2016年7月1日金曜日

菌ちゃんの良い子悪い子普通の子

抗生物質をしばらく服んでいると腸内の善玉菌も死滅するとかで、胃腸が重だるくなってくる。


お医者さんによってはあらかじめビフィズス菌顆粒とかを整腸用に処方してくれたりする。


今回はそういう処方はなかったのでヤクルトとか飲んで補ってたつもりがやっぱり不調な腸で、胃のものがいつまでも腸に落ちていかないような不快な感じが続く。


 


という話を上司にしたら、僕ものすごく強いヨーグルト菌持ってるから分けてあげるよ、と、なんか職場でヨーグルト生成の日々。


なんでも30年前にブルガリアからの留学生から貰ったヨーグルト菌だそうで、それを毎日毎日、牛乳に種菌入れて温度管理して継いできたそうである。要するにマメな人なんだな。


職場は空調が効いてて温度が一定なのでヨーグルト生成にちょうど良いとかで、朝仕事始める前に牛乳パックに種を入れてデスク上に置いておくと、終業の頃に程よく発酵が進んでできたての生ぬるいヨーグルトが頂けるって寸法である。あ、冷やして食べても良いんだけど。


ヨーグルト作り初体験。ちょっと面白い。


できたてヨーグルトは木工ボンドのような粘りと弾力で、あんまり酸っぱくはない。今まで食べたことのないヨーグルトだ。もっちりタイプの胡麻豆腐というか甘くないブラマンジェというか。発酵が進むと固くなってきて酸味が出るけどこれも「すっぱ〜い」というより微発泡系のサワー味。何かと料理に応用できそうである、サワークリームやカッテージチーズと置き換えて使えるんじゃないかな。


 


30年生き抜く生命力で、腸の中でもぴちぴち増殖してもらいたいものである。頑張れ善玉菌。