2011年8月14日日曜日

満月、走り書き

丸くて大きな月だった。


薄い藤色のレーシーな雲にふんわり包まれて、きれいだなと見上げて歩いた。


 


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しばらく歩いていたら葬儀場の前に若い参列者がずいぶんたくさん、あとテレビカメラも来ていて、あれ著名人でも亡くなったっけ、と考えかけて、先日の殺人事件の被害者のお通夜と知る。


あれもひどく気の毒な話だ。


一つの犯罪が成立する過程の種々の不可解、について思う。


 



 


盆が過ぎると命日で、その後誕生日で、そのあと、お彼岸、それから、自分の誕生日。


コヨミのメグリを感じる季節で。


気がつくと、日が沈むのもじわじわ早くなっています。


 


生きていますことはこんなに切なく嬉しいものですのに。


 


バランスはいっつもギリギリ、ギリギリで保ってるのかギリギリで外してるのかよくわかんないけど、それでもなんとかかわしたり避難したりしてやってこれたんじゃないかなあ、どうだろう、絶妙に車道のど真ん中に飛び出してるのかなあ。


 


自分が他人なら「それはないわー、ナシだわー」って言うだろう、そんなことばっかり。


 


ただ会いたいだけなんだけど会うのにも口実がいる。キットアイタイ。