2011年6月10日金曜日

昭和、あれはあれでいい時代だった

だけどヴァギナがデジャヴ、女の子だもん。


 


まあなんだ、スッと読んでスッと忘れてくれ。


 


カメラというのはほんとにスペックだけじゃ愛せないものの代表で、近頃は3万円以下のコンデジでもなにかと高性能な機種が出てきて、でもその価格帯で欲しい機能をすべて網羅という1台はやっぱりないわけで、レンズ明るいけど素子小さいとか、レンズはさほど明るくないけど裏面照射CMOSで明るく写るとか、2万円台のコンデジなのにRAW記録できるとか、それぞれに特徴、一長一短があって、で、総合的にこのへんが重宝しそうだと思う2機種に絞って店頭で実機をいらいたおしてみるんだけどなんかいろいろ好きになれない、という。テラテラ光る質感がイヤとか筐体が薄すぎて構えにくいとか普通にホールドすると右手親指があたる位置に操作ボタンが配置されてるとか、これは慣れかなあ、イヤきっと慣れない、いつまで使ってもしっくりこないままであろう、やっぱり手にしたときに嬉しいカメラがいいよ。という結論で新カメラ購入見送り。そして必要なときには全然いないのに呼んでないときにはやってくる店員さんは、これは画素数が多いからいいカメラですよとかズーム倍率が高いからいいカメラですとか、ポップ見てわかるような数字の大きさでしか薦めてこない、ポスター作るわけじゃなし画素数なんか800Mもあれば十分だからレンズがF2.4くらいあって素子サイズが1/1.7くらいあってRAW記録できるのがこのクラスであったら即買いなんですけどねー。とこちらの希望は伝えるが「じゃあキヤノンのS95はどうですか?」とか「ご予算オーバーしちゃうけどXZ-1はどうでしょう?」というような切り返しはなくて、あー、そうなんですかー、でもこのカメラオススメですよー、これに決めてくれたらボク嬉しいなー、とか言いながら笑ってフェイドアウトしていく。家電屋の店員さんも大変だなあ。マニアや耳年増から機械オンチまで幅広くお相手しなくちゃいけなくて。しかし販売決めトークでボク嬉しいなーはないんじゃないか。今どきはそれもありなのか。


 


結局操作性の良さとかホールドの安定感とかでまたリコーの機種を買いそうな流れです。「結局」って感じねー。GRにするかGXにするかGXRにするかまだまだ迷うけど。


 



 


創元社刊『イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く』購入。


 


思えばイラストレーターというのはこうゆう幾何図形を描くのに最適のツールなんですね。


折りたたんだ紙にハサミを入れて広げるドキドキと試行錯誤を今デジタルで。