2011年10月31日月曜日

此岸迄

 あがたの口からサヨナラは


    言えないことと思ってた


 


まだ赤色ひきずってるんですか、いやひきずってるわけではないけれど、なんとなく赤エレナイト2だったので。


イセコー氏(仮称)が歌った「幸子の幸はどう書くの」が後々まで余韻を残す飲みでした。


カトさんがいると二言目には、いえ一言目にはハゲ話になるし、ニシカワさんがいると伊勢高話になる、なんだろうこの、なんだろう。


 


イセコー氏から「で、わしわしは一体どういうポジションなの」と何度も何度も訊かれる、ハマジが「元々オージャカンで…」とかって丁寧に解説してくれたが、腑に落ちないのかまだまだ訊かれ続けた。


改めて質問されると、どういうポジションなんだろう。まあ、ナカーマ。スタッフ班のチアガール、いやチアおばちゃん。


叩き場ひやかしに行ったり、編集作業覗きに行ったりはするけど決してチームに混ぜてとか言ってナグリ持ってったりはしないっていう。


いや要請があればパス切るくらいしますけど多分ハマジからはそういうこと言ってこなさそうだし。


実際の現場に関わってないから気楽に飲んだり愚痴ったり噂話したりできる相手なんじゃないすかね。で一応状況とかは説明しなくてもわかってるから話が早いし。


 


つうか、お住まいのポジションが近いというのが今ここにいる一番の理由なんだろうな、と思った。


 



 


腰が痛むときより腰以外が痛むときの方が危険な信号、と経験上思う。


久々の腰痛がちょっと落ち着いてほっとしてたら、踵がかなり痛くなってきて冷や汗する。


これはヤバイ…のかな…


とりあえずタイマイはたいて足腰にええ靴を買う。


「タイマイはたく」って昭和っぽい言い回しだなあ。あれわしわしさん何ウミガメ叩いてるんですか、はいそれ違う。


 


あとは軟骨成分と神経修復ビタミンで治まってくれること祈る。3日に1度リハビリに通える状況じゃないのよ、今は。


 



 


ここんとこお休みの日に限って雨降る。


おふとん干したいのになあ。


雨の中、上前津の電脳街へ。オタクなおにいちゃんたちでぎちぎちのPCショップ数件まわる。


ハロウィンコスプレした人が多かった。そうかかぼちゃ大王の日か。いたずらでお願いします。


メイドカフェの前でうろうろしながら相談し合う男子高校生の集団など見かける。メイドカフェデビューかしら。


非オタな感じの女の子がツレの男の子に「もっと面白いとこ連れてってよ」とさもつまんなさそーに訴えてるのなど見かける。デートでPCパーツ屋はいかんと思った。


なんかちょこちょこお店が入れ替わってた、新陳代謝盛んなことだ。


 


 


もう10月も終わっちゃうね。



2011年10月25日火曜日

抽出中

全然別のもの検索してて目に入ってきた、「林ももこ」っていうミュージシャンがいるんだな。プリキュアの主題歌歌ったりしてるらしい。


ふーん。


 



 


今注目のショウガパワー、ショウガには「ジンゲロール」という成分が含まれているらしい。


どうも頭の中で「じんじろげの歌」が鳴り出す響きだ。Gingerol。


 



 


車に縁がないからSAとかPAとかもとんと縁がない。


車にどのくらい縁がないかというと。


自分が運転免許未取得。両親とも免許なし。姉は免許所持者だけど完全なペーパードライバー。


前の夫も運転免許なし。加えて舅姑も免許なし車なし。


以降、41年の人生でいまだ免許及び自動車所持者とおつきあいしたことがない、という。当然「ドライブデート」の経験もなし。


この車社会、しかもトヨタ王国愛知でちょっとそれは貴重な人生かもしんない、このよくわからん純血種。自動車無縁族。


だもんで、ごく稀にハイウェイバス乗ってSA休憩さしかかるともの凄く新鮮。極めて非日常な場所。変に昂揚していらんもん買い食いしたりする。


 


そのくらい縁のない場所なのに、ふと脈略無く、真夜中のSAの自販機コーナーに鳴りわたるコーヒールンバの電子音、「あなたのために抽出中」のサイン点灯、あのものさびしさがフッと頭をよぎったりする。


