2016年7月26日火曜日

ぽけぽけしい

先日、帰宅途中、中央線車内から鶴舞公園を見下ろすとずいぶんと人だかりができていた。


なんかお祭りだったっけ、ビアガーデン開設とか、でも平日なのになあ、とかなんとか思った。


今日、やっぱり見下ろす鶴舞公園に人だかり、お祭り続いてるんかな、いやけっこうな雨だぞ、で、はっと気づく、ポケモンGOか。


まあお祭りといえばお祭りですね。


繁く降る雨の中、傘さしてスマホ片手にうつむく人々がうろうろとまどい歩く姿に、なんか「さまよえるオランダ人」って言葉が浮かんだ、ワーグナーか。


その後知った情報だと鶴舞公園は今や「ポケモンGOの聖地」として世界に知られているそうで、ポケストップが40カ所以上あるとかミュウツーが出現したとか、噴水付近は真夜中まで芋を洗う混雑ぶりだそうで。イングレス時代にちまちま登録申請してきた人がいるんだろうねえ。


何がキッカケで人が集まるかわかんないもんだね、テキ屋さん急いで。


 



 


わたしはゲームやんないのです。


 


自分はやんないですけど、ハードとソフトががっちり紐付いててあのゲームをプレイするためにこのゲーム機を買う、という時代を傍らで見てますので、スマホアプリで配信されるプラットフォームフリーな現状に「未来だなあ…」と思ったりする。


つまり以前は、たまごっちが人気っつっては家族総出でおもちゃ屋さんに並び、どうぶつの森が話題っつっては3DS求めてゲーム屋さんに行列ができた、まずそっから始まって、いかに入手が困難かというのをお茶の間のニュース映像なんかで見て人気っぷりを知ったものなのよね。


今はダイレクトだもんね。配信開始された日の午後には公園にプレイ中の人だかりができてるんだもんね。スピーディだよねえ。


そして以前はゲーム機の売り上げを伸ばすためにゲームを開発してたのが、ゲームを配信してアイテムに課金させるというのもなんかダイレクトだなあって。お金が生々しいというか。「課金」かあって。


 


公園入口にさまよえる人々見ながらそんなこと考えてた。


 



 


指先に治りにくい湿疹ができて、そんで、痛みもある。


ヘルペスか、汗疱か、ひょう疽か、主婦湿疹か、さあどれだろう。明日は皮膚科だ。