2011年10月14日金曜日

昭和余年2

昼前、美術班ご一行様と一緒に出発、渋谷駅しぶそばでソバ食べて下北沢。


時間つぶしにうさぎカフェ入る、猫カフェは前に金ちゃんと行ったけどうさぎは初体験。


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猫よりも毛がやわやわで短めなので、手触りがビロードのようです。


そしてびょんびょん落ち着きがないです。何考えてるかぜんぜんわかりません。歩きながらなにげにうんこして行きます。


ものめずらしさで入ってしまったがとても落ち着かない気持ちになりましたよ。


 


楽日。2回目の観劇。


今日のチケットはプレイガイドで買いました。プレイガイドのおねえさんは「あかいろエレジー1枚ですね」とおっしゃいました。


それはともかく真ん中の通路際(下手側)、昨日より5、6列前。昨日は全体を、今日はもうちょいと細部を見る感じですね。いい具合の席が取れたもんだ。


一回目は一瞬も見逃したくなくてすごい気を張ってたのんで、ちょっと気を楽にして観て、あがたさんの歌でぐしぐし泣く。


プロローグからしばらくセリフがずっと重ねになっていたことに気づく。痴話喧嘩の場面とか。でも、単なる韻に留めて、重ねて発語せずに正解な気がする。


 


開演前、観れないけど挨拶に来たという岩村君と行き合って言葉交わす。お互い東京にいるのに、時期が被りすぎててお互い観られない、という気の毒な状態。わたしは行くけどねー。


スズナリではイワヲさんと猫写真披露会。


終演後、偶然一緒の回に来てた某歌手と友達と三人でお茶。最初に入ったカフェが混んでて、そのうえ居合わせたお客さんが歌手のファンで、お客さんの耳のあるところでうっかり黒い発言を漏らしてはいけない、とて店変えてベトナムカフェ。とりとめなくガールズトーク的2時間。 


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パクチー入りアイスクリーム。


キワモノな感じでオーダーしてみましたが、さっぱりしてて美味しかった。パクチー嫌いじゃなければオススメ。


 


ついお喋りを過ごして維新派へダッシュ、二人共駅まで付き合って走ってくれて、どうもありがとう。


というわけで夜は池袋西武百貨店屋上で維新派。


ヤジキタ初演東京公演が池袋で、そのときももちゃんに、JR池袋駅は西口が東武、東口が西武、と教わっていたので、電車降りて迷わず東口改札抜けて西武へ。


フェスティバル・トーキョー11 維新派『風景画-東京・池袋』。着席後、開演。ふー。


久々に維新派を生で観れてよかった、とか、相変わらずかっこいいな、とか、維新派練習曲(エチュード)って感じだなー、とか思う。


もし維新派観たことない友達に薦めるとしたら、この公演は、薦めない。だって「ああこういう系ねー」って納得されたくないんだもん。はじめての人には本公演から観てほしい。


2列目の席で観てたら岩村君の最初のポジションがほぼ真正面で、なんか気恥ずかしくて正面見られんかった。舞台ではありがちです。


 


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ゴジラが踏みつぶしていきそうな街。


 


終演、同じ回に来てたアリペコに挨拶。


上演時間は正味80分くらいだったのかな、のぞみ終電に余裕で間に合う時刻に終わった。


で、さあどうすっかな、JRに乗りつつ赤エレ打ち上げメンバに電話、結局舞い戻って、ゆきこさん達と話して、真っ赤なシャツ着た伊東さんを「赤色舞監」と命名し、横浜2夜目へ。


じっちゃんと田岡さんと話して、もやもやとした感想はもやもやしたまま伝えた。


 


天野さんの初演舞台をやるたびに「ちゃんと作り込んで完成形をやりたい」と思う、やりきった実感がないから続けてきたという一番初めの動機はあるにしろ、それにしたって近年ひどかねえか、完成させられなかった失敗作なんだと肝に銘じるべきなのか、機会改めて完成させるべきなのか、ひどく迷う、やる側としては完成させてやり切りたいのだけど、それで「チャラ」になることじゃないよなと思う。やりきれない主な原因は遅筆だけれど天野さん個人の問題ではないとも思う。


 


ちゃんとやりきったらこんなもんじゃないと思っている。


 


翌。


美術班新幹線移動組とラーメン博物館へ。


何回か近くのホテルに泊まったことあるけど、はじめて入った。


「誕生月の方は特典あり」とあって喜ぶ、内容が「月間パスポート値引き」でぬか喜びとなる。来れねえよ。


いろんな名店ラーメンが食べられるらしいのは知ってた。なんか昭和中期風しつらえになってるのは知らんかった。なんで昭和。


昨日までの昭和45年四畳半世界から、昭和30年代路地世界へ。昭和余年は春も宵。


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建設中の東京タワーを見上げる二人。ということは、33年設定か、三丁目の夕日映画版ですな。


カネゴンが現れそうな路地ですな。


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民家の鍵穴を覗く田岡さん。黒服だし。怪しすぎ。 


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薄くらい路地奥の旅館前でたちんぼするカシワ。昭和風に言うと、サカサクラゲってやつですかい。おニーさんおヒマ? 


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和歌山ラーメン頂きました。


お代はがっちり21世紀料金だぜ。 


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たそかれや。昭和は遠くなりにけり。


 


帰りの新幹線車中で斎藤憐の訃報知る、ええと、井村さんの黒テント先輩?同期?にあたるんでしたっけ?


こないだ井村さん、かつての仲間がどんどん亡くなるって言ってたとこだよー。


 


斎藤憐の本は、10年以上前に結城座でやった『昭和怪盗伝(けいはくピカレスク)』を観たかな、たしか長久手で。


ほんに昭和は遠くなります。