2014年5月24日土曜日

駅西方面

手の腫れおさまる。


しかしまだ痛む。


肉の薄いとこ咬まれたのが敗因だな、どうも。


 



 


『野のなななのか』観てくる。


芦別、安野光雅の絵みたいな景色。


覚悟&準備して臨んだのに後半尿意が尿意がすすむ君になって辛うござんした171分。


それでも削りに削って171分なんだろうなーと思う、ので、釈然としない部分はすべて尺の都合でカットされたパートに鍵があったんだと思うことにした。そういう感じで。


 



 


たまには約束とか、そうゆうの、よくないですか、だめですか。


 



 


名鉄百貨店の紙袋が懐古調。


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そういや子供の頃は名鉄のロゴマークってこうだった。


 



 


身の回りの人が立て続けにお引越しをしなさった。なんとなく羨ましい。


そんな折、物件下見中のくしやんが内覧してきた一戸建の噂を聞き及んでとても心惹かれる、木造2階建、離れ付き、築古年、超格安。


いくら古いとはいえその賃料は、ちょっと2階にオバQがいるのかもしれない。



2014年5月20日火曜日

ジフテリア百日咳破傷風

サーバー落ちてたらしいですね。


 



 


飼い猫に本気咬みされて病院行き。


破傷風ワクチンの注射と抗生物質服薬。


超おデブちゃんのお手手のように腫れあがりました。手を握っても拳の凸凹が出てきません。ていうか手がちゃんと握れません。


お医者さんの話だと、わんこに咬まれた場合よりにゃんこに咬まれた場合のほうが重症化する傾向があるそうです。


犬と猫の歯の形状の差で、傷の開口部が狭くて深いから消毒が難しいのかもしれません。保有菌種の違いかもしれんけど。


 


痛くて寝付けなくてうーんうーんと唸っていたら猫が心配そうによりそってくれました。


いい子だねえ、心配してくれるんだねえと声をかけると甘えたような顔をしますが、でこれは誰がやったのかなあっつって受傷した手を見せるとスッと目をそらします。


 



 


Adobeの漏洩以降どっとくるようになった迷惑メールを。


月に1回くらいまとめて日本データ通信協会(JADAC)の迷惑メール相談センターに転送していたら、ちっと件数が減ってきました。10件/1日が2件/1日くらいまで。


どうなんだろうな。JADACのおかげなのかどうか。とりあえず「精液が滝のように!」とかは来なくなったな。


 



 


田岡さんと大林宣彦話をしていて。


なんかぴんちゃんの映画を連想するとこがあるよねっていう話になった。


昔、『青春デンデケデケデケ』観たときちょうどカトチと天野さんとバッタリ映画館で会って、見終わって「何かところどころがぴんちゃんぽかった」って話した。


ぴんちゃんの映画を評して大林監督が「お行儀の悪い映画」って言ったんだったっけ、その感じって。


なんだろうあの「感じ」ってのは。


 



 


一連のあれについて思うこと。


「福島は」という表現が毎回気になって。


だって放射性物質は県境がバリアになるわけじゃないし。


汚染や被害を想定する範囲として県という単位が広いのか狭いのかはわからないけど。


浜通り地区はマズいけど中通り地区はOKだったら福島市はセーフだし。


逆にもっと広域に、北関東あたり一帯同じ程度のリスクがあるんじゃないのと思ったり。


まあなんつうか、福島県っていう具体的エリアじゃなくて象徴としてのFUKUSHIMAなんだろうなあって。


記号のFUKUSHIMAは「危険」とか「汚染地区」とかっていうシニフィエを含んでますから、FUKUSHIMAは危険ですっていうのはもうそれ同語反復的言質なんですよ。


住むべきではないとまで言うならもうちょっとこの、具体的というか客観的というかデータ的にエリアを絞り込んでほしいもんだなあって。


(んで推進派と反対派で凄く差のあるデータを出してくる、のは、もう何十年も昔からの伝統)


 



 


エッグ・ベネディクト。


が流行りだそうで。


まだ食べたことありません。


5、6年前まで駅前にエッグ・ベネディクトが自慢料理のこじゃれカフェがあったけど、特に流行りもしないうちに閉店してしまいました。


理科の実験で使った「ベネディクト液」という言葉を思い出してしかたない今日このごろ。それは食べ物じゃありません。



2014年5月12日月曜日

五月雨

晴れた日。黒門町の大煙突を見に行く。


そびえたつコンクリの筒である。


脇の黒い塀にジャスミンが盛りを誇る。


薫る、やましさの無い嬌羞。


 



