いやー。雪ね。
家の中で過ごす。久々に鰤のみぞれ鍋。
湯気のふつふつ立つもおかし、てなもんよ。
そして寒いと猫おこる。
瞳らんらん。
ねねさん攻撃色。
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「ソーシャルゲームの企画コンペに行ったらほぼみんなストーリー導入が"ひょんなことから異世界に…"で始まっていた」、というエピソードをネット上で見かけて笑う。
まあ、でも、それも一種の様式だと思えば、ねえ。
『今昔物語』が「今は昔…」で始まるような、ねえ。
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羽生君たった2ヶ月くらいなのに顔変わったねー。
そして久しぶりに見た氷上の貴公子・プルシエンコが顎も青々しいおっさんになっててびっくりした。
外国の選手の演技はみんな「肉、食ってます!」って感じで力づくな印象なんだよね、まあスポーツなんだからそれで当然なのかな、羽生くんはしなやかだなあ。
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お休みの日、テレビつけたら夕方の主婦向け情報番組やってた。
特集は「日用品のプチぜいたく」で、特集の最初に紹介されたのが三巻五千円のトイレットペーパーであった。
プチじゃない。それはただの贅沢品。
VTRに入る前にまず「プチ」の定義をしてほしいと思ったのでした。
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久しぶりに明治屋に行った。
子供の頃はすごくワクワクして「珍しい食材がこんなにいっぱいある」って感心したけど、今はすごくふつーだな。平常心でお買い物。
今は輸入食品屋も高級食品店もあっちこっちにあるもんな、成城石井、北野エース、ヤマヤ、デパ地下、その他。
それに昔は単なる「輸入食品」ではなくてまだ「舶来品」って風情を残してたんだよね。関税も高かったし、たぶん、ドルも高かったんだよね、1ドル200円以上あったろうな。
明治屋へのトキメキは薄れたけど、実は未だに缶入りのベルギークッキー貰うと「えっこんな高級品を?」と思ってしまう、刷り込みは根強い。ミツゴのタマシイ百まで。
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好きな塩を切らしちゃったけどわりとどこにも売ってない。
タカクラ君とこ(ゾンネのこと)行かないと買えないんだよね。
モンゴル岩塩なんだけどね、あんまり塩味が尖ってないの。湿気にも強くてね。わりと安くてね。
暖かくなったらゾンネまで行ってこようかな。
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現象学とか哲学とかの分野かな、クオリアに関する思考実験で「マリーの部屋」て呼ばれてるのがありますね。
無色彩の部屋で育った少女が色彩に関する完璧な学術的知識を修めたとして、彼女が部屋から出た時に新たに得るものは無いと言えるのか、というやつ。
こういう話は虎馬鯨の方が詳しそうだな、なんとなく。
さておきそのモノトーン部屋の少女マリーを想像する時にラプンツェルのイメージが重なって、浮かぶ絵面がとってもファンタジー。
心とは何か、感じるとはどういうことか、知るとは何か、マリーの夢は白黒か、夢の中の知らない歌はどこから聞こえてくるのか。
「心を持つということは統語論以上のなにがしかを含む」と言ったサールの言葉を思い出す、「なにがしか」とはナニだろう。