2017年5月30日火曜日

帯状疱疹とタンパク

疲れとか熱とかで口唇ヘルペスはよくやりますけど三叉神経帯状疱疹は初めてだ。
「顔面の帯状疱疹」で検索して出てきた症例写真がとても怖かったので「発症間もないうちにアシクロビル貰わなきゃ!」って焦ったのですが、その甲斐あってほとんど表面に出ないうちに収まりつつあります。
昨日はヤケドみたいにチリチリ痛くってこめかみから頬の高いところにかけてスッと赤い線が走っていたのがほとんどわかんなくなりました。三叉神経の第2枝ってやつだと思います。
今日は表面的なチリチリは消えましたが右眉の奥のほうとか右上の奥歯とか変なとこが重痛い。あと右目眩しい。神経に障ってる系の激痛ではないので治りつつある残り香みたいな痛みなのかなあと思っています。

先生からは「薬飲んでゆっくりのんびりして、よく寝て、寝苦しかったらエアコンつけて、あと良質のタンパク質をいっぱい食べなさいね」と指導されました。
良質のタンパク質。
最近わしわしは良質のタンパク質に恵まれているのですよ、初ガツオとか金目鯛とか食べてるのですよ。

近頃の食系。

アオサと麩のお味噌汁が旨くてですね、ちょっとお麩にもこだわってみたくなった矢先に中日ビル地下の地産地消アンテナショップで気になるお麩発見。
でっかい丸麩。「ふやとう(会社名)」の「たま麩」
高さもあるのよ。大きさはピータンくらいかな。

お会計の後でレジのお姉さんが「これ、すっごく美味しいですよ!」と言い添えてくれました。どうやら自信の一品のようです。
買った後から会社名で検索しましたら、昨年末あたりにネットで話題になったらしいです、東京では扱い店舗も少ないので入手困難のレア絶品だった模様。
おお。のびーるグルテーン。
モッチモッチのお麩そのものの食感もいいけどそのうえ出汁を吸いまくってて、これは「食う出汁」だ。旨いじるをとじこめた餅だ。
YESお麩!グルテンLOVE!良質のタンパク質。
ほんで今日は夏野菜と豚肉です。
豚肉は塩胡椒とクミンとオレガノと酢醤油で味付けした無国籍スパイシートンテキ。
付け合わせの焼きヤングコーンが旬です。ヤングコーンは未成熟のトウモロコシを摘果したものなので7、8本で200円くらいとお手頃価格。これをアルミホイルに包んで皮ごとグリルで焼く。
んで皮を剥くと実もヒゲも蒸し焼きになって、このヒゲがまた甘くていい食感で旨いのです。この時期だけ、採れたてヤングコーンの醍醐味です。
そのままでも旨いけど二見の塩をパラパラ〜っとね、でさいこーです。
たぶんビールに合うよ。

以上、初夏のなおみん食卓でした。

2017年5月29日月曜日

ヘルペス

ストレスがーとかなんとか言ってるそばから帯状疱疹である。
しかも顔の帯状疱疹で目の脇から頬にかけてめちゃ痛い。
三叉神経ですね。
あんまり痛いのと時間経つほどヤバくなるので会社中抜けして皮膚科に来たよ。帯状疱疹でアタリだったよ。
「この病気はとにかくゆっくりのんびりしてください」
「頑張ってのんびりします」
なかなか難しい要求であった。

頑張ってのんびりしましょう。

2017年5月27日土曜日

ぐあ

角界で、もとい各界で話題のハンドスピナーの映像を見るたんびに桑名の花火大会を思い浮かべます。

ハンドスピナー

ベアリング

NTN

桑名水郷花火

って連想ゲームやね。
桑名水郷花火 超特大仕掛・○○物語、NTN株式会社の提供でお送りいたしました。
ベアリング一筋のNTNは、本社は大阪だけど会社の発祥が桑名なんですね。地元にひと花咲かせましょうってね。粋だねえ。



ストレスは衝動買いで発散するの巻。
クロックス的な素材のバレエシューズ買ったよ。780円。
水に濡れてもすぐ乾く!丸洗いOK!とのことなので、今年はこれ履いて足助行って川にざぶざぶ入るんだい。



台湾に遊びに行く夢みた。
…たいわん。
「台湾に行きたいわん」って「北海道はでっかいどう」と同じくらい強力なキャッチコピーだねえ、という話から、他の地名でこういう観光用コピー作れるかなあ、という遊びになり。

「1からグワァ、3からグワァ、ニカラグア」

が今んとこぶっちぎりトップ得点です。words by 田岡。ニカラグア観光大使に推薦だ。

2017年5月25日木曜日

きっと君は観ない

うーん。シベ少公演、ちょっと行けそうでない。残念。
四日市あたりだったら日帰りで観にくのになー!四日市だったらなー!