 


「GoogleChromeを使っても、検索先をクリックしたらIEになっちゃうんじゃないの?」


…何を言われているのか3分間くらい理解できなかった。


ブラウザとしてのChromeと検索サイトとしてのGoogleの違いがわからなかったらしい。


ブラウザというものを説明するにあたって、「今はChromeっていう窓を開いてインターネットの世界を見てるんだよ」と表現してみたが、わかっていただけたかどうか。


 



 


雨。さみだれ。


 


近所のペットシッター屋さんの軒先にいる、福島から来た被災犬がひんひん鳴いている。


撫でてもさすっても、このわんこが嬉しそうにしているのを見たことがない。


怯えているふうでも威嚇するふうでもなく、ただいつも泣き顔ですんすん言っている。もう3年ほどになる。


 



 


チョッパーってんですか、みじん切り器。ドラッグストアのポイントの景品でもらった。


たいして期待してなかったけど凄い切れるのねこれ。


キーマカレー用のタマネギがものの30秒で細みじんに。


 


こうなってくると、フードプロセッサーってやつも結構使えるやつなんじゃないかと景品カタログを読み込むこの頃、


「とろろアタッチメント付き」という一文にじわじわやられる5月の夜。一般的な用語のようになにげに書いてあるけど、とろろアタッチメント。



2014年5月11日日曜日

ソラマメマメしく

auに乗り換えてから月のケータイ代金が3800円から4000円前後。


本体を一括で払ったので機器割引分が毎月引かれてるんだな。


内訳を見ると他にも様々なキャンペーンでちょこちょこちょこちょこ割引かれてて、これ適用期間が終了したらめっちゃ跳ね上がるってこと?と、かえって不安になったり。


 



 


約束はごはんと言ってもごはんじゃないのね。


 


サツキのミソラも日暮れ過ぎは風強く肌寒く、咳残しつつ、それでも酒肴は初夏の趣きでソラマメなど摘む。


気持ち仄寒いくらいがいい、手つないで歩く、頭上にヒトツバタゴ散りかけて足元にハナニラ、コデマリ、ヒナゲシ、カタバミ。


また昼に至ればかっと夏めいて汗ばむ。とはいえ空の色はまだ薄い。風もある。このくらいがいい。


ミントとかライムとかアイスコーヒーとかが好感度急上昇の頃。このくらいに留めておいてください。


 



 


