2017年12月2日土曜日

12月

「悲しくてやりきれない」などのヒット曲で知られるフォーククルセダーズのはしだのりひこさん死去…と、NHKでもYahoo!ニュースでも報道してて、そうか、「帰ってきたヨッパライ」などのヒット曲で知られる…とは言わないのか、と、思った。帰ってきたヨッパライは史上初のミリオンヒットだと言うのに、訃報には不向きか。「イムジン河」などのヒット曲…は今は政治的にあれなのか。消去法で「悲しくてやりきれない」か。知らんけどそんな感じか。


皮膚科医に「まあ、なんかのアレルギーですね」と大雑把な診断を受けた右手小指のボロボロ病も1年以上の付き合いとなりました。
最初チャコ介の皮膚病(猫疥癬)が伝染ったのかと思って病院行ったんだよな、違ったけど。
「なんかのアレルギー」はたぶん汗疱状湿疹というやつで、とかく難治性の皮膚炎である。原因不明。歯科治療の金属のアレルギーが原因という説もある。
ただ汗疱の唯一救われるところは患部が拡がらないことで、1年以上もぐちゃぐちゃやってるにもかかわらず確かに湿疹の出る場所はずっと小指の第1関節から下に限られている。突然細かい水疱がいっぱい出てきて、潰れて、滲出液でぐずぐずになって、それからガサガサになって、落屑して、割れて、流血する。ステロイドと亜鉛華軟膏をブレンドした外用薬を処方されるのでそれを1日1回塗って包帯で保護しておくとガサガサと流血と滲出液がちょっと落ち着く。落ち着いたらステロイドは止めて保湿に白色ワセリンを塗る。かなりきれいになってきて「あ、元の指に戻ってきたかな」と思う頃にまたいきなり水疱が出る。というのを3~4週間のサイクルで繰り返しております。
落ち着いてたのが寝不足とか発熱とかで急に悪くなったりもする、10月の末にボロボロ期がやってきて「本番までに治んないかもなこれ、衣裳で指包帯ごまかせるかな」と言っていたところ、アトピー先輩のありちゃんからヒルドイド軟膏を紹介してもらい快方期の白色ワセリンに変えて使ってみた、ステロイドで薄くなった皮膚がしっとり保護されてる感じで外皮がしっかり張ってくるのも早かった、これすごい、と思ったところに新聞で連日のように「ヒルドイド保険適用除外を検討」の報道。美容サイトや女性誌が「高級化粧品よりアンチエイジングに効いて、保険適用でたった数百円!」と喧伝して医療費を圧迫しているという、健保連試算によるとヒルドイドの治療目的外処方による年間医療費支出が93億円。ううん、知らんところでブームがあったらしい。
こんなによく効く医薬品が保険適用外になっちゃったら、わしわしなんかまだ患部が小さいからいいけど全身アトピーの人とか死活問題でしょこれ、美容目的の人には処方するときにお医者さんの方で「今回は治療じゃありませんから原価になりますね」って言えないもんなの?って思った。自由診療扱いでさ。だめかね。


見知った名前がぽろぽろと。


例の犯人隠匿映画の監督さんなのでまたじっちゃん出てるのかーは予想できたけど、音楽が北村早樹子さんだったり演奏が坂本さんだったりするんですね。