6月頭にアマヤドリ豊橋公演。へえ、豊橋。
団体名が変わってから1回も観てない。作演出は嫌いじゃない。豊橋かあ。四日市の倍くらい遠いんだよね、県内なのにね。

元野鳩水谷さんのミズタニー、次回、夏ですか。またオージャカンと時期丸かぶりでお互い観に行けないようなやつですか、わざとですか。

うにゃうにゃ言って劇場行かない人ですよ。
市美の『異郷のモダニズム・満州写真全史』展が気になってますよ。



メルセンヌ素数だけをひたすら呟く「メルセンヌ・ツイッター」ってどうでしょう。メルセンヌ・ツイスタにひっかけて。スパイの暗号放送みたいですね。乱数表としてご利用ください的な。

2017年5月24日水曜日

農耕民族の狩猟本能

伊勢鳥羽旅行から早や一月。
日頃家でお味噌汁を作らないわしわしがほぼ毎日あおさの味噌汁飲んでます。あおさは旨いなあ。
岩戸館の塩も旨いし静岡駅で買ったソフトわさび漬けも旨い、えみちゃんからもらったバーニャカウダソースも食卓に華やかな珍味感を加えている。
旅っていいなあ。
なぜ旅に出るとこういうちまっとしたご当地土産を自分用に買って帰るんだろう、きっと狩猟本能ですね。陣地を離れたら手ぶらじゃ帰れない感。獲ったどー感。



感覚過敏っていう症状があるのかあ。
でも常にじゃないんだよなあ、まだらに発作的に症状が出るってことあるのかなあ。



永田カビ『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』読む。
夫のちんぽの人とか、こう、大雑把に括って、親との軋轢とか長年の抑圧がどうとかな方々が一般的でない性行為をカミングアウトするブーム来てるのか。
幼少期に親と上手くいかなかった人が必ず性的に歪む(乱暴だがこういう表現しか思いつかなかった)わけではないと思うけど、特殊性体験を語りだす人はだいたい親と上手くいってなかったの法則、は、あるかもしんないな。

生きづろうござんしょうねえ。



「外国製のチョコレート」にゆるくハマる。
ショカコーラ買ってきたから明日から会社のおやつにする。

2017年5月21日日曜日

ストレスレス

わしわしのストレス解消法といえば、
長散歩
長風呂
楽しい飲酒
煮えてる時は喫煙
衝動買い
くらいですのに、貧血酷くて 散歩あんまり・入浴禁止・酒控えめ・禁煙 を余儀なくされるこの頃、残された道は衝動買いか!お買い物天国かこのやろう!100均で9品も買っちゃったよ。
病気はストレス溜まりますな。これで病気の原因が「ストレスです」とか言われた日にゃ、もうどうせいっちゅうねんなキャッチ=22。
あと日記書くのもストレス解消的なことではあるんだけど毎日晩ご飯食べたら猛烈に眠くなるので日記が1週間遅れになっていく。ああん。



悪口じゃないよ
特徴だよ
「おかっぱメガネ」とおなじだよ

くしやんとこで深夜お好み焼き&ゴジラ

スマホデビューを記念撮影される田岡さん
うしろカトハゲさんだけどいちおう隠しとこうか

初スマホはにほんせいの青いあいふぉんらしい

鬼辛そうな鬼からし(粉からし)
これ水と混ぜて練ってカツオの刺身に付けると辛旨いんだよね〜

2017年5月17日水曜日

ぎが

「俺もiPhoneに替えることになった」
「ほう、いよいよスマホでびゅ〜ってやつですか」
「1ギガのiPhoneにした」
「えっ?」
「auの人がそう言ったよ、日本製のiPhoneって」
「えっえっ」
「今の携帯に入ってるアドレス帳と写真は赤外線で移せるって」
「えっえっえっ」

日本製で1ギガで赤外線機能付のiPhone。
見ものではあります。

多分「1ギガ」っていうのは通信データ容量月1GBの料金プランにしたっていうことなんだと思うんですけどね。まさかRAMの話じゃないでしょうしね。
それにしたって問題は日本製で赤外線機能付ってとこですよね。
何が届いたか早く見せて欲しい。

