2010年8月6日金曜日

8月6日ですので

O.M.Dの"Enola Gay"を聴いて黙祷。








80年代ピコピコポップでたいそう好きな曲ですがこんな曲調で実は歌詞がすごく重い、という。


 


  エノラ・ゲイ、昨日は出かけるべきじゃなかったのに


  エノラ・ゲイ、こんなやり方で終わらせるべきじゃなかったのに


 


  8時15分、なんの変哲もないいつもの時刻


  無線が伝える「首尾は上々、われ帰還の途に就けり」


 


  エノラ・ゲイ、今日も息子自慢の母さんかい


  あなたが見舞ったキスはもう決して消えやしないのに


 


すみませんやや意訳混じりです。原詞みながら聴いてたら泣けてきた。


あ、今知った、エノラ・ゲイってパイロットのお母さんの名前だったのか。


それで"Is mother proud of Little Boy today?"なんだな。


 


O.M.Dは今でもカバーされてるみたいですね。


というかO.M.Dの曲調ってボカロと合いそうな、と思ったら"Electoricity"を巡音ルカに歌わせてる人がいた。うん。うん。


 



 


神様はMMDに挑戦するわけではないような口ぶりでしたよ、ただ使える3Dツールや各種のワザをチェックしたかったような話で。


「そのうち柏やユキンコを踊らせてニコニコにupするよ」とか言ってましたけどね。まあやらんな。


すごく見たいけど!ハマジ作のミクミクダンス!


ちょいとフェチやHENTAI入ってる人の方が作るものが魅力的なのはなんでなんでしょう。


 



 


昨夜は各方面からメールやらツィートやらで完成度の高い幕開けだった旨を聞く。


ハト坊の写真がよろしい(舞台写真にあらず)。


 


「伊東龍彦はエライ!ゲネをやった!台本朝あがったのに」と興奮歓喜のメール届く。


それはスゴイ。


伊東さんはほんとにスゴイわ。


ハト坊と撮影打ち合わせするときなんざ、もう必ず、「どうせゲネはできないだろ?」って言われちゃってクーッて思い、


当日やっぱり無理無理のタイムテーブルで「ゲネは絶対やる約束だったろう」「だって場アタリ最後まで行ってないのにできないでしょ」とかって舞監とやりあって井村昂が井村激昂になり、


…というのが夏の恒例行事だったのにね。


伊東舞台監督の登場でそんなことはもう過去のことになったのね。おめでたい。


でもなんだってそんなことができるんだろう。いくら有能な舞監だって時間を持ってくることはできないはずなのに。


わたしなんかこういう了見だから、何かを犠牲にしないと…それこそ場アタリ最後までやるの諦めて時間で切るとかしないとゲネプロの時間は取れないんじゃないかと思ってたけど、


伊東さんと前に一緒にやった感じだと多分彼はどこも犠牲にしてないと思う。


何がすごいってそこがスゴイ。だから誰からも信頼が厚い。人柄の良さや真摯さもあるけどそんだけじゃないのよね。


 


あ、もちろん朝完結した台本を舞台に乗せられる役者やスタッフさんたちもすごいと思うよ。


それもアドリブでなんとかなる会話劇ならばまだしも、あんな特殊記号だらけの特殊台本を、ねえ。


 


「で、いつ観に来るの」を何人かから訊かれてます、えーと未定、間が合いそうなら明日かしら。