巨泉の訃報に隠れがちに、灘本唯人氏の訃報。
なんていうかね、目の前でバタバタとシャッターが降りていくのをなす術もなく見ているような心地ですよ。慣れ親しんだ時代を作った人たちが亡くなっていきます。そういうもんなんですけど。なんの不思議もないんですけど。
人の死に慣れないし、上手く歳を取っていくことのモデルがないし、いつまで経ってもアンチエイジングだの生き生き活躍だの、自然に抗って、そりゃ高齢化社会にもなりますわよ、この折り合いのつかなさはなんだ。最適への野望に食い尽くされていく。
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今週はずっと残業でした。
残業した分寝る時間が後にずれ込む生活なので残業が続くと辛い。
で、朝っぱらから社内のことで不快な思いをした金曜、とりあえず今日は定時退社っすねと乳酸菌の主査と2人、「ベルサッサ」(昭和くさい言葉だ)をめざして普段の1.3倍くらいのスピードで粛々と仕事を片付けていくのだがこんな日に限って偶にしかない手間のかかる案件やかなりレアなややこしい案件が3つも4つも重なり、午後からはお茶も飲まずトイレも行かずに残りの案件に取り掛かるのだがどーにも終わらずに終業ベルの音を聞き、「今日あんた定時で帰るんじゃなかったっけ」「主査こそ、もう6時ですよ…」結局1.3倍のスピードのまま残業になだれ込んだため普通の1日と半日分くらいの仕事量をこなして月を見上げて帰る、という疲れる日で、朝の腹立ちもまだ続いていたのがもうだんだん腹立ち疲れしてきて、いろいろあいまって悲しくなってきて、どんよりして引きこもって過ごす。
朝の不快もひとくさりの話はあるのだけど今は割愛、ただ、傍らで聞いてて「こいつアホか!?」と思った瞬間に、主査が「あんたアホか!?」と怒鳴っていたので、少し溜飲を下げる、報われないながらも多少は救われた気がします。
ヨーグルトとジャム作りは手練れだが政治的工作はものすごく下手そうな主査ではある。
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月末は社用でうなぎをご相伴に預かれる予定が「土用が近いのでうなぎは凄く混みそうです、やっぱり別のものでよろしいでしょうか」と先方よりご連絡あり、もちろん否はございません、ですがちょっと楽しみにしていたのでした、うなぎぃ。
自力でうなぎ食べに行こうか花火に出かけようか、次週末は迷いどころなのです。