2011年6月30日木曜日

薄荷糖の夏

アイヌの涙はないけれど。


薬局でハッカ油購入。


あとはメントール入りベビーパウダー再発売してくんないかな。


この夏はl-メントールで乗り切ろう。と思う。


薄荷糖の夏。ではなくて。薄荷湯の夏です。


 


もうすぐそこまで夏が来ているんだ。だぜ。


 



 


そういえばあがたさんの新譜『沢尻エリカブルー』改め『誰もがエリカを愛してる』はまだ未リリースなんですね。


同時期に製作してた『山椒魚戦争』改め『俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け』(なにがどうしてこのタイトルになったのか)は春前に出たのにね。


 


わたしの知ってる内田裕也は『11階のモスキート』、それがいつのまにあんな完成されきった風貌になっていたんですか。


今の白髪長髪の内田裕也をテレビで見たときは変装かと思ったぜ。こう、ルパンみたいにベリベリッとマスクとカツラ外すと本体が出てくる系の。変装にしては目立ち過ぎか。


 



 


うまく言えたらいいんだけれど大事にしすぎてあらわせないこと幾多。


水でいっぱいに張った風船を運ぶ面持ちでそーっとそーっとこのバランスで行けたらいいと思う。とりあえず。


破裂するのもまた楽し。


 



 


日々ははてないはかない道行き。ここはどこか。暗くてあっちのこっちのと思い巡らす隙もない。双六みたいにアガリもしない。


こんなところにいるのか、と思う。こんなところ、と思う。


こんなところで。こんなところにいたところで。


でも次の角まで。その次の角まで、と思う。


次の角で会うかもしれない。その次の角で会うかもしれない。


あたたかくて痛い、てのひらであった。そのてのうちの。


たぐってたぐってたどってたどって。


街灯の仄明かりする角まで。そのむこうまで。


 



 


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可愛い屋さん、暑さで休業中。



2011年6月28日火曜日

越境音楽、うどんパン

昔、すうどんが永澤さんの店(マタンゴ、ソボクロ)を表現して言った「難民カフェ」とゆう言葉を、土曜のモノコトライブで妙に思い出していた。


難民、というか、何に難しているわけではないのだけど、そして地元民なんだけど、なんかどうにも漂泊系というか越境系というかボヘミアンというか。


山田晋吾とマキノリョータもJaajaも、越境系、だなあと思ったのだ。


おおざっぱな印象でくくるとパスカルズもせいかつサーカスもイヴァ・ビトヴァもシュティムホーンもみんな越境系。


見知らぬところから来たひとびとの音に聴こえる。賑やかな郷愁。チンドンみたいな。


 



 


そんでそこからすうどんのことも思い出していた。


去年カヨちゃんとまゆちゃんにバッタリ会って、どうやら身の回りがずいぶん変わったらしいことを知って、それから先月、本人の風貌もだいぶ変わったらしいことを人づてに聞いて、でもお店は続けているらしいことも聞いて、どうしてんだろうな、と思ったりはしていた。


お店も最初のうちはわりとちょこちょこ営業形態が変わって土日のみ営業だったり土日休みだったりしてたので、今頃は週一営業で畑仕事に軸足を移してるとかありそうだなあ、と、想像しながら、何か情報はないかなーと検索してみた。


意外にもお店のHPができてた。(開店当時からお店のHPを作ろうと思ってる、とは言っていた。)


ソラミミPAN http://soramimip.exblog.jp/


 


すごくまともにカフェ営業をしていることがわかりました。しかもテラス席増設。


すごーい、昔牛乳入りカレー味噌汁作ってた人のお店には見えなーい。


今はどっちかというと石窯パンの方がメインになってるのかな。


なんだな、身の回りの人たちがどんどんオーガニックとかマクロビとかに傾倒していくな。激しいところでいうとずんちゃんとか金ちゃんとか。


わたしも漢方医から「とにかく牛乳は飲むな、砂糖と肉も控えろ」と言われているがなかなかやめられない。玄米も好きだけど白米も美味しいのよ。豆乳好きだけど牛乳とは別物なのよ。スローフードもファストフードも選べる自由さが大好きなのよ。


 


桃花台線ピーチライナーが廃止になっちゃってますます遠くなっちゃったソラミミファームだけど、遠くないうちに遊び&ひやかしに行きたいなー。


すうどんの手焼き石窯パンは東山テニスセンター近くのオーガニックカフェ・ピンチオブソルトでも味わえるそうですよ。



2011年6月27日月曜日

たべることきくこと

そう、で、土曜の夜は無事にライブ行ったんでした。


山田晋吾とマキノリョータの「シンゴ飯キッチンライブ」、共演にJaaja。


 