今でもあるのかな。一杯挽きの紙コップのコーヒー自販機。それとグーテンバーガーとか。


 



 


中断なのか完了なのかわからないことはいくらもある。


猫が散歩行ったまま帰ってこなくなって数年、とか。


第一部完のままいっこうに第二部が開始しない打ち切り漫画とか。


 


この日々は毎日が中断で一日たりとも終わっていない。


それとも終わっているのかな。


突然、終わってもなんにも不思議はないんだけど。


あれが最後だったんですねと後の後から知らされることもあるんだけど。


 


中断、中断。眠るのも覚めるのも。


 


早くあいたい。



2011年10月24日月曜日

うろんな

うどん。


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乾燥岩のり入り釜玉。といか天。


 


職場の近くにセルフ系うどん屋が2店舗もある。でも丸亀はない。丸亀あったら日参するのに。


 



 


先とか無くていいし先のことなんか無くていいし先に続く道なんかなくていいし先での約束なんか無くていいんだけど


 


気づくと、えんえんと続くパラパラ漫画だわ、こんな刹那的断片でも続いている、続いていく。


いつだって過去から見た未来が現在です、想定もしてなかった先に自分がいる。


不安になります。不安です。いらんかったものが急に欲しくなったりします。自分を安心させるために。


 


なんにもなくてよかったんだのに、変だな、えのころ草でも手に持って、服着せられたアルマジロみたくぎこちなく人にまぎれていられればよかったんだのに。


 


笑うんだろうか。


 


まだイタイ。キットアイタイ。


 



 


Trick and Treat.


それが猫というもの。


そういうもの。



2011年10月23日日曜日

秋映-秋雨

代官町の鉄板焼きのお店入ったらワンワがいた。


ロングコートチワワの毛の短いの(と、ご店主がのたもうた)、超フレンドリーで愛いやつじゃった。


3年振りくらいに本物のししゃも食べた。カペリンと違って頭もヒレも尻尾も骨も柔らかい。カペリン喉にひっかかるよね。


 


半日寝て汗いっぱいかいてさあ洗濯だと思ったら雨、ついてないね。


一日がこんな短いのに一週間がこんな長いって、意味がわからないよ。


熱はひいたけどまーだ咳が残る。しつこい。


 



 


最近無線LANルータが安いのね。


コレガとかプラネックスとかじゃなくて、NECとかバッファローとかの11n対応・規格値300Mbpsとかが親機単体3000円台で投げ売りされてる。


買った。繋いだ。簡単接続。


アンドロちゃんへの布石のつもりで自宅WiFi環境構築。


…と思ってたんだけどアンドロちゃん狙いのマルウェアが急増してるという記事を読んでちょっと二の足を踏んでいる。


いやセキュリティ対策ソフト入れとけばある程度は大丈夫だと思うんだけどね、そのセキュリティソフトのせいで動作がもっさりするのがイヤなのよ。


auは低速回線1xRTT(iPhoneユーザーの言うところの◯)の電波掴んじゃうとなかなか離さないとかゆう話も出てきたし、なんだかマルに惑わされる今日この頃の通信界隈どす。


 


あーだこーだ考えるのに疲れて、たかがデンワじゃねえかこんなもん、とか言ってみたり。


ほぼ電話として使ってないけどねー。


 



 


地震に津波に放射能。民主化。大洪水。戦後最高円高。


世界と自分ってほんとうに繋がってんのかなあ。


狭いセルの中で自分一人でジタバタしてる、世界は窓の外で、自分に切実なのはこの中のことだけ、実感のあることだけが自分の世界だ。どんどん狭くなる。


 



 


先週、せっかくラーメン博物館行ったけど、考えてみたらそれほどラーメン好きじゃないんだよね。残念なことに。


せっかくのラー博でラーメン食べ歩いたのトトちゃん一人、という。


わたし好きなラーメンはすがきや。 名古屋っこですな。


 


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昭和の路地がお似合いで。 


 