おかげ庵のモーニングが変わった。


すべてのトーストにあんこが必ず付いてくるようになった。


コメダとの差別化、名にし負わばの和風甘味喫茶の主張。でしょうか。


バタートーストに対してどう使ったらいいのかよくわからないんですが。



2014年5月7日水曜日

空と船を待つ丘

おかあさんが帰ってこない。


おとうさんが帰ってこない。


それから誰も帰ってこない。


さみしくて、家の中で泣いて、泣いているうちに夜になって、朝になって、夏になって、冬になって、何回も繰り返した。たぶん、3巡り目の夏の初め。


なんで泣いてるのかよくわかんなくなってきて、泣くのをやめた。


外は静かだ。外に出てみることにした。外は晴れていた。


やっぱり誰もいなかった。


門を出たところにたくさんタンクが積んであった。「昔の水」と書かれていた。


そのまま歩いて、いつもの散歩道に出た。誰もいない交差点に通りゃんせのうたが流れていた。


大通りへの曲がり角のとこには「昔の土」と書かれた袋がたくさん積まれていた。


大通りをまっすぐ、坂を登り切って、海の見える公園まで来た。


小さなテントが張られて、「昔の空」と書いた旗がパタパタはためいて、その下には白い服の人が立っていた。


わたしに気がつくと、あれ、どこから来たの?と訊いた。


「もう戻ってきたの?」


「わたしはずっとうちにいました」


「驚いたなあ、ずいぶん長いこといたんですね」


「昔の空を売っているんですか」


「これは売り物じゃありませんよ。もうじき昔ながらの空が戻ってくるから、それを待っているんですよ」


そう言ってテントの中の不思議な機械をちらりと見せてくれた。


「空を捕まえる機械ですか」


「空気を調べるものですよ、戻ってきたら知らせるために」


「空が戻ってくるんですね」


「昔の水と、昔の土がありますから、じきに昔の空に戻ります。草が戻って、虫が戻って、何もかも元のように戻りますよ」


ほんとうですか?とわたしは言った。


そう、もとのように人も戻ってきますよ、とその人は答えた。


ほんとうですか、ほんとうですかとわたしは鳴いた。


急に大きく鳴いたのでその人はびっくりして一瞬あとずさりして、でもすぐに、今度はわたしのあたまをなでながら、


みな戻ってきますよ、おとうさんもおかあさんも。ほらあそこに船が見える、だんだん近づいているんですよ、と海の方を指して言った。


ほんとうですか、ほんとうですかとわたしは泣いた。


その船を見ようと一生懸命後ろの足で立とうとしたら、その人がそら!と抱えあげてくれた。


ぐんと空が近くなって、海が一面に見えた。


遠くまで静かな静かな海のへりの方に2隻、豆粒のような船が見える。


おかあさんとおとうさんが戻ってきたら、わたしはいちばんに迎えにいきたい。


そう思ったらしっぽが勝手に振れるので、空の人の頭にぱたぱた当たって苦笑いされた。



町の代謝

「旭丘高生愛したラーメン店 閉店」 5/6中日新聞記事


あ、店名に見覚えあるような。たぶん、ユーゴさん絡みで。


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ぷらぷら散歩しててもどんどん通り沿いのお店が入れ替わって「あれ?ここって、あれ?」と思うことが多いこの頃。


そういう時期なのかなあ、辞める店あれば始まる店あり。


3日には今池ドンキがオープンして、歩道まで凄い人だったようです。何を求めてか知らねども。



2014年5月5日月曜日

凡愚とプライド

なんじゃもんじゃだね~♪


 


と、サビだけの替え歌口ずさみながら花の下を歩く5月、熱田白鳥の方になんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)の並木道があってたいそう綺麗らしい噂であるが行ったことはない。


熱は微熱を残してうろうろ。


会社でもなんか流行っているらしいので油断大敵で。


 



 


ドライマンゴーを適度な大きさにカットして無糖ヨーグルトにほおりこんで一日おくと、マンゴーが半生に戻ってヨーグルトがフルーティーになってとてもおいしい、という話を小耳に挟んで実行。


なかなかええ感じ。


豆乳ヨーグルトでやると、豆乳ヨーグルトの大豆臭がマンゴーにかき消されて食べやすくなった。


 



 


なんか知らんが絶対に謝らない人っているよな。


ミスを指摘されても「いかに自分は悪くないか」意味がよく分からない言い訳をとうとうとはじめたりするような。


いや、遠足のバス手配漏れやらかして脅迫文みたいなの書いて解決しようとして泥沼にはまった旅行会社社員のニュースを聞きながら。


「ミスの発覚を恐れて」じゃなくて「ミスしたけど絶対に誰にも頭を下げたくなくて」だったりしてなあ、と、ちょっと思った。


まあ同じことか。いや、同じじゃないか?


 



 


ちまきはあまり関係ないと思うけど。


突如カメ君が憑依する皐月。


ちまき食べたかったな。



2014年5月4日日曜日

38.3

狙ったように絶賛発熱により静岡行きドタキャン。


目下療養中。


病床でしりあがりさんの紫綬褒章受賞の報読む。


 


真夜中に開店する、90歳のおばあちゃんが切り盛りする静岡おでんの店…の話が、いちいち濃すぎてどこから羨ましがっていいかよくわからないが総じて羨ましい。


 


なにぶん絶賛発熱中なのでねねむさんの10歳のお誕生日もかつぶし一振りでぞんざいにお祝いしました。


5月はヒトツバタゴ咲いて美しい季節ですね。



2014年4月25日金曜日

セルリアンとビリジアン

ほら。


 


わたしを区切る線も、


あなたを区切る線もありはしないけど、


わたしとあなたの間に


すーっと一本の線が引かれている。


境界線は一定のリズムを描く。


すーっ、と。


水平に、長く。


鏡面いっぱいに空を湛える。


交わらない空と海の隔たり。


あなたとの境界が、わたしの涯て。


あなたは群青で、わたしは深緑。


 