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前回山田晋吾とマキノリョータのライブ行った時も休憩タイムに軽食が出るというスタイルだったので、そうゆう感じでやるのかな、と思ったら、今度はだいぶ「食」の比重の高いライブでして、演奏と調理が同時進行、お客さんも次々振舞われる料理を食べながら聴く、という、お食事ライブでした。


ステージ上、Jaajaさんの演奏の傍らで中華鍋を振るう山田料理長。そのリズミカルな調理音を集音するためマイク位置を調節するこころ氏。手の空いた演者が食べられるようステージにも配膳卓。ここにはなんでもある。素晴らしいな。


 


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途中、マキノリョータ氏が飛び入りでJaajaに参加して合奏。


こうゆうのもライブの楽しみですね。


 


演奏のあいまあいまにおしゃべり、食の話、菜食の話、よその国での体験談、福島の話、など。


ああ、音楽的にもだけど、いろいろに、U5さんいたらさぞかし面白がったろうなあ、残念だ。そのころU5さんはパスカルズ2daysか。


 


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第二部はスコーンが焼き上がるまでの30分間、山田晋吾とマキノリョータの演奏。


ステージの端にはノリノリでステップ踏む赤子あり。


 


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焼き上がるスコーンたち。


 


ご飯物が佳境に入ったときのJaajaさんの歌がひどくグッとくる曲で、もぐもぐしながら涙ぐむという珍しい経験をしました。


曲名はわからない。たぶんCDには入ってない。


 


面白い、美味しい、駁雑で異なライブでした。


こうゆうことを思いついて実際にやるというのもすごいし、やれる場所があるっていうのもまたすごいことだなと、かいがいしく動きまわるこころ氏を見て思った。



2011年6月26日日曜日

つゆのひぬま

※説明しよう


アイヌの涙とは、かつて『探偵ナイトスクープ』で紹介されたミント系入浴剤である。


天然ハッカ精油100%だったっけな。


お風呂の湯に大量投入すればあったかい湯につかりながら体の芯から凍えるという特殊体験ができるらしい。


フリスク食べた後で熱いお茶を啜ったときの喉の「あったかスーッ」を全身で味わえるわけね。


今年の夏は、必需品でしょう。


 



 


「明日わしわし仕事休み?」


「休み、ライブのハシゴする予定。昼はサキタハヂメさんてゆうノコギリ奏者のコンサート行って、夜はモノコトでやるライブ行くの。Jaajaさんが出るよ」


「台風キッドではじめて聴いたけどJaaja良かったね」


「Jaajaでパーカッションやってる子、昔くしやんとビジュアル系バンドやってたよ」


「えっ」


えっ、の内訳。①世界は狭いなー②お若い人かと思ってたんだがくしやんと同世代ってことですか③くしやんビジュアル系だったんすか(絵的に想像できるけど)


世界が狭いのか、おもろいことをやっている人たちが限られているのか、なんかかんかと繋がってますねえ。


 


翌日、雨の予報を大きく裏切ってええお天気、結構な猛暑日となったため脳貧血で昼間ダウン。うちから歩いて5分の会場に行けず、サキタハヂメコンサートは断念。


ミュージック・ソーの生演奏なんてあんまり観る機会ないのに惜しいことをした。でも眼界がブロックノイズちかちか。


低血圧&むくみがち体質にとって夏は臨死の季節です。


夕方にはゆるゆる復活して大須モノコトへ。


 



 


そいや石丸さんが浅丘ルリ子に振付をしたという、話題の映画『デンデラ』も今日から公開でしたね、天願大介監督。


「どこでやってるの?単館系?テークかスコーレ?」


「いやそれが…シネコン系みたいですよ、イオンシネマ系列」


「えー、へえ」


単館系の方が交通の便がいいので個人的には行きやすいのですが、お車のない身にも足を運びやすいイオンシネマはどこにあるだろう。上小田井かな。


とりあえず『妹と油揚』DVDを観て天願大介気分を盛り上げておこうかしら。若いKOちゃんがなんか恥ずかしくて直視できないが。



2011年6月25日土曜日

生誕祭

ア、アイヌの涙を早く。


 


いやあ暑いい。


その暑い中、やっとお部屋の夏支度完了。ホットカーペットを仕舞って夏のゴザ敷く。


もちろん汗だくで。二度シャワーあびる。


 