わかったようなことを言っている一方、2ファクタ認証の設定でおろおろするなおみん。
確認コードとAppパスワードをごっちゃにしてたんだよ!やたらエラーになると思ったらそりゃそうでしょうよ的な。

「ぎが」って知久さんの歌にあったね。ナイロンの劇中歌で歌ってた。10回払いで買ってきた犬のぎが。犬の名前にぎがは、強そうでよいと思った。

2017年5月15日月曜日

台湾版

Googleで画像を検索すると、どの単語で検索しても3ページ目までに必ず猫の写真が混じるの法則。

それはともかく。

ある時「台湾 茶」で画像検索をしていた。
どなたかのピンタレストのページでしずちゃんっぽいイラストが出てきた。
へー、見たことない絵だけどこの色この構図このパース、しずちゃんだよなあ、なんに使われたイラストだろう、挿絵かなあ、と、今度はその画像から検索してみた。

…びっくりした!
しずちゃんじゃなかった!!

台湾のイラストレーターで陳狐狸(Whooli Chen)という新進気鋭の挿絵画家さんだった、
いやそうとわかってもこの色遣いとか線とか構図とかデフォルメのバランスとか。
やー、びっくりした。
https://www.flickr.com/photos/whoolichen/
http://www.artisaway.com/blog/illustrations-whooli-chen/
台湾の早川司寿乃。人物描くと全然違うんだけどね。最初わしわしが間違えたのは、「米食 eating rice」ていう1枚。



会社では在宅時にJアラートが発信された時の出勤体制の周知があったり、MVNOから「あんたの端末だとJアラート受信できないから専用アプリ入れとけ」ってお知らせがきたり、なんか突然臨戦態勢な今日この頃、世界はどこへ行くのでしょうか。

2017年5月13日土曜日

論じる

こないだ鳥羽の乱歩館行った時、田岡さんが館長さん(画家・岩田準一のお孫さん)に伊藤裕作氏の「パノラマ島=芸濃町」説をちょっと振って、完膚なきまでに論破されていましたが。
いちおうあれですね、伊藤さんの芸濃町説、論文に纏めて発表してあるんだね。
著者名 論文名 雑誌名 ISSN 出版者名 出版日付 ページ URL URL(DOI)
伊藤 裕作 妄想の果実 : 乱歩「パノラマ島綺譚」と芸濃町 季刊文科 鳥影社 2016-04 68 16-20 http://ci.nii.ac.jp/naid/40020854681/

館長さんの反論が待ち望まれます。



昔、ペヨトルが潰れた時に「戯曲シリーズの刊行で出した赤字が後々まで響いた」というような趣旨のことをトークイベントだったか興亡史の方だったかで今野さんが語っていた、ので、日刊えんぶで編集長が『それいゆ』を語るのを見て「あっまた売れなかったって嫌味言われるのかしら…」と一瞬身構えちったよ、いやいやいや、文字で読む天野芝居も面白いですよね。
あと、それはあれだ、「死から生を見る視点」は最初NANAⅡの評論欄であの人が書いてその後「そのフレーズ頂きました」っつって私が各種企画書やら解説やらに引用させて頂き、天野さんによるとそれがまた更にあちこちで孫引きされ天野芝居を語る時の便利ワードになっているという、いや説得力があってキャッチーなフレーズだね。
それいゆというと再演の高知の青い空とかももちゃんとフキのお寿司食べたこととか思い出す、今も見る「地方公演で知らない土地に行く夢」は高知の印象だろうなあ。



貧血酷いのでお風呂は控えてシャワーで済ませるように言われているのですが、久しぶりの休日だしとお風呂にゆっくりつかって風呂上がり倒れこむ。
こ、こういうことか。
気力でカバーできないこともある。

モノコトでモノノケ

静岡おでんの会が楽しかったので日帰り予定を急遽変更して静岡駅近くの和風ホテルに泊まりましたら、大変良く隣室の声が聞こえる造りで、隣もどーもストレンジシードかSPACを観に来てた(あるいは出演してた?)らしく「そもそもあの台本の解釈は…」とか「演出的には…」とか「曲が…」とか話してて、でも肝心な語尾の方はよく聞こえないんだな、ああっ消化不良。
そういう調子で夜中の3時まで熱く演劇討論をしなさっていた、若いな。演劇学生さんかな。