"ボーダーライン"


その線をテープのように剥がして。


ひょんと。


越えてみよ。



2014年4月21日月曜日

たはむれタムレ

ノーフューチャー、ノープラン、そしてノーマネーの三重苦でうなうなしてますよ。


ノーウーマンとノークライを足せば五重苦ですね。違いますよ。


 


嘘です、戯れているだけです。大戯れをしたいんだけど具象化するにはちょっとまだ茫洋としすぎてるなあって。うなうな。


着想一瞬、構想十年、製作三十分の世界ですよ。なんたるアンバランス。


 


 


春のだるだる、略してハルダルももうじき終わるはずです。


 


 


ふだん、とんとヘッドホンとかイヤホンとかを利用しませんが、なんとはなし思いつきでiPhone5S付属の純正イヤホンで曲を聴いて、ああヤバい、これだった、音が直接頭のなかに入ってくるみたいな感じ、中毒者になりそうなんでこうゆうものを使わないんだった、と思い出した。


なんでしょうね、目の前のあれこれが遠のいて音の世界に閉じこもっちゃうのね、それはそれで、没頭しててもいい時はいいんだけど、いろいろ日常があるときは、やっぱりちょっと。


 


 


実家のハハが、NHKの特集視てサムラゴーチ氏のCD買ってたそーです。


「耳が聞こえない作曲家だって言うからわざわざ買ったのに、騙された、買って損した」


…曲自体はいい曲だから、とか、聾者への逆差別になるんじゃないのか、とか、そーゆうてらいもためらいもなく言い切るところが婆さんの強みだな、と思う。婆さんだからな。


そのハハが「オボカタさんはマスコミに弄ばれてかわいそうだ」と言ってましたよ、さっき。


 


 



 


夢をたくさん見ます。


憶えているような憶えていないような。


つながるようなつながらないような。


 


砂漠の涸井戸の底に子供が眠っている。


日も射し入らないひんやりとした穴の奥。


空とか海とか列車とか屋根とかありきたりなものを夢に見ている(だけど実際に見たことはない)。


砂漠の夜、井戸の内壁に水脈の音が響く。


地上から老婆が覗きこんでいる。長い蓬髪が降りてくる。腕に触れる。眠りを覚ます。


この髪にとりすがってここから出るか?


手繰って引きずり落とそうか?


分岐する、攀じ登って出たものは老婆になって砂漠をさ迷う、


引きずり落としたものは子供になってまた眠る。


後にも先にも、ここにいるのはひとりだけ。



2014年4月16日水曜日

雪月花

お気に入りのサラダボウルを割ってしょんぼり。


手が滑ったとかじゃなくて、流しに一旦置いた鍋フタをひょいと持ち上げたら表面張力だか気圧差だかで蓋の裏に小鉢がくっついて一緒に持ち上がって、「えっ」と思う間に自重で落ち、その落下地点にボウルがあったというちょっとしたミラクルトラブル。


ひすい色のミルクガラスですごく気に入ってて使い勝手もよかったのになあ。


どっか通りかかりのガレージセールで買ったんだったかな、いや昔大洋ビルに入ってた陶磁器屋さんのデッドストック放出セールだったかな、300円くらいだったと思う。めっぽう安かった。


似たような色と素材で探すとファイヤーキングとかになっちゃうんだよね、あれはあれで好きだけど、高くて。


 


代わりのサラダボウル探しの日々が始まります。


 



 


花びらの白い色は、恋人の色~


ときたもんだ、ハナニラの花が咲いてます。ヒトツバタゴ芽吹きました。


 


花が咲いたの、月が丸いの、風が強いの、ツバメが来ましたのと、なんだかもう花鳥風月さんで、うーん、他に話すこともなく。老境か。


まあ、そんな。



2014年4月12日土曜日

春眠一瞬

なんか疲れる。春はわろし。


 


夢の中で思い出せない。


こないだの夢では会社と会社の場所が思い出せなかった。


目が覚めたらとっくに遅刻で「早く出勤しなきゃ!」って焦ってるのにどこに向かったらいいのかわからない、名駅じゃないし、栄でもないような気がするけどどこに通勤してたっけ…?