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…お似合いで。



2011年10月17日月曜日

秋深まる

風邪ひいた。


なんの不思議なけれど。


上京前から不安定な感じだったのでずっと葛根湯服んで用心してて、ちょっと落ち着いたのとぶじ名古屋帰ってきたので油断して雨夜に半睡状態で酒飲みに出向いたのが引き金になったようだ。


ちょうど白ネギが大豊作だとかでイキのいいピカピカの白ネギが大変お値打ちになっているので大量に買い占めて、焼ネギやらネギスープやら、ネギ三昧してあったかくして眠る。


猫がくっついて眠る。


 



 


あたらしいこと次のことをやれるうちにやりたいと言う。同感だ。他人の思い出作りなんかに一助するつもりはない。


ただ単純に、要不要で切り分けられればいいのだけど、情緒的なこととかしがらみとか、ああもう考えるだに苦手な、種々が待ち受けているかと思うともう足がすくむ。


どうもね。いかんね。


 



 


メモ


港 万国旗 カレンダー 物干し台 煙 信号灯 汽笛 針山 パン焼き器 焼きあがる 外国の雑誌 叔父さんの復員 ふとん 絵の具 画板と雨戸



2011年10月16日日曜日

みんな夢の中

「新日本紀行」のテーマを聴くとなんか土門拳の写真がふわっと浮かんでくる。ニッポンの原風景ってか。


好きな曲なのにハナウタでふふふ~んってしてると知らんまに「ラスト・エンペラー」になっている。あれ?個人的に、鼻歌するのが難しい曲。


 



 


みんなすやすやねむるころ


おもちゃははこをとびだして


 


夜から朝までこんにちは、おもちゃのチャチャチャ状態です、12時間労働から帰宅してさあ眠ろうとしてたところにマルシン組からお呼びかかる。


ハマジとちょっと話したかったんだけど無理でした。ひさしぶりにシゲちゃんに会いました。なおちんと田岡さんがギター鳴らして名曲連発してました。「あかいろエロ爺」とか「なおちんのテーマ」とか。


 


Hey Hey My My,


Rock'n Roll can never die.


 



 


ケラさんやしりさんが今回の舞台を「大人の恋愛劇」と評していたと聞く。


えー。


「天野さんやっぱ男女の恋愛は書けないんだなー」というのがわたしの感想。


恋愛劇ではないと思う、ただ、原作も、恋愛漫画ではないと思っているが。


そうゆうこと言い出すと「恋愛」や「恋愛物」の定義からはじめなきゃいけなくなっちゃいますな。


ヤジキタの方がよっぽど恋愛劇な気がするけどなあ。


 


それとも、男性から見た女性というのは、あんなにも理不尽で不可解なものなんでしょうか。振り回されるほど愛おしくなったりせつなくなったりするんでしょうか。そんな遠心分離機みたいな。まあそうゆう側面もあるか。


 


小津安二郎が言ってたんだっけか、「家族」を描くことは家族の解体を描くことだって。出典不明なんで確認できんけど。


その伝でいうと「恋愛」を描くというのは恋の喪失を描くことなのかもしれません。なんてな。


まあ、恋愛の定義なんてわからないし恋愛なんてわからないが、関係や事象の最中にはただ会いたいとか一緒にいたいとかそんなん思うばっかで、とりとめもまとまりもないしカタチにもなりゃしない、終わったものしか描けないのが創作というものなのかもしれません。なーんてな。


 



 


どれが通信規格名でどれがサービス名でどれがOS名でどれが端末機器名かなんて、興味のない人にはわかんないよなあ。キャリア側でわかりにくくしてるし。


職場の人はAndroidがauの商品名だと思っていた。うちの姉はAndroidがOSだというのはさすがにわかってるようだけど「iPadに対抗してdocomoからαみたいなマークのタブレットが出た」と言った。お姉さん、Xiはデータ通信サービス名。一般名称(規格名)はLTE。対応端末はGALAXY TabとARROWS Tab。


 


近頃ケータイデビューした寒空はだかさんが「ところで君のケータイは何バンク?」と発言なさった、という話がツボにはまる。言ってみたいな、ところであなたは何バンク?