そんなわけであんまりよく寝られず、ちょっと疲れも出てきて、6日はご一行様と再合流して静岡名物「さわやか」のハンバーグを食べに行こうねと言ってたのだけど食欲ないわこれ、と、早々に早朝に諦めてひと足先に電車で帰名。

げんこつハンバーグで有名なさわやかのハンバーグはハーフサイズでさえお昼に食べたら夜までお腹空かないボリュームフードだったとのことです。
海鮮丼の後に肉食っておでん食える人たちを一食で半日以上満腹させ続けるとは、さわやかあなどりがたし。

そして夜はお車で名古屋に帰ってきた一行と落ち合って千種モノコト、しげちゃんの個展「テッペンカケタカ ビビビビビ」会場で詮子さんの朗読&だいこさんの踊り&田岡さんとしげちゃんのトークというイベントへ。

今回のイベントテーマは河童だとか。

この頃の石丸さんの踊りを観ると謡曲『山姥』が浮かんでしかたありません。
『山姥』のあらすじをかいつまんで説明しますと、創作舞踊「山姥の舞」を得意演目にして人気を博していた白拍子(ダンサー)がある時山越えをしていたら本物の山姥が現れて、「おまえ山姥の舞が得意ってチョーシこいてるらしいな、あたしが本物の山姥の舞を見せてやる」って夜中の山中で舞い狂う話。ちょっと違うかもしんないけどだいたいそんな話。
で、踊るだいこさん観ると「わあ、本物が出ちゃった」と思うわけですよ。山で。独りで。舞い狂ってる。人智及ばんもんが。

しげちゃんトーク、興味深く聞きました。立体を作るにあたって図解も描かず言葉を書き出して作り始める、というのにびっくりした。マインドマップ的なやつかな。
イベント終了後はそのままご歓談タイム、おーしまのおーしまっぷりに毎回胸を熱くしたり声を荒げたりする。30年ずっとこう。きっとこれからもこう。「飲酒運転って昔は罪じゃなかったよね?法律が厳しくなった時に変わったんだよね?」、どこのフランス人だおめー。

二次会はぱうぜでした。居合わせたギター弾きのお兄ちゃんにボブ・マーリーの名曲歌ってもらったり、自作のテーマソングがどえらい身に染むせつないソングだったり。

後半だけ詰まってるゴールデンウィークだったね。

2017年5月10日水曜日

静岡プチツアー

平田町のパラダイス、伊勢鳥羽観劇ツアー、そして静岡ストレンジシード。お楽しみプチ旅行が続くこの頃です、楽しいね、お財布が軽いね、お腹は重いね、やばいね。

伊勢の時も今回も、主目的はお芝居とかパフォーマンスアートとかなんですが、ついつい貧乏性が出て「伊勢行くなら今度こそ一月家で呑もうよ!」とか「2日目予定ないなら鳥羽まで行っちゃう?」とか、「静岡行くならうなぎー!」「いやいやこのシーズンの静岡って言ったら生しらす生桜えびでしょう!」とか、「夜は静岡おでん行こうね」とか、結局食い歩きかい!出かけたらご当地の旨いもの食べなきゃ気が済まないのです。一人一人の心にうっかり八兵衛なのです。

というわけで
ガラス細工のように繊細に透ける生桜えびと生しらすをてんこ盛り頂きました。場所は焼津おさかなセンター、まだ目的地にはついておりません。
海鮮丼もね。

会場の駿府城公園では肉フェスなるものも開催中、肉食女子たちは肉に群がる。わしわしともちくんはスイーツ女子になって粒々のシャーベットみたいなやつ食べた。考えてみたらえらいフェス価格だったな。
すんぷじょー。

なんか喫煙所で煙草のサンプル配布してたんで貰ったり。

そうこうしてる間にオージャ特別構成チーム・カタンコトンによる野外ダンス始まる。
初夏の夕暮れの芝生の上の女子たち、まるい飾りボタンにまるいシャボン玉、まるいバルーン、シャボン玉の妖精さんのようですね、そして木陰に転がる白風船はオニフスベに似ている。
前後にはシルブプレとかアンティゴネー公演とか気になるの他にもあったんだけど時間が微妙に合わなかったり観ると終電逃しそうだったりで結果女子会ダンスだけ観てまた呑みの算段、ぶーとん一押しの多可能がお休みだったため青葉おでん横丁へ直行。
おでん横丁ってこんななってたのかー。
なんかTV番組のセットみたい、「演歌の花道」ならぬ「おでんの花道」。カウンターオンリー8〜10席くらいの一坪おでん屋がずらり並びます。元々は戦後の屋台街を行政が整理してこんな横丁を作ったらしいですね。
まだ早い7時前だったにもかかわらず、連休中だからか普段からか、端から順にどのお店も満席。空いてる?と思うと「予約なのよ〜」だったり。横丁のかなり奥の方のお店でやっとむりむり4席空いてるお店みつけて入店。やっぱ手前のお店から混むのかしら?
隣のお店、おでんのお店に「新婚」ってなんでその名前つけた?