 


新聞の新製品情報にPENTAX Qの記事。


auto110の正統派デジタル後継機って感じですね。


いちおうautoI-10ってあるけどあれレンズ交換式じゃない時点で「110の最大の特徴が抜けてるじゃん!」だもんね。


iPhone4よりタテヨコひとまわり小さいくらいのサイズだそうで。ほー。μ3/4かと思ったら1/2.3型センサーと。ほー。


ケラレを避けるためかなんか、フラッシュがミョッと伸びる仕組みらしいです。ミョッ。


 


パナのGF3もかなり小さいみたいですね。NEXっぽくなったかな。


フォルムがずいぶん丸っこくなるようだけど曲線的なデザインってあんまり好きじゃないな。


EVF内蔵はいいかもしんない。


 



 


田岡さんの誕生祝いでぶんへ。


なんか人の集まらない日だったらしく、ハイジさんとカシワでささやかに祝う。


夜半、田岡さんあっちこっちに電話して「俺の誕生日祝いなのに誰もこない」と恨み電。


ドーセ賑やかしの頭数にも入れてもらえません。スネていいですね?


 


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ぱうぜでハイジさんにセクハラな要求をしている最中の52ちゃい。


 


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最後にもう一軒、3人ではまじのナワバリを荒らしに。


夏はミントですな。グラスホッパーでスースーして帰る。



2011年6月19日日曜日

あめふりホリデイ

昨日の続き、「夜のククー」は持って聴いてたけどJaajaさんの生演奏はじめて聴いた、よかったですよ。


覚王山に住んでた頃、平日の変な時間にちょこちょこごはん食べに行ってて、引越してからは公演のチラシ置かせてもらうときくらいしか行かんくなってて、でも地球レコードからCD出たりしてたんで「なんか今後も縁がありそうだな」とか思ってたら、こうゆうふうに繋がって、へえ、おもろい。と思う。


次のライブは山田晋吾とマキノリョータと共演とのことで、これまた、自分の好きなものが繋がっていっておもしろい、と思う。これも森田兄弟繋がりかしら。仕事の都合でなかなか山マキさんのライブ行けませんが、これなんとか行けないかな。


 



 


Falshアニメのオーサリング。


オブジェクトの中心と回転させたい軸がズレてる場合の修正方法がわからなくて試行錯誤したんだけど、寝て起きて思いつく、これは真円の透過オブジェクトをグループ化しておけばいいだけかひょっとして。


また時間のあるときにやってみる。


やりたいことは放射性物質マークから風力発電の地図記号、風車の回転、ヒマワリ畑っていう図形の連想ゲームで、昨日のよりもうちょっと細い動きをつけたかったわけで。


ホーシャノーでフーシャのカイテンなんていうと、『シフォン』思い出しますね、☆君の声で。超高濃度劣化ウラン元素。


 


訓練校の教室には環境がなかったけど先生が好意でFlashの実演解説してくれはった、そのおかげでざくっとした操作ならできる。


でも面接なんかで「Falshの操作できますか?」という質問されるとちょと困った、だってFlashでできることって幅が広すぎるじゃないですか、アニメとかスライドショーくらいなら作れるけどゲームとかフルFlashサイトなんかはできん。そういえばフルFlashサイトはiOSから見られないんだっけ、せっかくの力作だろうにねえ。


 



 


12時間労働もザラだった5月の給与明細、さすがに稼ぎました。


まあ、そろそろ市民税のお知らせが来て稼いだ分持ってかれるんだけど。


会社からは残業禁止のお達しが来ました。


やるなというならやらずに帰るけど、こっちも何も1時間でできることを残業代欲しさに3時間かけてやってるわけじゃないんだ、基本動作に忠実にやってると定時に終わらないんだ、あと定時17時なのに19時に時間指定有の案件振ってくるな、加えて変なローカルルール増やすなバカ。と、理不尽さに身震いしながら同期とごはん行く。


神経使う仕事なんだから会社側からのストレスくらい減らしてくれたっていいのにね。



かぜをはらむ

小雨の中のお散歩、てくてくハポンへ向かって、時間余りそうだったので途中イオンに寄って、入り口で☆君にバッタリ遭い、さわやか青空Tシャツの☆君開口一番「あっカシワさんもトイレですか?」「あたしは違うよ」、なにか相変わらずだなと思う。ハポン前で開場待ちのふみちゃんたちに挨拶、まだ微妙に間があるのでそのままてくてく用もなく駅改札まで歩いて今度は水谷さんにバッタリ、で、なんかかんか近況とか話しながらハポンへ戻ってちょうど開場。土曜昼は身内の多い回だったのかもしんない。


