しつこい性格なので覚えているのだけど、消費税導入ちょい前の頃…というと早27年くらい前かね、政府広告だったかなんかのTV番組で、消費税導入のメリットを解説していて。
「現在の物品税では、コーヒーは贅沢品なので課税対象なのに対して緑茶・紅茶は非課税であり、消費者にわかりにくく不公平な税制となっていますが、新たに導入される消費税ではすべて一律3%の課税になるのでわかりやすく公平ですね」とかなんとか言っていた。
なーんとなく眉に唾しながら聞いていたのを覚えてます。
で。四半世紀経て。
軽減税率ってなんだよ軽減税率って。いろんな試算がされてるけど、マグロ刺身(短冊)は低課税でマグロ刺身(盛合せ)は高課税とか、わかりやすくも公平でもありませんぞ、27年前の責任者出てこい。きーっ。
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四日市、西遊記観てきた、作演天野天街、作曲鈴木慶一の音楽劇?的な。よく歌うし踊りもするけどミュージカルとは違うような。
歌あり殺陣あり踊りありループあり、流山児の役者さん達は芸達者だなあ、と思いました。
ただ、まあ、お芝居というものの変なところで、巧い人がツルツルとやっているより巧くない人がザラザラやってるのの方が、妙に心に引っかかったり切実に感じたりすることもあるわけで、ツルツルと流れるように忘れてしまいそうです。
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目覚めかけの寝床で、足元にトン、と猫の飛び乗ってきた気配、そのままトントントンと肩の方へ上ってきて、左肩あたりで香箱の重み、左耳にブブブブ響く音、そうだったねねさんののどのゴロゴロ音はゴロゴロじゃなくてブーブーだった、金縛りみたいな感じで身体は動かせないんだけど、一生懸命身体を左に傾けて、香箱の気配とのど鳴らすの感じていた。
夢か、うつつか、とりあえず、一緒にいましょうね。