2011年10月14日金曜日

昭和余年2

昼前、美術班ご一行様と一緒に出発、渋谷駅しぶそばでソバ食べて下北沢。


時間つぶしにうさぎカフェ入る、猫カフェは前に金ちゃんと行ったけどうさぎは初体験。


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猫よりも毛がやわやわで短めなので、手触りがビロードのようです。


そしてびょんびょん落ち着きがないです。何考えてるかぜんぜんわかりません。歩きながらなにげにうんこして行きます。


ものめずらしさで入ってしまったがとても落ち着かない気持ちになりましたよ。


 


楽日。2回目の観劇。


今日のチケットはプレイガイドで買いました。プレイガイドのおねえさんは「あかいろエレジー1枚ですね」とおっしゃいました。


それはともかく真ん中の通路際(下手側)、昨日より5、6列前。昨日は全体を、今日はもうちょいと細部を見る感じですね。いい具合の席が取れたもんだ。


一回目は一瞬も見逃したくなくてすごい気を張ってたのんで、ちょっと気を楽にして観て、あがたさんの歌でぐしぐし泣く。


プロローグからしばらくセリフがずっと重ねになっていたことに気づく。痴話喧嘩の場面とか。でも、単なる韻に留めて、重ねて発語せずに正解な気がする。


 


開演前、観れないけど挨拶に来たという岩村君と行き合って言葉交わす。お互い東京にいるのに、時期が被りすぎててお互い観られない、という気の毒な状態。わたしは行くけどねー。


スズナリではイワヲさんと猫写真披露会。


終演後、偶然一緒の回に来てた某歌手と友達と三人でお茶。最初に入ったカフェが混んでて、そのうえ居合わせたお客さんが歌手のファンで、お客さんの耳のあるところでうっかり黒い発言を漏らしてはいけない、とて店変えてベトナムカフェ。とりとめなくガールズトーク的2時間。 


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パクチー入りアイスクリーム。


キワモノな感じでオーダーしてみましたが、さっぱりしてて美味しかった。パクチー嫌いじゃなければオススメ。


 


ついお喋りを過ごして維新派へダッシュ、二人共駅まで付き合って走ってくれて、どうもありがとう。


というわけで夜は池袋西武百貨店屋上で維新派。


ヤジキタ初演東京公演が池袋で、そのときももちゃんに、JR池袋駅は西口が東武、東口が西武、と教わっていたので、電車降りて迷わず東口改札抜けて西武へ。


フェスティバル・トーキョー11 維新派『風景画-東京・池袋』。着席後、開演。ふー。


久々に維新派を生で観れてよかった、とか、相変わらずかっこいいな、とか、維新派練習曲(エチュード)って感じだなー、とか思う。


もし維新派観たことない友達に薦めるとしたら、この公演は、薦めない。だって「ああこういう系ねー」って納得されたくないんだもん。はじめての人には本公演から観てほしい。


2列目の席で観てたら岩村君の最初のポジションがほぼ真正面で、なんか気恥ずかしくて正面見られんかった。舞台ではありがちです。


 


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ゴジラが踏みつぶしていきそうな街。


 


終演、同じ回に来てたアリペコに挨拶。


上演時間は正味80分くらいだったのかな、のぞみ終電に余裕で間に合う時刻に終わった。


で、さあどうすっかな、JRに乗りつつ赤エレ打ち上げメンバに電話、結局舞い戻って、ゆきこさん達と話して、真っ赤なシャツ着た伊東さんを「赤色舞監」と命名し、横浜2夜目へ。


じっちゃんと田岡さんと話して、もやもやとした感想はもやもやしたまま伝えた。


 


天野さんの初演舞台をやるたびに「ちゃんと作り込んで完成形をやりたい」と思う、やりきった実感がないから続けてきたという一番初めの動機はあるにしろ、それにしたって近年ひどかねえか、完成させられなかった失敗作なんだと肝に銘じるべきなのか、機会改めて完成させるべきなのか、ひどく迷う、やる側としては完成させてやり切りたいのだけど、それで「チャラ」になることじゃないよなと思う。やりきれない主な原因は遅筆だけれど天野さん個人の問題ではないとも思う。


 


ちゃんとやりきったらこんなもんじゃないと思っている。


 


