこめてないよ、下北沢カレー屋多すぎないか?


ナンステーションでえびのカレー頂いてスズナリへ。


スズナリ下で団子先生とハマジ・ちんこりんに会う、会うなり、「昼過ぎからシモキタぶらぶらしてたんだって?」「え、着いたの6時近くよ?」「あれ?おかしいな、そっくりな人見かけたんだけどなあ」ハマジが目撃したらしいが日のある頃はわたしまだ名古屋。ドッペルさんか。


 


というわけで、赤色エレジー観賞。


セブンイレブンで買ったチケットはどセンター、後ろから3列目。


お客さんは年齢層高め、男性の比率高め。あがたさんのファンとか林静一のファンとか、そういう層かしら、若い人が少ないのはチケット代がお高めなせいもあるかもしらん。


 


芝居の展開や仕掛けや、「なるほどクダン系」と思う。生演奏がかっこ良く、あがたさんの歌唱がやっぱりかっこ良く、緒川さんの手も足も表情も横顔も声もすべてひとつひとつが実に美しく絵になるのに見とれ、じっちゃんの背中のラインが一郎だなーと思い、お腹のラインはヤバいなーと思い、「春の嵐の夜の手品師」生演奏・生歌で緒川さんと石丸さんが相舞という贅沢にくらめき、能の『二人静』を連想し、ラ・ジュンバから清怨夜曲への曲の展開に鳥肌する、あれはなんでしょうね、島風食堂でのライブの時もあの間奏から前奏に入った瞬間うわっと思った、清怨夜曲ってそんな好きな歌ではないんだけどね。


 


あがたファンとして、音楽劇とみて楽しかった、と思う。


天野ファンとして、新作芝居とみて、もやもやとした感じありつつ、ちょっと保留にする。


 


呑み、サンマ刺しと銀杏旨い。Koさん顔出す、金ちゃん顔出す、なおちんが「ガス・マスター」略して「ガスター」と命名される、等。


夜、美術班と共に横浜泊。


ロシア産のレッドキャビアはポン酢をかけると馴染みやすい味になること、じっちゃん発見。コショウを大量にかけると中華スープの味になること、田岡さん発見。 


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見た目はふつうにイクラちゃんなんだけどねー。