ハマジおすすめの席というのを教えてもらい、「あっ操作系がVJマシーンになってる」「そうだよ、もうスミレの時には導入しとったよ…立体で映す用に4台」、最新野獣機器の解説など聞いて、それから『台風キッド』観賞。ゲストダンサーは石丸さんと雪・水の回。


ハポンの空間と、ゆうちんこりんの動きと、Jaajaさんの風貌及び演奏と、シゲちゃんの絵と、それぞれ有象無象がうぞむぞしてる気配が絡んでよく合うてると思った。


等圧線ダンス見ながら、「やっぱ台風はミリバールだよなあ」とか思う。


 


終演後は☆君とさちちゃんとでコメダ行ってだらだら3時間近くお喋り。


雨は、降ったり止んだり。


 


帰り名駅ソフであれやこれや物色。結局なにも買わないで帰宅。


Flash何回も落としながらアニメ作る、作業中にたびたび落ちるので途中で路線変更した。


CS4が不安定なのか、シェイプヒントKまで付けたのがいかんかったのか、レイヤー多すぎるのか(いうても8レイヤーくらい)、うちの環境(Vista・Core2・RAM4GB・32bitOS)が合ってないのかはわかんない。


こないだの放射性植物から派生した5秒アニメ。


 









2011年6月18日土曜日

つゆとうけよ

Flashのシェイプトゥイーンでヒント複数つけるといきなり落ちる…


IllustratorCS2も保存するスキも与えず突如落ちるひとだったが、いやあこんな固まりもせず遅くもならず作業中に忽然と消えるって忍者みたい。


久々にやられると呆然とするわ。


 



 


蒸したり風邪ひいたり、着るものに困る日々。


 



 


ゆるキャラブームの折。


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新聞で紹介されてた、名古屋別院のキャラクター「ごんごんちゃん」


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あの…いいのですか、…そうですか。



2011年6月15日水曜日

プラント

 Nuclear Plants


 


PLANTという英単語でとっさに頭に浮かぶのが、植物とか、ベランダのプランターとかなので、" Nuclear Plants"という言葉からこうゆう絵面を思い浮かべる。


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逆に、「エアープランツ」という言葉から「空気工場」を想像する人も、いるかもしんないな。いないかもしんないけどな。


 



 


この夏嬉しい話題。


ウイルキンソンのジンジャーエールのペットボトル発売。


数年前にも350mlアルミ缶入りがあったの、でも幻かと思うくらいに売ってなかったの。


 



 


「ヴァギナがデジャヴ」に女の子の子宮感覚とか深い意味があるんじゃないかとあれこれ考えめぐらした方には申し訳ないが、たとえダジャレじゃなかったとしても、せいぜい「はじめてのちんこなのに懐かしい気がする」くらいの意味じゃないかと思うの。残念ながらそんな深いロマンやミステリーはないと思うの。


あ、あれ思い出した、『レザボア・ドッグス』に出てきた「ライク・ア・ヴァージン」の解釈。すっごーい処女みたーい。っての。


 



 


「〇〇、あれはあれでいい△△だった」


このフレーズってかなり万能だなあ。いろんなモノゴトに使える。


〇〇を肯定しつつ、しかし「あれはあれで」と付けることで絶賛しているわけではないニュアンスを漂わせつつ、「だった」と過去のものにすることで自分との距離を置く。


別れたニョーボへの送辞みたいな感じかしらね。懐かしみつつヨリは戻したくないって感じの。


 


XP、あれはあれでいいOSだった。


MD、あれはあれでいいメディアだった。


 


日本、あれはあれでいい国だった。



2011年6月14日火曜日

蒸す娘

台風キッドも近づいてまいりましたね。


 


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音楽がjaajaさんって聞いた時はまたどこでそんな繋がったかしらと思ったけど、考えて見ればハポンつながりか、そうか太朗さんか。


そんな不思議なことじゃなかった。


 



 


なにか、もの凄く深い意味を読み込もうとしたらしい人から、


「ヴァギナがデジャヴってどういうことなの、考えてるんだけどどうしてもわからない」


と真顔で質問される。


あの、ダジャレです。鼻づまりのアタックNO.1的な。


駄洒落の解説をさせないでください、よっぽど恥ずかしいから。



2011年6月10日金曜日

昭和、あれはあれでいい時代だった

だけどヴァギナがデジャヴ、女の子だもん。


 