翌。


美術班新幹線移動組とラーメン博物館へ。


何回か近くのホテルに泊まったことあるけど、はじめて入った。


「誕生月の方は特典あり」とあって喜ぶ、内容が「月間パスポート値引き」でぬか喜びとなる。来れねえよ。


いろんな名店ラーメンが食べられるらしいのは知ってた。なんか昭和中期風しつらえになってるのは知らんかった。なんで昭和。


昨日までの昭和45年四畳半世界から、昭和30年代路地世界へ。昭和余年は春も宵。


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建設中の東京タワーを見上げる二人。ということは、33年設定か、三丁目の夕日映画版ですな。


カネゴンが現れそうな路地ですな。


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民家の鍵穴を覗く田岡さん。黒服だし。怪しすぎ。 


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薄くらい路地奥の旅館前でたちんぼするカシワ。昭和風に言うと、サカサクラゲってやつですかい。おニーさんおヒマ? 


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和歌山ラーメン頂きました。


お代はがっちり21世紀料金だぜ。 


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たそかれや。昭和は遠くなりにけり。


 


帰りの新幹線車中で斎藤憐の訃報知る、ええと、井村さんの黒テント先輩?同期?にあたるんでしたっけ?


こないだ井村さん、かつての仲間がどんどん亡くなるって言ってたとこだよー。


 


斎藤憐の本は、10年以上前に結城座でやった『昭和怪盗伝(けいはくピカレスク)』を観たかな、たしか長久手で。


ほんに昭和は遠くなります。



2011年10月13日木曜日

るりるらおどる

新幹線降りて品川エキュート2階の一角のちいさな本屋さん覗いていきなり予定外の買い物、『図説 世界の文字とことば』町田和彦編、『フラクタル造形』三井秀樹著の二冊。


旅先でなにいきなり荷物増やしているんですか。


でもこの本屋さんええポイント抑えてはります、ちょっと面白いから覗いてみりん。


 


目的地はスズナリでした。日が落ちるころ下北沢着、バタバタしてて朝から食べてなかったんでとりあえず腹ごしらえ。


カレー食べたくなって、しかしカレーに標的を絞ったつもりでもこころのスープカレーやらマジスパやらいーはとーぼのカレーやらタイカレーやら、インド人的な店員さん(訊くと実はネパール人だったりパキスタン人だったりする)の呼び込みするインドカレーやら、ぜんぜん絞りこめてないよ、下北沢カレー屋多すぎないか?


ナンステーションでえびのカレー頂いてスズナリへ。


スズナリ下で団子先生とハマジ・ちんこりんに会う、会うなり、「昼過ぎからシモキタぶらぶらしてたんだって?」「え、着いたの6時近くよ?」「あれ?おかしいな、そっくりな人見かけたんだけどなあ」ハマジが目撃したらしいが日のある頃はわたしまだ名古屋。ドッペルさんか。


 


というわけで、赤色エレジー観賞。


セブンイレブンで買ったチケットはどセンター、後ろから3列目。


お客さんは年齢層高め、男性の比率高め。あがたさんのファンとか林静一のファンとか、そういう層かしら、若い人が少ないのはチケット代がお高めなせいもあるかもしらん。


 


芝居の展開や仕掛けや、「なるほどクダン系」と思う。生演奏がかっこ良く、あがたさんの歌唱がやっぱりかっこ良く、緒川さんの手も足も表情も横顔も声もすべてひとつひとつが実に美しく絵になるのに見とれ、じっちゃんの背中のラインが一郎だなーと思い、お腹のラインはヤバいなーと思い、「春の嵐の夜の手品師」生演奏・生歌で緒川さんと石丸さんが相舞という贅沢にくらめき、能の『二人静』を連想し、ラ・ジュンバから清怨夜曲への曲の展開に鳥肌する、あれはなんでしょうね、島風食堂でのライブの時もあの間奏から前奏に入った瞬間うわっと思った、清怨夜曲ってそんな好きな歌ではないんだけどね。


 


あがたファンとして、音楽劇とみて楽しかった、と思う。


天野ファンとして、新作芝居とみて、もやもやとした感じありつつ、ちょっと保留にする。


 