で、焦れば焦るほど会社の場所が思い出せないという夢。


 


おとついは、好きな人が思い出せない夢を見たよ。


なんかこう、ちょうどいい感じの人がいたような気がするんだけど誰だったっけ…?


って首ひねってた。


 


ひでえな。


 


今朝の夢は引越す夢だった、新居の夢は昔からたまに見るけど年を取るごとに夢の家がゴージャスになっていく。


子供の頃は押入れの奥にもう一つ部屋があるのを発見したとかそんな程度だったのに、近ごろ見る夢じゃバスルーム2つ以上とかマンションなのに回廊付きとかマンションなのに離れがあるとか、テラスにジャクジー付きのプールがあるとか、高級ホテルと棟続きってのもあったな、なんか迷子になるくらい部屋数の多い豪邸とか、とかくすごいお家に住んでいる。


あ、隠し部屋のある家は昔も今も夢に出てくるな。


今朝の夢でちょっと現実的だったのは、お引越しの荷物運び入れた後で「あー大きい窓が多いからカーテンオーダーしなきゃだわー、カーテン代だけで数万円とんでくわー」って考えてたこと。


 



 


新キャベツ、新タマネギ、菜の花、レンコン、春は旨し。


 


すごく好きだったのにいつの間にかどこも取扱いがなくなっちゃってたエナフのレバーパテを発見!


パッケージも変わってるけどこれは確かにエナフのレバーパテ!


折しもうちの冷蔵庫にはケッパーさんが待っている!ひゃっほう。



2014年4月4日金曜日

きりばいはる

やっと無事に春に漕ぎつけたなあ、と思いますのは、25年の裁判員候補者名簿に載ってたからだったんでした。


(候補名簿の有効期間は12月末までとなっているけど、次の2月頃までは裁判所からのお呼び出しがかかる可能性があるらしい)


何事もなく年季が明けてくれた、みたいな気分ですよ。


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裁判員法によりますと、候補者は選挙人名簿からくじで選ぶらしい。


候補に選ばれた人のとこには冬の初め頃に最高裁判所からこんなお知らせが届きます。


さらに事に当たって候補者の中から裁判員が抽出されるわけね。


 


世にはもちろん一市民の立場から司法に参加したい人もいてるんでしょうけども、わたしはどうにも他人の罪を裁くとか刑を量定するとかがダメで、傍聴でもなく被告でもなく評議する側に自分が立つとか想像するだに腹が下るというものです。


 


意義とかエゴとかいろいろに申し訳ないが「大アタリは引かずに済んでほんとうによかった」というのが実感ですとも。


 


確率計算上では次は何年後に候補に載ることになるんだろう。


 



 


春はどうしてこんな、朦朧と眠いんだろう。


ああ、陽気で血管が開いて急に血圧が下がるからか。もっともらしい思いつきだけど違うのか。



2014年4月1日火曜日

花盛る

一人の食卓のメニュー。


カレーはたまに作るけどスープカレーとかタイカレーキーマカレーとか、火が通ったらスパイス入れてひと煮立ちして完成、という手早くできるカレーばっかり。


じっくり煮込んでこまめにアクすくって、なんてカレーは何年も作ってない。


ところに。


ドラッグストアで安売りしてたカレールゥに心惹かれ購入、それから、偶然買い物先で綺麗な牛スネ肉に出くわし購入。


これは久々に煮込み系カレーを調れという天の思し召し。


にんにくすりおろして肉焼いて、たまたまうちにあった飲み残しの赤ワインとか源タレとか余りもの処分のようにつぎ込みながらカレー作成。


わーすげー旨い。


たまにはいいもんだなー。手当たり次第投下した要素が多くて二度と同じ味は再現できないけどー。


 


肉と野菜煮込みながら思った、ああこれこれ、子供の頃の家カレーの仕込みの匂い。


 



 


薬を服んでも服んでも鼻水が止まらないのですよ。


会社の同僚君は初めての抗アレルギー薬がすごくよく効いてるとかでもうへのカッパな顔してますよ。


くっそう。


 



 


咲いた形のまま椿ぽたり


散会するように木蓮ぱらり


ミモーザの黄色こんもり


フラワパウダくしゃみしきり


ヤマザクラ吉野染まり


ポケットの中の去年の枯葉


砕けながら指先にかさり


 


咲き散り萌え咲く緑色の無中心