まあなんだ、スッと読んでスッと忘れてくれ。


 


カメラというのはほんとにスペックだけじゃ愛せないものの代表で、近頃は3万円以下のコンデジでもなにかと高性能な機種が出てきて、でもその価格帯で欲しい機能をすべて網羅という1台はやっぱりないわけで、レンズ明るいけど素子小さいとか、レンズはさほど明るくないけど裏面照射CMOSで明るく写るとか、2万円台のコンデジなのにRAW記録できるとか、それぞれに特徴、一長一短があって、で、総合的にこのへんが重宝しそうだと思う2機種に絞って店頭で実機をいらいたおしてみるんだけどなんかいろいろ好きになれない、という。テラテラ光る質感がイヤとか筐体が薄すぎて構えにくいとか普通にホールドすると右手親指があたる位置に操作ボタンが配置されてるとか、これは慣れかなあ、イヤきっと慣れない、いつまで使ってもしっくりこないままであろう、やっぱり手にしたときに嬉しいカメラがいいよ。という結論で新カメラ購入見送り。そして必要なときには全然いないのに呼んでないときにはやってくる店員さんは、これは画素数が多いからいいカメラですよとかズーム倍率が高いからいいカメラですとか、ポップ見てわかるような数字の大きさでしか薦めてこない、ポスター作るわけじゃなし画素数なんか800Mもあれば十分だからレンズがF2.4くらいあって素子サイズが1/1.7くらいあってRAW記録できるのがこのクラスであったら即買いなんですけどねー。とこちらの希望は伝えるが「じゃあキヤノンのS95はどうですか?」とか「ご予算オーバーしちゃうけどXZ-1はどうでしょう?」というような切り返しはなくて、あー、そうなんですかー、でもこのカメラオススメですよー、これに決めてくれたらボク嬉しいなー、とか言いながら笑ってフェイドアウトしていく。家電屋の店員さんも大変だなあ。マニアや耳年増から機械オンチまで幅広くお相手しなくちゃいけなくて。しかし販売決めトークでボク嬉しいなーはないんじゃないか。今どきはそれもありなのか。


 


結局操作性の良さとかホールドの安定感とかでまたリコーの機種を買いそうな流れです。「結局」って感じねー。GRにするかGXにするかGXRにするかまだまだ迷うけど。


 



 


創元社刊『イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く』購入。


 


思えばイラストレーターというのはこうゆう幾何図形を描くのに最適のツールなんですね。


折りたたんだ紙にハサミを入れて広げるドキドキと試行錯誤を今デジタルで。



人間はめんどくさい葦である

記憶の、目黒の蕎麦屋さんはどうやら閉店してしまっているらしい。残念なことだわ。予期せぬ旨さに急遽せいろ追加注文した覚えがあるな。そのくらいおいしゅうござったと。


いつか行こうって思ってると思いもかけず長い間があいて結局行けずじまい、そんなことよくある。


京都四条室町の「萬福」のきつね丼もあの店舗がうっかり建て直されたりする前にもっかい行って食べたいもんだ。一昨年、スキあらば行こうと思っていてカケラもスキなく行けんかった。


 



 


ハヤカワ・ノンフィクション<数理を愉しむ>シリーズ、『美の幾何学』購入、数学者二人と画家の鼎談。30年くらい前に刊行された本の文庫化。


幾何模様は好きだ、人工の、例えば小紋、麻の葉模様や青海波、アラベスクも、それと天然の、ハニカム構造だのフラクタル野菜(ロマネスコ)だのも。


じっと見てるとくらくらするしぞわぞわする。なんだろうこの感覚は。


 



 


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高齢猫フードを買ってこられてムカつくねねむさんの「チョットだけよ」


 



6/9のGoogleロゴがまた凝ってて面白かった(レス・ポールの誕生記念日、弦をかき鳴らせるロゴでした)のであるが、


もうさっぱり「Google」とは判読できなかった件について。


まあいいか。


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2011年6月9日木曜日

女王にして奴隷

おなじみのお店の撤退が続いてさみしい今日この頃、美宝堂は倒産の上に詐欺罪で逮捕かあ…


専務ってCMでは一番影の薄かったパパンだよね…


 


テレビ番組で有名だったココ山岡も破産&詐欺罪だったっけ、宝飾関係の商売てのは華やかに見えて厳しいな。投資とか先物取引とかにいっちゃうからか。


 



 


