いろいろあって、結果、1時間10分の芝居を二日かけて観劇する。
なに難儀なことになってんだ自分。
一日目は「せめて舞台が転換するまでは、男衆が出るとこまでは」と思ったけど持ちこたえられずに早々に退出。
我ながらあんまりなので今日来たことを知らん人にはないしょにしといてくださいと言うたけど、「うーん、でももう何人かスタッフに会っちゃってるからねー、伝わると思うよ」、まあそうよね。
次の日出直したら会う人会う人全員に「昨日具合悪くなってチラシ散らばして帰ったんだって?」と挨拶される。はいバッサバサやらかしました。スミマセン。
マイミクさんの何人かは東京で観るのを心待ちにしているので、感想とかもろもろは割愛。
◇
夜の小雨の中を歩く。涼しくなってふっと、お米が食べたいな、と言った。
「まだ食べてなかったの?最近ごはん食べてないんじゃないですか?素麺ばっかりとか」
「夏バテに効くっていうから枝豆ばっかり食べてます」
「虫じゃないんだから」
虫は夏バテしなくていいなあと思った。
「去年の夏は滞在先の目の前にすき家があって。帰ると夜中にすき家ばっか行ってました。トマト牛丼とか」
「女子の夜中のすき家はヤバいよ」
「ですよね、だっておしゃれな深夜カフェとか無かったんですもん」
噂の大原のすき家(環七沿)
そのあと中華料理屋で遅い晩ごはん奢ってもらった。お言葉に甘えた。
甘やかしていたいと思った。自分を。
◇
8日、新聞の運勢欄、戌年。
「心身逆上してノイローゼになり易し。足裏で呼吸する気になれ」
足裏で呼吸とな。
しんどいときや息が上がってる時の「肩で息をする」は実感があってすごくよくわかるが、
仙術とか武道・合気道なんかでいう「踵で息をする」は、どういうことなんだかさっぱりわからんちんよ。
出典が荘子の「真人之息以踵、衆人之息以喉」だということだけはわかるけど。