「家の無線LANが繋がらなくなっちゃったんだけど」
「ネットは繋がってるの?有線で試した?」
「うん、なんかね、『ご利用の無線LANルーターはセキュリティに問題があります』みたいなメールが来てね、それから繋がらなくなっちゃったの。それで今は有線で繋いでるの」
「あー、そういうのはたいていルーターのメーカーのホームページからファームアップできるようになってるよ」
「それがなんかうまくできないから繋がらないままほっといててね、そしたら今度はケータイショップからスマホ利用中の方に無線LANルータープレゼントしますってお知らせが来てね」
「あ、よくあるね、キャリアも帯域使い潰されたくないからどんどん配ってるね」
「それでタダだからと思って貰ってきたんだけど設定がうまくいかなくて、繋げないまま3ヶ月くらい置いといたらケータイのサービスセンターから電話がかかってきて、まだルーターが接続されてないようですがどうされましたかって訊かれて、設定がうまくいかないんですって言ったらプロバイダ訊かれてね、○○って答えたら、ああ○○さんは設定方法が特殊だから手動設定が必要ですねーって言われてね、もっかいやってみたんだけど繋がらなくて…」
「…手持ちのルーター全部窓から投げ捨ててNECかバッファローのルーター買って来なさい!」
NECとバッファローが凄いのか、他がアレなのか知りませんけど、お素人が安心して使えるのはNECとバッファローだけと言ってもいい。
マジすよ。
◇
あ、今月、忙しいんだな。
ハンズ行きたいのに全然閉店時間に間に合わないや。
ナイフの替刃が欲しいのよ。
これの鋭角の刃がほしいのね。
デザイン工具として売られていたが、実はフェザー社製の外科手術用メスであることを今さっき知った。
まあつねづねメスみたいだなーと思ってはいたよ。
マジモンだったか。
細かい作業ができてしかも強度があるのでフィギュア・ガンプラ製作者の間で人気らしいです。
利用者実感として、強度も精度も切れ味も良い、そして刃が薄いので小回りがきくのです。日本の技術ってすごい。絶対安全剃刀。
しかしなんだねえ、医療用刃物のカタログってのは、「鼓膜切開刀」とか「脳刃」とか、名称聞いただけで背筋がぞわぞわするね。
商品説明に「油分の多い臓器でも切れ味が優れています」とかサラッと書いてあってぞわぞわ感さらに倍。
カミキリさんです。
ベジェ曲線習った頃、「あー、これはナイフで紙切るのに似ている」と思ったことなども思い出し。
ナイフで切ることができる方向というのは決まっていますから、線の方向転換のたびに手を止めて紙を回したりナイフを回したり、それがパス描く時のアンカーを打つ作業に似てるなーと。
なるべくアンカーが少ないほうがなめらかな線になることや、なんでか息を詰めて作業してるところも、一緒。
どこを切り離してどこを繋げる?
どこを線にしてどこを面にする?
切り絵の難しさと楽しさを思い出しつつ、手先の作業の練習中。
◇
春の嵐過ぎて。
桜散り果てましたね。
スギヒノキの花粉も散り果ててくれたかなあ。