猫は気に入らんことがあるとみごとに目が三角になるよね


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「高齢猫用」が気に入らなかったんですか、そうですか。


メーカーによって「高齢猫」の線引きが違うようですがたまたま今日買ったメーカーのは7歳以上が高齢扱いだったんですよ。


気に入らないんですね。はい。



2011年6月7日火曜日

思いついたような食欲

急に「鴨せいろ」が食べたくなったのだけど。


 


鴨せいろがあるソバ屋なんて身近にないのだわ。


おいしい鴨せいろの記憶はあるんだけどいつどこで食べたんだったか。


あんまりお高級なソバ屋や食通を意識したようなお店じゃなくて、気楽に気軽にソバをすすれるソバ屋が近所にあるといいんだのになー。


 


昔通りかかりにフラリと入った目黒駅の裏手のソバ屋がたいそう旨かった、あとから知ったがけっこうな老舗名店らしかった。でもお店も値段も格式張ったとこのないすごくいいソバ屋だった。


機会があればまた寄りたいと思いながら数年。目黒駅って縁ないなー。


 


満たされない鴨せいろ欲。今年もなか卯の季節メニューでお目見えしないかしら。



2011年6月6日月曜日

オマツリ

今年も年に一度の灯りがともる、お祭りの夜の共産党書店。


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普段は何の変哲も無い商店街の外れに、ぽわーと異国籍の灯りがともる。この絵面が好きで、あと今年もご店主の老夫妻はご健在かのうっていうドキドキでね、毎年見に行く。


HDR合成で非現実感に拍車をかけてみたいと思いつつ毎年やらない。


 


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店内では毛沢東語録絶賛販売中


 


お祭りでした。


去年はちょうどこの時期に虫垂炎やって絶食中で悔しい思いをしたので、今年はゲソ串をほおばりながらたこ焼きつついてどてと串かつ食べました、酒ものまんと。


たませんは毎年中学生の行列ができます、屋台の食べ物の中でいちばん手頃なお値段だからかな。素たません200円、焼きそば入り300円。


テキ屋さんにも流行り廃りがありますな、今年は「白たい焼き」の屋台が一軒もでてない、あと、毎年恒例だった鮎の串焼き屋とヤドカリ釣りが見当たらんかった、なんとのう寂しい。あ、絵文字焼きも出てないな。


話聞くと結構全国あっちこっちからテキ屋さん来てるし、東北出身のテキ屋さんで今は営業どころじゃない人とかもいるのかもしんないなあ、と、ふと思う。


 


足元も見えない人出の中でこんまい愛玩犬をリード無しで連れ歩くにいちゃんが毎年いてて閉口する、いつか踏むぞあれ。


 


今年はお祭りの見せ場(山車のズリ、隣町の山車とのニラミあい)は見んと早々帰宅。


帰途、商店街の出店でちょっと衝動買いなどあり。


お会計時に店主、「これ家帰ったらインターネットで検索してみて、あのねインターネットでは同じものが定価1万円以上してるの」「へー」


お値打ちなのか、ネットショップがボッてるのか、定価っていうものもよくワカンナイですね。


 



 


先日のNHKの深夜チェルノビ3連作を録画するためにHDD購入。


1テラバイトとかなんかもう未来人さんの単位だよ、そんなものがお手頃価格でお茶の間にやってくる、未来に生きてんな。


わりと知られた話だと思うけど、その昔、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』第一話のシナリオに出てきた「ギガワット(Gigawatt)」という単位を清書係がタイプミスして「ジゴワット(Gigowatt)」と打ってしまい、しかし当時現場の人間が誰も「ギガ」という単位を知らなかったためミスに気づかず「ジゴワット」のまま収録されてしまった、という噂。


そのくらい非日常の量単位だったのに今やケータイに入れてる爪くらいの大きさのマイクロSDカードでも2Gとか4Gとかフツーにあるもんなー。


 


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拾い画像、1980年の20ギガバイト分の記憶媒体と2010年の32ギガバイト分の記憶媒体。


 



どこまで必要でどこまで日常単位になるんだろう、メガ、ギガ、テラ、ペタ、エクサ、ゼタ、ヨタ、なんか神話の登場人物の名前みたいよね、「ヨタ話」の「ヨタ」はここからきています、嘘だけど。量は1,000,000,000,000,000,000,000,000。


天文学的数字というやつですね。それもまた遠からず掌に載る単位かもしんない。


 


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未来のコンピューター・ライフはこれくらいのファッションじゃなきゃなあ、やっぱり。1280×800pxワイド壁紙用サイズ。