呑み、サンマ刺しと銀杏旨い。Koさん顔出す、金ちゃん顔出す、なおちんが「ガス・マスター」略して「ガスター」と命名される、等。


夜、美術班と共に横浜泊。


ロシア産のレッドキャビアはポン酢をかけると馴染みやすい味になること、じっちゃん発見。コショウを大量にかけると中華スープの味になること、田岡さん発見。 


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見た目はふつうにイクラちゃんなんだけどねー。



2011年10月10日月曜日

サクラふぶけば

もーいーくつねーるーとー


 


チラホラ、赤色エレジー舞台評判が聞こえてきました。


たーのーしーみー。


 


いちおうお客ちゃんやしあんまりネタ言わんといてねって言ってあったので、具体的な台本内容とかはぜんぜん知らない。


「いつものくだん系だよ」とも聞いているけど緒川たまきさんが「デンデン太鼓のブタさん大集合だー」とか言ってるところはたいそう想像しづらい。


そのうえイチロとサチコだし。さらにあがたさんの生歌付きだし。


ワクワクとゆうかドキドキとゆうか、総じて、たーのーしーみー。


 



 


ロケットニュース24、「カーチャンの描いたマンガがスゴイ 現役漫画家(32)の母(58)が48年前に描いた渾身のスパイ漫画」


http://rocketnews24.com/2011/09/02/127165/


 


ええなあ。カーチャンを大事に。


世のいわゆる「黒歴史ノート」も半世紀寝かせればいい味わいを醸しだすかもしれませんね。


そして60年代女性スパイ物、という繋がりでケビン・ダートの「ユキ7」シリーズを連想した。


http://vimeo.com/4489687


 


かたや48年前の小学生作品、かたや元ピクサーのアーティスト作品。しかし「60年代スパイドラマへのオマージュ」という同じポジションで。


ミニスカート。小さい足先。陰謀そして数々のスパイグッズ。いいわねえ。


 


あとねケビン・ダートのこのキャラクターが、


http://www.fleetstreetscandal.com/store.php?itemid=21&catid=10


得物をナグリかインパクトに変えれば、あらハイジさんじゃござんせんか、的な。


 


…「スキューバガール」ってことはこれ、手に持ってるの、モリなのかなあ。


 



 


なにげにNHKの福島特集みてたら、あら大友良英氏だ。福島で音楽フェスやってたんですね。知らんかった。



2011年10月9日日曜日

ウラジオ土産

9月の連休にまた船旅でウラジオストック・釜山・上海・博多あたりを周遊してきた姉のウラジオみやげ。


 


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レッドキャビアの缶詰、だそうです。


なんて酒肴向きな一品でしょう。


これは来週横浜組への差し入れにしよう。


 



 


auのCMか…


シド・ヴィシャスのMy Way聴くと条件反射的に腰が痛む。


どんな条件付けされてんだ。でもマジ痛む。冷えはじめの時期にきついわ。


 



 


4Sをはじめ各社スマフォ秋冬モデルの話題で湧く移動通信業界、WILLCOMはまったく違う方向で話題をさらっていた。


据え置き風PHS端末「イエデンワ」 http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2011/09/21/index_07.html


イエデンワをカバンに入れて持ち歩きたい、という声を各所で聞きました。


これでメール機能がついてたら、という声も多く聞きます。FAX機能付なんかもいいよね。出先でおもむろにFAX受信。



2011年10月7日金曜日

しゃめ

本番一週間前の真夜中に美術班のもとに団子先生から「こうゆうものを作って」というFAXが届いたらしいんだな。


それも結構な作り物だったんだな。


で、うちで製作参考用の画像を検索&印刷して渡すって段取りになったんだけど、


印刷前に画像チェックしてくれるはずの田岡さんが超ねむねむだったんで結局自分でセレクトして、確認だけ頼んだら


イメージ画像


こんな顔でほぼ目開いてないし、「これでいく」と言い残してまた寝てしまわれるし、困ったなほんとにOKなんかな、と不安な心地で、でもあとは美術家さんの仕事なのでこっちが勝手に心配しても仕方ないか、と思い、会社からハイジさんに激励メール送る。


翌日、ハイジさんから「こんなになりました」の文言とともに写メ届く。


おお。おおおお。


すごい、出来てる、アタリマエのことかもしんないけど感動する。すごいねえすごいねえ。


目開いてなくてもやるときはやる。かっこいいねえ田岡組。ああ目が開いてないのは田岡さんだけですか。


 