入ったお店の静岡おでんは噂ほど黒汁じゃなかったです、鰹と昆布の品のいい出汁で甘めの白味噌つけてだし粉振って頂くスタイル、静岡名物黒はんぺんは知ってたけど白焼きってはじめて聞いた。正体は鱈のすり身、要は揚げずに焼いたさつま揚げですって。
んまい。
お茶サイダーの瓶がおしゃれ。図案化された「茶」の字が可愛い。
お店のマダムも常連さんも気さくで感じのいいところでした。おでんは1本100円、鍋からセルフでサーブする方式。途中でふみちゃんが顔のぞかせたり(物理的に)、先客チームもストレンジシード観に来た演劇青年だったり、シルブプレさんとご一緒できて大道芸ならではの苦労を伺ったり、7時前から12時近くまで楽しく呑みました。
ずっと茶焼酎を飲んでて、途中でチェイサーにあったかい日本茶頼んだら急須で丁寧に淹れた美味しいお茶が出されてお茶の旨さに感動。流石にお茶処です。
後から知ったけどおでん横丁の中にもぼったくりで有名なお店とかあるそうなんで(当然空いてる)、たまたま行って席が空いててイイお店に当たった私たちラッキー。


2017年5月4日木曜日

高楼夢

地方で公演してる夢みた。
たまに見る。
夢の地方公演はたいてい、劇場じゃなくて、廃校の講堂とか教会みたいな高い塔のある建物を改装してお芝居もできるようにしましたっていう場所で、だから楽屋が遠かったり狭かったり塔のてっぺんが楽屋だったり、トイレが仮設トイレだったり、夢の中でちょっと難儀して、でも楽屋から舞台袖までの秘密の抜け道を教えてもらってワクワクしたり、してる。毎回。
今日はメイクした後で歯が磨きたくなって「あー、段取りが乱れた」と思ったり鏡のない楽屋だったりしてた。
で、本番の記憶をすっ飛ばして打ち上げ会場に行く道中になってて、夜空を見ると今しもアドバルーンがあがって
「祝 少年王者舘公演 老爺大飯店」
と書いてあって、わーすごい、歓迎されてるね、って喜んで、ふみちゃんが「あーそういえばホテルの支配人さんが昨日観に来てすごい気に入ってくれたみたい」とか言って、フェイスブック部女子達が「とりあえずフェイスブックに上げるからあれ写真に撮らなきゃ!」と一斉にスマホかざしてる、あたりで目が覚めた。本番順調だった様子でなにより。

旅公演は好き。不便もあるけどなんか好き。観光とかカケラもできないけど好き。気分かな。なんだろう。

静岡ストレンジシードも近づいてきました。天気安定してるといいな。
わしわしは観覧しに行きます。生桜えび丼食べるんだ、ワクワク。

2017年5月1日月曜日

世界と夜

伊勢鳥羽ではしゃぎすぎたのかなんだか大儀な週であった。
そしたら死ぬ夢を見た。
しんどくて息が詰まって腕が動かせなくて声も出せなくなって「ああ、こうやって死ぬのか…」と気が遠くなっていく夢。
夢の中で意識を失うのは、なかなか新しい。というかはじめてだな。
前は苦しい夢を見て目を覚ますと猫が胸の上にどーんと乗っかってるというオチがあったもんだが。



ハイデガーは現代を神の不在=乏しき時代であるとして「世界の夜(Weltnacht)」と言ったそうである。
また別の著書で「言語は存在の家である」とも言っているのを見て、唐突に泉鏡花の『草迷宮』の一文が浮かんだ。
「邸(やしき)は世界の暗(やみ)だのに。…この十畳は暗いのに」

この家は闇かな。このヨジョーハンは暗いかな。言葉は神であり神と共にあったというのにな。

神の不在で世が闇するイメージは洋の東西を問わないね、記紀に曰く、
「これに因りて常夜往く。ここに萬の神の声はさばえなす皆満ち」だから百鬼夜行のマシンガントークが轟いているのだ、世界は今暗くて五月蝿い。