さらに翌日。


移動中ののぞみ車内から写メ届く。


すごくイカン感じの車内小宴会写真が。


なにこの空き缶と未開封缶の林立するテーブルは。


 


仕込みは2日間だそうです。が…がんばって。


わたしは楽前に行ってソワレと楽日観て維新派観て帰りますよ。


 



 


ジョブズ死んじゃったねー。


56歳かー。


意外と若いような、そんなもんなような。


 


そんで多くの人を寝不足にした新製品発表、iPhone4SはソフトバンクとKDDI両方から販売するのね。


W-CDMAとCDMA2000のデュアルバンドか。


もういっそSIMフリーにしててDocomoでも使えるようにしたらええやん、と思った。


 



 


おっ、新聞広告、おーしま文豪の小説NHKでドラマ化、それも連続ドラマだ。18日スタート。すげー文豪すげー。


(約20年前に「文豪」というワープロを使っていたので文豪呼ばわりしている。本人は、ワープロのことは覚えていないらしい)


 


維新派がセット協力の映画『WAYA!』もまもなく公開ですね。


地元愛よりセットへの興味で観に行くかも。



2011年10月4日火曜日

しゅらしゅしゅしゅ

日曜。


胃をやられて七転八倒してた。


原因は酒。


自業自得。


 


赤色エレジーの叩き場ヒヤカシに行って、ハイジトトコと「女子会?」とか言って呑んで、で、過ごしたわけね。


顔出した時は呑むつもりぜんぜんなかったんで朝からなんも食べてなかってんよ。いきなりガソリン入っちゃってんよ。そらあかんわ。


最後はぱうぜ行って「さみしいから帰っちゃやだー」とかのたもうてトトちゃんを帰さなかったそうな。あああ。


そしてそんな所業も即行知られるところとなり、翌日田岡さんにニヤリと笑って「さみしいって言ってトトコ帰さなかったんだって?」と指摘される、あああ。


殺してーだれかいっそアタシを殺してー。(マカロニほうれん荘のクマ先生風に)


芋遺体が、もとい胃も痛いが心が激しく痛いわ。もうね、なにかと痛いわ。


 


半日ほど水も飲めない体調で床の上でもんどりうって、夜には回復してコインランドリーまで毛布洗いに行って、ついでにまた叩き場覗いて帰って、大人しくしてました。また呑み行ったけど。


ネイチャーテクニカラーのマツタケストラップをテーブルの上に忘れて店を出たら、店員さんが手に持って追っかけてきてくれて「マツタケのお忘れ物です」って。


マツタケのお忘れ物。いいわね。なかなか聞かない言葉よ。


 


土曜の午前2時までは順調だったという美術班のその順調ならざるの原因を印刷して渡す。絵描きさんたちがんばれ。


初日一週間前だろーがなんだろーが、演出家容赦なし。 


 


◇ 


 


山本本家清酒神聖、デザインボトル、冬バージョン。 


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ペンギン冬装備。


 


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そしてにゃんこは丸くなる。


 



 


原作赤色エレジーの、削り方ってすごいなーと思う。


言葉も絵も、説明の為のものは一切省いて、じゃあ単純に省略の美かっていうとぜんぜんそんなことじゃなくて。


時代が共有してた感覚もあるのかなあ。これが一部のマニアなマンガ読みの間だけで受けてたんじゃなくて、一般で、NHKや東映で実写化するくらいに評判の漫画だったっていうのが、どうもやっぱりピンとこない。それを言えば、あがたさんの歌が一世を風靡したってのも、ぜんぜんピンとこないんだけどね。


画ニメの説明過多は作者自身による公式解説、ていう意味もあるのかな。


 


画ニメでも、歌でも、言葉を足してわかりやすくしてあるけど、


「あなたは


言えない


人だと思ってた……」


この言葉で、この絵で、もう充分だもんなあ。すごいな。


 



 


お蕎麦屋さんで清酒。奥、杯。手前、片口。


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なにか


「弥生式」という単語が頭をよぎっていった。


古代に思いを馳せたり馳せなかったり。